軽作業バイトに着ていく服装は何が良いの?服装例や注意点を解説

※この記事は4分30秒で読めます。
「軽作業の仕事ってどのような服装でするの?」
「私服OKの軽作業バイトで着るべき服は?」
など、軽作業の服装に関して疑問を持っている方もいるでしょう。
軽作業のアルバイトは私服でもOKという工場も珍しくはありませんが、何を着ても良いというわけではありません。安全性と機能性が両立した服装を選ぶことが重要です。
今回は、軽作業バイトの服装の基本、季節ごとの服装例、服装を選ぶ際の注意点などを解説します。この記事を読めば、軽作業の服装のことがよくわかり、働く前に準備を進められるようになります。
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1.軽作業バイトの服装は何を着たら良いの?
軽作業の仕事が初めての場合、服装に関して迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。軽作業バイトで服装に迷ったときは、これからご紹介する内容を基準に服装を決めましょう。
1-1.就業規則に従う
まず、入社時に会社の就業規則を確認しましょう。会社に服装の指定があれば、それに従うことが大前提です。
例えば、食品工場や検品・検査の工程を担当する場合は、接客業・飲食業などと比べて服装の自由度は高いものの、異物混入やケガ防止のために「アクセサリーや指輪はNG」などと就業規則に定められている場合があります。
また、会社によっては軽作業で働く方にも作業服が支給される場合があり、その場合は作業服での業務が必須です。
以下の記事では工場勤務の服装についてより詳しく解説しています。
1-2.動きやすいものを選ぶ
作業服の支給がない場合、就業規則に違反しない範囲内で仕事用の私服を用意する必要があります。
仕事内容によっては、立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事ではありません。いろいろなところを歩き回ったり、荷物を持つためにしゃがんだり立ち上がったりと、思った以上にアクティブな仕事です。そのため、私服を用意する場合は動きやすい服装であることが重要です。
また、ダボッとした服装は作業時に機械や棚などに引っかかったり巻き込まれたりする可能性があり危険です。作業効率のためにも安全のためにも、体型に合った服装を選ぶようにしましょう。
1-3.季節や気温で選ぶ
軽作業の仕事は工場や倉庫の一角でおこなわれることも多く、事務職や営業職のようにしっかりエアコンが効いている空間で働けるとは限りません。
機械が出す熱で夏は暑く、冬はコンクリートがひんやりと冷たく寒い環境で働く場合もあります。少しでも快適に作業ができるよう、服装で暑さ・寒さを調節することが重要です。
2.【季節別】軽作業バイトの服装例
軽作業バイトの服装は、「Tシャツ(冬場は長袖)」「ジーンズ」「スニーカー」が基本となります。ただし、エアコンが効いていない場合も多いことから、季節ごとに細かく服装を調整することをおすすめします。
ここでは、季節ごとのおすすめの服装の一例をご紹介します。
2-1.春の服装例
春(3~5月)は暖かく、倉庫内の気温や湿度も高くならないため、働きやすい時期です。ただし、1日中動きまわり汗をかくことを想定して、通気性の高いTシャツやポロシャツの着用をおすすめします。
【春の軽作業のおすすめの服装】
- 上:通気性・吸湿性の良い長袖Tシャツやポロシャツなど
- 下:ストレッチ性の高いジーンズ
- 靴:足によくなじんだスニーカー
2-2.夏の服装例
空調がしっかり効いた職場では春と似たような服装でも働けますが、エアコンが完備されていなかったり、スポットクーラーのみ設置されていたりする職場も少なくありません。
体に熱がこもらないよう、通気性の良い薄手の服装がおすすめです。大量の汗でもしっかり吸ってくれる素材や風通しの良い素材、接触冷感の機能がある服が重宝されるでしょう。
安全のためには長袖の着用が望ましいですが、夏場に関しては半袖にするなど、暑さ対策も並行しておこないましょう。
足元に関しては、いくら暑くても安全性の面からサンダルにはできません。通気性の良い靴下などで調整しましょう。
【夏の軽作業のおすすめの服装】
- 上:通気性・吸湿性の良いTシャツ(接触冷感の機能があると良い)
- 下:ストレッチ性と通気性の高いジーンズ
- 靴:足によくなじんだスニーカーと薄手の靴下
2-3.秋の服装例
秋は春と並んで働きやすい季節ですが、急に寒くなることを想定して、Tシャツの上に着られるパーカーなどがあると便利です。
【秋の軽作業のおすすめの服装】
- 上:ロングTシャツ+必要に応じてパーカーなどの上着
- 下:ストレッチ性の高いジーンズ
- 靴:足によくなじんだスニーカー
2-4.冬の服装例
冬の工場や倉庫は冷たい空気が流れているうえ、コンクリートもひんやりしていて寒く感じる時期です。体調を崩さないためにも、しっかりとした防寒対策をしておきましょう。
ただ、動き回っているうちに暑くなることもあります。暑くなったら脱げるように複数枚を重ね着するのがおすすめです。
インナーは、裏起毛のような保温力の高いものを選ぶと良いでしょう。また、足元が特に冷えるため、厚手の靴下がおすすめです。また、インナーシャツと同じような素材の防寒タイツがあるとさらに寒さを和らげられます。
【冬の軽作業のおすすめの服装】
- 上:裏起毛のロングTシャツ+ワイシャツ+必要に応じてブルゾンなどの上着
- 下:ストレッチ性や保温性・保湿性が高いジーンズ+保温性の高い防寒タイツ
- 靴:足によくなじんだスニーカー+厚手の靴下
3.軽作業バイトの服装選びの注意点
軽作業バイト用の服装を選ぶうえでは、以下の2つの注意点があります。
- 汚したくない新品やお気に入りの服は避ける
- 露出が多い服装は怪我をする可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3-1.汚したくない新品やお気に入りの服は避ける
軽作業のアルバイトは、倉庫や工場でおこなわれるのが一般的です。
工場では機械の油で、倉庫ではホコリや泥などで汚れることも珍しくありません。機能性が高い服だとしても、お気に入りの服や新品、高級なブランド品を作業服に選ぶことは避けましょう。汚れが気になって仕事に集中できないことが考えられます。
汚れたり傷ついたりすることを前提に、いつ着られなくなっても後悔しない服を作業着として選びましょう。
3-2.露出が多い服装は怪我をする可能性がある
作業着を選ぶ際は、露出が多い服装は避けましょう。倉庫や工場には機械や段ボールが並んでおり、例えば半ズボンで作業をすると、ぶつかって肌を傷つけてしまう可能性があります。
ただし、真夏に関しては長袖では熱中症になる可能性も考えられます。暑いなかで作業することを考えて上半身のみ半袖にするなど、安全性と通気性を両立できる工夫をしましょう。
4.軽作業バイトの面接に着ていく服装は?
多くの軽作業バイトの面接では服装の指定はなく、自由な服装で参加できます。面接はエアコンが効いた事務所や応接室で実施されるため、ここまでご紹介してきた「作業に適した服装」にこだわる必要はありません。
ただし、いくら自由だからといって、上下スウェットにサンダル、タンクトップにデニムパンツなどのラフすぎる服装はNGです。ジャケットにスラックスまたはチノパン、革靴といった、いわゆるオフィスカジュアルの服装が無難でしょう。
5.まとめ
軽作業の仕事でも作業着が支給される会社はありますが、多くの会社は私服でOKとなっています。しかし、安全のためにも大きめの服装は避け、動きやすく汚れても問題ない服装を心がけましょう。
また服装以外でも、ピアスやネックレスなどに関する規定が就業規則に書いてあれば、ルールを守ることが必須です。
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また、気になっている軽作業バイトがあるものの、「実際に働いている人はどのような服装で働いているの?」、「アクセサリーはつけていいの?」などを事前に確認したい方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、面談にて働く環境や雰囲気等とあわせてお伝えしますので、ぜひ一度ご応募ください。