お金ないけど上京したい！必要なお金やなるべくお金をかけずに上京する方法を紹介

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※この記事は5分30秒で読めます。

「お金はないけど、上京したい」
「お金をかけずに上京する方法を知りたい」
など、お金がなくても上京できるのか知りたい方も多いでしょう。

上京する際は、引越しや当面の生活費など、さまざまな費用がかかります。お金がない状況で上京する場合は計画的に行動し、必要な費用をきちんと考えるのが大切です。

今回は、上京に必要な費用や、なるべくお金をかけずに上京する方法について解説します。この記事を読めば、上京する際にかかる費用の目安がわかり、準備を計画的に進められます。

1.お金がなくても上京できる？

お金がなくても上京はできますが、事前に転職先を決めたうえで新しい仕事や住まい、生活費についてきちんとと計画を立てるのが大切です。

転職先を決めずに上京すると、転職活動に必要なお金が足りず、仕事を見つけるのが難しくなる場合があります。

また、新しい引越し先や当面の生活費の見通しが立っていなければ、日常生活が成り立たず、大変な思いをするでしょう。そのため、上京前に新しい仕事先や住まいの確保をおこなっておくのが重要です。

2.上京に必要なお金を確認しよう

上京前に、必要なお金を準備する必要があります。上京にかかるお金は、以下の5つです。

• 上京する際の交通費
• 引越し費用
• 前家賃・敷金・礼金等
• 家具・家電等
• 当面の生活費

それぞれ詳しく解説します。

2-1.上京する際の交通費

まずは交通費がどのくらいかかるかを確認しましょう。特に、北海道や沖縄など遠方から移動する場合は、飛行機や新幹線代がかかるため、事前に準備しておく必要があります。

さらに、到着した駅から引越し先の最寄り駅までの交通費もかかります。物件までの道順がわからない・移動距離が長い場合は、タクシーを使う方もいるでしょう。

交通費は余裕を持って多めに準備しておくことが大切です。

2-2.引越し費用

上京する際は引越し費用がかかります。遠方からの引越しの場合は移動距離が長いため、運搬費用も高くなる傾向にあります。

また、荷物の量や引越し時期によっても費用が変わるため、事前に確認しておくことが大切です。

例えば、北海道から東京へ引越しをする場合の相場は、単身（荷物大）の場合、12万9,068円が目安です。

また、引越し費用は時期によっても変動します。引越し費用が安くなる時期は、5月〜翌年2月の通常期です。一方、3月中旬〜4月上旬は就職や進学で引越す方の割合が多く繁忙期になるため、費用が高くなる傾向にあります。

上京する際は、移動距離や荷物の量、引越し時期を考慮して費用を考えるのが大切です。

• 参照：SUUMO引越し見積もり「東京都から北海道への引越し料金相場」

  https://hikkoshi.suumo.jp/soba/area/tokyo/tokyo_hokkaido/

2-3.前家賃・敷金・礼金等

新しい住まいを契約する際は、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかかります。

一般的にかかる初期費用の内訳は、以下のとおりです。

初期費用の項目	内容	金額の目安
敷金	退去時の原状回復や家賃滞納に備えて管理人に預ける費用	家賃の0～2ヵ月分
礼金	賃貸住宅の管理人にお礼として支払う費用	家賃の0～2ヵ月分
前家賃	翌月の家賃を前もって支払うための費用	家賃1ヵ月分
日割り家賃	入居日から月末にかかる月の家賃を日割り計算した費用	契約月の日割り分
仲介手数料	物件の案内や契約手続きをおこなった不動産会社に支払う費用	家賃の0.5～1ヵ月分
火災保険料	火災や水漏れなどのトラブルに備えて加入する保険の費用	1～2万円程度
保証料	家賃を支払えなくなった場合に備える費用	家賃の0.5～1ヵ月分
管理費・共益費	賃貸物件の清掃や保守点検などにかかる費用	家賃の5％～10％
その他（鍵交換代・消毒料など）	物件の鍵交換や室内の消毒にかかる費用	鍵交換代：1～2万円程度消毒料：2万円程度

上記のように、家賃の他にも初期費用がかかります。

例えば家賃6万円の物件にかかる初期費用は、上記の表にある「金額の目安」をもとに計算した場合、17万3千円〜51万6千円です。

※「金額の目安」の金額の下限と上限をそれぞれ計算。
※「日割り家賃」は、15日分（3万円）に設定のうえ計算。

物件によって初期費用の内訳が変動するため、契約時によく確認しましょう。

2-4.家具・家電等

新生活には、家具・家電などの生活用品が必要です。最近では、家具・家電つきの物件もありますが、購入する場合はまとまった費用がかかります。

寝具やテーブル、カーテンといった家具から、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品まで、多くの物を揃える必要があります。

また、食器や洗濯用品、洗面用具など、日常生活に欠かせない雑貨類も忘れずに準備するのが大切です。

引越し費用に加えて、生活用品を購入するための資金も準備しておく必要があります。

2-5.当面の生活費

上京をして一人暮らしが始まる前に、月々の生活費を把握するのも大切です。家賃や光熱費、食費などどのくらいの費用がかかるのか、上京前に調べておきましょう。

下記に、生活費に関連する項目を紹介します。

項目名	概要
家賃	賃貸物件に住む場合に払う1ヵ月あたりの賃料
水道光熱費	水道・電気・ガス料金などの光熱費
食費	肉・魚・野菜などの食材や調味料・総菜や外食費など
日用品費	洗剤・トイレットペーパー・清掃用具・洗面用具など
通信費	電話料金・インターネット回線費用など
保健医療費	市販薬・コンタクトレンズの費用・通院などで支払う医療費
交通費	鉄道・バスなどの運賃や、車の整備費・保険料・ガソリン代
被服費	衣類や靴など
娯楽費	趣味や友人・知人との交流に使う費用

自分に必要な生活費を把握して準備すれば、上京して仕事が安定するまでの間も安心して過ごせます。

上記の項目を参考に、1ヵ月にかかる生活費の目安を調べ、お金をためておきましょう。

3.なるべくお金をかけずに上京するには？

お金をかけずに上京する方法として、以下の5つが挙げられます。

• シェアハウスを借りる
• フリーレント物件やゼロゼロ物件を探す
• 友人や知人の家に住まわせてもらう
• 寮付きの仕事や住み込みで仕事をする
• 東京に近い場所を探す

なるべくお金をかけずに上京するには、生活費の中でも多くの割合を占める家賃を抑えるのがポイントです。それぞれ、詳しく解説します。

3-1.シェアハウスを借りる

シェアハウスとは、個室以外のリビングやキッチン、バスルームなどを複数人で共有して使う物件です。数人で一つの物件に住むため、周辺の賃貸物件に比べて家賃が安く設定されているケースが多いです。

シェアハウスのメリットは家賃を抑えられるだけでなく、家具・家電つきの物件がある点です。

共有スペースにはあらかじめ洗濯機や冷蔵庫、調理器具などが揃っており、個室にはカーテンや寝具が備え付けられている場合もあります。そのため生活用品を準備する費用がかからないのが魅力の一つです。

さらに、住民同士が交流できる点もメリットです。シェアハウスを通じて友人や相談できる仲間が増えれば、慣れない土地での生活も安心して過ごせるでしょう。

一方、シェアハウスのデメリットは、同居者と生活習慣が異なる点です。共有部分の使い方や、ルールに沿った使用ができない住居人がいる場合はストレスに感じる可能性があります。

シェアハウスは、他人と接するのが好きな方や、他人の行動にメンタルを左右されない方におすすめです。

3-2.フリーレント物件やゼロゼロ物件を探す

物件によっては、家賃や敷金を抑える「フリーレント物件」や「ゼロゼロ物件」があります。

フリーレント物件とは、入居後の一定期間、家賃が無料になる物件です。無料期間は、数日から1ヵ月、2ヵ月など物件によって変わります。

一方、ゼロゼロ物件は、敷金と礼金が無料の物件です。一般的に敷金は家賃の未払い時の補償や部屋の修理費用として使用され、礼金は家主に感謝の気持ちを表すために支払います。ゼロゼロ物件で初期費用が無料になるのは大きなメリットです。

ただし、敷金が無料の物件は、退去時にクリーニング費用を自己負担する場合があるため、契約時に良く確認しましょう。

3-3.友人や知人の家に住まわせてもらう

都内に友人や知人がいる方は、当分の間住まわせてもらうのも一つの方法です。

友人や知人に協力してもらえば、家賃や生活用品にかかる当面の費用を抑えられます。

ただし、滞在できる期間は友人や知人の都合によります。また家賃や光熱費などの金銭トラブルを避けるため、事前にきちんと相談するのが大切です。

3-4.寮付きの仕事や住み込みで仕事をする

転職先探しの際は、寮がある仕事を選ぶのもおすすめです。寮は家賃補助が出る他、家具・家電が付いている部屋もあります。

さらに、社食が提供される社員寮もあり、栄養バランスが取れた食事を低価格で利用できるのも魅力です。

寮がある仕事には、製品の組立や加工、半導体の製造などがあります。これらの仕事は高収入が期待できるうえ、未経験でも始められる仕事がある点もメリットです。

なお、寮や食事の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

またJOBPALでは寮付きの求人を紹介しています。即入寮できる仕事があるのもうれしいポイントです。

働いている間は引越しの必要がありません。家賃補助が出る場合もあるため、敷金や礼金などの初期費用がかからず、お金をためやすくなります。

費用を抑えて上京するには、寮付きの仕事を始めるのがもっともおすすめです。社員寮付きの求人をお探しの方は、参考にしてください。

3-5.東京に近い場所を探す

東京は家賃や物価の相場が高いため、お金をかけずに上京するには東京に近いエリアを探すのもおすすめです。

例えば、千葉県船橋市はJR総武快速線や京成線が利用でき、都内へのアクセスが便利です。船橋駅から東京駅までは、電車で約25分ほどで到着します。

また埼玉県所沢市は、西武池袋線と西武新宿線が利用でき、所沢駅から池袋駅までは約25分、新宿駅には40分から50分程で到着します。

東京近辺でアクセスの良い地域に住めば、お金をかけずに上京できます。

4.お金がないのに上京するなら計画的に！

上京する際は、必要な費用を計画的に準備するのが大切です。

上京には、引越しや物件の初期費用、生活費などがかかります。安定した生活を送るためにも、上京にかかるおおよその見積もりをだして、貯金を進めましょう。

また、引越し費用や家賃相場は時期によって変動します。引越しは、5月〜翌年2月の通常期、家賃は4月中旬から8月が安くなる時期です。出費を抑えるためには、安い時期を見極めるのが大切です。

引越しや物件探しのタイミングを考え、計画を立ててから行動しましょう。

5.まとめ

上京する際は、引越し費用や生活用品の購入、当面の生活費など必要なお金を準備する必要があります。

お金をかけずに上京するには、まず引越しや生活にかかる費用を確認し、家賃を抑えた物件を探すのが大切です。

特におすすめなのが、寮付きの仕事に就くことです。寮付きの仕事に就けば、月々の家賃や物件を借りる際に支払う初期費用を抑えられ、お金がためやすくなります。

JOBPALでは、社員寮付きの求人を紹介しています。家賃補助や食事代負担などの求人もあるため、お金をかけずに上京したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。