仕事がしんどい……心や体のSOSのサインや原因、リフレッシュ方法を紹介
※この記事は6分30秒で読めます。
「仕事がしんどくてつらい」
「しんどい状況から抜け出す方法が知りたい」
など、仕事のしんどさを解消する方法に関して、疑問を持っている方もいるでしょう。
仕事がしんどいと感じる気持ちは心身からのSOS信号です。見て見ぬふりをせず、なるべく早めに対処しましょう。
今回は、仕事がしんどいときに起きること、仕事がつらくなる原因や試してみたいリフレッシュ方法などについて解説します。この記事を読めば、仕事がしんどいときの自分を客観視できるようになり、これ以上心や体に負担をかけないための対策がわかります。
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1.仕事がしんどい......それは心や体のSOSのサインかも!
仕事がしんどいと感じたら、それはあなたの心や体から発せられたSOSかもしれません。
しんどさを感じた時点で、あなたの心身には相当な負担がかかっている可能性があります。そのまま見て見ぬ振りをして無理を続ければ、さらに状態が悪化し、働けなくなってしまう可能性も考えられます。
しんどいと感じているなら、まず一度立ち止まり、心身に休息を与えることが重要です。周り人に与える影響などを考慮して、今立ち止まることに躊躇する方もいるかもしれません。
しかし、短期的ではなく長期的な視点で考えれば、早いタイミングで気持ちや体力を回復させることが最善であることは明白でしょう。
2.【精神面】仕事がしんどいときによくあること
精神的に仕事がしんどいと感じたときには、以下のような状態に見舞われることがあります。
- 目の前の仕事に集中できなくなる
- 仕事をしても楽しいと感じなくなる
- 上司や同僚の顔を見るだけで苦しくなる
- 会社に対して疑問を持つようになる
- 休みの日でも仕事が頭から離れなくなる
それぞれ詳しくお伝えします。
2-1.目の前の仕事に集中できなくなる
精神的にしんどい状態が続くと、目の前の仕事に集中して取り組めなかったり、それによって些細なミスを連発し、時間内に仕事が終わらなかったりといった弊害が起こります。
周囲に迷惑をかけることで罪悪感を抱くことで、ますます仕事がしんどくなるという負のループに陥ってしまいます。
2-2.仕事をしても楽しいと感じなくなる
仕事に楽しさや充実感がないと、徐々に仕事にしんどさを感じるようになります。自分を奮い立たせて仕事を続けても、しんどさはますます強くなり、いずれ心は限界を迎えます。
自分の仕事に愛着や誇りがもてないと、しんどい気持ちは急速に進行してしまうでしょう。
2-3.上司や同僚の顔を見るだけで苦しくなる
仕事がしんどい状況が一定期間続くと、会社で上司や同僚の顔を見るだけで心が締めつけられるようになります。この状態は非常に危険であり、あなたの心がもう限界だと意思表示している状況です。
なかには体の不調が起き、会社に行くこと自体ができなくなる可能性があります。
2-4.会社に対して疑問を持つようになる
仕事がしんどい状況は、会社の規定や雰囲気に対して「なぜ?」という疑問を生み出すきっかけとなります。友人の会社と比較して、不満を感じる方もいるかもしれません。
その状態が長期間続くと、時間の経過とともにモヤモヤが積もり、大きなストレスになってしまいます。
2-5.休みの日でも仕事が頭から離れなくなる
しんどい気持ちが大きくなり精神的に追い込まれていくと、休日も仕事のことが頭から離れなくなります。
平日の数倍早い感覚で土日が過ぎ去ったり、日曜日の夜には仕事のことで頭がいっぱいになり、明日から始まる1週間を憂鬱に思ったりするでしょう。あまりにも思い詰めてしまうと、なかなか寝つけず寝不足に陥ってしまう方もいます。
3.【体力面】仕事がしんどいときによくあること
体力面で仕事がしんどいと感じたときには、以下のような状態に見舞われることがあります。
- いくら寝ても疲れが取れなくなる
- 朝起きられず遅刻することが増える
- 肩こりや腰痛を発症する
- 頭痛や立ちくらみがひんぱんに起こる
- 急に涙が出て止まらなくなる
それぞれについてお伝えします。
3-1.いくら寝ても疲れが取れなくなる
仕事がしんどい状態が続くと、どんなに寝ても疲れが取れなくなってしまいます。心身が健康なときであれば、睡眠により体力は回復するはずです。
寝ても疲れが取れないということは、体力を回復する機能が低下しているかもしれません。そのまま放っておくと、さらなる体調悪化を招く可能性があります。
3-2.朝起きられず遅刻することが増える
目覚めが悪く、目覚まし時計のアラームに気がつかなかったり、目が覚めても体を起こせなかったりする状態は、あなたの体が強いSOSを発している状況です。また、今まではなかった遅刻をしてしまうような場合も要注意です。
たとえ起きられたとしても、仕事の準備をする気力が湧かずいつの間にか時間が経っていたり、準備に過剰な時間を要してしまったりして遅刻をするケースもあるでしょう。
遅刻は良くないと理解しているにも関わらず、体がいうことをきかなくなったら、それは体が悲鳴をあげている証拠と考えられます。
3-3.肩こりや腰痛を発症する
仕事がしんどいと、肩こりや腰痛を引き起こす可能性があります。寝不足が続くことで体が休まらず、筋肉がカチカチの緊張状態に陥り、次第に肩こりや腰痛を誘発します。
そのまま体の緊張状態が続けば、肩こりや腰痛はさらに悪化し、治りにくくなる可能性もあります。
3-4.頭痛や立ちくらみがひんぱんに起こる
頭痛や立ちくらみがひんぱんに起こるようになったら、決して見過ごさずに対処してください。もともと頭痛持ちの方は「どうせいつもの症状だろう」と甘く見る方もいるかもしれませんが、それは非常に危険なことです。
立ちくらみも同様で、実は大きな病気が潜んでいるリスクもあるため注意が必要です。取り返しのつかない事態にならないよう、しっかりと休息を取り、心配な場合は病院で診てもらうようにしましょう。
3-5.急に涙が出て止まらなくなる
「もっと頑張らないと」としんどい気持ちに蓋をしていると、ある日突然、朝の出勤前や昼休み、夜帰宅後などに、唐突に涙が流れてくることがあります。
自分でコントロールできずに涙が出てしまう場合は、心身ともに過度な負担がかかっており、非常に危険な状態です。この状態が悪化すると、人前や仕事中にも関わらず勝手に涙が出てくるようになってしまう可能性があります。
4.仕事がしんどいと感じる主な原因
仕事がしんどいと感じる原因は人それぞれです。なかには、「自分が悪いのではないか」と過剰に自分を責めてしまう方もいるかもしれませんが、必ずしもあなたに原因がある訳ではありません。
さまざまな原因があったうえで、あなたのなかに「仕事がしんどい」という気持ちが生まれてしまっているのです。しんどさを乗り越えるためには、まずは自分が何にしんどいと感じているのか、その原因を知ることが大事です。
仕事でしんどいと感じる場合、以下のような原因が考えられます。
- 自分のスキルや知識が足りていない
- 会社の目標が高く仕事量が多すぎる
- 仕事内容が自分に合っていない
- 会社自体に問題がある
- 人間関係が悪い
それぞれについて詳しくお伝えします。
4-1.自分のスキルや知識が足りていない
担当している仕事に対し、自分のスキルや知識が足りていない状態だと、だんだんと仕事がつらくなってきます。
同じ仕事でも他の方よりも時間がかかってしまうことや、上司が求めるレベルをこなすことができず、何度もやり直しをさせられることが続くと、精神的にもつらさを抱えてしまいます。
特にまじめな方の場合、なんとか周りに追いつこうと、仕事以外の時間を勉強にあてるなどするうちに、体力的にも限界を迎えてしまうことも。
会社での研修制度や上司からの適切な指導が行き届いていない環境だと、このようなしんどさに陥ってしまうことがあります。
仕事が難しい、ついていけないと感じている方は、その原因と対処法を解説した以下の記事も参考にしてください。
4-2.会社の目標が高く仕事量が多すぎる
本人のスキルや能力が十分にあっても仕事に追いつけていないと感じるのなら、それは会社が設定している目標が高すぎることが原因かもしれません。
目標が高すぎると、それを達成するための仕事量も増えてしまいます。最初はそんなことなくても、徐々に目標が高くなり、気付いたときには自分のキャパシティーを超える仕事量が任されていることもあります。
仕事が終わらず毎日残業になったり、休日も仕事をしなくてはいけない状況になったりすることが続くと、精神的にも体調的にも削られていってしまいます。
「目標の高い仕事を任されているから頑張らなくては」という責任感のため、ついつい頑張りすぎてしまう方もいますが、このような状況が続くと次第に仕事がしんどくなっていってしまいます。
以下の記事では、仕事が多すぎてキャパオーバーになってしまう方の原因と対処法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
4-3.仕事内容が自分に合っていない
「今の仕事が自分に合っていない」という不満がある場合、仕事に対してしんどさを感じやすくなってしまいます。
自分に合う仕事であれば多少しんどくてもモチベーションを高く保ち、やりがいを感じながら働ける場合もありますが、合わない仕事だと何かとストレスを感じやすくなるでしょう。
ただでさえ仕事が合っていないと感じているのに、それに追い打ちをかけるように仕事量が増えてしまった場合には、特にしんどさがたまっていってしまうはずです。
普段から仕事がしんどいと感じている方は、仕事内容が本当に自分に合っているのかをもう一度考えてみてください。
4-4.会社自体に問題がある
仕事ではなく、会社自体に問題がある場合もあります。
例えば、上司からのパワハラがある、正当な評価をしてもらえない、給料が低すぎるなど、職場環境や待遇が良くないと不満がたまってしまいます。それが長く続くことで、仕事の疲れと相まってしんどさを感じてしまう方も多くなります。
問題が会社自体にある場合、自分一人で解決するのは難しく、その職場で長く働き続けても状況は変わらないという可能性もあるため、転職も視野に入れたほうが良いでしょう。
4-5.人間関係が悪い
会社自体の問題ともつながりますが、職場の人間関係が悪いと仕事のしんどさにつながります。同僚の悪口を聞いてしまったり、自分自身が陰口を言われている可能性があったりすると、いやな気持ちになってしまいます。
また、人間関係が悪い環境に置かれながら、周りの空気を読んで仕事をするのは、とても疲れてしまうことです。そういった仕事以外の気疲れが積み重なり、結果として「仕事がつらい」という気持ちが芽生えてしまうこともあります。
5.仕事がしんどいときに試すべきリフレッシュ方法
仕事がしんどいときはリフレッシュが欠かせません。以下にご紹介するもののなかから、取り入れられそうなものを試してみましょう。
- 趣味に没頭する時間を作る
- 自分に対してご褒美をあげる
- 友人や恋人と気が済むまで話す
- 部屋の掃除や模様替えをする
- カラオケに行き思いっきり歌う
- とにかくボーッとして脳を休める
それぞれの方法をお伝えします。
5-1.趣味に没頭する時間を作る
仕事のあとや休日に趣味に没頭する時間を作ってみると、しんどい気持ちから離れられるでしょう。好きなことにひたすら没頭し、余計なことを考えない時間を意識的に作ることで心身のリフレッシュが期待できます。
特に趣味がない場合は、友人の趣味に参加させてもらうのもおすすめです。仕事とプライベートの切り替えができ、頭と気持ちの整理がつけられるでしょう。
5-2.自分に対してご褒美をあげる
日頃しんどい仕事を頑張っているご褒美として、おいしいものを食べたり、好きな物を買ったりと、自分にご褒美をあげましょう。
例えば、「毎週水曜日のランチは大好きなパスタを食べる日」「毎月第1・3週目の金曜日はサウナに行く日」といったように定期的なご褒美を設定することが、日々を乗り越えるモチベーションになります。うれしくてワクワクするようなご褒美を考えてみましょう。
5-3.友人や恋人と気が済むまで話す
自分の心に溜め込んでいる感情を、気心知れた友人や恋人に聞いてもらうのも効果的なリフレッシュ法です。
自分のなかにある感情をアウトプットすることで、ストレス解消になるだけでなく「私はこう思っていたのか」と新たな気付きを得られるかもしれません。気を遣わず思いの丈を話せる相手に、思い切って悩みを吐き出してみましょう。
5-4.部屋の掃除や模様替えをする
散らかった部屋で生活していると、知らず知らずのうちにストレスがたまってしまいます。安定した精神状態を保つためにも、部屋の掃除はこまめにしておきましょう。
ちょっとした模様替えをするだけでも、気分がガラッと変わるのでおすすめです。部屋がきれいになると達成感が得られ、リフレッシュできるはずです。
5-5.カラオケに行き思いっきり歌う
大きな声を出すと脳が刺激されてストレスが発散できます。とはいえ家のなかで大声を出すと近所迷惑になるので、カラオケに行ってみるのはいかがでしょうか。
自分の歌を誰かに聞かれるのが恥ずかしい場合は「一人カラオケ」がおすすめです。
5-6.とにかくボーッとして脳を休める
意識的に何もしない時間を作って、脳を休めることも大切です。ボーッとすることで思考が整理され、心に余裕をもつことができます。
心に余白が生まれると仕事への集中力も高まり、効率的に働けるようになるでしょう。
6.どうしても仕事がしんどい状態が続いたときの対処法
リフレッシュ方法などを試してもしんどい状態が改善されない場合、そのまま放置するのは危険です。以下のいずれかの対処法を試してみましょう。
- 病院に行く
- 長期休暇を取る
- 上司に相談する
- 異動を申し出る
- 転職を考える
それぞれについてお伝えします。
6-1.病院に行く
何はともあれ、一度病院に行きましょう。心身ともに疲れきっていると、すでに何らかの病気を発症している可能性も否定できません。
症状が進行すればするほど、回復まで時間がかかります。結果的に何もなければ安心材料にもなるので、できる限り早く受診することをおすすめします。
6-2.長期休暇を取る
繁忙期を避けて、一週間程度の長期休暇を取得するのも良いでしょう。普段の休日では難しい遠方に、思い切って足を伸ばすのもおすすめです。
仕事から離れて非日常を味わうことで、心身の癒やしができれば、しんどい気持ちも和らいでいくでしょう。
6-3.上司に相談する
他者の力を借りることで、今のしんどい状況を改善できる可能性もあります。そのため、上司に相談するのも一つの方法です。しかし、多忙な上司に時間を作ってもらうのは、申し訳ないという気持ちがあるかもしれません。
そうはいっても、部下の不安を取り除き円滑に仕事に取り組める体制を作ることは上司の務めです。相談をしても手を差し伸べてくれないようであれば、自分の身を守るためにも、今の上司からは離れたほうが良いかもしれません。
6-4.異動を申し出る
仕事や職場環境が合わないと感じていて、他の部署に異動できる可能性がある場合は、異動を申し出るのも一つの対処法です。
異動をすることによって、一緒に働く人や担当する業務内容が変わり、新鮮さを感じることができます。また、異動してきたことを周囲も知っているため、ゼロから知識をつけていくことをサポートしてもらいやすくなります。
仕事が合わないと感じていた方にとっては、新しい仕事にチャレンジするチャンスでもあります。部署を異動することで仕事も人間関係も心機一転し、仕事がしんどいという気持ちが楽になる可能性があります。
6-5.転職を考える
今の状況を改善する手立てがない場合は、転職して職場自体を変えることを検討しましょう。新天地で新たに働き始めれば、心身ともにリセットされた状態に戻すことができます。
ただし、衝動的に転職を決めてしまうことはリスクが高いため注意が必要です。今のしんどい気持ちを言語化したうえで、今の悩みを解消できる転職先を探すようにすると、良い職場と出会える確率が高まります。
7.転職も一つの選択肢!比較的しんどくない仕事
「できることはすべてやりきった。けれども仕事がしんどい状況を打開できなかった」という場合は、転職をすることも一つの道です。
以下にご紹介する精神的にしんどくない仕事、体力的にしんどくない仕事のなかから、興味をもてる仕事を探してみましょう。
7-1.精神的にしんどくない仕事
比較的、精神的にしんどくない仕事は以下の3つです。
7-1-1.工場の軽作業スタッフ
工場の軽作業スタッフは、荷物の仕分けや梱包、運搬、ピッキング作業などを担います。
作業はマニュアル化されており、自分の持ち場が明確化されているので、しんどい状況にはならないでしょう。
7-1-2.警備・誘導スタッフ
警備・誘導スタッフは、イベント会場や施設内で警備をしたり、来訪者を誘導したりします。
仕事中は基本的に一人なので、わずらわしい人間関係とは無縁の環境で働けます。
7-1-3.清掃スタッフ
清掃スタッフは、オフィスビルや商業施設、病院などの清掃をおこないます。
広い建物では複数人で作業を担当しますが、作業はそれぞれ黙々とこなすため、精神的なしんどさはないでしょう。
上記の他にも、精神的に楽な仕事はさまざまあります。以下のページをぜひご覧ください。
7-2.体力的にしんどくない仕事
比較的、体力的にしんどくない仕事は以下の3つです。
7-2-1.事務・データ入力
事務・データ入力は、オフィス内で従業員のサポートをしたり、データを打ち込んだりする仕事です。
空調の効いた室内での座り仕事となるので、体力的にしんどい場面はないでしょう。
7-2-2.テレアポスタッフ
テレアポスタッフは、コールセンターで営業先へ電話をかける仕事です。
事務・データ入力と同様、室内での座り仕事なので、体力に自信がない方でもしんどい思いをせずに済みます。
7-2-3.Web制作スタッフ
Web制作スタッフは、Webページの制作にあたってデザインやプログラミングなどをおこないます。
納期前には残業となるケースもありますが、パソコンでの作業となるので体力的なしんどさは感じにくいでしょう。
上記の他にも、正社員で楽な仕事はさまざまあります。以下のページをぜひご覧ください。
8.仕事がしんどい状態から転職を成功させるために
自分に合った仕事を見つける転職活動はただでさえ難しいものですが、仕事によって心身が疲れ切った状態での転職活動は普通の状態よりも難しいものがあります。
仕事がしんどくて、心身が疲れ切っている状態から転職を成功させるためのポイントを4つご紹介します。
- まずはゆっくりと心と体を休める
- やりたいこと・やりたくないことを明確にする
- 早期退職の場合は退職理由を話せるようにする
- 一人で転職活動を進めない
それぞれについて詳しくお伝えします。
8-1.まずはゆっくりと心と体を休める
前職を辞めたい理由が仕事のつらさにあるため、「別な仕事を見つけてもまた同じようにつらい気持ちになったらどうしよう……」とネガティブな考えになってしまう方もいるかもしれません。
心や体が疲れている状態では、前向きな気持ちで落ち着いて転職活動ができない可能性もあります。まずはしっかり休んで、心と体を落ち着かせましょう。
今の仕事を退職してから転職活動をする場合、転職先が決まるまで空白期間ができてしまうため、気持ちが焦ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、無理に慌てて転職活動をしても、転職先で自分の力を発揮できなかったり、自分に合わない職場だったりする可能性が出てきます。
同じ失敗を繰り返さないためにも、仕事がしんどいと感じているなら、まずはゆっくりと休息をとり、万全な状態で転職活動に臨むと良いでしょう。
8-2.やりたいこと・やりたくないことを明確にする
仕事を探すにあたって、「何をやりたいのか」を明確にすることはもちろんですが、前の仕事でしんどいと感じたこと、いやだったことなど、「やりたくないこと」を合わせて明確にすることも大事です。
自分のなかにやりたいこと・やりたくないことが明確に定まっていれば、それが転職活動の軸となり、仕事も選びやすくなります。働き始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔することが減る可能性も高くなります。
8-3.早期退職の場合は退職理由を話せるようにする
早期退職の経歴がある場合、面接官からは退職理由を聞かれることが多くなります。
その際に一言で「仕事がしんどいから」という理由だけを伝えると、「またすぐに辞めるかも」と思われてしまう可能性もあるため、採用担当者が納得できる退職理由を用意しておきましょう。
パワハラを受けていた、正当な評価を受けられなかったなど、会社側に問題があった場合には正直に伝えても問題ありません。
ただ、それを踏まえて次のステップに進みたいことや、自分のキャリアプラン、転職後に活かせるスキルなどを絡めながら前向きな退職理由につなげられる伝え方を心がけましょう。
8-4.一人で転職活動を進めない
自分一人で転職活動を進めていると、また同じようにしんどいと感じる仕事に就いてしまう可能性もあります。そうならないためにも、転職活動は一人で進めず、周囲のサポートを受けながら進めることがおすすめです。
第三者の目線を入れて自己分析をすることで、自分が本当にやりがいをもって楽しくできる仕事が何なのかも見つかるかもしれません。
また、今の仕事がしんどいからといって、とにかく早く楽になりたいと焦って転職先を決めてしまうのも危険です。相談や面談を通してアドバイスをもらいながら、自分に合う転職先をしっかりと見極めることが転職を成功させるためのポイントです。
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9.まとめ
仕事がしんどいと感じたら、それはあなたの心や体からのSOSかもしれません。そのしんどさの理由は必ずしもあなたにだけにある訳ではなく、仕事内容や量、職場環境など、さまざまな要素が絡み合って生まれます。
仕事がしんどいと感じたら、仕事に時間を費やすことをやめ、一度立ち止まってみましょう。自分の感情に蓋をしてその瞬間を乗り切ったとしても、いずれ影響を受けることになります。
心身が病んでしまってからでは取り返しがつきません。今回の記事でご紹介したような対処法をぜひ試してみましょう。
「自分ができることはやり尽くしたけれど状況が変わらない」という場合は、転職を検討するタイミングです。JOBPALでは気軽な転職相談をおこなっていますので、お悩みがある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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