更新日:2024年01月25日
「安全第一」には続きがある?工場や工事現場で使う「安全第一」の第二、第三とは?
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工場や工事現場の近くを通るとき、必ずといっていいほど目にする「安全第一」の文字。実は、これには第三まで続きがあります。
それは、「品質第二」、「生産第三」。
この言葉は、かつてアメリカで生まれました。1900年代のはじめ、不景気のせいもあり、労働環境は劣悪。今が「安全第一、品質第二、生産第三」だとすれば、当時は「生産第一、品質第二、安全第三」の考え方でした。危険な作業をする労働者は、命がけで働いていたといいます。
そこで当時、世界最大規模だった製鉄会社の社長、エルバート・ヘンリー・ゲーリー
は、「安全第一、品質第二、生産第三」という考え方に転換。すると、労働による災害はたちまち減少し、品質・生産性も向上したそうです。
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参考URL:「安全第一」に潜む危険性|東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
http://www.tokiorisk.co.jp/risk_info/up_file/200804221.pdf