工場とものづくりの雑学
更新日:2018年04月20日

“ものづくり”と“モノづくり”の違いを知ってる?

“ものづくり”と“モノづくり”の違いを知ってる?

製造業の求人情報を眺めていると、“ものづくり”と“モノづくり”という言葉を見かけることがあると思います。ひらがなの“もの”とカタカナの“モノ”、一見すると同じものをさしているように見えますが、実は製造現場によっては使い分けられている場合があることをご存じですか?

今回は製造現場で働く人なら知っておきたい、“ものづくり”と“モノづくり”の違いについてご紹介します。

“モノづくり”は作るだけではない?その意味の違いとは

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“ものづくり”と“モノづくり”の使い分けはいろいろな考え方がありますが、今回はその一つの例をご紹介します。

まず、ひらがなの“ものづくり”ですが、この場合の“もの”は、生産する“物”そのものを指します。中でも、人間の生活に使用される「製品」はその代表的な存在です。例えば、時計という製品を作る場合は、決められた作り方に沿って時計盤に針を入れ、きちっと動くようにし、時計そのものを作り上げていきます。

一方、カタカナを使った“モノづくり”は、もっと広い意味合いを持つケースがあります。この場合の“モノ”は、製品そのものだけではありません。その製品を作る中で新しい開発方法を考えること、より良くするサービスを取り入れることなど、“もの(製品)”に「付加価値」を吹き込む活動まで含まれます。

再び時計を例に挙げてみると、時計における“モノづくり”では決められた通りに時計を作るだけではなく、“物”以上の付加価値がカギとなります。例えば、時計がより長く正確な時間を刻むにはどのように改善すればいいのかを考えたり、よりカッコいいデザインを取り入れて洗練されたスタイルにしたり……“モノづくり”は創造性を加えていく行為でもあるのです。

さらに“モノづくり”は生産するだけでなく、その製品をどう販売するか、どう使ってもらうかまで考えることも含まれます。時期によってどのような仕様の製品を作るべきか、どんな形状にするとより使いやすくなるかなど、ただ単に生産するだけでなく、作り手の想いが大きく関わってくるのです。

“モノづくり”という考え方は、職人を育てるために欠かせない

このような考え方は、日本の大企業でも取り入れられています。

例えば、日産自動車や積水化学工業のWebサイトなどを見てみると、「サービスを含めてのモノ」という意味での“モノづくり”という表現が見受けられます。自社の製品を開発し、作り、販売し、それをユーザーに使ってもらうこと、その一連の流れを通してモノの価値を伝えていこうという姿勢が伝わってきます。

あるいは、伝統工芸品に見られる職人の匠の技。これはまさに“モノづくり”です。ただ“もの”を作るだけではなく、職人の技術や経験、発想を取り入れて、伝統的な技術を後世に伝えながら付加価値を生んでいくのですから。

そんな“モノづくり”は、作り手を育てることにもつながります。製品にどう付加価値を与えるか、どう使ってもらうかという広い視点で考えることで、“モノ”を作る上での創意工夫が身に付くからです。また、工夫を重ねることは、技術力のアップにもつながるでしょう。“モノづくり”に試行錯誤するからこそ、“モノ”の価値を認識し、作ることの楽しさを実感できるのです。

さらにより良いものを作ろうとする中で、一緒に作る仲間・職人と相談し、お互いに技術や知識を共有していくことがあるでしょう。そうすることで“モノ”を作ることが人と人の交流にもつながり、“モノづくり”の輪が広がっていきます。

まとめ

“もの”に付加価値を生み、職人の育成や交流にもつながる“モノづくり”の世界。製造業界はその主人公になるチャンスがたくさんあります。ただ何かを作るだけでなく、一歩踏み込んだ“モノ”を作ってみたい!と考えている人は、ぜひ“モノづくり”の仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

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