内定辞退した企業に応募しても良い?内定辞退した企業にやっぱり行きたい時応募前にすべきことと連絡用の例文
※この記事は6分で読めます。
「内定辞退した企業に再応募しても良いの?」
「内定辞退した企業に再応募する方法を知りたい」
など、内定辞退した企業に再応募する方法について、疑問を持っている方もいるでしょう。
一度内定を辞退していても、採用担当者に再応募の熱意を伝え、入念に準備をすれば採用されるチャンスはあります。
今回は、内定辞退した企業に再応募する方法や再応募の最適なタイミング、再応募前にすべきことなどを解説します。この記事を読めば、内定辞退した企業に再応募する方法がよくわかり、しっかりと再応募の対策ができるようになります。また、採用担当者へのメール・電話の例文もご紹介していますので、参考にしてみてください。
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1.内定辞退した企業に再応募してもいい?
内定辞退した企業に再応募することは可能ですが、企業によっては、内定辞退者に対して採用規則で再応募できない期間を設けている場合があるので、再応募前に確認が必要です。
また、内定辞退後に希望する求人がなくなっている可能性もあるため、再応募する際には最新の採用情報の確認を忘れないようにしましょう。
以下の記事では、内定辞退に関するさまざまな情報をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
2.再応募するときに頭に入れておきたいこと
一度は応募者の意思で内定辞退をしていることから、内定辞退者が再応募する際には企業側からの印象がゼロまたはマイナスからのスタートになることを意識しておかなくてはなりません。内定を辞退したことで、採用までに企業が費やした時間や人的リソースが無駄になっていることから、失望感や不信感を持たれてしまった可能性があるからです。
再応募する場合は、内定辞退した理由と再応募する理由、今後のキャリアプランなどをしっかり考えて伝えましょう。
3.再応募に最適な時期はある?
内定辞退者が再応募をするなら、いつが最適なタイミングなのでしょうか。
3-1.内定辞退してすぐの再応募は厳しい
一般的に、内定辞退者の再応募に対して企業側は慎重になっています。そのため、内定辞退後すぐに再応募しても、応募段階で不採用になる可能性もあるでしょう。
ただし、内定辞退した直後に再応募したい場合は交渉することも可能です。内定を辞退したことへの謝罪や内定を辞退した理由、再応募したい理由を伝えるなど、誠意と熱意をアピールしましょう。
3-2.内定辞退から1年程度は時間をおく
採用規則により、一定期間が経つまでは内定辞退者の採用ができない企業もあります。その場合は、企業側が定めた期間が過ぎてからでないと再応募できません。内定辞退から1年ほど経ってからであれば、企業側の設定した一定期間を過ぎている可能性があるため、時期的にも問題ないケースが多いでしょう。
なお、UTグループでは、内定辞退者の採用に関して規定を設けていません。内定辞退直後でも、応募は可能です。応募した求人に空きがない場合もありますし、求人状況が変わることも多々ありますので、気になる求人があれば内定辞退をしたあとでもタイミングを気にせずに再応募してみることをおすすめします。
4.再応募する前にやっておくべきこと
内定辞退後に再応募をする際は、事前準備をしっかりしておく必要があります。4つのポイントを具体的に解説します。
4-1.再応募可能かを確認する
内定辞退後に再応募をする場合、まずはその企業が再応募を受け付けているかを確認しましょう。求人情報や企業のホームページ、転職サイトなどで確認できます。
4-2.希望するポジションの空きを確認する
即戦力を求めている企業の場合、内定辞退後すぐに他の人に声をかけ、採用してしまっている可能性があります。そのため、希望するポジションに空きがあるかどうかの確認も必要です。こちらも求人情報や企業の採用ページで最新の状況を確認しましょう。
4-3.内定辞退した理由を整理する
今度は内定辞退しないことをアピールできるよう、内定辞退した理由を整理し、なぜ再応募したいという考えに至ったのかをはっきりさせましょう。
求める環境や条件が合っていなかった、または選考中に不安を感じたなどの理由で内定辞退した場合には、なぜ今度はその問題をクリアできると思ったのか、採用担当者に熱意を持って伝えられるよう理由を明確にしておきます。
4-4.応募書類を見直す
希望するポジションに空きがあることが確認でき、内定辞退した理由の整理ができたら、再応募に向けて応募書類を見直しましょう。履歴書の内容を最新にしたり、自己PRの内容を変更したりすることが大切です。
特に自己PRや志望動機については、内定辞退後の心境の変化や再応募したいと思った理由を掘り下げる必要があります。企業の採用担当者が応募書類を見て興味を持ち安心できるよう、応募先の企業で働きたいという強い熱意を練り込むと良いでしょう。
5.内定辞退後に再応募するときの連絡方法と例文
内定辞退後に再応募する場合は、まず応募先の企業に直接連絡し再応募したい旨を伝えます。誠意を見せるためにも、まずはメールで連絡をし、追って電話連絡を入れると良いでしょう。
電話をするときには、以下のポイントに注意してください。
- 営業時間内にかける
- 相手が忙しいときには、あらためて電話をかけ直すことを伝え、一度電話を切る
- 電話がつながったときに落ち着いて話せるよう、準備しておく
- メモをとれるようにしておく
- 応募先企業に対する敬語は、メールでは「貴社」、電話では「御社」
- 内定辞退をしたことについての謝罪と再応募にかける熱意を誠心誠意伝える
以下では、再応募するときのメールと電話の例文を紹介します。
5-1.一定期間後に再応募するとき
一定期間後に再応募する場合は、採用担当者にメールを送付してからあらためて電話で再応募の意思を伝えます。内定を辞退したことに対する謝罪と内定を辞退した理由を誠実に伝えます。
そして、なぜ今になって再応募したいと考えたのか、採用されたら応募先企業で働きたいという熱意を伝えましょう。
【メール例文】
件名:再応募についてのご連絡
○○株式会社 採用担当者様
以前、貴社の採用選考においてお世話になりました○○○○と申します。
その節は、内定辞退をさせていただきましたこと、あらためて深くお詫び申し上げます。
内定をいただいた当時は(内定を辞退した理由について説明する。)という事情があったためです。
しかし、その後(現状を説明し、なぜ再応募したいと考えるようになったのか理由を説明する。)と思うようになりました。
前回の選考の際にも、貴社の事業内容やビジョンに大変魅力を感じていましたが(今、再応募して応募先企業で働きたいという熱意と意志を示す。)貴社の成長に貢献したいと考えております。
再度、機会をいただければ幸いです。何卒、よろしくお願い申し上げます。
○○ ○○(名前)
TEL 000-0000-0000
Email:####.###@##.jp
【電話例文】
「お世話になっております。先ほどメールで再応募の意思を伝えさせていただきました、○○○○と申します。突然ご連絡してしまい大変申し訳ございません。今、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?
以前、内定を辞退させていただきましたが、もう一度御社で働く機会をいただきたく、ご連絡いたしました。(内定を辞退した理由、現状の説明と再応募したいと考えた理由、応募先企業で働きたいという熱意と意志を伝える)
5-2.内定辞退後すぐに交渉するとき
内定辞退後、すぐに再応募の交渉をする場合も、伝える内容はほとんど一緒です。内定を辞退したことに対する謝罪と内定を辞退した理由、なぜすぐに内定辞退を取り消したいと考え再応募するのかを伝えましょう。
【メール例文】
件名:再応募についてのご連絡
〇〇株式会社 採用担当者様
先日は貴社の採用選考において、大変お世話になりました。このたびは、内定辞退をさせていただきましたこと、あらためて深くお詫び申し上げます。
内定を頂いたときは(内定を辞退した理由について説明する。)という事情があったためです。
しかし、その後(現状を説明し、なぜ再応募したいと考えるようになったのか理由を説明する。)と思うようになりました。選考の際にも、貴社の事業内容やビジョンに大変魅力を感じていましたので…(再応募して応募先企業で働きたいという熱意と意志を示す。)貴社の成長に貢献したいと考えております。
再度、機会をいただければ幸いです。何卒、よろしくお願い申し上げます。
○○ ○○(名前)
TEL 000-0000-0000
Email:####.###@##.jp
【電話例文】
「お世話になっております。先ほどメールで再応募の意思を伝えさせていただきました、○○○○と申します。突然ご連絡してしまい大変申し訳ございません。今、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?
一度内定を辞退いたしましたが、誠に勝手ながらもう一度御社に入社する機会をいただきたくご連絡いたしました(内定を辞退した理由と再応募したいと考えた理由、応募先企業で働きたいという熱意と意志を伝える)
6.内定辞退後の再応募に関するQ&A
内定辞退後の再応募に関してよくある質問をQ&A形式でまとめました。気になる質問があればぜひ参考にしてみてください。
6-1.一度内定をもらっている企業なので、採用される確率は高いと考えていいですか?
企業によっては、一度内定を出しているという点でプラスに考える可能性もありますが、一般的には内定を「辞退した」という点でマイナスに考える傾向が強いようです。
そのため、一度内定をもらったからといって再応募で採用の確率が高くなるとは限りません。再度応募する際には、あらためて自己PRなどの応募書類をしっかり見直し、入念な準備をしましょう。
6-2.再応募するときは内定辞退した理由を正直に話すべきでしょうか?
今度は内定辞退しないという安心感を企業の採用担当者にもってもらえるように、内定辞退した理由は正直に伝えるべきです。内定辞退した理由を正直に話し、どうして再応募したいと思うようになったのか、また、今度は内定辞退しないという根拠を示しましょう。
また内定辞退や再応募の理由は、「現職の待遇に不満がある」「他の企業のほうが条件が悪かった」などといったネガティブな言い方にならないよう、前向きな表現に直して伝えるようにしましょう。
7.まとめ
内定辞退後に再応募する場合は、どうしても応募先の企業で働きたいという熱意を伝えることが重要です。一度内定をもらったからといって安心せず、採用担当者に内定辞退を謝罪する連絡を入れたり、応募書類を見直すなどして、しっかりと対策をおこないましょう。
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