アルバイトの志望動機の書き方と志望理由・職種別の例文を紹介

この記事で分かること
- アルバイトの履歴書に書く志望動機は「なぜこのアルバイトに応募したのか」を説明するもの
- 志望動機は応募理由と職場への貢献意欲を具体的なエピソードを含めて書く
- 志望動機が思いつかない場合、アルバイトを探したきっかけを振り返る、仕事内容を調べるなどの対処法がある
※この記事は6分30秒で読めます。
「アルバイトの志望動機ってどう書くの?」
「志望動機が思いつかないときはどうする?」
など、アルバイトの志望動機に悩んでいる人も多いでしょう。
アルバイトの志望動機は、採用担当者に自分の熱意や適性をアピールする重要な項目です。
今回は、アルバイトの志望動機の書き方やポイント、例文、志望動機が思いつかないときの対処法を詳しく解説します。この記事を読めば志望動機に悩むことなく、自信を持って履歴書を作成できるでしょう。
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1.アルバイトの履歴書に書く志望動機とは?
アルバイトの履歴書に書く志望動機は、「なぜこのアルバイトに応募したのか」を採用担当者に説明する項目です。働く意欲や応募先に感じた魅力を明確に表現する必要があります。
また、自分の経験やスキルが職場でどのように役立つかを示すと、自分が活躍する姿を採用担当者がイメージしやすくなります。
志望動機がしっかり書かれていると、応募者の熱意や適性が採用担当者に伝わりやすくなるため、採用の可能性が高まるでしょう。
2.アルバイトの志望動機を書く際のポイント
アルバイトの志望動機を書く際のポイントを4つ紹介します。
2-1.応募理由を明確にする
志望動機には「なぜそのアルバイトを選んだのか」を具体的に記す必要があります。
単に仕事を探していたという理由だけではなく、職場の仕事内容や魅力を含めると、説得力が生まれます。
例えば、「お客様と直接関わる接客業務に興味があり、多くのお客様を喜ばせたい」や「地域で愛されているお店で働きたい」のように、働きたい気持ちを具体化しましょう。
自分の言葉で理由を説明すると、応募先への関心が伝わりやすくなります。
2-2.職場への貢献意欲を示す
志望動機では、自分の持つスキルや経験を活かして、職場にどのように貢献できるかを述べましょう。
また、応募先で学びたい内容や成長したい部分を含めると、職場にとってプラスになる人材としてアピールできます。
例えば、「接客業の経験があるため、丁寧な対応でお客様を満足させつつ、さらにスキルを磨いていきたい」のように書くと説得力が増します。
仕事を通じて自分がどのように活躍できるのかを具体的に伝えましょう。
2-3.具体的なエピソードを含める
志望動機に具体的なエピソードを交えると、内容が一層魅力的になります。
これまでのアルバイト経験や部活でのリーダー経験、趣味を通じて培ったスキルなどを取り入れると説得力が増すでしょう。
例えば、「以前アルバイトでレジ業務を担当しており、笑顔での接客を意識していました」「学生時代に部活動で培った協調性を活かして働きたい」のように、具体的な背景を示すと採用担当者の印象に残りやすくなります。
2-4.結論から書いて簡潔にまとめる
履歴書の志望動機欄には限られたスペースしかないため、内容は結論から簡潔にまとめましょう。
例えば、「接客業務の経験を活かし、貴社でスキルをさらに磨きたいと思い応募しました。これまで私は〜」のように結論を先に述べると、読み手に伝わりやすくなります。
詳細な内容や追加の説明が必要な場合は、面接で直接伝えることを考え、履歴書には簡潔に記載しましょう。
3.【志望理由別】アルバイトの志望動機の例文
アルバイトの志望動機の例文を紹介します。
3-1.自宅から近いから
志望理由が「自宅から近いから」の場合の例文です。
自宅から徒歩で通える距離にあり、学校生活と両立しながら長く働けると思い、今回応募しました。
自宅から近いというのは、長く続けやすい点や交通費の負担が少ない点など、採用担当者にとってもメリットのある理由です。
ただし「通勤が楽だから」という印象だけにならないように工夫が必要です。
上記の例文では、自宅から近いという理由をアピールしながら、学業や家庭との両立が可能であることを強調し、採用後も責任を持って働ける姿勢を伝えています。
3-2.募集しているシフトと希望が合うから
志望理由が「募集しているシフトと希望が合うから」の場合の例文です。
夕方以降の勤務を希望しており、こちらのアルバイトはその条件に合っているため、応募しました。学業を優先しつつ、夜の時間を有効活用したいと考えています。
シフトが希望に合っていると、多くの時間仕事を任せられると期待できるため、採用担当者には魅力的なポイントです。自分の都合だけでなく、仕事への意欲も添えるとより良い印象を与えられます。
上記の例文では、シフトの条件が自分に合う理由を述べつつ、仕事への真剣な姿勢をアピールしています。
3-3.このお店が好きだから
志望理由が「このお店が好きだから」の場合の例文です。
学生時代からよく利用しているこの書店の温かい雰囲気が好きで、働く立場としてお客様に同じ心地よさを提供したいと思い応募しました。
お店に対する好意や思い出が志望理由の場合は、具体的なエピソードを交えると説得力が高まります。
上記の例文では、お店への好意を伝え、自分も一員として貢献したいという意欲を示しています。
3-4.将来のための経験を積みたいから
志望理由が「将来のための経験を積みたいから」の場合の例文です。
私は将来、医療事務の仕事に就きたいと考えています。薬局でのアルバイトを通じて医薬品の知識や接客の経験を得て、将来の職業に活かしたいと思い応募しました。
将来を見越した理由は、志望動機に熱意を込めやすい要素の一つです。
上記の例文では、将来の目標を具体的に述べ、目標を達成するためにアルバイトでどのような経験を積みたいのかを明確にしています。
3-5.これまでの経験を活かせるから
志望理由が「これまでの経験を活かせるから」の場合の例文です。
大学で参加している調理サークルで学んだ包丁さばきや調理の段取り力を活かし、こちらの飲食店でお客様に質の高い料理を提供し、満足していただきたいと思い応募しました。
これまでの経験を踏まえる志望動機では、経験をどのように仕事に役立てるかを具体的に伝えましょう。
上記の例文では、経験から得られた包丁さばきなどのスキルを明記したうえで、顧客を満足させるという前向きな目標で締めています。
3-6.人と話すのが好きだから
志望理由が「人と話すのが好きだから」の場合の例文です。
人と接する仕事に魅力を感じ、こちらのアルバイトに応募しました。普段から笑顔での対応を心がけており、この仕事を通じてさらにコミュニケーションスキルを高めたいと思っています。お客様に喜ばれる接客を提供し、職場に貢献したいと考えています。
人と接することが好きという理由は、特に接客業や販売業では重要な要素です。ただし、それをどう活かしたいかまで書く必要があります。
上記の例文では「コミュニケーションスキルを高めたい」「お客様に喜ばれる接客を提供したい」という意欲が組み合わされており、前向きな姿勢が伝わる内容になっています。
3-7.たくさん稼ぎたいから
志望理由が「たくさん稼ぎたいから」の場合の例文です。
学費を自分でまかないたいと考え、効率よく稼げるこちらのアルバイトを希望しました。目標達成のために積極的にシフトに入りたいと考えています。
収入を目的にした志望動機はやや自分主体に感じられる理由ですが、その背景にある目標を具体的に述べると説得力を持たせられます。
上記の例文では、収入が目的であることを正直に伝えつつ、学費を自分でまかないたいという背景を明確にしています。
3-8.長期的に働きたいから
志望理由が「長期的に働きたいから」の場合の例文です。
学費をまかなうため、長期で働ける職場を探しており、今回この仕事に応募しました。週5日程度のシフトに積極的に入り、店舗運営に貢献したいと考えています。
長期で働きたいという理由は、採用担当者にとっても安心感を与えます。意欲や計画性を自分の背景とあわせて示すことにより、信頼獲得につながるでしょう。
上記の例文では、学費をまかないたいという長期で働きたい理由を明確に述べ、仕事への積極的な姿勢を示しています。
3-9.制度が充実しているから
志望理由が「制度が充実しているから」の場合の例文です。
生活費を節約するために、食事補助の制度があるアルバイトを探しており、今回応募しました。一人暮らしの身として食事補助の制度は非常に魅力的で、働きやすい環境だと感じています。
アルバイト先の福利厚生や制度に魅力を感じた場合、具体的な理由を述べると良い印象を与えられます。
上記の例文では、制度の魅力だけでなく、自分にとってどのように役立つかを明確に述べていることがポイントです。
3-10.扶養内で働きたいから
志望理由が「扶養内で働きたいから」の場合の例文です。
子どもが小学生になり自分で使える時間が増えたため、働いて家計に余裕をもたせたいと考え、今回応募しました。最初は扶養内で働き、一日でも早く職場の戦力となり、長期的には勤務時間を増やしてお店に貢献していきたいと考えています。
扶養内で働きたい理由は、正直に伝えることが大切です。採用担当者にとっても事前に希望を共有してもらえると働く時間のイメージができるため、具体的な理由とともに伝えましょう。
上記の例文のように長期的に働く意欲も示すことで、より信頼感を得られます。
4.【職種別】アルバイトの志望動機の例文
アルバイトの志望動機の例文を職種別に紹介します。
4-1.飲食店
飲食店の志望動機の例文です。
こちらのお店を初めて訪れたとき、スタッフの方々の明るい接客と温かい雰囲気に感動しました。その後も何度か利用する中で、自分もこのお店の一員としてお客様に心地よい時間を提供したいと考えるようになり、応募しました。
飲食店の志望動機では、店舗への印象や接客への意欲を具体的に伝えることが大切です。上記の例文では、応募先のお店の魅力を述べて、応募理由に説得力を持たせています。
4-2.コンビニ
コンビニの志望動機の例文です。
いつも利用している店舗であり、明るい雰囲気と素早い対応が印象的でした。こちらで働くスタッフの皆様のような働き方に魅力を感じ、自分も地域の方々の日常に役立てる仕事がしたいと思い応募しました。家から近いため、急なシフト変更にも対応できます。
コンビニでは店舗を利用した際の印象や、通勤の利便性などを絡めて志望動機を構成すると効果的です。
上記の例文では、店舗の雰囲気への好印象を伝えつつ、家の近さから仕事へ貢献しやすいことを説明しています。
4-3.スーパー・ドラッグストア
スーパー・ドラッグストアの志望動機の例文です。
接客業の経験で、笑顔の大切さとお客様に寄り添う対応の重要性を学びました。接客業の経験を生かし、こちらの店舗でお客様に気持ちよく買い物を楽しんでいただける接客を目指したいと考えています。
スーパー・ドラッグストアの仕事は接客が中心のため、コミュニケーションに関するエピソードがある場合、それを活かした志望動機を書くと効果的です。
上記の例文では、接客の経験で得られた学びと採用後の目標を明確に伝えています。
4-4.イベントスタッフ
イベントスタッフの志望動機の例文です。
以前、スポーツイベントでの運営スタッフを経験し、来場者の整理や会場案内を担当しました。この経験を活かし、イベントをスムーズに運営できるように全力を尽くします。
イベントスタッフのような短期や単発が多い仕事では、期間内に全力で取り組む意欲を示しましょう。
上記の例文では、過去の経験を具体的に述べつつ、応募先の仕事にどう活かすかを明確にしています。
4-5.アミューズメント施設
アミューズメント施設の志望動機の例文です。
将来は接客業の会社に就職することが目標で、幅広い年齢層の方々と接する機会の多いこちらの施設で経験を積みたいと思い、応募しました。明るく丁寧な接客を心がけながら、楽しい時間を提供したいと考えています。
アミューズメント施設の志望動機では、お客様とコミュニケーションを取ることや、明るい接客などを意識した志望動機が効果的です。
上記の例文では、将来の目標を絡めた前向きな志望動機を述べています。
4-6.ホテル
ホテルの志望動機の例文です。
プライベートの旅行中、宿泊先のフロントスタッフの対応に安心感を覚えたため、私もそのような存在になりたいと考えました。接客は未経験ですが、丁寧な対応を心がけ、質の高いサービスを提供していきたいと思います。
ホテルのフロントでは、おもてなしの姿勢と接客への意欲が重視されます。上記の例文では、自身の旅行経験から志望理由を具体的に述べ、仕事への意欲を伝えています。
4-7.塾講師
塾講師の志望動機の例文です。
大学で学んでいる知識を活かし、生徒に勉強の楽しさを伝えたいと思い応募しました。個別指導を通じて、一人ひとりの生徒に寄り添い、目標達成をサポートしたいと考えています。
塾講師は、教育への熱意や生徒との関わりを重視した志望動機が採用担当者に響きます。
上記の例文では、自分が学んだことを活かしつつ、生徒指導に活かしたいという意欲を述べています。
4-8.事務職
事務職の志望動機の例文は、以下のとおりです。
私はパソコンを使った作業が得意で、特に文書作成や表計算の操作に自信があります。将来、公務員として事務処理をともなう業務に携わりたいと考えており、大学生のうちに実務的なスキルを習得したいと思い応募しました。
事務職の志望動機では、パソコンのスキルを具体的に伝えましょう。また、将来の目標と関連づけると意欲を示せます。
上記の例文では、得意分野を具体的に述べたうえで、将来の目標と結びつけて意欲をアピールしています。
4-9.清掃
清掃の志望動機の例文です。
家事の中でも掃除が特に好きで、きれいな環境を保つことにやりがいを感じるため、今回応募しました。未経験ではありますが、責任を持って清掃の業務に取り組みたいと考えています。
清掃スタッフの志望動機では、仕事への意欲や自身の性格に合っている点を具体的に伝えましょう。
上記の例文では、掃除が好きであることを軸にして、清掃の仕事に対する前向きな姿勢を示しています。
4-10.工場勤務
工場勤務の志望動機の例文です。
ものづくりに興味があり、コツコツと集中して作業をおこなう環境に魅力を感じ、今回応募しました。マニュアルに沿った単純作業が得意なので、ライン作業に向いていると考えています。
工場勤務の志望動機では、ものづくりへの興味や性格の適性を具体的に述べると説得力が増します。
上記の例文では、自身の強みと応募先の業務内容が合っている点を強調し、意欲的な印象を与える内容になっています。
5.書かないほうがよいアルバイトの志望動機
志望動機の内容によっては、働く意欲があるのか疑問を持たれる場合もあります。ここでは、避けたほうがよい志望動機の内容を3つ解説します。
5-1.楽そうだから、簡単そうだから
アルバイトの志望動機では「楽そうだから」「簡単そうだから」という理由をそのまま書くのは避けましょう。
働く意欲が伝わらず、真剣さを欠いている印象を与える恐れがあります。
楽そうだから応募する場合にも、「未経験でも始めやすい業務内容に魅力を感じた」「研修制度が整っているので安心して働ける」のような言い換えをすると、前向きな意欲が伝わります。
5-2.とりあえず短期間だけ働きたいから
短期のアルバイトを除き、「とりあえず短期間だけ働きたい」という志望動機は適当ではありません。
企業側は、可能な限り長期で安定して働いてくれる人材を求めています。すぐに辞めるかもしれないと思われると、信頼を得るのが難しくなるでしょう。
短期間しか働けない場合は、誠実にその理由を述べるとともに、自分がその期間でどう貢献できるのかを明確に書くと、採用担当者に良い印象を与えやすくなります。
5-3.なんとなく良さそうだから
なんとなく良さそうという曖昧な理由は、採用担当者に応募への真剣さが伝わりません。具体性に欠ける志望動機は、他の応募者に埋もれてしまいがちです。
その職場の特徴や仕事内容について調べ、自分が感じた内容を言葉にすると説得力が増します。
例えば「お客様と接する業務を通じて、コミュニケーションスキルを磨きたい」と具体的に書くと、働く目的が明確になり、採用担当者へ好印象を与えられます。
6.アルバイトの志望動機が思いつかないときの対処法
アルバイトの志望動機が思いつかないときの対処法を4つ紹介します。
6-1.アルバイトを探したきっかけを振り返る
アルバイトの志望動機が浮かばない場合は、自分がなぜアルバイトを探しているのかを考えてみてください。
例えば、お金を稼ぎたい、社会経験を積みたい、興味のある分野で働きたいなどの理由が考えられるでしょう。
そのなかで自分がもっとも重視している点に着目すると、自分にとって納得できる志望動機が浮かびやすくなります。
目標やきっかけを思い出してみると、自分らしい志望動機を考えられるようになります。
6-2.職場や仕事内容を調べる
応募先の仕事内容や職場環境の情報を集めると、その職場を選んだ理由がより明確になります。
仕事内容が自分のスキルや興味と結びつく場合や、職場の雰囲気が自分に合っていると感じた場合は、その点を志望動機に含めると説得力が増します。
例えば、「地域の人から愛されるお店で働きたい」や「未経験からでも学べる環境に魅力を感じた」のように、自身の考えと応募先の特徴を結びつけて書くと、意欲の高さが伝わりやすくなるでしょう。
6-3.自分が得たいことを考える
アルバイトを通じてどのような経験やスキルを得たいのかを考えると、志望動機が思いつくようになります。
例えば、「人と接する機会を通じてコミュニケーションスキルを磨きたい」「調理技術を学びたい」のような具体的な目標がみつかると、それをもとに志望理由を組み立てられます。
自身の成長や学びを意識した内容を盛り込むと、採用担当者にも前向きな印象を与えやすくなるでしょう。
6-4.他の人の志望動機を参考にする
アルバイトの志望動機が思いつかない場合には、他の人の志望動機を参考にする方法もあります。
インターネットで例文を探したり、友人に相談したりすると、自分の志望動機に活かせる要素が見つかるでしょう。
ただし、参考にした内容をそのまま書くのではなく、自分の言葉に置き換えて内容をアレンジすることが重要です。
自分の目標や経験を反映させれば、自分らしさをアピールできる志望動機が完成します。
7.アルバイトの志望動機に関するよくある質問
アルバイトの志望動機に関するよくある質問を4つ紹介します。
7-1.志望動機欄は空欄ではだめ?
アルバイトの履歴書では、志望動機欄の空欄は避けましょう。志望動機欄を空欄にすると、働きたい意思を示せず、自分がどのような人物なのかも伝えられません。
志望動機欄では、応募先に対する関心の高さをアピールしたり、自分の強みや経験を伝えたりすると、採用担当者に良い印象を与えられます。
また、志望動機は面接での話題作りにもつながるため、空欄を避けて必ずしっかりと書きましょう。
7-2.アルバイトの志望動機は使い回してもいい?
志望動機を安易に使い回すのは避けましょう。それぞれのアルバイト先に合わせた理由でなければ、応募先への熱意は伝わりません。
応募する職場の業務内容や特徴に触れながら、自分がなぜその仕事に興味を持ったのか、どのような経験を積みたいのかを具体的に記すと、他の応募者との差別化が図れます。
7-3.履歴書の志望動機と面接で話すことは違ってもいい?
履歴書に書いた志望動機と面接で話す内容は、一致しているほうが望ましいといえます。
志望動機欄の内容と異なる内容を面接で話すと、話に矛盾が生じて、採用担当者に不信感を与えてしまうかもしれません。
履歴書に記載した内容をベースにして、面接ではさらに具体的なエピソードや背景を補足する形で話すと、より深い説明になるでしょう。
7-4.短期のアルバイトでも志望動機は必要?
短期間のアルバイトでも、履歴書を提出する場合には志望動機をしっかり書きましょう。
短期間であっても、仕事に対する意欲や目的を明確にすることで、採用担当者に前向きな印象を与えられます。
また、短期で働きたい理由を具体的に述べると、さらに説得力のある内容になるでしょう。例えば「大学の夏休み期間に働けるアルバイトを探していた」のような理由が考えられます。
短期で働く理由を明確にしつつ、どのように貢献したいかを明確に伝えると、応募先への熱意が伝わります。
8.まとめ
アルバイトの志望動機は、採用担当者に自分の熱意や適性を伝える大切な項目です。ただし、内容によっては意欲が伝わらなかったり、悪い印象を与えたりする可能性もあります。
そのため、応募先の特徴を踏まえた具体的な理由を盛り込み、前向きな姿勢を示す表現を使うよう心がけましょう。
志望動機が思いつかない際には、アルバイトを探したきっかけや得たいスキル・経験を整理すると、ヒントがみつかるはずです。
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