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更新日:2024年04月01日

寮でペットを飼っても良いの?飼える動物の種類や飼うときの注意点

寮でペットを飼っても良いの?飼える動物の種類や飼うときの注意点

※この記事は4分30秒で読めます。

「ペット同伴でも社員寮に住める?」
「ペットと一緒に寮に住む際の注意点を知りたい」
など、ペットOKの寮に関して疑問を持っている方もいるでしょう。

社員寮ではペット同伴をNGにしているケースが多いですが、企業によってはペットOKの求人を出している可能性があります。

今回は、ペット同伴で寮に住めるのか、ペットOKの寮で飼える動物の種類、ペットと暮らす際の注意点などを解説します。この記事を読めば、ペットOKの寮のことがよくわかり、仕事探しの参考にできます。

1.ペット同伴で寮に住める?

ペットを同伴して社員寮に住めるかは、会社の規定や寮の規則によって異なります。ただ、一般的にはペットの同伴を不可とする寮が多いようです。

例えば、ペット同伴の可否を左右する事柄として、寮全体の構造があります。広い共有スペースと個室からなる昔ながらの集合寮では、ペットの同伴不可の場合が多いでしょう。

共同で寮生活をするうえで、ペットが出す鳴き声や臭いが寮で生活する他の方にとって不快になる可能性があるためです。

一方、完全個室タイプのマンションやアパートが寮になっているケースでは、比較的規則が緩く、ペット同伴OKになる場合もあります。

すでにペットを飼っていて、これから寮ありの求人に応募する場合は、応募する前にペットを連れていけるかを確認しておきましょう。

2.ペットOKの寮で飼える動物の種類

ペットの同伴OKの寮だとしても、どの種類の動物でもOKとは限りません。同伴できるペットの種類や数については制限が設けられているのが一般的です。

例えば、以下のような動物であれば同伴できる寮が見つかる可能性もあります。

  • 小型犬
  • エキゾチックアニマル(うさぎ、ハムスター、モルモット)
  • など

爬虫類や魚類に関してはNGになる可能性もありますが、これも寮の規則ごとに違うため、一概にはいえません。

「鳴き声を出す犬・猫はNGだが、熱帯魚や爬虫類は鳴き声がないのでOK」「犬はNGだが猫はOK」など、寮ごとに定められた規則はさまざまです。ペット同伴OKだとしても、自分が飼っている動物を飼って良いかどうかは事前に必ず確認しましょう。思い込みでNGのペットを持ち込んでしまうと、退去を迫られるなどのトラブルに発展する可能性があります。

なお、多頭飼育は禁止になっているケースがほとんどです。

3.ペットOKの寮でペットと暮らす際の注意点

ペットOKの社員寮であれば大好きなペットと一緒に生活しながら働けますが、以下のような注意点があることは入寮前に覚えておきましょう。

3-1.飼育する動物の種類や数を事前に相談する

ペットOKの寮に住むからといって、断りなく好きな種類の動物を飼うことはトラブルのもとです。

すでに動物を飼っている場合も、これから飼う動物を探す場合も同様で、飼育できる動物の種類や数について必ず寮の管理者に相談しておきましょう。

3-2.近隣住民にペットがいることを伝える

新しく寮に住み始める際は、両隣や上下階など近隣住民への挨拶を徹底しておきましょう。

その際に、ペットを飼っていること、種類によっては鳴き声などの影響があるかもしれないこと、なるべく迷惑にならないように気をつけることなどを伝えておきましょう。

このような配慮を忘れてしまうと、周囲からのクレームが入ってペットを飼い続けることができなくなったり、寮に住み続けることができなくなったりする可能性もあります。

事前に近隣住民に礼儀正しく接してペットの存在を伝えておくことで、クレームを防げる可能性が高まります。

3-3.部屋を汚したり傷つけないように十分注意する

寮はあくまでも借りている部屋であるため、汚したり傷つけたりしないように細心の注意を払いましょう。

動物を飼育する以上、絶対に避けては通れないのが糞尿の問題です。動物の糞尿の臭いは部屋についてしまいがちであり、処理しないまま放置すると近隣まで臭いが届いてしまう可能性があります。

また、犬や猫などトイレのしつけができる動物は、可能な限りトイレのなかで用を足すようにしつけをおこないましょう。

トイレのしつけができないペットを飼育している場合は、糞尿を見かけたらその都度きれいにして清潔な空間を保つことが大切です。壁紙や床に糞尿がついたまま放置すると汚れが取れなくなり、退去時に修繕の必要も出てきます。

また、ペットが壁や床で爪とぎをしたり、意図せず爪を立ててしまったりして傷がつかないように、事前に対策をしておきましょう。

例えば、床のうえにカーペットを敷けば傷防止に役立ちます。また、壁にプラスチックダンボール(プラダン)を設置すれば、爪とぎの傷防止に役立つでしょう。

3-4.よく鳴く動物の場合は防音の工夫をする

うさぎやハムスター、爬虫類や魚類では鳴き声の心配はありませんが、犬や猫など良く鳴く動物の場合は周囲に音がもれないような配慮も必要です。防音の対策を徹底して、周囲への音の影響を最小限に抑えましょう。

  • 窓周辺の隙間を隙間テープで埋める
  • 窓に厚手のカーテンや防音カーテンを取りつける
  • 隣人の部屋とつながる壁の前に本棚などの大型家具を置く
  • 床下に音が響かないように防音マットを敷く
  • 壁に吸音材を設置する
  • など

なかでも、カーテンやマットなどは比較的手軽にできる対策なのでおすすめです。

3-5.寮の近くにどうぶつ病院があるかを確認する

ペットを寮に連れていく際には、周囲への配慮と同時にペットが安全に過ごせるような対策も必須です。特に、飼っている動物を診察できるどうぶつ病院が近隣にあるかという点は事前に確認しておきましょう。

大規模な工場の社員寮の場合、街から離れた郊外にあることが多く、どうぶつ病院との距離が自然と離れてしまいます。大切なペットが体調を崩した際にどこの病院に連れていくか、事前にシミュレーションしておくべきです。

4.ペット不可の寮でペットを飼ったらどうなる?

大前提として、ペット同伴不可の寮でペットを飼うのはやめましょう。

ペット自体が不可の寮でペットを飼っていることがバレると、寮の規約違反として退去を命じられることがあります。退去しない場合はペットを手放すことを命じられる可能性があるので注意が必要です。

「どうせバレないだろう」と思うかもしれませんが、鳴き声や糞尿の臭い、餌に関連するゴミ、足音などで近隣住民にバレることは少なくありません。

管理人が寮にいないとしても近隣住民から通報される可能性があるため、ペット同伴不可の寮では絶対にペットを飼わないようにしましょう。

5.まとめ

ペット同伴OKの寮に住める求人は多いとはいえませんが、決してゼロではありません。大切なペットと一緒に寮で生活しながら働きたい方は、ペットOKの寮を提供している求人を探してみましょう。

ただし、ペット同伴OKといっても、どのような動物でもOKというわけではありません。寮によって特定の動物をNGとしている場合もあり、ペットを連れていけないばかりにせっかくの魅力的な求人を逃してしまう可能性もあります。

まだペットを飼う前であれば、入寮してから寮の規約に合う動物を探すことをおすすめします。

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