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更新日:2023年09月26日

手に職をつけられる資格!おすすめ7選と取得方法を徹底解説

手に職をつけられる資格!おすすめ7選と取得方法を徹底解説

※この記事は6分で読めます。

「そもそも手に職をつけるってどういう意味?」
「手に職をつけられるおすすめの資格が知りたい」
など、手に職をつけることや資格に関して疑問を持っている方もいるでしょう。

手に職をつけられると、スキルが高くなるぶん給料が上がる可能性があります。また、仕事の幅を広げられキャリアアップを目指せるでしょう。

今回は、手に職をつけることの概要やメリット、おすすめの資格などを解説します。この記事を読めば、資格の取得方法や選び方のポイントまで押さえられ、手に職をつけるための資格選びに役立てられるでしょう。

1.手に職をつけるとは?

手に職をつけるとは、専門職で生計を立てるための資格やスキルを取得・習得することです。

専門職とは、特別な知識や技術、経験を必要とする仕事を指します。専門職と呼べる業界・職種は多岐にわたり、代表的なものとして医療関係や法律関係、技術職などが挙げられます。

手に職をつけたい場合、まずはどのような専門職があるのか調べ、自分の興味ある業界・職種を探してみましょう。

職種によっては入社時に資格が必要になることもあるため、事前に資格を取得することで就職を有利に進められる可能性があります。

また、入社時に資格が必要なくても、実務をおこなうために資格が必要になり、働きながら資格の取得を目指せる仕事も数多くあります。

2.そもそも資格がなくても手に職をつけることはできる?

手に職をつけるというと、国家資格をはじめ、取得難度の高い資格を保有することをイメージしがちですが、資格がなくても手に職をつけることは可能です。

例えば、Webデザイナーやプログラマーなどは、資格がなくても活躍できる代表的な専門職です。

資格の有無とは別に、専門的なスキルを身につけることも「手に職をつける」と表現できるため、興味のある業界で働き、実務を通して経験を積むことも手に職をつける方法の一つといえるでしょう。

仕事で経験を積んでスキルや知識を習得できれば、たとえ資格がなくても長く活躍できる可能性もあります。

3.資格を取得して手に職をつけるメリット

資格なしでも手に職をつけることが可能なら、「資格を取る必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかしながら、資格を取得するメリットがあるのも事実です。

ここからは、資格を取得して手に職をつけるメリットを解説します。

  • キャリアアップにつながる
  • 長期的に働くことができる
  • 対応できる仕事の幅が広がる
  • 給料が高くなる可能性がある

各メリットをチェックしておきましょう。

3-1.キャリアアップにつながる

資格を取得して手に職をつけると、専門性を高められ、キャリアアップを図れます。

資格を取得していない場合と比べると、昇給や昇進のチャンスが早く巡ってくることがあるでしょう。就職や転職においても、資格があることで有利に進められる場合もあります。

3-2.長期的に働くことができる

手に職をつける資格があることで、年齢や学歴に左右されない長期的な働き方を目指せます。

都合によって退職を余儀なくされた場合でも、資格を所有していることで新たな就職先を見つけやすいといったメリットもあります。

3-3.対応できる仕事の幅が広がる

有資格者のみが対応できる仕事もあるため、資格があると仕事の幅が広がります。

例えば、日商簿記の資格があると企業の経理業務を担当でき、事務系の仕事で役立ちます。

フォークリフト運転技能講習修了証があると、最大積載荷重1トン未満のフォークリフトを運転でき、倉庫や工場系の仕事で役立ちます。

3-4.給料が高くなる可能性がある

資格を所有していると資格手当が支給される会社もあるため、資格取得で給料アップを目指せるでしょう。

例えば、不動産関係の仕事では「宅地建物取引士」を取得していると数万円ほどの資格手当が支給されるケースが多く見られます。

また、電気工事系の仕事では「第二種電気工事士」を取得していると5,000円、「第一種電気工事士」の場合は1万5,000円といったように、種類によって資格手当の金額が異なる場合もあります。

4.手に職をつけるためにおすすめの資格

手に職をつけるために資格を取得する際に、どのような資格を選べば良いのか迷う方もいるでしょう。ここでは、手に職をつけるためにおすすめの資格を紹介します。

  • フォークリフト運転技能者
  • 機械保全技能士
  • 品質管理検定(QC検定)
  • 普通自動車第一種・第二種運転免許
  • 日商簿記検定
  • 介護福祉士
  • 宅地建物取引士

それぞれの資格についてお伝えします。

4-1.フォークリフト運転技能者

フォークリフト運転技能者は、主に工場や倉庫で使用されるフォークリフトの運転に必要な国家資格(免許)です。

フォークリフトは多くの工場や倉庫で使われているため、運転資格を取得すれば積み込みをおこなう部署で即戦力として評価されるでしょう。

運転資格には「フォークリフト運転技能講習 修了」と「フォークリフト運転特別教育 修了」の2種類があり、講習内容や扱える積載重量に違いがあります。

4-2.機械保全技能士

機械保全技能士は、工場設備の修理・メンテナンス業務に必要な知識を持っていることを証明する国家資格です。機械保全技能検定に合格することで取得できます。

製造現場などで機械トラブルが起きた際には、人の手で対応するケースが多いため、機械化が進むほど需要が高まる資格といえるでしょう。

機械保全技能士には、難度の高いものから順に特級、1級、2級、3級、基礎級という5つの等級があります。

4-3.品質管理検定(QC検定)

品質管理検定とは、主に製造現場における品質管理で役立つ民間資格です。

多くの企業には品質管理をおこなう部署や部門が設置されており、製品やサービスの提供と品質管理には密接な関係があります。そのため、資格を所有しているとさまざまな企業で高い評価を受けられるでしょう。

品質管理検定は、品質管理の関連部門において、生産管理を仕事とする管理者を目指す方におすすめの資格です。検定は1級、準1級、2級、3級、4級に分かれています。

4-4.普通自動車第一種・第二種運転免許

普通自動車第一種運転免許は、公道で自動車を運転するために必要な普通自動車免許の正式名称です。

普通自動車免許には第一種と第二種があり、第二種は旅客を目的とした自動車(タクシーやバスなど)の運転に必要な免許となっています。

近年は宅配サービスの拡大にともない、普通自動車第一種運転免許でもさまざまな仕事ができるようになってきました。なかでも、ドライバー業務や配送業では必須といえる資格です。

4-5.日商簿記検定

日商簿記検定は、日本商工会議所と全国の商工会議所が実施している検定試験です。

難度の高い順から1級、2級、3級、初級の4段階に分かれ、取得することで企業の経営活動に必要な経理や事務に関するスキルの証明になります。

日商簿記検定で得られる知識やスキルは、さまざまな業界・職種で必要とされるため、資格を取得することで就職や転職を有利に進められる可能性があります。

4-6.介護福祉士

介護福祉士は、介護に関連する知識やスキルを習得したことを証明する国家資格です。

介護福祉士の資格を取得すると、介護ニーズのある方の生活に向き合い、介護する方の生き方や生活全体の支援をおこなえます。

主に、老人ホームや身体障害者施設などの社会福祉施設、民間の介護サービスなどで役立てられるでしょう。

4-7.宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産の売買や賃貸物件の斡旋をする際に必要な国家資格です。

不動産取引をおこなう企業では、5人につき1人以上の有資格者を事業所に配置する必要があるため、宅地建物取引士の資格を所有していると不動産業界で評価されやすい傾向にあります。

就職や転職においても役立ちやすく、企業によっては資格手当が支給されることもあるでしょう。

5.手に職をつけるために資格を取得する方法

手に職をつけるために資格を取得する場合、主に仕事に就く前に資格を取得する方法と、仕事に就いたあとで働きながら資格を取得する方法の2種類があります。ここでは、2つの方法の違いを解説します。

5-1.事前に資格を取得する方法

就職活動を始める前に資格を取得しておくことで、就職活動を有利に進められます。

事前に資格を取得する場合、働きたい業界や職種で活かせる資格を探し、資格試験に向けた勉強に取り組みましょう。時間に余裕があり効率的に勉強できる方は、自分のペースで独学で取得を目指すことをおすすめします。

仕事や家事をしながら資格取得を目指し、勉強できる時間が限られている方は、通信講座で段階的に勉強すると、必要な知識を効率良く学べます。

5-2.働きながら資格を取得する方法

求人のなかには、働きながら資格取得を目指せる仕事も多く存在します。また、資格取得支援制度を設けている会社もあります。

目指している業界や職種で推奨される資格を取得することで、昇給やキャリアアップにつながる可能性も高まるでしょう。

働きながら資格を取得したい場合、求人探しの段階で資格取得を目指せる仕事かどうか確認してください。建設業や製造業、介護業界やIT関連などは、未経験からでも応募しやすく、働きながら資格取得を目指せる仕事です。

6.手に職をつける資格を選ぶうえでのポイント

手に職をつけるために資格を取得しても、実際の仕事で活用できなければあまり意味はありません。ここからは、手に職をつけるための資格選びで押さえておくと良いポイントを解説します。

  • 仕事に活かせる資格か考える
  • 受験資格があるのか調べる
  • 需要と供給のバランスの良い資格か判断する

それぞれのポイントについて解説します。

6-1.仕事に活かせる資格か考える

手に職をつけるための資格選びでは、現在の仕事や今後働きたいと思っている仕事に活かせる資格かどうかを判断することが大切です。

仕事に活かせない資格を取得しても評価にはつながりにくいため、取得する資格を選ぶ際は、日々の業務で実際に活用できるものを選びましょう。

また、仕事によっては資格よりも実務経験が重視される場合もあります。資格なしで未経験から働ける業界を目指すなら、無理に資格取得を目標とせず、経験を積むことに重きを置くと良いでしょう。

6-2.受験資格があるのか調べる

資格によっては、年齢や必履修科目、実務経験(勤続年数)などの受験資格が設けられています。

受験資格を満たすために専門学校へ通ったり、通信講座を受講したりすると、資格取得までに多くの時間と費用がかかるため、相応の準備期間が必要です。

取得を目指す資格を選ぶ際には、そもそも自分に受験資格があるのか、また受験資格を得るにあたって時間面や金銭面で無理がないかを十分確認しましょう。

6-3.需要と供給のバランスの良い資格か判断する

手に職をつける資格を選ぶ際には、社会的に求められている資格かどうか判断することも重要です。

需要と供給のバランスが悪い資格は活用する場が少なく、資格を取得してもうまく活かせない可能性があります。

また、今需要のある資格でも、将来的に状況が変わらないとは限りません。今後はAI技術をはじめとした科学技術の発展が見込まれるため、将来まで需要が失われにくい資格を選ぶことも大切です。

7.まとめ

今回は、手に職をつけられる資格についてお伝えしました。

手に職があると、特定の業界や職種で長期的な仕事に就きやすく、キャリアアップや昇給を目指せるなどのメリットがあります。

手に職をつけるために資格の取得を検討する場合は、実際の求人でどのような資格が求められているのか確認すると良いでしょう。

JOBPALでは、数多くの求人情報を掲載しています。資格が活かせる仕事や、入社後に資格取得を目指せる仕事の求人も掲載していますので、ぜひご覧ください。

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