仕事に行きたくないと思うよくある原因とは?放置するリスクや対処法
※この記事は6分30秒で読めます。
「仕事に行きたくない原因には何がある?」
「仕事に行きたくないときの対処法が知りたい」
など、仕事に行きたくない気持ちが生まれてしまって困っている方もいるでしょう。
仕事に行きたくない原因は人それぞれですが、肉体的・精神的に強いストレスを受けているときなど、早急な対処が必要な場合もあります。
今回は、仕事に行きたくなくなる原因、行きたくない気持ちを放置するリスク、行きたくないと思ったときの対処法などを解説します。この記事を読めば、仕事に行きたくないときの原因がよくわかり、対処法を実践できるようになります。
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1.仕事に行きたくないのはなぜ?よくある原因
「仕事に行きたくない」という気持ちは、誰でも持つ可能性がある悩みの一つです。SNSでもそういった書き込みはよく見られ、多くの現代人にとって共通の悩みであるといえるでしょう。
仕事に行きたくなくなる原因は人によってさまざまですが、よくある原因として以下の5つが挙げられます。
1-1.人間関係が悪い
会社の仕事はチームワークが基本であり、上司や同僚との関係は非常に重要です。
例えば、上司とうまが合わなかったり同僚同士でいじめが発生したりする職場では仕事に集中できず、精神的にどんどん疲れていってしまうでしょう。
「今日もあの人に会わなければいけない……」というストレスから仕事に行きたくなくなってしまうことが考えられます。
1-2.仕事内容が自分に合っていない
仕事内容が自分に合っていないことも、会社に行きたくなくなる原因として考えられます。
自分が思い描いていた仕事と違ったり、自分の適性と合わなかったりすると、作業を強要されているような感覚になってしまいモチベーションが下がってしまいます。そうするとミスも増え、精神的にもつらくなってしまうでしょう。
自分の理想の仕事ができずに悩んでいるときは、転職や独立など別のキャリアプランを検討する良い機会です。自分が将来的に携わりたいのはどのような仕事なのか今一度よく考えてみましょう。
1-3.仕事が忙しすぎる
仕事が激務過ぎて残業ばかりの生活になってしまうことも、仕事に行きたくなくなる代表的な原因の一つです。
毎朝早起きをして終電近くまで働く期間が長引くと、リフレッシュにあてる時間がなくなり、疲れ切ってしまって仕事に行きたくなくなることもあります。また、激務のあまり睡眠時間が確保できないと、精神にも悪影響を及ぼします。
残業がない職場でも、終業後の飲み会を強制されるなどプライベートな時間が取れないと、仕事を辞めたくなってしまう可能性があります。
1-4.通勤電車に乗るのがつらい
通勤にどれだけの時間をかけるかは人によっても異なりますが、あまりに長時間の移動はストレスがたまります。
特にラッシュ時の通勤電車は立つのがやっとなほどの満員であることも多く、出社したくないと感じる原因になるでしょう。
昨今は新型コロナウイルス対策のテレワークから通常の出社に戻す会社が増えています。在宅勤務の場合は通勤時間ゼロで仕事に取り組めるため、通常の出勤がよりつらいものに感じてしまうことが考えられます。
1-5.連休明けで仕事に行くのがつらい
「休み明けで気分が乗らず仕事に行きたくない」という気持ちは、多くの方が感じるものです。休みの日は上司や取引先から連絡がくることもなく、自分が好きなように過ごせます。
仕事になると自分の好きなようには過ごせません。また慌ただしい日々が始まると考えただけでも、仕事に嫌気がさしてしまう方も多いのではないでしょうか。特に長期連休明けは仕事に行きたくない気持ちが強くなるでしょう。
2.仕事に行きたくない気持ちを放置するリスク
多くの方は生活費を得るために仕事をしており、行きたくないと思っても仕事をしなければ生活ができません。嫌なことがあっても頑張って出勤する方が大半でしょう。
仕事に行きたくない気持ちを抑えて頑張るのは悪いことではなく、自分の生活を守ったり将来的なキャリアアップを実現したりするためには必要なことです。
ただし、仕事に行きたくない原因によっては、我慢することが身体的・精神的なリスクにつながることもあります。
「休み明けで仕事に行くのが面倒」「通勤が大変すぎる」ということが原因であれば、モチベーションを上げて仕事に向かえば良いでしょう。
しかし、原因が以下のような場合は話が別です。
- 仕事が激務で疲れが取れない
- 同僚にいじめられていて会社に行きたくない
なんとか頑張って仕事に行ける日が続いたとしても、ある日突然「体力の限界で倒れてしまう」「精神的に限界になってしまってベッドから起き上がれなくなる」といった状態になることが考えられます。
仕事に行きたくない原因がわかっている場合は、やる気次第で解消するものか、自分では解決できるかをまずは考えてみましょう。自分で解決するのが難しいと感じた場合は、他の誰かに相談するなどの対策を考えなければいけません。
会社に行きたくない原因がわからないときは、どのような理由から会社に行きたくないのか、原因を分析して整理してみることが大切です。
以下の記事では、仕事に行きたくないときの症状やリフレッシュ方法について詳しく解説しています。
3.仕事に行きたくないと思ったときの対処法6つ
仕事に行きたくない原因は人によってさまざまですが、健全な状態でないことは間違いありません。何らかの対策をして、仕事に前向きになるように気持ちを切り替える必要があります。
ここでは、仕事に行きたくないと感じている方向けの対処法を6つご紹介します。
3-1.仕事だと割り切る
思い切って仕事だと割り切ってしまうことで、気持ちが楽になる場合もあります。
例えば、対人関係で悩みがある場合「この人はプライベートでは一切関係のない人だ」と割り切ることでつらさが和らぐかもしれません。
仕事のやりがいのなさやキャリアアップ・将来性で悩んでいる場合でも、「この仕事はお金をもらうために取り組んでいる」と考えれば悩まずに淡々と仕事をこなせることでしょう。
ただし、仕事に行きたくない気持ちが強い場合や、気の持ちようだけではどうにもならないトラブルが原因の場合は、割り切ることが難しいこともあります。
割り切ろうとして無理をすると余計につらくなることもあるので、無理はしないようにしてください。
3-2.オンオフを切り替えるコツを身につける
仕事に行きたくなくなるほど精神的に疲れてしまう原因として、プライベートでも仕事のことで悩んでしまうというケースが考えられます。
プライベートの時間にしっかりリフレッシュできるよう、自分なりに気持ちを切り替えるコツを身につけることも大切です。
ゲーム、温泉旅行、ドライブなど、仕事を忘れて思いっきり遊べる趣味を見つけることは大変有効です。食べることが好きな方なら、週末は豪華なディナーやスイーツを食べることを目標にしても良いでしょう。
夢中で楽しんでいるあいだは仕事のことを忘れることができ、良い気分転換になるはずです。頑張ればご褒美があるというのは仕事を乗り切る良いモチベーションになり、仕事の質やスピードの向上も期待できます。
3-3.思い切って休暇を取る
激務が原因で仕事に行きたくないと感じている場合、思い切って有給休暇を取得してみるのも一つの方法です。心身を休めればリフレッシュでき、気持ちを新たに頑張れるかもしれません。
有給休暇を取得しにくいと感じている方もいるかもしれませんが、有給取得は労働者の権利ですし、会社は時期を変更することくらいしかできません。
どうせ取得できないと思っていても、申請してみれば意外とあっさり取得できることもあります。
3-4.信頼できる人に相談する
どうしても仕事に行きたくない気持ちが消えない場合、信頼できる方に相談してみることも考えましょう。
家族や友人、恋人、パートナーなど、信頼できる人物に自分が仕事に行きたくないこととその原因を相談することで、アドバイスをもらえるかもしれません。話をするだけで気持ちが楽になることもあります。
3-5.上司や担当者に相談する
仕事が忙しいなど一時的な理由で仕事に行きたくないのであれば、その期間を我慢して乗り切ることでモチベーションが復活することもあります。
しかし、人間関係などの慢性的な悩みの場合は、我慢だけで乗り切ることは難しいかもしれません。
自分ではどうしようもない問題については、信頼できる上司や人事部に相談するのも一つの方法です。人間関係が原因であれば、物理的に距離を取るために配置転換や人事異動をお願いしてみましょう。
また、混雑する電車や長すぎる通勤時間にストレスを感じている場合、会社によっては出社時間をずらしたり、時短勤務対応をしたりといった対策が取れる場合もあります。
3-6.産業医やカウンセラーに相談する
直属の上司がストレスのもとであったり、人事部にも相談できなかったりするときは、 産業医やカウンセラーなど外部の人に相談することもできます。
相談先によってはお金がかかることになりますが、その分気持ちの整理がついて、次にどのような行動をすべきかはっきりする場合もあります。
なおJOBPALでは、転職を考える人向けにキャリアパートナーが面談を実施し、仕事選びに関するさまざまなアドバイスをおこなっています。仕事に行きたくないと悩むなかで転職を考えたら、ぜひ面談をご活用ください。
4.仕事に行きたくないときにやってはいけないこと2つ
「仕事に行きたくない」というマイナスな感情を抱えながら仕事に向かうのは非常につらいことです。しかし、どれだけ辛くても、やってはいけないNG行動があります。
以下のような行動をとると周囲に迷惑がかかるばかりか、自分の首を絞めてしまうことにもなるため、絶対にしないように気を付けましょう。
4-1.無断欠勤をする
会社に行きたくないばかりに無断で欠勤してしまうのは絶対にNGです。無断欠勤は自分に課された仕事に対する責任を放棄する行為であり、周囲の人にも多大な迷惑をかけることになります。
仕事に行きたくない感情が高まると休みたくなってしまうこともありますが、必ず事前に連絡を取る、有給取得の申請をするなど、会社や社会のルールに則った休み方を心がけましょう。
4-2.一人で抱え込んでしまう
無断欠勤は社会人である以上は絶対にやってはいけない行為ですが、だからといって一人で悩みを抱え込んだまま我慢して出勤すべきということではありません。
信頼できる上司や人事部、家族、友人、カウンセラーなどに相談に乗ってもらうことをおすすめします。
「迷惑になるから」と相談をためらってしまう方もいるでしょう。しかし、何も言わずに悩んでいるのを見ている周囲もつらい気持ちになるかもしれません。遠慮せずに相談してみましょう。
5.対処法を試しても改善されなかった場合
考えうる対処法をすべて試しても解決が難しい場合は、無理に今の会社に留まるより、転職を視野に入れることをおすすめします。
ただし、転職先でも同じ悩みを抱えないよう、慎重に転職活動を進めていく必要があります。転職先については一人で悩まず、相談に乗ってもらえるサービスを利用しましょう。
JOBPALではキャリアパートナーによる面談を実施しています。前職で悩みの種だった内容を伝えることで、その悩みを回避できる仕事を探してもらえます。条件に合う仕事があればその場で案内もしてくれるので、スピーディーに転職を成功させたい場合にもおすすめです。
6.まとめ
「仕事に行きたくない」という悩みがどうしても解決しない場合、ずっとその職場にいることで肉体的・精神的に追い詰められてしまうことも考えられます。
そんなときは思い切って転職を検討してみましょう。今は正社員だとしても、無理に正社員での転職を狙う必要はありません。契約社員やアルバイトから始め、その仕事が自分に合っていると確信してから正社員を目指す方法もあります。
JOBPALでは契約社員やアルバイトの求人を掲載しています。転職に興味がある方はぜひ以下のリンクからご覧ください。
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