オープニングスタッフとは?やめとけといわれる理由や向き・不向き、面接のコツを解説

この記事で分かること
- オープニングスタッフは、採用されやすい、働ける職場が比較的多いなどのメリットがある
- オープニングスタッフは、店舗づくりに関わりたい、仕事を通して仲間づくりをしたい人に向いている
- オープニングスタッフは、一人で仕事をしたい人や、研修を受けたくない人にはあまりおすすめできない
- オープニングスタッフの採用面接では、表情や話し方に気をつけ、前向きな志望動機を伝えることが大切
※この記事は6分30秒で読めます。
「オープニングスタッフとは何かを知りたい」
「オープニングスタッフの仕事のメリットは?」
など、オープニングスタッフの仕事について疑問を持っている人もいるでしょう。
オープニングスタッフの仕事は、未経験でも採用されやすい点や働ける職場が多いなど、多くのメリットがある仕事です。
今回は、オープニングスタッフとはどのような仕事なのか、オープニングスタッフのメリットや向いている人・向いていない人の特徴などについて解説します。この記事を読めば、オープニングスタッフの仕事内容がよくわかり、自身が働く姿をイメージできるようになります。
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1.オープニングスタッフとは?
オープニングスタッフとは、新規オープンする店舗で働くスタッフを意味します。一般的に、オープン当初に多くの集客が見込まれる小売業や飲食店で、接客応対に必要な人員を確保する目的で募集されます。
オープニングスタッフと既存店のスタッフの主な違いは以下のとおりです。
| 項目 | オープニングスタッフ | 既存店のスタッフ |
|---|---|---|
| 全員同じスタートラインのため、仲間意識や一体感が生まれやすい | すでに人間関係が形成されており、先輩・後輩などの上下関係がはっきりしている | |
| オープン直後は来客が集中するためしばらく忙しい | 繁忙期はあるが、忙しい時期や曜日、時間帯がある程度読める | |
覚え方 |
オープン前に本社や別店舗で研修を受けることが多い | 配属先の店舗で実際の業務を通して覚えるOJTが中心 |
| スタッフの多くが新人のため、想定外のトラブルが起きやすい | 業務や役割分担が定着しており、ベテランのスタッフもいるため想定外のトラブルは起きにくい | |
| 時給 | オープニング時給あり | 通常時給 |
| 大量募集のため低め | 欠員補充のため高め |
オープニングスタッフは、一から店舗づくりに関われるため仲間意識が生まれやすいほか、時給が高い傾向にある、大量募集のため採用のハードルが低いなどの魅力があります。
一方、スタッフ全員が新人で、役割分担やマニュアルも未完成であることから、運営が安定するまで時間がかかるのが特徴です。特に、オープン前後は来客が集中したり、想定外のトラブルに見舞われたりと、慣れるまで大変に感じることもあるでしょう。
その点、既存店はすでに人間関係が形成されており、採用条件も厳しい一方、環境や人員配置も整っているため安定して働きやすいのが特徴です。
「仲間と一緒に新しい店舗を立ち上げたい」「安定した環境でじっくり働きたい」など、希望する働き方に合わせて職場を選ぶとよいでしょう。
2.オープニングスタッフはやめとけといわれる理由
「オープニングスタッフはやめとけ」といわれる理由として、主に以下の4つの理由が挙げられます。
- とにかく忙しい
- トラブルがつきもの
- スタッフに経験者が少ないことがある
- 研修が大変
それぞれについて、詳しく解説します。
2-1.とにかく忙しい
「オープニングスタッフはやめとけ」といわれる理由に、業務の多忙さが挙げられます。
内装作りやアルバイトの研修など、オープン前に済ませるべき業務は多岐に渡り、開店直後からオープンセールが終わるまでは来客数も多いためしばらく忙しい状態が続くでしょう。
特に話題性がある店舗では、オープン当日は予想以上の来客が見込まれます。
忙しさがいつまで続くかは店舗によって異なりますが、開店直後はシフトに穴をあけることも難しい場合があります。
2-2.トラブルがつきもの
オープニングスタッフは役割やマニュアルが未完成で、想定どおりに運営が進まないことも多いため、オープン直後はどうしても想定外のトラブルが起きやすいです。
ときにはお客様とうまくコミュニケーションが取れず、クレームを受けることもあるでしょう。業務に慣れないうちは適切な接客方法がわからず、精神的にプレッシャーを感じる場面もあるかもしれません。
このように、既存の店舗で働くよりもトラブルが起きやすい環境下であることから「オープニングスタッフはやめとけ」といわれることがあります。
2-3.スタッフに経験者が少ないことがある
身近に頼れるスタッフがいないことも、「オープニングスタッフはやめとけ」といわれる理由です。
以前から営業している既存店であれば業務中に困ったことがあっても、先輩や上司にすぐに相談できますが、オープニングスタッフとして採用された人は、ほぼ全員が同期であり未経験者です。
そのため、新人では対応できないようなトラブルが発生した際に、すぐ近くに頼れる人がいないという事態に陥ることもあります。
解決方法がわからず対応に時間がかかってしまった場合、クレームにつながってしまうこともあるでしょう。
2-4.研修が大変
オープニングスタッフの研修は実店舗ではなく、本社や別店舗でおこなわれることがほとんどです。実店舗で研修ができないことから、オープン後も実際の業務の感覚をつかむまでにある程度の時間を要するでしょう。
また、研修先が自宅から遠距離であった場合、通勤に想定外の時間がかかってしまうこともあります。
オープニングスタッフはこのような研修の大変さを乗り越えなければならないことから「やめとけ」といわれることがあります。
3.オープニングスタッフで働くメリット
オープニングスタッフとして働く主なメリットは以下のとおりです。
- 採用されやすい
- 働ける職場が比較的多い
- 待遇が良い傾向がある
- 全員同じスタートラインで仕事ができる
- 古い慣習やしがらみに縛られずに働ける
- きれいな環境で働ける
- 正しいスキルを学べる
- 意見しやすい
- 達成感と一体感を感じられる
それぞれについて、詳しく解説します。
3-1.採用されやすい
小売店や飲食店はオープン当初に混み合うことが多いです。仕事を回すためにも大量の人員が必要なため採用率も高くなります。
また、オープン前には別店舗での研修を始めとした豊富なカリキュラムが組まれているため、小売業界や飲食業界が未経験でもアルバイトとして採用されやすい傾向にあります。
3-2.働ける職場が比較的多い
多種多様な業界が求人を出しており、働ける職場が多くある点も、オープニングスタッフのメリットです。
特に以下のような施設では、オープニングスタッフの求人募集がひんぱんに出る傾向にあります。
- 商業施設
- 介護施設
- 保育施設
- 工場
以下では各施設の求人の特徴について、詳しく解説します。
3-2-1.商業施設
オープニングスタッフの募集が多い職場の一つは、商業施設です。飲食店やスーパー、ドラッグストアといった個別の店舗の他、テナントが何店舗も出店するショッピングモールでの募集もあります。
主な仕事は、接客応対、レジ業務の他、飲食店やスーパーの総菜部門などが挙げられます。
給与は店舗や地域によって異なりますが、JOBPALの商業施設関連の求人を参考にすると、時給1,035円〜1,200円前後を提示している企業が多く見られます。休日に関してはシフト制がほとんどで、4時間などの短時間勤務を可としている求人もあります。
JOBPALでは、小売・接客に関するさまざまな求人を紹介しています。未経験でも応募できる求人があるので、ぜひ参考にしてください。
3-2-2.介護施設
近年は高齢者が増加傾向にあり、介護施設が新しくオープンする機会が増えています。新規の施設ではオープニングスタッフの募集が出ることもあります。
資格の有無によっても異なりますが、主な業務内容は食事介助、入浴介助、レクリエーションの企画や運営などです。場合によっては安否確認やバイタルチェックの仕事も含まれます。
JOBPALの介護施設に関する求人を参考にすると、正社員では月給20万円前後を提示している企業が多い傾向にあります。なかには介護職未経験でも働ける求人もあります。
働き方は、シフト業務が主で年間休日は100日~120日程度になるようです。
JOBPALでは介護福祉に関する求人を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
3-2-3.保育施設
保育園などの保育施設でも、オープニングスタッフの募集がおこなわれることがあります。
保育士の資格を持っていれば正社員として採用されることもある他、無資格の人でも送迎スタッフや保育補助者であれば、パート・アルバイトとして勤務することもできます。
厚生労働省が発表した「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均給与額は27万円程度で、パート・アルバイトの場合の時給は男女計で1,300円程度です。
雇用形態を問わず、休日は日曜・祝日、年末年始、夏季休暇など、保育園の休みに準じます。
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参照:e-Stat 政府統計の総合窓口「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040247856
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参照:e-Stat 政府統計の総合窓口「令和6年賃金構造基本統計調査 標本誤差率」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040283401
3-2-4.工場
工場でもオープニングスタッフの募集がおこなわれる場合があります。主な職種は、ライン作業、軽作業などです。
食品工場のライン作業では、ライン上にスタッフが配置され、決められた業務をこなします。ラインから流れてきた製品を検品・検査するのが軽作業です。いずれの職種もマニュアルが完備されていることが多いため、未経験でも安心して応募できます。
シフトはカレンダーどおりの日勤のみ、夜勤ありの三交替など、所属する部署や会社によって変わります。
JOBPALの工場勤務の求人を参考にすると、時給1,200円以上で募集をしている企業の他、20万円~25万円を月収として提示している企業もあります。
JOBPALでは、オープニングスタッフに関するさまざまな求人を紹介しています。工場勤務の求人もありますので、ぜひ参考にしてください。
3-3.待遇が良い傾向がある
オープニングスタッフは多くの人数を集める必要があるため、一般的な求人よりも時給などの待遇が充実している傾向にあります。
また、オープン直後の繁忙期はシフト調整が難しいかもしれませんが、大人数が雇用されることから、業務に慣れてくれば徐々にシフトの融通も利きやすくなり、自分に合った働き方ができるようになります。
3-4.全員同じスタートラインで仕事ができる
オープニングスタッフは仕事の開始時期が全員一律のため、誰もが同じスタートラインから勤務を開始できる点が大きな魅力です。
既存店舗で働く場合、すでに人間関係が構築されているため、職場によっては先輩社員やベテランアルバイトとの距離感や立ち振る舞いに悩まされることもあるでしょう。その点オープニングスタッフは、上下関係のないフラットな状態からスタートするため、こういった心配は少ないといえます。
同期という意識から連帯感が生まれやすく、忙しいながらも楽しい雰囲気の中で働くことができるでしょう。
3-5.古い慣習やしがらみに縛られずに働ける
長く営業している店舗では、業務の進め方やシフトの決め方、休憩のタイミングなど、その店独自のルールや慣習が形成されていることがあります。
店舗によっては、明文化されていないルールや、特定のスタッフに配慮が求められる場面があり、慣れるまで時間がかかることもあるでしょう。
その点、オープニングスタッフの場合は、こういった古い慣習やしがらみに縛られずに働けるのが特徴です。
人間関係、環境ともに一からのスタートとなるため、周囲に気を遣いすぎることなく仕事に専念できます。
3-6.きれいな環境で働ける
飲食店はもちろん、小売店でも、長く営業していくにつれて汚れがたまっていきます。長年経営しているような店舗の場合、お客様の目に入る場所はきれいになっていても、バックルームや厨房は劣化や汚れが目立つケースも少なくありません。
しかし、新しくオープンする店舗なら内装や設備、バックルームもきれいな状態のため、気持ちよく働けるでしょう。
3-7.正しいスキルを学べる
オープニングスタッフとして働く場合、開店準備期間は本部や別店舗でおこなわれる研修で業務を学ぶのが一般的です。多くの場合、研修を担当するのは経験豊富な本部スタッフやベテラン社員のため、未経験でも正しい知識やスキルが身につきやすいでしょう。
それに対して既存店舗では、先輩スタッフによるOJTが中心となります。実践を通じて現場で必要なスキルを習得できる一方、教える人によって業務手順が異なったり、店舗独自のやり方が引き継がれたりすることもあります。
3-8.意見しやすい
オープニングスタッフとして働くことのメリットとして、自分の意見やアイディアを上司に伝えやすいという点が挙げられます。
オープンしたての店舗の場合、本部から派遣された店長やマネージャーも手探り状態で経営しているため、実際に現場に立つ従業員の意見を尊重する傾向にあります。
いずれは正社員を目指してお店を盛り上げていきたいと考えている人であれば、マニュアルが固定されている既存店で働くよりも、みんなで協力して店舗を作り上げるオープニングスタッフとしての勤務スタイルが向いているでしょう。
3-9.達成感と一体感を感じられる
「オープニングスタッフはやめとけ」といわれる理由としてはよく「忙しい」「トラブルが多い」などが挙げられますが、仕事選びの軸は働きやすさだけではありません。やりがいや、仕事を通じて得られる経験も重要なポイントです。
既存店舗ではなかなか味わえない達成感や一体感を感じられるのは、オープニングスタッフとして働く大きな魅力です。仲間とともに準備や研修を重ね、オープン日を無事に乗り切った時の達成感は何ものにも代え難いでしょう。
特に、チームで一つの目標に向かうことが好きな人や、やりがいを重視する人はオープニングスタッフに向いているといえます。
4.オープニングスタッフに向いている人
オープニングスタッフに向いている人の主な特徴は以下のとおりです。
- 店舗づくりに関わりたい
- 心機一転ゼロからスタートしたい
- 仕事を通して仲間づくりをしたい
- チームを引っ張ったり、人に教えたりするのが好き
- 日々動きがある仕事をしたい
- 未経験でも働ける仕事にチャレンジしたい
それぞれについて、詳しく解説します。
4-1.店舗づくりに関わりたい
オープニングスタッフは店舗のオープン準備に直接的に携われる仕事なので、店舗づくりや店舗運営に興味がある人に非常に向いている仕事といえます。
実際にお店を作り上げていく様子を身近で学べるため、店舗づくりに関心が強い人であれば、非常に大きなやりがいを持って業務に取り組めるはずです。
4-2.心機一転ゼロからスタートしたい
オープニングスタッフは、心機一転して新たな一歩を踏み出したい人にもおすすめです。
既存の上下関係や派閥がないため、今までの人間関係やしがらみに疲れた人でも気持ちを切り替えて再スタートしやすいでしょう。
新しい環境で一から人間関係を築くことで、自分の新たな一面を発見したり、これまでとは違う自分として成長できたりする可能性があります。
4-3.仕事を通して仲間づくりをしたい
オープニングスタッフは仕事を始める時期が同じであることから、仲間意識が芽生えやすい傾向にあります。
人によっては、オープニングスタッフとして苦楽をともにしたり、勤務時間外にも交流を深めたりすることで、生涯付き合えるかけがえのない仲間を得られることもあります。
仕事を通して仲間づくりをしたい人であれば、オープニングスタッフとして楽しく働けるでしょう。
4-4.チームを引っ張ったり、人に教えたりするのが好き
既存店舗では、すでに業務フローや店舗のルールが確立されているため、先輩の指示に従って動くのが基本です。
それに対してオープニングスタッフの場合は、経験や年齢に関係なく全員が同時に業務を覚えることになります。
声をかけ合ったり、困っている同期をサポートしたりする場面が多いぶん、人に教えることが好きな人や、リーダーシップを発揮したい人は、やりがいを感じやすい環境といえるでしょう。
4-5.日々動きがある仕事をしたい
オープニングスタッフの仕事は、マニュアル通りに単調な作業をこなすのではなく、日々流動的かつ臨機応変に対応しなければならない業務が多く発生します。
そのため、日々動きのある刺激的な仕事に取り組みたい人であれば、オープニングスタッフとして活躍できる可能性が高いでしょう。
型にはまらない仕事を柔軟にこなしていくことで、いずれはベテランスタッフとして店舗側から重宝される人材になれるかもしれません。
4-6.未経験でも働ける仕事にチャレンジしたい
オープニングスタッフは未経験でもチャレンジできる求人が多くあります。採用人数も多く、積極的に募集をかけている企業が多いことから、未経験から働ける仕事を探している人にぴったりの働き方といえます。
オープニングスタッフであれば企業側の研修制度も充実しているため、業務に関する知識やスキルがまったくなかったとしても、安心して働けるでしょう。
5.オープニングスタッフはおすすめできない人
一方、オープニングスタッフはあまりおすすめできない人の特徴は以下のとおりです。
- 一人でコツコツ進める仕事をしたい
- 臨機応変な対応が苦手
- 研修を受けたくない
それぞれについて、詳しく解説します。
5-1.一人でコツコツ進める仕事をしたい
オープニングスタッフの仕事内容の多くは、チームで取り組む業務がほとんどです。そのため、一人でコツコツと作業をしたい人には、オープニングスタッフの仕事は向いていない可能性が高いでしょう。
上述したように、オープニングスタッフの求人は商業施設・保育施設・介護施設などで出されることが多く、いずれも仲間やお客様と密なコミュニケーションを取る業務が多く発生します。
もしオープニングスタッフとして単独で業務を遂行できる仕事に就きたいのであれば、比較的個人ベースで働ける業務が多い、工場勤務の求人などに重点を置いて仕事探しをするとよいかもしれません。
以下の記事では一人で取り組める仕事について詳しく解説しているので、気になる人はぜひ参考にしてください。
5-2.臨機応変な対応が苦手
オープン直後は、日々試行錯誤しながら店舗を運営することになります。業務フローや役割分担が定まりきっていないため、予期せぬトラブルが発生したり、改善のためにルールが随時見直されたりすることも少なくありません。
決まった業務を安定してこなしたい人にとっては、臨機応変な対応やひんぱんなルール変更が負担に感じられることもあるでしょう。
そのため、変化の少ない環境やルーティーンワークを好む人は、運営体制が整っている既存店のほうが安心して働ける可能性が高いといえます。
5-3.研修を受けたくない
既存店舗では、先輩のもとで実際に仕事をしながら業務を覚えるOJTが一般的です。それに対してオープニングスタッフは開店前のため、本部や別店舗でおこなわれる研修で業務を学ぶことになります。
そのため、研修を受けたくない人や研修期間を苦痛に感じる人には、オープニングスタッフの仕事はおすすめできません。
6.オープニングスタッフの面接のコツ
オープニングスタッフとして働きたいなら、面接担当者に好印象を与える受け答えが重要です。面接を受ける際は、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。
- 表情や話し方に気をつける
- 志望動機は前向きで意欲的な内容を伝える
それぞれについて、詳しく解説します。
6-1.表情や話し方に気をつける
オープニングスタッフの募集をかけるのは、工場など一部を除いてほとんどが接客応対をともなう業種です。面接では、接客業として重要な人柄や態度などを見極めるため、以下のような項目がチェックされています。
- しっかりと笑顔で会話ができるか
- 人の目を見て会話しているか
- 一つひとつの動きが丁寧か
- 清潔感のある服装や身なりをしているか
また、面接時に笑顔を意識することも非常に重要です。緊張して表情が固くなってしまわないように、笑顔を作ることを意識して面接を受けましょう。面接前に笑顔の練習をしたり、顔の筋肉をほぐしておいたりすることも効果的です。
6-2.志望動機は前向きで意欲的な内容を伝える
オープニングスタッフに限った話ではありませんが、採用面接では志望動機が重要視されます。
本当は「家から近い」「他よりも時給が高い」などの理由であっても、それをメインで伝えないほうが無難でしょう。採用側は「意識を高く持って働いてほしい」と考えているためです。
「接客応対が好き」「オープニングスタッフとして大変なこともあるかもしれないが、お店づくりに参加してみたい」といった、前向きかつ意欲ある志望動機を考えましょう。
具体的には、以下のような伝え方が効果的です。
6-2-1.即戦力になれることをアピールする場合
オープニングスタッフの採用は、接客業やリーダーの経験があると、現場での対応力や店舗運営を支える力があるとして評価されやすいでしょう。
アピール例)
- 「これまで接客業で培った対応力を店舗運営に役立てたい」
- 「チームをまとめてきた経験を活かし、安定した店舗づくりに貢献したい」
など
意欲だけでなく、即戦力として活躍できるスキルをアピールできるため、採用を前向きに検討してもらいやすくなるでしょう。
6-2-2.「お店づくり」への意欲をアピールする場合
店舗の立ち上げに一から関われるのが、オープニングスタッフの最大の特徴です。そのためスキル・経験が少なくとも、熱意が伝われば採用してもらえる可能性は十分にあります。
アピール例)
- 「一からお店づくりに関わりたい」
- 「仲間と協力しながら店舗の成長に貢献したい」
など
あわせて吸収力の高さや素直に学ぶ意欲、前向きな姿勢を示すことで、今後成長が期待できる人材として好印象を与えられるでしょう。
6-2-3.地域への想いを伝える場合
店舗の近くに住んでいる、または出身である場合、地域への想いを伝えることも有効です。
熱意に加えて、地域に根ざした店舗づくりに貢献できる人材であることをアピールしましょう。
アピール例)
- 「地域の雰囲気を知っている」
- 「地元の人の立場で考えられる」
- 「幼い頃から親しみのある地域で働きたい」
- 「地元で長く愛される店にしたい」
など
単に地元だからという理由でなく、地域への思い入れやどう貢献したいかが伝わる表現を心がけましょう。
7.オープニングスタッフに関するよくある質問
ここからは、オープニングスタッフの仕事に関するよくある質問を、Q&A形式で回答します。
7-1.オープニングスタッフの募集はいつからですか?
オープニングスタッフの募集は、一般的にお店が開店する2ヵ月〜3ヵ月前から始まります。遅くとも1ヵ月前には求人サイトに掲載され、開店の数週間前には募集が締め切られるケースが多いようです。
店舗によってはオープン半年前からオープニングスタッフを雇い、店舗の設営や近隣へのチラシ配りなどの仕事に動員されるケースもあります。
また、入社したスタッフは本部や近隣の店舗、オープン前のバックルームなどで研修を重ね、品出しやホール業務、レジ業務などを学びます。
開店当日からスムーズに働けるよう、募集時期は研修期間が考慮されていることが一般的です。
7-2.オープニングスタッフの研修とはなんですか?
オープニングスタッフの研修とは、主に新入社員や業界未経験のスタッフを対象とした、会社概要や接客対応を学ぶための場です。
具体的内容として、以下のようなものが挙げられます。
- 会社の説明
- オリエンテーション
- 施設の説明
- 開店前の店舗の設営
- レジ操作の研修
- 接客応対の研修
オープニングスタッフの研修では、全員の顔合わせも兼ねて、会社概要の説明や自己紹介などの簡単なオリエンテーションがおこなわれます。
続いて、施設や設備の使い方に関する説明やオープン前の店舗の設営の補助、レジをする可能性がある人はレジ研修、全員が受ける接客応対の研修といった流れで進んでいきます。
7-3.オープニングスタッフの給与はどれくらいですか?
オープニングスタッフの仕事は忙しく、オープン直後は来店人数も多いため、近隣の既存店のアルバイト募集と比較して時給が高く設定される傾向にあります。
具体的な金額は地域や職種によって差があるため、各求人サイトで確認してください。
例えば、JOBPALのオープニングスタッフに関する求人では、時給1,300円~1,400円の募集が多い傾向があります。
また、企業によっては一定の期間を定めて、オープニングスタッフに「オープン手当」を支給するところもあります。
7-4.オープニング時給はいつまで続きますか?
店舗や企業によって異なりますが、「オープンから◯ヵ月まで」と期間が決められているのが一般的です。
例えば、「採用後2ヵ月間は時給1,200円で、その後は1,100円に切り替わる」など、期間終了後は通常時給での勤務になります。
「ずっとオープニング時給だと思っていた」「想定より通常時給が低い」ということがないよう、あらかじめ求人情報の詳細欄でオープニング時給の適用期間や通常時給を確認しましょう。
念のため、契約時に渡される雇用契約書や労働条件通知書などの書類でも、きちんと確認しておくことが重要です。
7-5.オープニングスタッフの年齢層はどのくらいですか?
オープニングスタッフは数十人規模の大量募集である場合が多いため、幅広い年代が採用される傾向があります。
特に、スーパー・ドラッグストアやファミレス、物流倉庫やコールセンターなどは、学生から中高年までさまざまな年齢層が活躍しています。
そのため同世代の仲間を見つけやすく、既存店にありがちな、特定の年代・メンバーのグループができていて輪に入りづらいという心配が少ないのもオープニングスタッフの魅力です。
なお、おしゃれなカフェやアパレルなど、職種によっては20代など比較的若い世代が中心に採用されることもあります。
7-6.扶養の範囲内で働くことはできますか?
はい、可能です。
ただし、オープニング期間は時給が高く、開店前後は勤務日数も増えやすいため、年収の壁を超えてしまわないよう注意が必要です。
例えば、パート・アルバイトとして働く配偶者が配偶者特別控除を満額受けるには、年間の給与収入が160万円以内となるようシフトを管理する必要があります。
扶養の範囲内で働きたい場合は、面接時や採用直後など早い段階で、採用担当者や店長に希望を伝えておきましょう。
-
参照:首相官邸「年収の壁対策」
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/nennsyuunokabe/index.html
8.まとめ
オープニングスタッフは、採用されやすいことや働ける職場が比較的多いこと、待遇が良い傾向があるなど、働くメリットが多い仕事です。
忙しさや大変さもありますが、やりがいと表裏一体でもあります。一から店舗づくりに携わり、仲間と困難を乗り越えた経験は大きな自信や成長につながるでしょう。
また、時給も高いため、しっかり稼ぎたい学生から未経験の業界に挑戦したい正社員志望の人まで、多くの人におすすめできる仕事といえます。
JOBPALでは、オープニングスタッフに関する求人を紹介しています。オープニングスタッフとして働きたい人は、ぜひ参考にしてください。
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