工場とものづくりの雑学
更新日:2022年04月01日

戦艦大和の中には、「ラムネ工場」があった

戦艦大和の中には、「ラムネ工場」があった

今でも、アニメやゲームのモチーフとして取り上げられることの多い「戦艦大和」。その戦艦大和の中に、「ラムネ」の工場があったことはあまり知られていません。

当時の乗組員にとって、ラムネは数少ない甘味でした。潮風で痛む口内を癒やす、とっておきの嗜好品だったのです。

意外にも、戦艦内でラムネを作るのは非常に簡単。当時、戦艦内での火事は二酸化炭素を使って消火していましたが、その二酸化炭素と、水や砂糖などを瓶に詰めれば、ラムネが完成します。

その製法を海軍に伝授したのは、広島県にある、飲料・漬物・佃煮の製造販売をする会社。その会社では、現在でも「大和ラムネ」を製造・販売しています。お土産としてはもちろん、戦艦大和マニアにも愛されているようです。

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  • 参考URL:トビキリ 創業大正14年 手作りの飲料・漬物・佃煮の中元本店

    http://www.tobikiri-n.com/
  • 参考URL:戦艦大和の日常生活

    http://www.tanken.com/yamato.html

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