デスクワークとは?定義やオフィスワークとの違い、メリットデメリット、向いている人を解説
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「デスクワークってどんな仕事?」「デスクワークのメリットが知りたい」など、デスクワークに関して疑問を持っている方もいるでしょう。
デスクワークとは、その名のとおりデスクでおこなう内勤業務全般を指し、そこには事務系や管理系、クリエイティブ系など、さまざまな職種が含まれています。
今回は、デスクワークの定義やメリット・デメリット、向いている人・向いていない人、仕事の探し方などを解説します。この記事を読めば、デスクワークの全体像がわかり、仕事探しを具体的に進められるようになります。
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1.デスクワークとは?
そもそも「デスクワーク」とは、どういった仕事を指すのでしょうか。定義や類似する言葉との違いを理解しておきましょう。
1-1.デスクワークの定義
デスクワークとは、机上でおこなう仕事全般のことです。
書類作成やパソコン作業、電話対応などはすべてデスクワークに含まれます。
システムエンジニアやプログラマー、WebデザイナーといったIT関連職も該当します。
1-2.オフィスワークとの違い
デスクワークと混同しやすい言葉に「オフィスワーク」があります。
オフィスワークとは、事務的な要素を持つ仕事を指す言葉で、デスクワークよりも限定的な意味で使用されるケースが多くなります。
具体的には、一般事務、OA事務、営業事務、経理事務などが挙げられます。
事務職の詳細については以下の記事も併せてご覧ください。
2.デスクワークの仕事のメリット
それでは、デスクワークに就くメリットはどのようなところにあるのでしょうか。
- 体力がなくても働ける
- 専門的なスキルが身につく
- 求人数が多い
各メリットについてお伝えします。
2-1.体力がなくても働ける
デスクワークは、体力に自信がなくても働きやすい仕事です。
業務時間の大半を座って過ごすことができ、外出の機会もほぼありません。
もともと体力がない人や、ケガや病気をもっている人、育児中の人でも不安を抱かずに働けます。
2-2.専門的なスキルが身につく
デスクワークを通して、専門的なスキルを習得できる点もメリットです。
パソコンスキルの定番であるExcelやWord、PowerPointといったマイクロソフト製品の取り扱いが身につけば、異動や転職で環境が変わっても通用する強みになります。
また、経理や人事、総務など管理系の業務に携われると、より高度な専門スキルが学べるでしょう。
2-3.求人数が多い
デスクワークは、他職種と比べて求人数が多い傾向にあります。
求人数が多ければ、自分の希望条件に近い仕事が見つかる確率も高まります。
業務内容だけではなく、給与や休日、福利厚生面なども妥協せずに仕事選びがしたいという人にとってはメリットに感じられるでしょう。
3.デスクワークの仕事のデメリット
メリットがある一方、デスクワークにはデメリットも存在します。以下に挙げる2つのデメリットを許容できるかどうかを検討してみましょう。
- 長時間同じ姿勢のため身体の不調が起きやすい
- パソコンスキルがないとつらい
それぞれについてお伝えします。
3-1.長時間同じ姿勢のため身体の不調が起きやすい
座りながら働けるのがデスクワークの魅力ではありますが、言い方を変えれば「長時間同じ姿勢で居続けなければならない」ということです。
長時間座っていると血流が悪化し、肩こりや腰痛、むくみなどといった体の不調が現れやすくなります。
一時間に一回程度は立ち上がり軽くストレッチをする、入浴中や就寝前にマッサージをするなどして、体にかかった負担はその日のうちにケアしておくことが大切です。
症状を放置しているとますます悪化し、日常生活にまで支障をおよぼすリスクがあるため注意しましょう。
3-2.パソコンスキルがないとつらい
デスクワークにかかせないパソコンを扱うスキルがないと、仕事についていけずつらい思いをするかもしれません。
最近は、スマートフォンの高性能化によってプライベートではパソコンを触らない人も増えていますが、デスクワークを選択する以上、ある程度のパソコンスキルは学んだり練習したりしておく必要があります。
まず、メールの送受信やファイル管理方法といった全般的なスキルは必ず使用するものなので習得しておきましょう。
その他にも、文書作成にはWord、データ作成にはExcel、資料作成にはPowerPointが用いられるケースが多いため、各マイクロソフト製品の取り扱いは最低限身につけておくと安心です。
また、作業効率化のためにタッチタイピングなどのプラスアルファの技術があると、選考時のアピール材料になるでしょう。
4.デスクワークの仕事が向いている人
デスクワークに向いている人には、以下の4つのような特徴が見られます。
- 長時間座っていられる
- こまかな作業が得意
- 集中力が高い
- コミュニケーション能力が高い
自分に該当するポイントがあるほど苦労なく仕事をこなせるはずなので、チェックしておきましょう。
4-1.長時間座っていられる
会社にいる間は、席に座ってパソコンを操作する時間が圧倒的に多くなります。
そのため、長時間落ち着いて座っていられるというだけでも、デスクワークに向いているといっても過言ではないでしょう。
4-2.こまかな作業が得意
デスクワークの仕事では、多くの文書やデータを扱います。
そのなかには、非常に細かい活字や数字を扱うような作業も含まれます。
そのため、人によっては投げ出したくなるような細かい作業が好き、得意という人も、デスクワークに向いています。
4-3.集中力が高い
高い集中力を維持できる人も、デスクワーク向きの人です。
ずっと同じ体勢で仕事を続けていると、集中力が途切れたり、眠気に襲われたりしがちです。
その状況下でも長く集中力を発揮できる人は、精度の高い仕事ができ、高評価につながるでしょう。
4-4.コミュニケーション能力が高い
デスクワークに該当するほとんどの仕事は、人と関わる機会も多くあります。
そのため、コミュニケーション能力に長けている人は、デスクワークに向いている人材といえます。
作業自体は一人で黙々と進めるものであっても、その前後には周囲との連携や打ち合わせが生じるケースが多いため、円滑な人間関係を構築できる人ほど活躍できるでしょう。
5.デスクワークの仕事が向いていない人
向いている人がいるのに対して、残念ながらデスクワークには不向きの人がいるのも事実です。以下の4点に該当する場合は、デスクワーク以外の仕事を検討してみても良いでしょう。
- 長時間座るのが苦手
- 飽きっぽい
- 常に体を動かしていたい
- コミュニケーション能力がない
自分が当てはまらないか確認しておきましょう。
5-1.長時間座るのが苦手
長時間座っているのが苦手な人は、デスクワークには向いていません。
座って仕事をすることがほとんどなので、仕事環境から大きなストレスを受けてしまうでしょう。
5-2.飽きっぽい
飽きっぽい性格の人も、デスクワーク向きではありません。
デスクワークは、地道な作業が続く仕事なので、飽きっぽいタイプの人は注意散漫を引き起こし、ミスを引き起こすリスクが高まります。
5-3.常に体を動かしていたい
常に体を動かしていたい、動かしていなければ落ち着かないというタイプの人は、デスクワークに向いていない人です。
デスクワークで常に動かすのは頭と手のみで、体全体を動かす機会はあまりありません。
じっとしているのが苦手な人は、デスクワークに物足りなさを感じてしまうでしょう。
5-4.コミュニケーション能力がない
コミュニケーション能力が不足している人も、デスクワークには向きません。
周囲との連携が求められるデスクワークでは、まめなコミュニケーションが必須です。
そのため、コミュニケーションの取り方に何らかの課題がある人は、デスクワークで苦労するかもしれません。
6.デスクワークの仕事の探し方
デスクワークの仕事に興味がある、本格的に仕事探しをしたいという人は、最寄りのハローワークに足を運んだり、地域の情報紙を入手したりして、求人情報を集めましょう。
あまり時間がなく効率的に仕事探しがしたい場合は、求人サイトの活用がおすすめです。
スマートフォンやパソコンを使って、自宅にいながら24時間いつでも自由に仕事探しができます。
職種やエリア、各条件の絞り込みも可能なので、より自分の理想に近い仕事を見つけられます。
6-1.未経験でもデスクワークで働ける
デスクワークは、未経験からでも働ける仕事です。
自社で人材を育てていきたいと考える企業も多いため、未経験者を歓迎する求人も数多く見られます。
ハローワークや求人サイトでは、「未経験者可」の求人に絞って探すこともできるので、どのような求人があるか検索してみましょう。
6-2.資格なしでもデスクワークで働ける
デスクワークは、資格がなくても働ける仕事です。
「最低限のパソコンスキルがあれば資格は不要」「追々取得してくれたら良いけれど入社時は求めない」という企業もあります。
「資格不問」、または資格に関する特別な記載のない求人を探してみましょう。
7.まとめ
今回は、デスクワークの概要、仕事、メリット・デメリットなどについてお伝えしました。
デスクワークは、未経験・無資格の人にも門戸が開かれている魅力的な仕事です。
実務のなかで汎用性の高いスキルが身につけられるので、将来的に再び転職する機会が訪れても、それまでの経験を強みにすることができます。
今すぐデスクワークの仕事探しがしたい人も、また「ちょっと気になる」という人も、ぜひ弊社JBOPALの以下のページからお近くの求人情報を検索してみましょう。気になる求人があれば、お気軽にお問い合わせください。
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