期間社員(期間工)の年収は高い?給与の相場や手当、仕事内容まとめ
※この記事は5分で読めます。
「期間社員(期間工)ってどういう仕事?」
「期間社員(期間工)の年収がどの程度か知りたい」
など、期間社員(期間工)の仕事に関して疑問を持っている方もいるでしょう。
期間社員(期間工)は、自動車メーカーや部品メーカーに期間限定(最大約3年間)で契約社員として勤務する仕事です。さまざまな手当があったり、寮費や水道光熱費が無料など生活費を大きく抑えられたりしてお金を貯められるので、多くの方が働いています。
今回は、期間社員(期間工)の年収の相場、年収が高くなる理由、未経験でも働けるかなどについて解説します。この記事を読めば、期間社員(期間工)の仕事内容や年収の目安がわかり、仕事選びの参考にできます。
エリアから工場・製造業のお仕事を探す
エリアと合わせて細かい条件も設定できる!
1.期間社員(期間工)の年収・給与の相場とは?
期間社員(期間工)は、自動車メーカーや部品メーカーに期間限定(最大約3年間)で、契約社員として勤務します。
そんな期間社員(期間工)の年収の相場は、おおよそ400万円~500万円程度です。参考までですが、期間社員(期間工)の求人を出している企業の求人情報を見ると、給与に関して以下のような記載がありました。
| A社 | 在籍1年目から510万円以上 |
| B社 | 在籍1年目から450万円以上 |
| C社 | 在籍3年間で1,520万円以上 |
上記は一例となりますが、大手企業では別途手当が支給され、より高い年収が期待できます。
2. 期間社員(期間工)の年収が高い理由
期間社員(期間工)の年収が高いのは、主に以下2点の理由が関係しています。
- 手当が多い
- 入社祝い金がある
それぞれの理由について詳しくお伝えします。
2-1.手当が多い
期間社員(期間工)の年収が高い最も大きな要因は、手当が手厚いことです。
一般的に手当といえば、休日手当や残業手当、役職手当などがあります。期間社員(期間工)の場合は、それらに加えて以下のような手当も用意されています。
2-1-1.赴任手当
赴任手当は、寮までの交通費や荷造り費として支給される手当です。支給額は、移動距離や働く勤務先により2万円~10万円と幅があり、支給日も初任給前のケースもあれば、初任給と同時に支給される企業もあります。
2-1-2.満了手当、満了慰労金
満了手当、満了慰労金は、期間満了にともない支給される手当です。契約期間や回数により支給額は変動しますが、満了の35ヵ月まで働いた期間で300万円以上支給されるメーカーもあります。
2-1-3.報奨金、満了報奨金
契約更新のタイミングごとにまとまった金額が支給されます。この手当は一定の勤続期間を満了することが条件になります(例:3か月、6か月、1年など)。また出勤率が基準を満たしていること(欠勤・遅刻・早退が多いと減額や不支給)。支給額は勤務期間が長くなるほど加算されていきます(例:初回より2回目、2回目より3回目の方が高額になる)
2-1-4.食事手当
食事手当は、日々の食事補助として支給される手当です。出勤日のみが支給対象で、メーカーによっては月5,000~20,000円程度が支給されます。
2-1-5.家族手当
家族手当は、子供がいる方に支給される手当です。家族手当を支給しているメーカーは限られますが、子供一人につき2万円程度が支給されます。
2-2.入社祝い金がある
上記の各種手当に加え、入社祝い金が支給されることも、期間社員(期間工)の年収が高い理由の一つです。
入社祝い金を支給するのは、多くの優秀な人材を確保したいという企業側の意図も見て取れます。金額は企業により異なりますが、10万円~100万円と支給される金額も様々です。1ヵ月〜6ヵ月程度、一定期間継続して働いたのちに支給されることが多くなっています。
3.期間社員(期間工)として働くとお金が貯まる理由
経験者からは、「期間社員(期間工)は他の仕事をするよりもお金が貯まる」という話もよく聞きます。お金が貯まる理由としては、以下の3つが考えられます。
- 寮完備の工場が多い
- 直接雇用なので手数料を引かれない
- 福利厚生や待遇が充実している
それぞれの理由について詳しくお伝えします。
3-1.寮完備の工場が多い
期間社員(期間工)を採用している企業のほとんどは、寮を完備しています。そのため、家賃は無料のところが多いので、一般的な賃貸マンションに住むよりも、かなり毎月の固定費を抑えられるでしょう。
また、メーカーや物件によっては水道光熱費も無料で、家具家電が備え付けられていたりするため、浮いた生活費を貯蓄に回すことができます。
3-2.直接雇用なので手数料を引かれない
同じ自動車関連の仕事でも、派遣社員の場合は所属する派遣会社に手数料を差し引かれ、残った金額が自分の給料となります。
一方、期間社員(期間工)はメーカーと直接雇用契約を結びます。そのため、メーカー側が提示する金額をそのまま自分で受け取ることが可能です。
3-3.福利厚生や待遇が充実している
期間社員(期間工)の採用元は、大手企業が多いため充実した福利厚生や待遇で雇用してもらうことが可能です。有給休暇の付与や社会保険完備、食堂・運動施設・保養所利用サービス、車内販売制度など、正社員と変わらない内容の福利厚生が適用されます。
また、前述した皆勤手当など企業独自の手当制度も設けられており、従業員が長く安心して働ける環境が提供されています。
4.期間社員(期間工)から企業の正社員になったときの変化
大手自動車メーカーの正社員の採用は新卒がメインとなり、中途は非正規雇用が主です。
しかし、期間社員(期間工)から正社員登用されるケースも現在では多くあります。そのため、中途で正社員採用を目指したい人にもおすすめできます。正社員のほうが、社会的信用が高いため、物件やローン契約の際にも有利になるでしょう。
ただし、認識しておきたいのは、期間社員(期間工)から正社員に切り替わることで、一時的に年収が下がる可能性がある点です。
年収が下がる要因としては、前述した期間社員(期間工)の手厚い手当類のうち、入社祝い金などは正社員には適用されないためです。正社員として働き続ければいずれ年収は上がっていきます。
5.期間社員(期間工)は未経験でも稼げる?
期間社員(期間工)は、未経験者でも十分高い年収が望める仕事です。学歴不問の求人も多く見られ、異業種からの転職者も多く、半数以上の方が未経験からスタートしているといわれています。
入社後は研修期間が設けられ、その間に仕事を覚えてきます。作業内容にもよりますが、1ヵ月程度の研修期間を経て独り立ちする形です。それぞれの成長スピードを考慮して仕事を教えてもらえるので、未経験でもぜひ挑戦してみることをおすすめします。
6.働く前にチェック!期間社員(期間工)の仕事内容
期間社員(期間工)といっても、その仕事は2種類に分けられます。
それぞれ製造する物も仕事内容も大きく異なるため、どちらが自分向きの仕事かチェックしておきましょう。
6-1.自動車の車体製造の仕事
自動車の車体製造の仕事では、トヨタや日産、ホンダ、マツダなど、自動車メーカーの工場に勤務して車体製造を担います。
製造工程は、プレス・溶接・塗装・エンジン製造・組立・検査の6つに分けられます。
6-1-1.プレス
プレスは、車体の骨格部分のパーツを作る工程です。
プレス機で圧をかけることでカットした鋼板を成型し、パーツの形を作っていきます。
6-1-2.溶接
溶接は、プレスで作成したパーツを合体させ、車体の骨格を完成させる工程です。
内側のインナーパネル、外側のアウターパネル、ドアの順番に溶接していきます。
6-1-3.塗装
塗装は、色づけや車体の保護のために、数種類の塗料を用いて数回にわたり塗装する工程です。
電流を通しやすい塗料を溜めたプールにフレームを沈めることで、ムラなくきれいに塗装します。
6-1-4.エンジン製造
エンジン製造は、自動車を動かすために欠かせないエンジン部分を製造する工程です。
鋳造、機械加工、熱処理、組立、検査という工程を経て完成します。
6-1-5.組立
組立は、車体とエンジンなどの部品類を組み立てていく工程です。
ライン作業でおこなえるものもあれば、複数人が手作業で組み立てるものもあります。
6-1-6.検査
検査は、組み立てた自動車が、問題なく出荷できる製品に仕上がっているか検査する工程です。
目視はもちろん、細かい部分は顕微鏡を使用して不具合がないかを入念に検査します。
6-2.自動車の部品製造の仕事
自動車の部品製造では、自動車の構造に欠かせない各種部品を製造します。
オートマチック・トランスミッションやエアコン、オーディオなど、製造するものは多岐にわたります。車体製造とは異なり小さな部品を扱うことから、力仕事が苦手な方でも働きやすい仕事です。
作業は大きく分けて、加工、組立、検品、検査、梱包の5つの工程となります。
6-2-1.加工
加工は、製造する部品を加工する工程です。
6-2-2.組立
組立は、加工した部品同士を組み立てる工程です。
6-2-3.検品
検品は、不良品がないか確認をおこなう工程です。
6-2-4.検査
検査は、定められた基準値を満たしているか検査する工程です。
6-2-5.梱包
梱包は、完成した備品を運搬するために梱包する工程です。
上記作業は、基本的に担当者が固定化されており、同じ作業内容を繰り返しこなしていくことになります。そのため、臨機応変な対応力などは求められず、一度覚えれば淡々と作業を進められます。
より詳しく期間社員(期間工)の仕事内容や種類などについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
7.期間社員(期間工)の内定をスムーズにとるには?
期間社員(期間工)を募集しているのは、日本を代表する大手企業が多いです。地元の中小企業と違い、一度に数十名以上の人員を募集することがあるので、応募すれば比較的内定はとりやすくなっています。
なお、期間社員(期間工)は体を使う仕事のため、腰痛など体調に関するネガティブな要素があると敬遠される可能性があります。そのため、健康状態に異常がないことは面接でしっかり伝えるようにしましょう。
また、期間の制限を持つ雇用形態であるため、一般的な新入社員のように社会人の基礎スキルを教育する余裕はありません。社会人としての立ち回り方がある程度わかり、既存従業員とスムーズに馴染める人材を求めているので、面接の際はマナーに注意しながら、コミュニケーション能力があることをアピールしましょう。
8.まとめ
期間社員(期間工)の仕事は、未経験でも高い年収を得られる仕事です。期間の定めがあるとはいえ、大手企業の所属となることで、多くの恩恵が得られるでしょう。
条件によっては、期間社員(期間工)から正社員登用のチャンスも大きくあります。「手に職をつけたい」「安定した環境で働きたい」という方は、期間社員(期間工)の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
弊社JOBPALでは、期間社員(期間工)を含めさまざまな求人情報を掲載しています。仕事探しでお困りの方は、ぜひご活用ください。
エリアからお仕事を探してみよう
関連記事
人気ランキング
-
2022年07月11日
工場勤務の契約・待遇 期間社員(期間工)の年収は高い?給与の相場や手当、仕事内容まとめ
-
2025年02月27日
工場勤務の契約・待遇 施工管理の平均残業時間は?多い理由やより良い環境で働く方法、残業を減らす取り組みを紹介
-
2024年11月01日
工場勤務の契約・待遇 期間社員(期間工)を辞めたい!辞める前に考えたいこと、辞めるときの注意点を解説
-
2024年09月30日
工場勤務の契約・待遇 製造業の給料は安い?平均給与やより高い給料をもらうためにできること
-
2024年09月30日
工場勤務の契約・待遇 期間社員(期間工)のその後の仕事や働き方!スキルや経験を活かすために

























