工場勤務の契約・待遇
更新日:2019年12月13日

半導体の工場勤務は給料が高いって噂は本当?調べてみたら高いなりの理由があった

半導体の工場勤務は給料が高いって噂は本当?調べてみたら高いなりの理由があった

皆さんが生活に使っているスマホやパソコンなどの電子機器の中には、半導体(回路)が多く使われています。それを作っているのが製造会社で、常に働く人を募集しています。生活では活用しているとはいえ、半導体製造工場の作業内容や、給料のことについて分からない方も多いと思います。

そこで、半導体製造工場の仕事内容や、半導体製造工場の給料が高い理由や、実際どのくらい給料が高いのか、どのような仕事内容なのかについて解説していきます。

半導体とは

半導体とは、電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間に位置するもので、正式名称は「半導体集積回路」と呼ばれるものです。

パソコン・スマートフォン・液晶テレビ・冷蔵庫・自動車など、私たちの生活に欠かすことのできない家電などに使われているだけでなく、電気・ガス・水道など社会インフラの制御など生きていく上で必ず必要になってくる重要なものとなっています。

半導体製造工場の仕事内容

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では半導体の製造工場勤務とはどのような仕事内容になっているのでしょうか。半導体の製造工場勤務では大きく分けて下記の4つの工程に分類されています。

●クリーンルーム工程
半導体は少しのゴミでも動作に影響が出てしまうため、防護服のようなクリーンスーツを着用しての作業を行います。それは人間の髪や、ゴミなどが着ている服に付着しており、それを飛び散らないようにするためです。

クリーンスーツの他には、手袋や長くつ、髪までスッポリ覆う帽子とマスクとメガネまで着用します。作業場に入る前には、エアーシャワーを浴びて、ホコリやゴミを吹き飛ばします。

●ウェーハ処理工程
半導体を製造するには製造装置を使いますが、《シリコン窒化膜を蓄積》《ウェーハを回転させてのフォトレジスト散布》《露光装置で回路を転写》《電極形成》これらに製造装置を使って作業を行います。

●組立工程
ウェーハ処理された半導体を組立てる作業ですが、この工程も製造装置を使っての作業です。

●装置製造組立て工程
半導体を製造する製造装置を組立てる仕事で、クリーンスーツは必要なく普段着での作業となります。

半導体製造工場で働く4つのメリット

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半導体製造工場での勤務では様々なメリットがあります。他の工場勤務よりも給料が高かったり、休みも多く比較的体力的には楽だったり、未経験でも働くことができ、キャリアアップにつながるなどがあります。

ここではそんな半導体製造工場でのメリットについて詳しく解説していきます。

①他の工場に比べて給料が高い

半導体製造工場では当然半導体を扱っていますが、半導体は非常に高価なものでちょっとしたミスでも大きな損害につながりかねません。そのため、半導体を扱うには細心の注意を払う必要があり、企業から求められるスキルも高くなっています。

また、半導体製造工場は都心から離れた場所にあることがほとんどで、通勤にも時間がかかってしまうため通勤の補助も手厚くなっています。

そのため、必然的に半導体製造工場での勤務では、高額な給料や寮の完備だけでなく、マイカー通勤や各種保険など高待遇での求人が多くなっています。また、シフト制ですのであまり残業や休日出勤は多くありませんが、残業手当や休日手当など福利厚生も整備しているところがほとんどです。

②未経験から働ける

半導体製造工場の求人には、未経験からでも働けるものばかりです。

その理由は、機械操作などはマニュアルがありますので、マニュアル通りに作業を進めれば大丈夫です。専門知識が無くても大丈夫ですので、未経験からでも働くことが出来ます!

③他の工場に比べて休みが多い

半導体製造工場での勤務は、1ヶ月平均15日程度になっていますので、休日が多く設定されていることから仕事とプライベートの両立がしやすくなっているのもポイントです。

作業時間も8時間勤務または12時間勤務での交代制となっています。8時間勤務の場合は一般的なサラリーマンと同じ程度の休日ではありますが、12時間勤務の場合には年間の休日日数が多くなります。ただし、多くの工場は24時間稼働しての2交代か3交代制になっていて、工場によっては日勤だけでなく夜勤もローテーションで働かなければいけない場合があります。

これらは、面接の時などに確認することで工場での働き方について理解することができます。

④未経験でも働けてキャリアアップにつながる

未経験の人は半導体と聞くと非常に難しいことをするイメージを持ってしまいますが、半導体はまだまだ成長をしている業界になっており、未経験であっても募集している求人は多くあります。

また、2年以上働くことで実務経験を重ねることができ、半導体製品製造技能士の資格を受験することができます。この資格はクリーンルームのような環境を整えるための知識を得ることができますが、資格を取ったからといって、残念ながら就職に役立つほどではありません。

ですが、待遇の向上などにはなりますのでキャリアアップにつながる資格となっています。

半導体製造工場の仕事できついポイント

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ここまでは半導体製造工場勤務の給料面や休日面など待遇の良さについて解説してきましたが、待遇がいい反面きつい部分もありますので注意が必要です。ここからは、半導体製造工場の仕事できついと感じられがちな点についていくつか紹介しておきます。

単調な作業が多い

短調な作業が多いということは人によってはきついと感じてしまうことがあります。これは半導体製造工場勤務に限った話ではありませんが、工場勤務は単調な作業が多くなるので、慣れていない人や同じことを繰り返すことが苦手な人にとっては大変だと感じることになります。

基本的に工場内での作業は、ベルトコンベアから流れてくる部品を組立てる作業となるので、ある程度慣れてくると簡単に感じるかもしれません。しかし、単調な作業に慣れてくると、眠気が襲ってきたり、集中力を欠いてしまったりすることで失敗しやすい点もあります。このような単調な作業であっても、失敗することで多大な損害が出る場合もありますので十分な注意が必要な作業になってきます。

生産ノルマがある

半導体製造工場では、1日に何個生産するかを決めていますので、それぞれに生産ノルマが課せられています。その生産ノルマは工場によって違ってきますが、1時間単位で生産個数を決めている工場もありますので、仮に生産が遅い場合には改善を求められるなど精神的なストレスになってしまう場合があります。

ただし、ある程度慣れてしまえば、その生産ノルマも無理難題な個数ではありませんので、単純作業を繰り返しているうちに気づいたらノルマを達成していたということもあります。また、特別なスキルも必要としていませんので、誰でも普通に作業をしていればノルマをクリアできないなんてことはありません。

半導体製造工場で働く方法

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ここまでは、半導体の工場勤務の仕事内容について解説してきましたが、実際にどうすれば半導体の工場で働くことができるのか気になるかと思います。そこでここからは、半導体製造工場で働くための方法について紹介していきます。

半導体製造工場の求人の探し方

半導体製造工場での求人を探す方法としては主に以下の方法で探すようにしましょう。

  • 求人数の多いサイトで探す
  • 自分にとって外せない条件をもとに探す

ただし、地方などの勤務地も多く、自分の希望に合う工場を見つけることができない求人サイトもあるので、求人サイトを利用する際には求人数の多いサイトを利用するのがおすすめです。また、体力的にきつい部分もありますので、自分にとって重要な条件は必ずチェックしておきましょう。

半導体製造工場の面接対策

求人サイトを利用して働きたい半導体製造工場が見つかったら、次は面接の段階に進みますが、面接の際にも注意すべき点があります。特に以下の点に注意しておきましょう。

  • 服装や髪型、身だしなみを整える
  • 志望動機の答え方を練っておく

面接に行くのですから服装や髪型は整えておかなければいけません。服装も工場勤務だからと普段着ではなく、スーツを着用している方が良く、髪型も染めているのであれば黒髪に戻すなどの対応をしておきましょう。
また、工場勤務の面接では志望動機を聞かれることが多いですが、志望動機を話す際には自社のことをどれほど調べているのか試されています。面接を受ける企業のことを十分に調べておき、企業が求めている回答を用意しておくことが重要です。

高月給の半導体工場で効率的に稼ごう!

今回は半導体の工場勤務の給料が高い噂について解説してきました。

工場勤務は確かにきつい部分もありますが、その分多くの給料をもらえることも多く、福利厚生がしっかりとした工場も多くあります。単純作業を苦に感じないのであれば高月給の半導体工場での勤務を検討してみてはいかがでしょうか。

まずは半導体工場の求人をチェックするところからスタートしてみて下さいね。

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