仕事を楽しむってどういうこと?楽しく仕事をするコツや工夫、考え方を解説
※この記事は5分30秒で読めます。
「楽しみながら仕事をしたい」
「仕事を楽しんでいる人と楽しめていない人の違いって何?」
など、仕事の楽しみ方を知りたい方もいるでしょう。
仕事を楽しんでいると、ストレスが少なくなったり業務効率が上がったりするなどのメリットがあります。
今回は、仕事を楽しむことで得られるメリットや仕事を楽しむコツをご紹介します。この記事を読めば、どのような人が仕事を楽しんでいるのかがよくわかり、楽しみながら働くことができます。
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1.「仕事を楽しむ」とはどんな状態?
人によって「楽しむ」の定義は異なりますが、仕事にやりがいを感じている、好きなことを仕事にしているなど、仕事に対して満足感があり仕事が辛いと思わない状態が仕事を楽しんでいる状態です。
仕事が楽しいというのは、「仕事が楽」ということではありません。いくら楽な仕事を選んでも、やりがいや達成感を感じなければ仕事が楽しいとは思えない可能性もあります。むしろつまらない、飽きると感じることのほうが多いかもしれません。
2.そもそも「働く」とは?
「働く」ということは、会社が求める目標や企業理念に沿って自分のスキルや能力を活かすことです。多くの人はお金や実現したいライフスタイルのために働いていると考えていると思います。
もちろん、お金やライフスタイルの実現は大切なことですが、働く目的がそれだけになってしまうと、次第に働くのが辛いと感じるようになってしまいます。
働く意味や目的は、自分の趣味のためや推しが頑張っているからという理由でも大丈夫です。自分なりの働く意味や目的を見つけておくと、仕事に対して前向きに取り組めるようになるでしょう。
3.仕事を楽しんでいる人と楽しめていない人の違い
周りに「あの人は仕事を楽しんでいるな」と感じる人はいないでしょうか。同じ仕事内容でも楽しんでいる人と楽しめていない人にはある違いがあります。ここではその違いについてご紹介します。
3-1.仕事を楽しんでいる人
まずは、仕事を楽しんでいる人の特徴を見ていきましょう。
3-1-1.自らやりがいを探せる人
指示を待つのではなく自主的に動き、自らやりがいを見つけることができる人は、活き活きと楽しんで仕事をしています。与えられた仕事をただこなすのはなかなかモチベーションが上がりにくいものです。
しかし、率先して仕事に取り組んだり役割を担ったりすると、周りからの評価が上がり自信につながります。積極的に行動することで次第に仕事に対してやりがいを感じられるようになるでしょう。
3-1-2.小さなことも目標にできる人
どんなに小さなことでも目標にして取り組むと、目標達成のために動けるものです。目標を作れる人や目標達成のために自主的に動ける人は、「目標を達成しよう」という前向きな気持ちから、自然と仕事を楽しめています。
3-1-3.人間関係がうまくいっている人
職場での人間関係がうまくいっている人は、仕事が楽しいと感じることが多いでしょう。人間関係が悪いと過度なストレスがかかり、「仕事に行きたくない」とネガティブな感情になってしまいます。人間関係が円滑な人ほど、仕事を楽しめているでしょう。
3-1-4.向上心がある人
常に上を目指している人やスキルアップを望んでいる人は、仕事を楽しいと感じているはずです。今よりもっと活躍したい、あの仕事もやってみたいなど、向上心のある人は常に先のことを考えて動いているため、自然と仕事を楽しめていることが多いです。
3-1-5.ポジティブな人
仕事に急なトラブルや困難はつきものです。そんなとき、そのトラブルや困難を解決する方法を考えられるポジティブな思考がある人は、困難を乗り越えた先のやりがいも感じることができ、楽しく仕事ができているでしょう。
3-2.仕事を楽しめていない人
次に仕事を楽しめていない人の特徴を見ていきましょう。
3-2-1.何ごとにも悲観的になりやすい人
何に対しても悲観的になりやすい人は、小さなミスでもずっと気にしてしまったりするため、「仕事に行きたくない」とネガティブな気持ちになり仕事を楽しめない傾向にあります。
しかし、このようなタイプの人は、目の前の仕事を完璧にこなしたいという高い目標を持った真面目な性格であるともいえます。
3-2-2.主体性がない人
主体性がない人は、人から声がかからないとやるべきことを見つけられない、いわゆる指示待ち人間であることが多い傾向にあります。そのため手持ち無沙汰となり、仕事にやりがいを感じられなかったり飽きを感じたりする可能性があります。
勤務時間中にやるべきことがないと仕事が楽しくないと感じるようになります。
3-2-3.自分に自信がない人
自分に自信がなく、仕事をしていても「これって本当にあっているのかな」「これで提出しても大丈夫かな」と不安になってしまう人はネガティブな感情を抱きやすく、自分を追い込んでしまう傾向にあります。
そのため、新しい仕事に挑戦できなかったり、自分の欠点ばかりに目を向けてしまい仕事を純粋に楽しめなかったりする可能性があります。
しかし、自分に自信のない人は真面目で慎重な性格のため、成功経験を積むことで徐々に自信がつき、次第に仕事が楽しいと感じるようになるでしょう。
3-2-4.他人と比較しがちな人
ある程度の競争関係は良い刺激になりますが、他人と比較をしすぎると自分を追い込んでしまい、仕事を楽しむことが難しくなります。
また、「あの人はできるのにどうして自分はできないんだろう」というネガティブな感情や劣等感を抱く原因となります。これは自信を失う原因にもなるため、次第に仕事が楽しくないと感じるようになります。
4.仕事を楽しむことで得られるメリット
仕事を楽しむことで得られるメリットは数多くあります。ここでは仕事を楽しむことで得られるメリットを4つご紹介します。
4-1.ストレスが少なくなる
社会に出て人と関わりながら働くことは、少なからずストレスが溜まるものです。仕事が楽しくない、つまらないと感じている場合、仕事そのものがストレスとなり精神的に辛くなるでしょう。
しかし、仕事が楽しいと気持ちが前向きになり、ストレスが少なくなるため、精神的にも楽になります。
4-2.モチベーションが高くなる
仕事が楽しいと気持ちが楽になり、仕事に対する姿勢も前向きになります。前向きになると、自らの仕事に対しての意欲が高まり積極性が出てきます。そのため、やる気が十分な状態になり、日々の仕事に対するモチベーションがどんどん高まっていきます。
4-3.評価アップにつながる
仕事が楽しいと前向きになったり精神面が楽になったりするだけでなく、業務効率が上がったり具体的な成果が出たりします。目に見えてわかる成果は、次第に周囲や会社からの評価につながっていきます。
4-4.業務効率があがる
積極的になったり前向きになったりすると、さまざまな工夫を凝らしたりPDCAを意識的に回したりするようになります。そうすることによって業務効率が上がり、それが評価アップにつながる可能性も高くなります。
周囲から評価されると「もっと頑張ろう!」と考えてさらに業務効率が上がり、それがまた評価されるというプラスの連鎖が生まれます。仕事を楽しむことは自身にとっても会社にとっても大きなメリットになるのです。
5.仕事を楽しむコツとは?
仕事を存分に楽しむには、いくつかのコツがあります。ここでは4つの工夫と3つの考え方をご紹介します。
5-1.仕事を楽しむ工夫4つ
仕事を楽しむための工夫を紹介します。ぜひ取り組んでみてください。
5-1-1.好きな仕事をする
自分のスキルや能力が活かせると、仕事が楽しいと感じるようになります。もしも今、あなたが苦手なことや自分のスキルが活かせないと感じる仕事をしている場合、得意な仕事やスキルを活かせる仕事ができないか相談したり、転職したりすることも視野に入れてもいいかもしれません。
ただし、自分に合わないからといってすぐに転職するのではなく、今の仕事でやりがいや楽しいと感じる部分はないか考えてから決断するようにしましょう。
JOBPALなら気軽に転職の相談ができます。ぜひお気軽にご活用ください。
5-1-2.自分なりの目標を決める
仕事をしていくなかで毎日、または一週間単位で自分なりの目標を決めてみましょう。
例えば「〇時までにこの仕事を終わらせる」「昨日できなかった仕事を今日中に片付ける」など、目標や目的を明確に設定することで、自分が何をすべきなのかがわかるようになります。
小さな目標を少しずつ達成していくことで達成感が得られ、次第に仕事が楽しいと思えるようになるでしょう。大きな目標を達成したら、自分へのご褒美を用意してみるのも良いかもしれません。
5-1-3.人のために行動する
お金や自分の生活のために仕事をするというのも大事ですが、人のために行動するという気持ちを持って仕事に取り組めば、より仕事を楽しめるようになります。
誰かから感謝されると、モチベーションがあがったり、やりがいを感じたりすることにつながります。誰のために行動するのかは人によってさまざまですが、家族やパートナー、取引先など身近な人だとより頑張れるでしょう。最近では推しのために頑張るという人も増えています。
5-1-4.スキルアップを目指す
資格を取得したり勉強したりすることで仕事に対する知識が深まると、だんだんと仕事がおもしろくなり、楽しんで仕事ができるようになるでしょう。
できることが増えると仕事の幅が広がり、周囲からの評価も上がります。資格を取得することで手当がつく職種もあるため、積極的に資格取得を目指すのも良いでしょう。
5-2.仕事を楽しむ考え方3つ
仕事を楽しむための考え方をご紹介します。工夫とあわせてぜひ取り組んでみてください。
5-2-1.仕事とプライベートの区別をつける
仕事を楽しんでいる人の多くはプライベートの時間を大切にしています。休みの日も仕事のことで頭がいっぱいだと余裕がなくなり、仕事が嫌だと感じるようになってしまいます。
仕事を楽しむ余裕を持つためにも、仕事とプライベートのオンオフをしっかりつけるようにしましょう。
5-2-2.コミュニケーションを怠らない
仕事以外に関わりがない人とは必要以上にコミュニケーションを取らなくても良いと思っている人もいるかもしれません。
仕事が楽しい理由には職場の人間関係も大きく関わっており、職場の雰囲気が良く、周囲との人間関係が良好であれば自然と仕事に行くのも楽しくなります。
なかにはコミュニケーションを取るのが苦手な人や、面倒だと感じている人もいるかもしれません。しかし、自分が置かれる環境を良くするためにも、挨拶だけはしっかりとするようにしましょう。
5-2-3.自分の機嫌は自分でとる
職場の誰かがあなたの機嫌やモチベーションを上げてくれるのを待つのではなく、自分自身で機嫌を取ったりモチベーションを維持させたりしましょう。
仕事が楽しくないのを周囲の人のせいにせず、日々何かしらの目標を見つけ成功体験を積んだり、仕事で使うアイテムをお気に入りのものにしたりするなど、自らモチベーションを上げることで楽しく仕事ができるようになります。
6.まとめ
何のために働くのか、その理由は人によってさまざまですが、せっかく働くなら楽しい気持ちで働きたいですよね。自分の考え方次第で、今まで何とも思わなかった仕事が楽しいと感じるようになるかもしれません。ここでご紹介したコツを参考に、楽しく夢中になれる仕事をぜひ見つけてみてください。