面接対策
更新日:2025年07月01日

面接で失敗しないために知っておきたい基本のマナーと身だしなみ【完全ガイド】

面接で失敗しないために知っておきたい基本のマナーと身だしなみ【完全ガイド】

この記事で分かること

  • 面接は、入室してから自己紹介、志望動機、自己PR、会社説明、雇用条件の確認、質疑応答と進む
  • 面接時はスーツやヘアスタイル、アクセサリーなどの身だしなみに気をつけ、履歴書や職務経歴書を必ず持参する
  • 集合15分前には建物の前に到着し、5~10分前には受付を済ませて取り次ぎをお願いする
  • 面接では自然な笑顔を作り、背筋を伸ばしてハキハキと答えることが大切
  • 面接が終わったあとは可能なら当日中、遅くとも翌日には面接へのお礼メールを送る

※この記事は6分30秒で読めます。

「面接時のマナーって何があるの?」
「面接の流れを知りたい」
など、面接時のマナーや流れなどについて知りたい方もいるでしょう。

面接のマナーをしっかり守ると、面接担当者に好印象を与えることができます。

今回は、就職・転職活動の面接の基本的な流れや面接マナーの概要、面接当日の流れなどを解説します。この記事を読めば面接のマナーのことがよくわかり、本番の面接時に活かせます。

目次

  1. 1.就職・転職活動の面接の基本的な流れ
  2. 2.面接当日にチェックすべき身だしなみの基本
    1. 2-1.身だしなみのマナー
    2. 2-2.持ち物にも気を配ろう
  3. 3.面接会場到着から受付までのマナー
    1. 3-1.集合時間15分前に到着しておく
    2. 3-2.コートは建物に入る前に脱ぐ
    3. 3-3.受付は5~10分前に済ませる
    4. 3-4.取り次ぎをお願いする
    5. 3-5.待合室でも気を抜かない
  4. 4.入室から面接開始までのマナー
    1. 4-1.ドアのノックは3回、入室時は「失礼します」
    2. 4-2.椅子に座らず、立ったまま挨拶する
    3. 4-3.鞄は足元、コートは椅子の背もたれにかける
    4. 4-4.面接官が入ってきたら立って挨拶
  5. 5.面接中のマナー
    1. 5-1.面接官の目を見て話す
    2. 5-2.自然な笑顔を忘れずに
    3. 5-3.声ははっきり、語尾まで言い切る
    4. 5-4.背筋を伸ばして座り、身振り手振りは控えめに
    5. 5-5.必要に応じてメモを取る
  6. 6.面接後の退室マナー
    1. 6-1.立ち上がってお礼を伝える
    2. 6-2.扉の前で再度、面接官に一礼する
    3. 6-3.建物を出るまで気を抜かない
    4. 6-4.コートは建物の外で着る
  7. 7.面接時に気をつけたいその他のマナー
    1. 7-1.忘れ物をしない
    2. 7-2.社内で社員とすれ違ったら挨拶をする
    3. 7-3.タバコや香水の匂いに注意する
    4. 7-4.マスクの着用は企業の指示に従う
  8. 8.面接後に送るお礼メールのマナー
    1. 8-1.メールを送るタイミングと注意点
    2. 8-2.お礼メールの文章例
  9. 9.Web・オンライン面接の場合のポイント
    1. 9-1.安定したインターネット環境と静かな部屋を準備する
    2. 9-2.使用するアプリは事前にダウンロードする
    3. 9-3.服装は対面と同じ「きちんと感」が大事
    4. 9-4.基本的にはパソコンを使用する
    5. 9-5.回線トラブルがあった際はすぐに連絡する
  10. 10.就職・転職活動の面接に関するよくある質問
    1. 10-1.面接に遅刻しそうになったら?
    2. 10-2.私服OKと言われたときの服装は?
    3. 10-3.就職・転職活動の面接を突破するコツはありますか?
  11. 11.まとめ

1.就職・転職活動の面接の基本的な流れ

就職・転職活動において避けて通れないのが面接です。一般的な採用面接は以下のような流れでおこなわれます。

  • 受付
  • 入室
  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 担当者からの会社説明
  • 雇用条件の確認
  • 質疑応答(逆質問)
  • 退室

もちろん、業界や職種、企業などにもよりますが、次に何をすべきか、何を求められるかがおおまかにわかっているだけでも、落ち着いて面接に臨めるようになるでしょう。

あなたの魅力を最大限アピールするためにも、あらかじめ上記を頭に入れてシミュレーションし、焦ることなく本番に挑むようにしましょう。

2.面接当日にチェックすべき身だしなみの基本

ここから転職活動時の面接におけるマナーを詳細に解説していきますが、その内容はいずれも「身だしなみが整っていること」が最低条件であることを忘れないでください。

身だしなみは大人の基本的なマナーの一つであり、身だしなみがしっかりしていることが就職・転職活動での第一関門となります。

面接当日に家を出発する前に再確認しておきたい身だしなみ、持ち物それぞれの基本マナーについてご紹介します。

2-1.身だしなみのマナー

身だしなみは人の第一印象を大きく左右する要素であり、面接でも注意を払うべきポイントです。以下の5点に関しては必ず押さえておくようにしましょう。

2-1-1.スーツ・ジャケット・インナー

スーツは、袖丈や裾丈が体に合っているものを選びましょう。パンツラインにプレスラインがしっかり入っているか、汚れがないかもチェックします。

また、見た目のきれいさだけでなく「色」も重要です。色選びで迷ったら、誠実さをイメージさせる濃紺がおすすめです。ワイシャツは、顔周りが明るい印象になる白を選ぶとよいでしょう。

ワンピースの場合は、ジャケットを着て面接に臨みましょう。上下揃っていなくてもかまいませんが、マナーとしてジャケットは必須です。インナーは、派手なフリルがついたものや柄ものよりも無地が無難です。

スカート丈は短すぎず、膝下まで隠れるものを選びます。スカートかパンツかで迷っている際は、希望する職種で選ぶとよいでしょう。営業のようにアクティブさが求められる職種の場合、動きやすいパンツのほうが好印象につながります。

面接で着用する洋服は、事前にクリーニングに出しておきましょう。汚れやシワがあるスーツは、面接はもちろんビジネスシーンでもよい印象を与えません。

2-1-2.靴下・靴・鞄・ネクタイ・腕時計・アクセサリー

靴下は、白やグレーといった色ではなく、スーツになじむ黒や紺を選びましょう。座ったときに裾から地肌がみえるような丈の短いものもNGです。

革靴は紐付きのものを選び、濃紺のスーツに合うように黒や焦げ茶の色を選ぶようにしましょう。ヒールの場合は、高さが3cm~5cmある黒いパンプスがおすすめです。普段ヒールを履き慣れない方でも、少しでも高さがある靴のほうがきれいに見えます。

面接後は資料を持ち帰ることもあるため、A4サイズの書類が入る手提げ鞄を持つようにします。黒や濃紺またはブラウンなどを選び、高価なブランド品は避けるようにします。

目立とうとして派手なものを選んだり、自分が好きなものを自由に選んだりせず、TPOに合った落ち着いた印象のものを選びましょう。スーツに合わせて青系の色を選ぶと落ち着いて見えます。

また、面接の場に身につけておきたい小物が腕時計です。普段は身につける習慣がなくても、面接時には着用していきましょう。「時間を厳しくチェックし行動している」といったプラスの印象を与える可能性があります。

ただし、ビジネスの場にふさわしいシンプルな見た目の腕時計であることが前提です。派手なものや高価すぎるもの、スポーツタイプのものは避けるのがベターです。

その他のアクセサリーはシンプルなもので、華美なものや派手なものは避けるようにします。ピアスやネックレス、指輪をしている方は外しましょう。既婚者なら結婚指輪のみであればOKです。

これらの身だしなみについて、清潔さも面接でチェックされます。状態によっては「この応募者は物を大切に扱えない方かもしれない」といった印象を与えるリスクもあるので、汚れは落とし、傷は目立たないようにケアしておきましょう。

2-1-3.ヘアスタイル

目指す業界によってヘアスタイルの許容範囲は変わってきます。美容業界や若い方が多いIT業界ではルールが緩いことも多いですが、自由が与えられているのはあくまでも雇用されている従業員です。面接の段階では派手な髪色やスタイリングは避けるべきです。

「清潔感があること」という前提条件はどのような業界でも変わりません。顔や表情がよく見え、清潔感のある髪型を選びましょう。

前髪が目にかからないよう短めにカットしたり、お辞儀をする際に髪が乱れないようにしたりすることも重要です。髪色は多少の茶髪でも悪印象を抱く面接官もいるため、自然な黒髪がベストです。

2-1-4.メイク・ネイル

就職活動・転職活動用のメイクのポイントは、最低限のTPOを守りつつ清潔感やナチュラルさに加えて知的な印象を出すことが昨今のトレンドといわれています。

過剰に濃いメイクや派手なカラーは避けつつ、上品な仕上がりになるように工夫しましょう。

  • ベースメイク:肌のアラをカバーしつつもナチュラルに
  • アイメイク:目元はくっきりと見せつつ自然な仕上がりを目指す
  • リップ・チーク:健康的な印象になるような色味にする

目元は派手さや華やかさは不要ですが、目力をしっかり出すのがポイントです。アイシャドウはベージュやブラウンなど立体感が出やすい色にして、パール感の強いアイシャドウや濃いグラデーションは避け、シンプルで知的な目元を作りましょう。

ネイルも面接ではよくチェックされます。普段ネイルアートを楽しんでいる方も面接時は爪を短めにカットしてトップコートのみに留めましょう。

2-1-5.香水

香水をつけること自体は問題ありませんが、匂いがきついものは避けましょう。

匂いの感じ方は人により大きく異なるので、自分がよいと思っていても他人にとっては気分を害する匂いかもしれません。そのため、香水はほんの軽くつけるに留めるか、迷った際はつけない選択をするのが無難でしょう。

2-2.持ち物にも気を配ろう

就職・転職活動の面接では企業から指定された必須の持ちものや、できれば持っていたほうがよい持ち物があります。忘れ物がないように事前に持ち物をリストアップし揃えておくようにしましょう。

◎必ず必要な持ち物

  • 履歴書・職務経歴書のコピー
  • 応募先の募集要項のコピー
  • 身分証明書
  • 印鑑
  • 会社から指定された持ち物

◎できればあるとよい物

  • 面接会場までの地図
  • 会社のパンフレット

◎社会人として持っておく物

  • 携帯電話・スマートフォン
  • 筆記用具
  • 傘(天気予報による)
  • メモ帳
  • ハンカチやティッシュ
  • 腕時計

また、以下の持ち物にはそれぞれ注意点があるため、事前に把握しておきましょう。

【携帯電話・スマートフォン】

万が一電車の遅延などが発生した場合に企業と連絡が取れるよう、携帯電話・スマートフォンは持参しておきましょう。初めての企業面接で道に迷ったときでも、地図アプリがあれば迷わず目的地にたどり着けます。

ただし、面接時に携帯電話を机の上に置くのはマナー違反です。マナーモードでポケットやカバンに入れていても、着信時のバイブ音は意外と響いてしまうのでおすすめできません。

面接の時間だけは着信が入らないように電源を切るか、「機内モード」にしておくのが無難です。面接会場に入る前に設定を済ませておくとよいでしょう。

【筆記用具】

最近はスマートフォンでメモを取る人が増えていますが、面接の場では必ず筆記用具を持参しましょう。なぜなら、面接中にスマートフォンを操作することはできないからです。

たとえ普段はスマートフォンでメモをしていても、面接官から今後の流れや選考結果の連絡日時など重要な情報を伝えられたときに、スマートフォンでメモを取るとマイナスの印象を与える可能性があります。

そのため、重要な伝達事項をメモできるよう、手帳やノート、ボールペンなどの筆記用具は必ず準備しておきましょう。

【傘】

面接の前日には天気予報を確認し、雨の可能性があれば傘を持っていくことを検討しましょう。雨で濡れていると、「準備が足りない」と思われてしまうかもしれません

また、傘を持っていく場合は、置き方や使い方も見られていると思っておくと安心です。傘立てがあれば使い、なければ鞄と一緒に持ち歩きましょう。面接の際は鞄の横に傘を並べて置くと邪魔になりません。

3.面接会場到着から受付までのマナー

身だしなみや持ち物がしっかりと準備できたら、面接会場に向かいます。受付に到着したときから面接は始まっていますから、気を抜かずにマナーを守った対応を心がけましょう。

3-1.集合時間15分前に到着しておく

採用面接において遅刻は厳禁です。面接会場には集合時間の15分前には到着しているようにしましょう。余裕をもって到着すれば、万が一公共交通機関が遅延したり、忘れ物などのトラブルがあったりしても遅刻に至らずに済みます。

また、トイレを済ませて身だしなみをチェックしたり、ほっと一息ついて心の準備をしたりできるので、落ち着いた精神状態で面接に臨めるでしょう。

どんなに素晴らしいスキルの持ち主でも、遅刻をすれば少なからず面接官の心象を悪くします。面接にかけた準備を無駄にしないためにも、余裕をもって行動しましょう。

3-2.コートは建物に入る前に脱ぐ

寒い時期の面接ではコートを着用して訪問することもあるでしょう。注意したいのは「コートを着たまま面接会場に入らない」ことです。

コートはオフィスへの入館前に脱ぐのがマナーであり、脱いだコートは丸めてカバンに入れるのではなく軽く畳んで腕にかけて持つようにします。

3-3.受付は5~10分前に済ませる

面接会場に到着したあと、面接時間より早い時間に余裕をもって受付を済ませましょう。目安は、どんなに遅くても5分前、余裕をもって面接に臨むなら10分前に受付を終わらせるとベストです。

面接会場で受付をする前には、必ず携帯電話・スマートフォンの電源を切っておきましょう。着信音が鳴るのはもってのほかですが、バイブレーションの音も意外と響きやすいので要注意です。

受付をする際は、対応してくれる社員の方にしっかりと挨拶することを忘れないでください。企業の面接は面接官とのやりとりだけでなく、会社に入ってから出るまでのすべてがチェックされる場合があります。

受付でのやりとりも、面接の一部と考えて丁寧に対応しましょう。受付時の様子は、採用担当者に報告されることも珍しくありません。社会人としてふさわしい言葉遣いや態度を心がけ、礼儀正しく応対することが大切です。

3-4.取り次ぎをお願いする

受付から面接が始まっていることを意識し、ハキハキと礼儀正しい態度で取り次ぎをお願いします。

【受付の例】

お忙しいところ失礼いたします。

本日◯時に採用面接のお約束をいただいております(名前)と申します。

恐れ入りますが、採用ご担当の◯◯様にお取次ぎいただけますでしょうか。

3-5.待合室でも気を抜かない

取り次ぎが終わると応接室に通されることになりますが、ここでも油断は禁物です。

気を抜かず、下座に座って待ちましょう。受付の方が「こちらにおかけください」と上座の席を進めることがありますが、必ずお断りをして下座に座るようにします。

上座と下座の違いがわからない場合は以下の図を参考にしてみてください。基本的に、出入り口に近い方が下座です。

待合室でも気を抜かない

呼び出しがあるまでの間もリラックスするのは禁物です。社内に入ってから一つひとつの動作や振る舞いが見られていることを忘れてはいけません。待機中も背筋を伸ばして椅子に座り、視線は前を向いて、手は膝の上に乗せましょう。

4.入室から面接開始までのマナー

控室で名前を呼ばれたら、会場に入室します。ここからが面接の本番ですから、気を抜かずにマナーある行動を徹底しましょう。

4-1.ドアのノックは3回、入室時は「失礼します」

案内係、もしくは室内の面接官から入室を促された際には、ドアを3回ノックし、面接官から「どうぞ」と返事を受け取ってから「失礼します」と言って入室しましょう。

ただし、「失礼します」と同時に、もしくは言い終わりと被せるように入室すると、落ち着きがない印象を与えてしまうため注意が必要です。

「どうぞ」「お入りください」などの反応に対し、一呼吸おいたあとにドアを開けて入室しましょう。

4-2.椅子に座らず、立ったまま挨拶する

面接官がすでに入室している場合、用意された椅子にすぐ座るのではなく、立った状態で挨拶をします。

席の横に立ち、「○○○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶を述べ、30度の角度で一礼しましょう。そのあと、面接官から「どうぞお座りください」と言葉をかけられてから椅子に座ります。

ただし、万が一、数秒間待っても何も言葉をかけられない場合は、「失礼いたします」と言って着席しても問題ありません。

4-3.鞄は足元、コートは椅子の背もたれにかける

面接官に促されて椅子に座る際、手に持っている鞄やコートを椅子の上に置くのはNGです。鞄など荷物はメモを取るときに取り出しやすいよう、足元に置きます。椅子に立てかけないようにするため、鞄は自立するタイプを選ぶのがおすすめです。

冬場でコートを持参している場合は、軽くたたんで背もたれにかけるか、折りたたんで鞄の上にのせて、邪魔にならないようにします。面接官からコートをかける場所を提供されたときは、お礼を言ったあとに借りるようにします。

4-4.面接官が入ってきたら立って挨拶

面接会場に先に通されて座って待つこともあるでしょう。あとから面接官が入室する際、ノック音が聞こえたら即立ち上がるようにします。座ったまま会釈するのはマナー違反です。

5.面接中のマナー

面接中は面接官が目の前にいて、一つひとつの動作や振る舞いがチェックされます。面接での受け答えが上手にできるかだけに集中せず、マナーを守ったコミュニケーションを心がけましょう。

5-1.面接官の目を見て話す

面接官に自己紹介や自己PRをするとき、質問に答えるときなどは、必ず面接官の目を見て話をしましょう。自分が話すときも相手の話を聞くときも同様です。

床に視線を落としたり伏し目がちでいたりすると自信がないように見え、マイナスの印象を与えかねません。また、面接官が話しているにも関わらず宙を見ていると、「上の空で話を聞いていないのでは」と誤解を与えてしまいます。

目を見ることが苦手な場合、眉間あたりを見ると視線が上がるのでおすすめです。

5-2.自然な笑顔を忘れずに

面接では緊張して表情が強張ってしまいがちですが、明るい人物という印象を持ってもらうためにも笑顔を心がけましょう。常に笑顔でなくとも、会話の中で自然と笑顔が出ればOKです。

ただし、面接に慣れていないと笑顔を作るのが難しいので、事前に表情筋をほぐしておくのもおすすめです。

早めに面接場所に到着し、トイレの鏡の前で「あいうえお」と大きく口を開けて発声し、表情筋をほぐしておきましょう。表情筋をほぐすことで筋肉が伸縮しやすくなるため、血流を促して顔色がよくなる効果も期待できます。

5-3.声ははっきり、語尾まで言い切る

面接時の受け答えはハキハキと、話は簡潔に、語尾はハッキリさせて自信を持って話すのが鉄則です。

喋っているうちに「~だと考えていて~、そのため~」など長々と続けてしまうと、自信がなさそうに思われてしまうばかりか、話の要点が面接官に伝わらなくなってしまいます。会話は一文を短く切ることで面接官に伝わりやすくなります

5-4.背筋を伸ばして座り、身振り手振りは控えめに

面接中はピンと背筋を伸ばして椅子にはもたれかからないようにします。手は男性ならば軽く握り両ひざに乗せ、女性は膝上に両手を重ねて乗せておくのが望ましいです。

喋るときに身ぶり手ぶりを交える方もいますが、大げさになると落ち着きがないように見えてしまいます。話す内容だけで要点を伝えられれば身振り手振りは必要ありません。事前に何度も面接練習を重ねることで無用な動きをなくすことができるでしょう。

5-5.必要に応じてメモを取る

話の内容によっては適宜メモを取っておくようにします。面接はただ一問一答のようなやりとりが続くわけではなく、企業によっては自社の歴史や業務内容について細かい説明を受けるケースもあります。

そのような場合にメモを取っていると、面接官は「この応募者は本当にうちに興味をもってくれているようだ」と好印象を抱くかもしれません。

また大半の場合、面接の最後に応募者からの質問を受ける時間が設けられます。会社や業務のことなど率直に聞くよい機会です。

面接官から質問の回答をいただく際には、聞き流さずメモを取るようにしましょう。その際「メモを取りたいので、筆記用具を用意させてください」と断ってから鞄に手を伸ばすようにします。

回答をメモすると、「何となくではなく、しっかり意図をもって質問できる」と感じてもらえるでしょう。

以下の記事では、面接の逆質問について詳しくご紹介しています。

6.面接後の退室マナー

面接が終わった直後は安心感から気が緩むものですが、面接会場から出るまでの動きはすべてチェックされているつもりで、気を抜かずに退室しましょう。

6-1.立ち上がってお礼を伝える

面接が終了したら、最後にお礼を伝えましょう。座りながらではなく、面接が終わったら椅子の横に立って「本日はありがとうございました」と謝意を伝えるのがポイントです。

面接官は日常業務の合間に多くの応募者の面接を実施しています。面接のために時間や労力を割いてくれたことに対して感謝の気持ちを伝えるべきです。

とはいえ長々と語る必要はなく、「本日はお忙しい中、面接の機会をいただき本当にありがとうございました」といったシンプルな内容で問題ありません。人から感謝されて嫌な気分になる人はいないので、要所要所で感謝の言葉は伝えていくようにしましょう。

6-2.扉の前で再度、面接官に一礼する

面接会場を退室する前には面接官を見てドアの横に立ち、「失礼いたします」と言って30度の角度で深く一礼しましょう。ドアの開閉は入室と同じく両手でおこない、静かにドアを閉じて退室します。

なお、面接官によっては応募者をエレベーターホールや階段まで見送る方もいます。その場合は、相手の姿が見える最後の場面で忘れずに一礼をするようにしましょう。

6-3.建物を出るまで気を抜かない

会社によっては面接後にエレベーターホールまで採用担当者や案内係が誘導し、見送ることがあります。その場合は誘導に従い、背筋を伸ばして歩いて着いていきます。

横に並んで歩かず、一歩下がって歩くとよいでしょう。別れ際は「こちらで失礼いたします」と言って一礼しますが、エレベーターに乗るまで見送られるなら、ドアが閉まるまでは頭を下げておきます。

6-4.コートは建物の外で着る

着てきた上着やコートは、オフィスを出てから羽織るようにします。退席するからといって面接会場で着始めるのはNGです。

7.面接時に気をつけたいその他のマナー

基本的な面接のマナーは前述したとおりですが、そのほかにもチェックしておきたい細かいマナーがあります。

7-1.忘れ物をしない

履歴書や職務経歴書、身分証など、先方から指定されたものは必ず持参します。面接の前日に鞄の中身を確認し、忘れ物がないかチェックしておきましょう。

指定されたものを忘れてしまうと社会人としての資質や能力を問われ、採用されない可能性が高まってしまうため注意が必要です。

7-2.社内で社員とすれ違ったら挨拶をする

受付から面接会場へは廊下を歩いたりエレベーターに乗ったりして移動をしますが、社員とすれ違うことも多いはずです。

社員の中には採用担当者や重役がいる可能性があり、そこでの挙動も審査対象に含まれていることも考えられます。

すれ違う際には軽くお辞儀をし「こんにちは」と挨拶をしましょう

7-3.タバコや香水の匂いに注意する

普段からタバコを吸う方や香水をつける方は、面接の日は控えるのが無難です。

タバコを吸うと即失格というわけではありませんが、健康志向の高まりからタバコを好ましく思わない方も多くいるのも事実です。

吸わない人は吸う人よりもタバコの匂いに敏感であり、狭い空間で人が向かい合う面接室では匂いが採用担当者に届きやすくなります。面接前には髪や衣服にタバコの匂いがつかないよう、当日だけでも禁煙して向かうのがベターです。

香水や柔軟剤の香りについても同様です。「匂ったら即失格」ではないものの、匂いで周囲を不快にさせるスメルハラスメントが話題になっています。自分ではよい香りだと思ってつけている香水でも、相手も好きだとは限らないため注意が必要です。

7-4.マスクの着用は企業の指示に従う

新型コロナウイルスの予防策として人前では着用するのがマナーとなっていた「マスク」ですが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は個人の主体的な選択が尊重されるようになり、個人の判断が基本となりました。

企業からマスク着用の指示が出ている場合、原則として指示に従いましょう。特に指示がない場合は個人の判断で着用するか否かを決めて問題ありません。

気になるようなら面接会場に入室し、着用したままでよいか面接官に聞いてみましょう。

8.面接後に送るお礼メールのマナー

面接後はメールで面接へのお礼を送付しましょう。電話は採用担当者の時間を拘束するため好ましくありません。

8-1.メールを送るタイミングと注意点

面接が終わったからといって、合否の連絡を待っているだけではNGです。面接の当日中、遅くとも翌日中にはお礼のメールを送付しましょう。

お礼メールは必須ではなく、忙しい時間を自分に割いてもらったことへの謝意を表すものであり、面接の合否に大きく影響しないとされています。

しかし、応募者がさほど多くない中小企業の面接では、一人ひとりの印象が面接官に残りやすいものです。丁寧なお礼メールを送ることで好印象を残せる可能性があるため、積極的に送るとよいでしょう。

8-2.お礼メールの文章例

お礼メールは印象を良くするものではありますが、自己PRを長々と書いて送るのは避けるべきでしょう。面接官は一日に大量のメールを受信するため、件名はひと目で内容がわかるようにします。

件名:採用面接のお礼(苗字 名前)

株式会社XXXX人事部 採用御担当 ●●様

お世話になっております。 本日○時より面接をしていただきました、(苗字 名前)と申します。

本日はお忙しい中、面接の機会を頂戴し、誠にありがとうございました。

●●様のお話を伺う中でサービス内容や強みについて理解を深めることができ、貴社で仕事をしたいという思いが一層強くなりました。 採用をいただけた暁には、1日も早く貴社に貢献できるように努力する所存です。

まずは、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。 末筆ながら貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

---------------------

苗字 名前

9.Web・オンライン面接の場合のポイント

近年のリモート化を受け、就職・転職面接にオンラインで対応する企業も増えています。オンライン面接ならではの注意すべきポイントとして、以下の5点を頭に入れておきましょう。

9-1.安定したインターネット環境と静かな部屋を準備する

安定したインターネット環境と静かな部屋を準備する

Web・オンライン面接を円滑に進めるためには安定したインターネット環境が欠かせません。

「インターネットに接続できればどこでもよい」というわけではなく、途中で接続が途切れたり音や映像が乱れたりしない安定的なインターネット環境が必要となります。

また、インターネット環境が整っているだけでなく、部屋の静音性も重要です。家の内外の騒音をマイクが拾ってしまうと面接の進行の妨げになる可能性があります。

したがって、Web・オンライン面接を受ける見込みがある場合は、早めに自宅のインターネット環境と静粛性を確認しておきましょう。自宅での改善が難しい場合は、プライバシーやセキュリティ面をクリアしている別の場所での実施を検討する必要があります。

9-2.使用するアプリは事前にダウンロードする

面接では、多くのケースでZoomやSkypeなどのコミュニケーションツールを使用することになりますが、自分のパソコン環境や手順などによってはスムーズにダウンロードできない可能性もあります。

当日落ち着いて面接に挑めるよう、必要なアプリは前日までにダウンロードを済ませ、操作方法や通話に問題がないか確認しておきましょう。

9-3.服装は対面と同じ「きちんと感」が大事

Web・オンライン面接の場合でも対面での面接と同様スーツ着用のうえ臨むようにしましょう。ただし、企業側から「私服でよい」と言われた場合はその限りではありません。

Web・オンライン面接の場合は、画角の都合上、映るのは上半身のみです。しかし、相手に見えないからといってパジャマやスウェット、ジーンズといったラフな格好でよいというものでもありません。

何かの拍子に下半身が映った場合、面接官がネガティブな印象を抱く可能性もあるので、全身スーツスタイルで参加するのがマナーです。

9-4.基本的にはパソコンを使用する

Web・オンライン面接は基本的にパソコンを使用して参加しましょう。

スマートフォンやタブレットでも受けられないわけではありませんが、パソコンのほうが画面が大きく、表示領域も広くなります。そのため面接官の表情や視線の動きがよく見え、より対面に近い感覚で面接を受けられます。

また、自分自身の映りも同様によく見えるので、表情が硬くなりすぎていないか確認する観点からもパソコンがおすすめです。

9-5.回線トラブルがあった際はすぐに連絡する

事前にインターネット接続を確認したとしても、何らかの原因により面接時に回線トラブルが生じることも考えられます。その場合はメールや電話などで速やかに面接官や採用担当者に連絡を取り、現状を伝えるようにしましょう

また、トラブルがあったときのために、面接開始時までに回線事業者の連絡先を確認しておくことも重要です。担当者直通の連絡先を聞いておく、今までのやりとりからわかる連絡先や企業側から指示された連絡先を控えておくなど、万が一に備えて準備しておきましょう。

10.就職・転職活動の面接に関するよくある質問

最後に、就職・転職活動の面接に関して、よくある質問と回答をご紹介します。

10-1.面接に遅刻しそうになったら?

本来は絶対にあってはならないことですが、万が一面接に遅刻しそうになった場合、速やかに採用担当者に連絡して指示を仰ぎましょう

10-2.私服OKと言われたときの服装は?

企業によっては「私服でご来社ください」と服装を指定される場合があります。

その場合、スーツスタイルのようにかしこまる必要はありませんが、清潔感がありビジネスシーンでも違和感を与えない服装がベストです。「オフィスカジュアル」と呼ばれるような服装を選択しましょう。

【オフィスカジュアルの服装の例】 オフィスカジュアルの服装の例

いくら「私服OK」といっても、あまりにラフすぎたり年齢にそぐわなかったりする服装ではよい印象をもたれないので注意しましょう。

10-3.就職・転職活動の面接を突破するコツはありますか?

就職・転職活動の面接を突破したいなら、面接の練習は欠かせません。非日常の場でもいつもの自分の姿で落ち着いたやりとりができるように練習しておきましょう

また、面接で話題の中心となる志望動機と自己PRでは、具体性のあるエピソードをわかりやすく伝えることを心がけましょう。

加えて、「何か質問はありますか?」と問われることを想定して逆質問を用意しておきましょう。面接官に志望度の高さをアピールすることが可能です。

11.まとめ

就職・転職の面接には独特の雰囲気があり、多くの方が緊張する場面です。

緊張のあまり身だしなみやマナーを忘れると面接の評価に影響する可能性があるため、普段から面接を想定して身だしなみやマナーを磨く練習をしておきましょう。今回ご紹介した一連の流れやマナーを頭に入れておけば、焦らずに面接に臨めるはずです。

もし言動に迷ったときは、「相手に配慮したものであるか」という視点で判断できれば、面接官にネガティブな印象を与えずに済むでしょう。

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