パート・アルバイトの悩み
更新日:2024年01月30日

アルバイトに受からない原因と対策を知っておこう!合格のためにやるべきこと

アルバイトに受からない原因と対策を知っておこう!合格のためにやるべきこと

※この記事は6分30秒で読めます。

「アルバイトの選考に受からない原因には何がある?」
「アルバイトの選考に受かるために対策すべきことが知りたい」
など、アルバイトの書類選考や面接に受からないことに悩んでいる方もいるでしょう。

アルバイトであっても、書類や面接でのビジネスマナーはチェックされます。そのため、社会人として最低限のマナーや受け答えを身につけないと受からない可能性があります。

今回は、アルバイトの書類選考や面接に落ちる原因と対策、面接以外に選考でチェックされる内容、受かるためにやるべきことなどを解説します。この記事を読めば、アルバイトの選考に受からない原因と対策がよくわかり、次の面接に活かせるようになります。

1.アルバイトの書類選考で落とされる原因と対策3つ

アルバイトで採用されるためには、書類選考と面接の2つを突破する必要があります。

書類選考で落ちる原因として考えられるのは以下の3つです。

  • 誤字脱字が多い
  • 空欄が多い
  • 書類に汚れや破れなどがある

まずは、アルバイトの書類選考で落とされる原因の詳細と対策についてご紹介します。

1-1.誤字脱字が多い

履歴書に誤字脱字が多いと、完成した書類を見返していないことがすぐにわかってしまい、「最終チェックで手を抜いている」「詰めが甘い」という評価につながってしまいます。

企業は、仕事が雑な方よりも丁寧な方を評価します。誤字脱字が多いままの履歴書を提出しても書類選考は通過できないでしょう。

また、誤字脱字が多い履歴書からは本気度が見えず、時間をとって選考してくれる採用担当者に失礼にあたることもあります。最低限のマナーとして、誤字脱字がないかしっかりチェックしてから企業に提出しましょう。

自分のチェックに自信がないときは、パートナーや家族など信頼できる方に添削をお願いするのも1つの方法です。誤字脱字が見つかった場合は、二重線や訂正印による修正ではなく、最初から履歴書を書き直しましょう。

1-2.空欄が多い

履歴書に空欄が多いことも、書類選考で低評価につながります。

職歴や学歴は人によって空欄が多くなる可能性もありますが、志望動機、自己PR、特技」など、その方の特徴や仕事への熱意がわかる部分で空欄が多いと、やる気がないと判断される可能性があるので注意が必要です。

ただし、枠からはみ出すほど情報を網羅すれば良いというものではありません。限られたスペースで文章を組み立ててわかりやすく説明する能力も、評価の対象になる場合があります。

1-3.書類に汚れや破れなどがある

書類に汚れや破れがあるのにそのまま提出するのは、誤字脱字と同様に「だらしがない」「詰めが甘い」という印象になります。マナーがなっていないととらえられ、書類選考を通過するのは難しくなります。

自宅に保管しているあいだはもちろん、面接会場への移動中にバッグのなかで曲がったり破れたり、雨に濡れたりする可能性もあります。採用担当者に渡すまではクリアファイルに入れておくなど、破損や汚れが発生しないように気を付けましょう。

また、においがつくのも同様に評価が下がる可能性があります。自宅でも移動中でも書類の近くに飲食物を置くのは避けたほうが良いでしょう。

2.アルバイトの面接で落とされる原因と対策6つ

アルバイトの書類選考を通過したあとは、いよいよ本番の面接が待ち受けています。書類選考は通過できても面接を通過できない方は、これからご紹介する6つの原因が自分に当てはまっていないか確認してみましょう。

2-1.挨拶ができない

採用担当者に対して失礼な態度をとってしまうと、それが選考に落ちる原因になることも少なくありません。なかでも挨拶は、アルバイトの面接においても間違いなくチェックされるでしょう。

特に接客業の場合は大きく評価を落とす原因になります。人と対面して話す際に挨拶は基本中の基本です。コミュニケーションを取るのが苦手で上手に初対面で話せないとしても、挨拶はハキハキと元気にできるようにしておきましょう。

2-2.笑顔がない

飲食業や小売業といった接客業はもちろん、どのような業種でも「暗い人」という印象はマイナス評価につながります。短時間の面接では表情から人柄が判断されるケースが多く、笑顔がないと印象が悪くなると覚えておきましょう。

ただ、悪気はないのに面接では緊張して表情が硬くなるという方もいるでしょう。自然に笑顔を作るのが苦手な方は、面接の練習を繰り返して場慣れしておくことをおすすめします。また、鏡の前で笑顔を作る練習をするのも有効です。

それでも本番で笑顔を作れないときは、「緊張してしまって表情が硬いですが」と正直に伝えることで、笑顔がない理由をわかってもらいましょう。

2-3.ハキハキ話せない

モゴモゴと小さい声で話してしまうと聞き取りにくく、やる気を感じにくいことから、印象が悪くなる場合があります。受け答えの際は離れて座る採用担当者にしっかり聞こえるよう、ハキハキとした受け答えになるように努力しましょう。

ハキハキと話すのが苦手な方は、質問に対して結論から先に話すように意識しましょう。答える内容をシンプルにすることで、迷いなくハキハキと答えやすくなります。

結論を後回しにした長い文章になると、考えながら話すことになるためハキハキと話しにくくなり、「あ~」「え~」などのつなぎ言葉が出やすくなります。ハキハキした印象から遠のいてしまうため、できるだけ控えるようにしましょう。

受け答えを練習しておけば、考えながら話すことがなくなり、つなぎ言葉も出にくくなります。緊張してつなぎ言葉が出てしまいそうなときは、一呼吸いれると言葉を出さずにうまく間を取れるのでおすすめです。

2-4.態度が悪い

態度が悪いと面接の通過が難しくなるのは当然です。挨拶はもちろん、それ以外にもさまざまな身のこなしから態度やマナーはチェックされています。

面接中に低評価につながる態度としては、以下のようなものが考えられます。

  • 足を遠くに投げ出す
  • 足を組んで座る
  • 貧乏ゆすりをしている
  • ガムをかむ
  • 背もたれによりかかる など

足を遠くに投げ出している、足を組んでいる、貧乏ゆすりをしているといった足元のマナー違反は非常に目立ちます。横柄で謙虚さが見られず、面接で取るべき態度ではありません。もちろん、ガムやキャンディーを口に含むのは論外です。

また、悪気はなくても普段のクセが出て低評価につながることもあります。背もたれに寄りかかる、ドアの開け方が乱暴、話す際に顎が上がるなどが当てはまります。

2-5.無断で遅刻をする

社会人にとって時間厳守は当然のマナーです。

公共交通機関の遅延などの理由で遅れることはあるかもしれませんが、その場合も遅刻することがわかった時点ですぐに企業に連絡し、遅れることを謝罪して指示を受けるべきです。

無断で遅刻をしてしまうと、通常はその時点で選考落ちとなります。

2-6.髪型や服装に清潔感がない

アルバイトの面接では服装自由であるケースが多く、スーツの着用までは求められません。ただし、服装が自由とはいえ、清潔感のない服装はNGです。

ダメージジーンズや露出が多い服装など、面接の場にふさわしくない服装はもちろん、汚れたままのシャツや無精ひげ、寝ぐせだらけの髪型など、清潔感のない姿も面接落ちの原因になります。

業種によってはカジュアルな服装でも評価に影響しない可能性もありますが、それでもカジュアル過ぎる服装は避けたほうが良いでしょう。ワイシャツにスラックスといった社会人らしく清潔感のある服装が無難です。

なお、オンライン面接では対面とは違ったマナーがあります。以下の記事でそのポイントを解説しています。

3.アルバイトの面接前にもこんなところを見られている

アルバイトの選考が面接のみだとしても、選考は面接が始まる前から始まっています。具体的には、電話やメールのマナーなどの一般常識です。

「面接になってから頑張ろう」と思っていると、選考を通過できないかもしれません。応募時からマナーを意識した立ち振る舞いをしましょう。

3-1.電話のマナー

電話では、対面での会話と違って自分の姿や表情をみてもらえないぶん、声のトーンや話し方で印象が大きく変わることに注意が必要です。以下のようなマナーを守るようにしましょう。

  • フランクな言葉遣いは使わない
  • 明るくハキハキと話す
  • 忙しい時間帯を避けて電話をする

まず、まだお互いに顔も知らない段階からフランクな話し方は避けましょう。敬語を使わなかったり、「やばい」といった友達同士で使う言葉をそのまま使ったりすると、採用に悪影響を与えることがあります。

すでに選考は始まっていると思い、丁寧な言葉遣いと敬語を意識しましょう。

また、電話は思ったよりも声が通らないため、ハキハキとした受け答えを意識することが大切です。ぼそぼそと小さな声で話すと、コミュニケーション能力が低いと判断されて選考落ちの原因になる可能性があります。

また、忙しい時間帯に電話するのを避けるのも社会人としてのマナーです。例えば、スーパーやコンビニは11時台や12時台は昼食目当てのお客様で混む時間帯であり、この時間帯に電話すると採用担当者に迷惑をかける可能性があります。

また、出勤前後や昼休憩にあたりそうな時間帯も避けるのがマナーです。

上記のようなマナーは、飲食店など電話予約を受ける企業や、電話営業がメインになるコールセンターでは特に重点的にチェックされると思っておきましょう。

以下の記事では、電話におけるマナーを詳しく解説しています。

3-2.メールのマナー

面接の日程を決めるやりとりの際、電話ではなくメールを利用することもあります。その際、採用担当者はメールマナーもチェックしています。

電話や対面と違って文章だけのやりとりとなるため、一般的なメールマナーを身に付けていないと低評価につながりやすいため注意が必要です。

採用担当者とメールをする前には、以下のメールマナーを事前に確認しておきましょう。

  • 友達に送るようなフランクな文面にはしない
  • 誤字・脱字をしない

応募企業にメールを送る際、「!」や「?」、顔文字など、友人向けの砕けた文章を作成するのはNGです。

アルバイトとはいっても、社会人として契約を結ぶ以上は最低限のマナーが求められます。採用担当者に「常識がない」といった印象を与えることがないようにしましょう。

また、履歴書と同様、誤字脱字がないように気を付けてください。ビジネスメールのテンプレートは以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方は参考にしてください。

4.アルバイトに受かるためにやるべきこと3つ

何度アルバイトを受けても選考に受からない方は、面接にチャレンジする以前に基本的な準備が不足している可能性があります。これからご紹介する3つのことを面接前に準備しておきましょう。

4-1.基本的なマナーを徹底する

アルバイトとはいっても基本的なビジネスマナーは求められます。

小売業や飲食業ではパート・アルバイトの方が最前線のレジや売り場、ホールで接客をするため、学生であってもマナーは間違いなくチェックされます。以下の2点だけでも押さえておきましょう。

4-1-1.言葉遣い

タメ口ではなく、丁寧語の基本である「です」「ます」を使う。シチュエーションに応じて謙譲語や尊敬語が使えるとなお良い。

4-2-1.服装・髪型

ダメージジーンズやTシャツ、ぼさぼさの髪型など、清潔感のない恰好はしない。ワイシャツやスラックスを着用し、しわや汚れがないことを確認する。

以下の記事では、社会人が身につけたい基本的なビジネスマナーをご紹介しています。併せて読み進めてみてください。

4-2.面接の練習をする

面接で選考落ちしてしまう原因として、緊張してうまく話せないことも考えられます。緊張しているとモゴモゴと小声で話してしまったり、敬語や尊敬語を忘れてしまったりするかもしれません。

緊張しやすい方は事前に練習をしておくと効果的です。家族やパートナーに面接官役をしてもらい、終わったあとにアドバイスをもらうことで面接のスキルアップが期待できます。

もちろん、面接で緊張しない方も、よくある質問に対する回答を用意しておくことをおすすめします。想定問答集に目を通しておくだけでも当日はスムーズに受け答えできるでしょう。

ただし、どの企業の面接でも、テンプレートどおりの回答では高評価は得られません。志望動機や自己PRなどは応募企業ごとに内容を変えておきましょう。

以下の記事では、面接の事前練習について詳しく解説しています。

4-3.書類の最終確認を徹底する

せっかく身だしなみを整えたり電話応対を完璧にしたりしても、提出書類に誤字脱字があったりシワや汚れがあったりしただけで選考落ちのリスクは高まります。

履歴書などの書類を作成したあとは、提出する前に最終確認し、ミスや汚れなどがないことを確実に確かめてから提出しましょう。

5.まとめ

アルバイトの書類選考や面接に受からない状態が続いている場合、きっと何らかの原因があるはずです。選考に落ちた原因を分析して、次に活かせるようにしていきましょう。

何度も選考に落ちると自信をなくしてしまうかもしれませんが、失敗を直して面接の練習を重ねれば、いつか採用されるときがきます。諦めず、希望する求人を見つけたら何度でも挑戦してみましょう。

アルバイトに挑戦したくなった方は、ジョブパルの求人一覧から希望する仕事を探してみましょう。

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