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更新日:2023年02月02日

転職エージェントとの面談は何をする?流れや目的、準備しておくこと

転職エージェントとの面談は何をする?流れや目的、準備しておくこと

※この記事は5分で読めます。

「転職エージェントとの面談ってどんなことをするの?」
「転職エージェントとの面談で気をつける点が知りたい」
など、転職エージェントとの面談に関して疑問を持っている方もいるでしょう。

転職エージェントとの面談では、経歴やスキル、転職理由をエージェントに伝え、希望に合った求人を紹介してもらえます。

今回は、転職エージェントとの面談の流れ、事前に準備しておくべきこと、注意点などを解説します。この記事を読めば、転職エージェントとの面談をスムーズに進めることができるでしょう。

1.転職エージェントの面談とは?

転職エージェントに登録すると、まず担当のエージェントとの面談がおこなわれます。 ※エージェントは、「キャリアアドバイザー」「人材コンサルタント」と呼ばれる場合もあります。以降はエージェント表記とします。

面談の目的や概要をあらかじめ理解し、準備を進めておきましょう。

1-1.面談の目的

エージェントとの面談では、転職に何を求めているのか、どのようなキャリアを積みたいのかといった希望や、現在持っているスキルについてヒアリングされます。担当エージェントは、ここで得た情報をもとに、あなたに合った求人を探して紹介します。

1-2.面談の方法

転職エージェントとの面談は、忙しい人でも利用しやすいよう、対面のほか電話やオンライン面談を選べることも多くなっています。短時間であれば通話で、顔を見ながら話したいという人は対面やオンラインでの面談を希望しましょう。

JOBPALでも、キャリアパートナーによる通話やオンラインでの面談を実施しています。面談は下記から応募できます。お気軽にご相談ください。

1-3.面談にかかる時間

利用する転職エージェントサービスにもよりますが、面談時間はおよそ1時間〜1時間半くらいが一般的です。

エージェントに今後のキャリアを相談したい人や自己分析を手伝ってもらいたいという人は、キャリアやスキルの棚卸しをおこなうために時間がかかる傾向があります。反対に、今後の方向性が決まっている人は30分程度で終わることもあるでしょう。

2.面談の流れ

転職エージェントとの面談における基本的な流れについて説明します。利用する会社や担当者によって異なる場合もありますが、基本的な流れを覚えておくことで準備しやすくなるでしょう。

2-1.①自己紹介および経歴説明

担当者に自己紹介をおこないます。一般的に、最初はエージェント側が自社の紹介や今後の流れを説明してくれます。その後、簡単な自己紹介とともに自身の経歴や持っているスキルなどを伝えましょう。

2-2.②転職理由の説明

自己紹介を一通り終えると、担当エージェントから「なぜ転職したいのか」という理由を聞かれます。

転職理由がネガティブなものだとしても、転職エージェントに対しては正直に話して構いません。むしろ、理由によっては、最初から正直に話したほうがスムーズに転職活動が進む可能性があります。

2-3.③転職先に求める希望条件の説明

転職理由を説明したあとは、転職先に求める条件を説明します。現在の年収や希望年収はこのタイミングで聞かれることが多いです。

後ほど「転職エージェントの面談前に準備しておくこと」の項で詳しく解説しますが、希望条件の優先順位を決めておくとスムーズに面談を進められます。

2-4.④求人紹介

面談の最後には、担当エージェントが①〜③を踏まえて求人を紹介します。紹介してもらったからといって、その場で応募するかどうか決めなければいけないわけではありません。

2-5.⑤面談後はお礼メールを送る

面談後は、担当エージェントにお礼メールを送りましょう。面談でアドバイスをもらったことへの感謝を伝えることで転職への意欲が伝わり、エージェントとの関係を深めることができるでしょう。

また、もし面談時に聞けなかったことや言い忘れてしまったことがあれば、このタイミングで伝えることができます。

お礼メールの例文は下記のとおりです。参考にしてください。

件名:面談の御礼(フルネーム)

△△(転職会社・サービス名) 〇〇様

お世話になっております。 本日面談させていただいた●●と申します。 面談のお時間をいただきましてありがとうございました。

今回の面談を通じて、転職に対する悩みを解消することができました。

また、ご指摘いただいた「長所・短所」は、あらためて自己分析してまとめてみようと思います。

ご迷惑をおかけする点もあると思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

3.転職エージェントの面談前に準備しておくこと

転職エージェントとの初回面談は緊張するものです。しかし、事前にしっかり準備しておくことでスムーズに面談を進めることができます。ここでは事前準備のポイントを3つご紹介します。

3-1.相談内容や希望条件をまとめる

せっかくの面談の機会であるのにエージェントに聞きたいことを聞けなかったり、希望条件をうまく伝えられなかったりすると、時間が無駄になってしまいます。

スムーズに回答できるよう、下記のように相談内容や希望条件をリストアップしておくと安心です。箇条書きで構わないので、伝えたいことは事前に準備しておきましょう。

3-1-1.業務内容

これまでの仕事で得たスキルや経験の棚卸しをして、漏れなく伝えられるようにしておきます。

  • 仕事を通じて得たいスキル/資格は何か
  • これまでのキャリアを活かせるか
  • 未経験でも働けるか

3-1-2.収入

生活の基盤となる給与について希望を伝えることも欠かせません。生活のために最低限確保したい額を自ら把握しておきましょう。

  • 年収〇〇万円〜
  • 賞与の有無
  • 特別手当の有無

3-1-3.職場環境

仕事内容や収入が理想通りでも、働く環境が自分に合っていなかったり、職場の雰囲気が良くなかったりすれば、転職後に後悔するかもしれません。以下のような項目を確認しておきましょう。

  • 残業の量
  • 転勤の有無
  • リモートワークの可否
  • 副業の可否
  • 産休・育休取得率
  • 有休取得率
  • 社員の男女比
  • 社員の年齢構成
  • 社員の定着率
  • 職場の雰囲気・社風

3-2.オンライン面談なら通信環境を確認する

オンライン面談の場合、通信環境や使用ツールに不具合があると、担当エージェントを待たせてしまう可能性があります。事前に、通信環境に問題がないか、使用ツールに問題なくアクセスできるかを確認しておきましょう。

3-3.面談時の持ち物や服装を確認する

面談時に持ち物や提出物がある場合は事前に用意しておき、ビジネスマナーに沿った服装を整えておきましょう。基本の持ち物と服装のポイントは以下のとおりです。

3-3-1.基本の持ち物

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • メモ帳
  • 筆記用具
  • ポートフォリオ(クリエイティブ職の場合)
  • A4クリアファイル(対面での面談の場合)

履歴書・職務経歴書は、ここでは長所やスキルをエージェントに伝えるためのものと考えておいたほうが良いでしょう。これをもとに、企業に応募するための書類をエージェントが添削してくれます。

また、対面で面談する場合は、受け取った書類を折らずに持ち帰れるよう、A4クリアファイルがあると便利です。

3-3-2.服装のポイント

対面での面談にはオフィスカジュアルまたはスーツで行くのが一般的です。Tシャツやジーンズなどのカジュアルな服装は控えましょう。全体的にシワや汚れがなく、清潔感のあるものを身につけるようにします。

面談前には靴が汚れていないかどうかのチェックも忘れないようにしてください。女性であれば、装飾がついた華美なネイルは控え、メイクもナチュラルに仕上げると好印象を与えられます。

面談のマナーや身だしなみは面接時と同じです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

4.面談で注意すべきポイント4つ

転職エージェントとの面談は採用面接ではありませんので、リラックスして臨みましょう。ただし、面談時に注意すべきポイントはいくつかあります。代表的なポイントを4つご紹介します。

4-1.経歴詐称をしない

円滑に転職活動を進めていくためには、エージェントとの信頼関係が重要です。転職先が決定した後に詐称が発覚すると、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。経歴詐称や給与詐称をせず、聞かれたことに正直に答えましょう。

4-2.ネガティブな退職理由を隠さない

退職理由がネガティブな内容の場合、正直に切り出しにくいかもしれません。しかし、あなたがこれまで「どのような経験」をし、「どのような理由」で退職したのかという経緯は、担当エージェントにとって非常に重要な情報です。はっきり伝えることで、自分に合った転職先を探すことができます。

4-3.面談に遅刻しない

対面・オンラインに関わらず、面談時間は厳守しましょう。電車の遅延や急な体調不良などのアクシデントで遅刻するのは仕方ありませんが、連絡なしで遅刻するのは絶対にNGです。

「社会人としてのマナーを守れない人」と思われないためにも、1分でも遅れてしまう場合は必ず早めに連絡しましょう。

4-4.名刺を渡す必要はない

担当エージェントから名刺を受け取ると「こちらも名刺を渡さなければいけない」と思いがちですが、現職の名刺を渡すのは避けたほうが良いでしょう。転職サービスの利用はあくまでも一個人としての行動であるため、転職エージェントに企業情報が入っている現職の名刺を渡すのはふさわしくありません。

5.まとめ

転職エージェントは、転職活動の心強い味方になってくれます。まずは初回の面談で好印象を与え、良い関係を築きましょう。

JOBPALでも、キャリアパートナーによる面談サービスをおこなっています。これまでの経歴やスキルをもとに、条件に合った仕事をご紹介します。転職を考えている人はぜひ、JOBPALでの面談をご検討ください。

面談の予約はこちらからできます。

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