パート・アルバイトの選び方
更新日:2024年01月10日

おすすめの単発バイト厳選18選!楽な単発バイト・日雇いバイトの探し方もご紹介

おすすめの単発バイト厳選18選!楽な単発バイト・日雇いバイトの探し方もご紹介

※この記事は6分30秒で読めます。

「単発バイトってどのような仕事があるの?」
「単発バイトのメリット・デメリットが知りたい」
など、単発バイトに関して疑問や興味を持っている方もいるでしょう。

単発バイトとは、1日のみや数日間だけのアルバイトのことです。空いた時間で稼ぐことができるので、さまざまな方が応募して働いています。

今回は、単発バイトの特徴、種類、メリット・デメリット、注意点などを解説します。この記事を読めば、単発バイトのことはもちろん、求人を選ぶ際に確認すべきポイントがわかるようになります。

目次

  1. 1.単発バイトとは?
    1. 1-1.単発バイトと単発派遣の違い
    2. 1-2.単発バイトと短期バイトの違い
  2. 2.おすすめの単発バイト18選
    1. 2-1.製造
    2. 2-2.ピッキング・軽作業
    3. 2-3.清掃スタッフ
    4. 2-4.引越しスタッフ
    5. 2-5.イベントスタッフ
    6. 2-6.コールセンター
    7. 2-7.アンケートモニター
    8. 2-8.リゾートバイト
    9. 2-9.プールの監視員
    10. 2-10.警備スタッフ
    11. 2-11.サンプリングスタッフ
    12. 2-12.大学などの試験監督
    13. 2-13.覆面調査
    14. 2-14.試食販売
    15. 2-15.ポスティング
    16. 2-16.エキストラ
    17. 2-17.交通整備
    18. 2-18.交通量調査
  3. 3.楽な単発バイト・日雇いバイトを効率よく探す方法
    1. 3-1.求人サイトやアプリで探す
    2. 3-2.クラウドソーシングで探す
    3. 3-3.知人に紹介してもらう
  4. 4.単発バイトはこんな方におすすめ
    1. 4-1.副業を探している方
    2. 4-2.効率よく稼ぎたい方
  5. 5.単発バイトで働くメリット
    1. 5-1.隙間時間にお金を稼げる
    2. 5-2.いろいろな職種で働ける
    3. 5-3.給与の支払いが早いケースが多い
    4. 5-4.未経験可の募集もある
    5. 5-5.人間関係のストレスを最小限にできる
    6. 5-6.友人と一緒に応募できる
  6. 6.単発バイトで働くデメリット
    1. 6-1.希望した日にアルバイトがないこともある
    2. 6-2.アルバイトのたびに探す手間が発生する
    3. 6-3.人間関係の幅が広がらない
    4. 6-4.安定した収入が見込めない
    5. 6-5.モチベーションが上がりにくい
  7. 7.単発バイトの注意点
    1. 7-1.SNS上の募集には危険な内容もある
    2. 7-2.即日払いではない単発バイトもある
    3. 7-3.交通費が出ない単発バイトもある
    4. 7-4.マナーに気をつける
    5. 7-5.所得税や源泉徴収について確認する
  8. 8.単発バイトをはじめる前に確認したいこと
    1. 8-1.仕事内容の確認
    2. 8-2.待遇や規定の確認
    3. 8-3.給与の支払い日や方法の確認
    4. 8-4.当日の持ち物
  9. 9.自分に合った単発バイトを探すには?
  10. 10.まとめ

1.単発バイトとは?

単発バイトは「日雇いバイト」とも呼ばれ、1日~数日間単位の短期契約で働くアルバイトのことです。

イベントやキャンペーンの運営、工場や物流倉庫、引越し、サンプリング、データ入力など、さまざまな業界の企業が単発バイトの求人を出しています。

1-1.単発バイトと単発派遣の違い

単発バイトと似た言葉に「単発派遣」があります。単発バイトは「雇用主=勤務先」である一方、単発派遣は「雇用主=派遣会社」という点が大きな違いです。単発派遣は「日雇い派遣」とも呼ばれています。

ただし、2023年3月現在、単発派遣は原則として禁止されています。「派遣切り」などが社会問題になったとき、日雇派遣で働いている人たちの雇用の不安定さが大きな社会問題となりました。それを受けて現在では「労働契約の期間が30日以内の日雇派遣」は原則禁止になっています。

アルバイトと派遣の違いは、次の記事でも説明しているので参考にしてください。

1-2.単発バイトと短期バイトの違い

短期バイトと単発バイトには、明確な意味の違いはありません。ただし、一般的には3ヵ月以内などの短い期間のみ働くアルバイトを短期バイトと呼び、そのなかでも1日単位で働く超短期のアルバイトのことを「単発バイト」と呼んでいます。

2.おすすめの単発バイト18選

単発バイトは、基本的に特別な知識や経験がなくても働ける仕事が多いです。長期的に働くわけではないので、仕事内容においてもサポートや補助などの役割の業務が多く、比較的楽なアルバイトが多いです。

ここでは、単発バイトのなかでも楽でおすすめの以下の18個についてお伝えします。

  • 製造
  • ピッキング・軽作業
  • 清掃スタッフ
  • 引越しスタッフ
  • イベントスタッフ
  • コールセンター
  • アンケートモニター
  • リゾートバイト
  • プールの監視員
  • 警備スタッフ
  • サンプリングスタッフ
  • 大学などの試験監督
  • 覆面調査
  • 試食販売
  • ポスティング
  • エキストラ
  • 交通整備
  • 交通量調査

2-1.製造

正社員や長期アルバイト向けの求人が多いイメージがある製造業でも、単発バイトを募集していることがあります。主な仕事内容は、「ライン作業」「組立」「検品」「梱包・包装」などです。

一般的な製造部品の工場だけでなく、菓子の製造や弁当の盛り付けなどで募集されることもあります。また、クリスマスケーキの製造など、季節限定の短期バイトもあります。

以下の記事では、製造業の仕事について詳しく解説しています。

2-2.ピッキング・軽作業

工場の仕事のうち、ピッキングや梱包、袋詰めなどの軽作業でも単発バイトが見つかる可能性があります。

ベルトコンベアで流れてくる製品を梱包したうえで出荷場に指示どおりに並べたり、商品棚から出荷品をピッキングして梱包したりする仕事が一般的です。

24時間稼働している工場で深夜に作業をすることも多く、Wワーク志望の社会人や学生に向いているでしょう。

以下の記事では、ピッキングの仕事について詳しく解説しています。

2-3.清掃スタッフ

病院やオフィスビルを美しく保つ清掃スタッフは、掃除が好きという方にぴったりの仕事です。

勤務場所にもよりますが、早朝や夜間の仕事が多いため、学校や仕事前の空き時間にアルバイトをしたいという方におすすめです。

スピードや効率を求められる仕事ですが、作業自体は難しいものではありません。担当になった場所を黙々と清掃していくのが仕事で、周りの方とのコミュニケーションの頻度も少ないです。

2-4.引越しスタッフ

引越しスタッフは、高時給が見込める単発バイトで、他のアルバイトよりも時給が高めに設定されていることが多いです。

荷物をトラックに運び込む運搬作業のほか、荷物の梱包作業もあります。体力や力仕事に自信がある方なら精力的に働くことができるでしょう。

ただし、一人で仕事をするわけではないので、必ずしも重い荷物を運ばないといけないわけではありません。他のスタッフと協力しながら、効率よく作業をすれば、早く仕事が終わることもあります。

2-5.イベントスタッフ

イベントスタッフは、コンサートやライブ、フェスやスポーツイベント、セミナーなどの運営を補助する仕事です。イベントが開催されるのが基本的に休日や長期休暇中のため、都合を合わせやすい人が多いでしょう。

長時間立ちっぱなしになったり、屋外のイベントの場合は暑さや寒さへの対策が必要になったりしますが、大規模なイベントほど必要なスタッフの数も多くなり、一人あたりの仕事量は少なくなります。

また、働きながら好きなアーティストやアイドル、スポーツ選手などを目にできる可能性があることもおすすめのポイントです。

2-6.コールセンター

コールセンターは通年にわたって仕事の需要があるため、長期でも単発でも仕事が見つかります。仕事は主に「受信」「発信」に分かれており、受信業務はお客様からかかってくる問い合わせや申し込みの電話に対応することが主な業務です。

一方の発信業務はいわゆるテレアポで、マニュアルに沿ってお客さまに電話をかけて営業をおこないます。

以下の記事では、コールセンターの仕事について詳しく解説しています。

2-7.アンケートモニター

アンケートモニターとは、特定のサイトに登録をして、企業から依頼されたアンケートに答える仕事のことです。

スマートフォンやパソコンなどを使ってアンケートに答え、謝礼として現金やポイント・商品券などを受け取ります。空き時間を活用して気軽に取り組めるため、副業や子育て中の隙間時間にできる仕事として人気を集めています。

アンケートに真面目に答えると、商品のテスターに選ばれたり座談会に参加できたりして、さらに高報酬を得ることも可能です。

2-8.リゾートバイト

文字通り、リゾート地の宿泊施設やレジャー施設で働く仕事です。夏は海水浴場、冬はスキー場など、リゾートシーズンに単発バイトが募集されます。

数週間~1ヵ月といった一定の期間に寮などに住み込むため、日本全国から自分が好きなところを選べるというメリットがあります。

2-9.プールの監視員

プールの監視員も夏場によく募集される単発バイトです。プールを監視して利用者の安全を守るだけでなく、清掃や受付なども仕事に含まれる場合があります。1日中外にいれば当然日に焼けるので、小麦色の肌を保ちたい方に向いているでしょう。

ただし、プールの監視員は「警備業務」になるため、警備業法によって求人は18歳以上に限られています。

また、いざというときは泳げなくなった人を助けることも必要であり、上手に泳げることが仕事をする条件です。応急処置などの知識も求められるため、事前に研修をしっかり受けることになります。

2-10.警備スタッフ

単発でできる警備の仕事は、ライブやコンサートなどイベントでの警備や、工事現場などを含む交通誘導などです。

イベント警備は、円滑な運営のために来場者の動向に目を光らせる必要があります。交通誘導は事故を防ぐために車を誘導したり、歩行者の動線を確保したりする仕事を担います。

いずれも立ちっぱなしで体力勝負のイメージがありますが、担当する現場によっては、待機時間が長く休みながら働ける場合も多いです。給与は日給で換算される場合が多く、予定より早く終わることもあります。

2-11.サンプリングスタッフ

企業の商品やサービスをPRするために、街頭でチラシやティッシュを配布する仕事がサンプリングスタッフです。

チラシやティッシュを配布する現地集合、現地解散の場合もあり、基本的に自分の担当分の数を配り終えれば終了となります。そのため、2〜3時間程度で終わることもあり、隙間時間に働けるのも魅力です。

2-12.大学などの試験監督

大学や資格、学習塾などの試験監督も単発バイトの求人が多いです。

試験の進行をサポートしながら、混乱や不正がないように監督します。よく周りを見ておく必要がありますが、試験が始まれば基本的に座りっぱなしで過ごせます。平日に試験があることは少ないので、土日の募集が多いです。

2-13.覆面調査

覆面調査は「ミステリーショッパー」とも呼ばれています。一般客に紛れてお店を利用し、店側に気付かれないように注意しながらサービスや接客態度などについて実態調査をおこなう仕事です。

事前にチェックリストを渡されるので、その内容に従ってチェックをします。普段使わない店を利用することもできるため、仕事と趣味を兼ねることができる点がメリットです。

責任感、観察力、集中力があれば誰でも取り組める仕事であり、単発バイト初心者にも向いているでしょう。

2-14.試食販売

試食販売のアルバイトは、文字通りスーパーや百貨店で食品の試食やデモンストレーションをして、商品のPRと販売促進をする仕事です。会社にもよりますが、試食品の準備や片付けまで仕事に含まれることもあります。

簡単な印象がありますが、ずっと立ち続けて働くため、意外と体力を使う仕事です。ただ食べてもらうだけでなく、商品の魅力を伝えるプレゼンテーション能力も求められます。

特に将来的に小売業やサービス業で働きたい方には、現場の雰囲気をつかむこともできておすすめです。

2-15.ポスティング

ポスティングは、指定された広告を1枚ずつ各家庭のポストに配る仕事です。主にお店の広告やフリーペーパーなどを店舗の徒歩圏内の住宅に配ります。

ポストにとにかく入れていく仕事なので誰でも始められますが、ひたすら歩くため体力を大きく消耗します。徒歩では回れない広範囲な作業の場合は車やバイクの免許が必要な場合もあり、仕事内容は事前に確認しておきたいところです。

2-16.エキストラ

エキストラは、映画やドラマなどで俳優が演技している後ろや周辺に映る出演者のことです。ほとんどの場合セリフなどはなく、その場所で指定された演技をこなすことが仕事になります。

誰でも応募できますが、セリフがなくても演技をしないといけないので、役者を志している方などにおすすめです。また、出演俳優・女優のファンであれば、同じ空間で仕事ができるという、お金に代えがたい経験ができる仕事でもあります。

2-17.交通整備

交通整備は警備員の一種であり、工事現場やイベント会場、お店の駐車場などで事故が起きてしまわないように車両を誘導する仕事です。場合によっては通行人の案内もおこないます。

男性のイメージが強い仕事ですが、男女に関わらず応募できます。1日中外で働くハードな仕事ですが、比較的時給や日給が高い点がメリットです。

ただし、失敗すると渋滞を起こして近隣に迷惑になるため、高い集中力を要求されることは事前に把握しておきましょう。

2-18.交通量調査

交通量調査は、カウンターを使ってその道路を通った車や人の数を数える仕事です。ひたすら台数や人数を把握していく根気のいる作業ではありますが、交通量の少ない場所であれば作業量が少なく比較的楽な仕事です。

一人で黙々と仕事をしたい方に向いていますが、常に外にいるため、夏の暑さや冬の寒さ、雨などには特に対策が必要です。天気予報はしっかりとチェックして、1日中外にいても困らないように雨具や防寒具などは完備した状態で仕事に向かうことがポイントになります。

3.楽な単発バイト・日雇いバイトを効率よく探す方法

それでは、単発バイトの仕事はどのように探せば良いのでしょうか。主な下記の3つの方法をご紹介します。

  • 求人サイトやアプリで探す
  • クラウドソーシングで探す
  • 知人に紹介してもらう

それぞれの探し方について詳しく解説します。

3-1.求人サイトやアプリで探す

単発バイトに限らず、バイト探しで主流といえるのが求人サイトやアプリの活用です。

希望する地域や仕事、時給など細かな条件を設定し、希望に合ったアルバイト先を見つけることができます。初めての単発バイトであれば「未経験歓迎」「未経験者OK」などの条件を付けて検索すれば、比較的楽な単発バイトが見つかるでしょう。

JOBPALでは希望条件でのお仕事探しができるほか、仕事に関する各種相談も受け付けているため、仕事探しで不安や疑問がある方はお気軽にご利用ください。

3-2.クラウドソーシングで探す

データ入力や文字起こしなどの単発バイトは、発注者がWebサイトを通じて仕事を依頼するクラウドソーシングのWebサイトやアプリに募集が出ることが多いです。

希望条件を設定できますので、やりたい内容や自分のレベルに合った仕事を見つけることができます。最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れれば自宅でスムーズに単発バイトができるようになるでしょう。

3-3.知人に紹介してもらう

知人に紹介してもらうことも、単発バイトを見つける方法の一つです。

単発バイトは、大量募集をするケースも多いため、知人と一緒に働ける職場もあります。知人の紹介なら安心して仕事を始めることができますし、知人に紹介料が入るケースもあります。

4.単発バイトはこんな方におすすめ

続いて、単発バイトはどのような方におすすめなのかご紹介します。

4-1.副業を探している方

前述したように、単発バイトは特別なスキルや経験が必要ない仕事が多いです。そのため、社会人や他にアルバイト先がある方のWワークもおすすめといえます。

もう少し収入を増やしたくて、手軽にできる副業を探している方には、単発バイトはおすすめです。

4-2.効率よく稼ぎたい方

隙間時間を使って効率よく稼ぎたい方にも、単発バイトは向いています。

単発バイトは、さまざまな時間帯の仕事があるので、他のアルバイトや仕事の合間に稼ぐことができます。普段は忙しくてアルバイトをする時間がない方でも、短期間に集中して仕事をすることができます。

5.単発バイトで働くメリット

次に、単発バイトで働くメリットを6つご紹介します。

  • 隙間時間にお金を稼げる
  • いろいろな職種で働ける
  • 給与の支払いが早いケースが多い
  • 未経験可の募集もある
  • 人間関係のストレスを最小限にできる
  • 友人と一緒に働ける

それぞれのメリットについてお伝えします。

5-1.隙間時間にお金を稼げる

単発バイトなら、学校や仕事の合間の少し空いた時間を活用してお金を稼ぐことができます。

2〜3時間程度の短時間の仕事をはじめ、早朝、深夜など、働く時間帯もさまざまなので、自分の予定に合わせて柔軟に働けることもメリットです。

5-2.いろいろな職種で働ける

単発バイトには、ジャンルを問わずさまざまな職種があります。また、単発であることから、極端にいえば1週間毎日異なる勤務先で仕事をすることも可能です。

通常のバイトでは、自分に合わないと感じて辞めることになれば面倒な手続きが必要ですが、単発なら仕事があるのはその日限りです。さまざまな職種を体験するなかで、自分に合う仕事が何なのか見つけることもできるでしょう。

5-3.給与の支払いが早いケースが多い

単発バイトは、月に一度給与が振り込まれる通常のアルバイトよりも、給与の支払いが比較的早いケースが多くなっています。

なかには働いたその日に給料を支払ってくれる「即日払い」の求人もあります。早めにお金が必要な方は、給与の支払い形態も確認して求人を選びましょう。

5-4.未経験可の募集もある

単発バイトには、特別なスキルや能力を問わない「未経験歓迎」の募集も多くあります。

単純作業や簡単な業務を割り振られるケースが多いため、「難しくてできないかも」と心配する必要はありません。

5-5.人間関係のストレスを最小限にできる

1日や数日間のみ働く単発バイトは、職場で会う人も毎回異なるため、人間関係のストレスを最小限に抑えることができます。

仮に嫌な人がいたとしても、その日限りの関係性で終わる確率が高いため、人間関係で我慢が必要な場面はほぼありません。

5-6.友人と一緒に応募できる

一般的なアルバイトの場合、個人ごとにシフトが組まれたり別の業務に割り当てられたりして、友人と一緒に働くことが難しいでしょう。一方、単発バイトであれば、友人と一緒に応募することができ、2人とも採用されれば同じ職場で働けます。

初めての単発バイトで緊張してしまう方でも、友人と一緒に応募すれば緊張感が和らぎます。

6.単発バイトで働くデメリット

一方、単発バイトにはデメリットもあります。

  • 希望した日にアルバイトがないこともある
  • アルバイトのたびに探す手間が発生する
  • 人間関係の幅が広がらない
  • 安定した収入が見込めない
  • モチベーションが上がりにくい
  • よく確認して自分に合う働き方かどうかを見極めましょう。

    6-1.希望した日にアルバイトがないこともある

    単発バイトは、自分の都合が良いタイミングで仕事ができるメリットもありますが、逆に希望する日時に仕事がない場合もあります。

    天候などによって予定していた仕事がなくなる可能性もあり、収入が安定しない点は覚えておくべきです。

    6-2.アルバイトのたびに探す手間が発生する

    通常のアルバイトは、一度採用されれば求人を探し続ける必要はありません。しかし、単発バイトであれば、その都度求人を探して応募していく必要があります。

    たとえ少しの手間であっても、積み重ねれば1時間、2時間と日々求人を探すことになるでしょう。そのため、隙間時間はスマートフォンのアプリで求人を探すなど、自分なりに効率の良い仕事探しの方法を見つけることが重要になります。

    6-3.人間関係の幅が広がらない

    勤務先が日によって異なると、人間関係のストレスは感じづらいですが、人間関係の幅が広がらないデメリットがあります。

    当たり障りのない付き合いになるため、仕事を通して仲の良い同僚を作りたい、交友の幅を広げたいといった方には、単発バイトは合わないでしょう。

    6-4.安定した収入が見込めない

    安定した収入を得にくいことも、単発バイトのデメリットです。

    一般的なアルバイトであれば毎月一定のシフトが組まれますが、単発バイトはその日または数日間だけの契約です。次の仕事を始めるときには、また応募手続きから始めなければいけません。応募や面接の間はシフトに入ることもできず、収入はどうしても不安定になります。

    一方で、見方を変えれば「稼ぎたいときに稼げる」という気楽さもあります。一般的なアルバイトより時給が高い単発バイトも多く、「普段は勉強に集中して長期休みだけ稼ぐ」といった働き方も可能です。

    安定よりも自由な時間を重視するなら、あまりデメリットにはならないでしょう。

    6-5.モチベーションが上がりにくい

    単発バイトは高時給・高収入を目当てに働くことが多く、仕事のやりがいよりもお金が優先になることも少なくありません。しかし、いくら高時給とはいえ、自分が興味のない仕事の場合はモチベーションが上がりにくいことも考えられます。

    ただ、高時給のみが目的の場合はかえって好都合かもしれません。人間関係の悩みもなく、働くことだけに集中でき、モチベーションが上がらない仕事でも数日の我慢で次の仕事を探すことができます。

    お金のためと割り切って仕事に集中できる方なら、デメリットを感じずに働けるでしょう。

    7.単発バイトの注意点

    単発バイトに応募する際には、求人の内容をよく確認しておくことが重要です。ここでは注意点を5つご紹介します。

    • SNS上の募集には危険な内容もある
    • 即日払いではない単発バイトもある
    • 交通費が出ない単発バイトもある
    • マナーに気をつける
    • 所得税や源泉徴収について確認する

    それぞれの注意点について詳しくお伝えします。

    7-1.SNS上の募集には危険な内容もある

    ニュースで話題になることもありますが、SNS上で高報酬をうたうアルバイト募集には、犯罪に加担するような危険な内容もあるため注意が必要です。

    世の中には、楽に高収入が得られる仕事など存在しません。単発バイトを探すときはSNSでのメッセージなどの個人間のやりとりではなく、信頼性のあるWebサイトや求人誌の情報を見て探すことをおすすめします。

    7-2.即日払いではない単発バイトもある

    給与の支払い方法である「即日払い」と「日払い」に違いがあることはご存じでしょうか。即日払いは、働いたその日に給与を受け取れる仕組みを指します。

    一方で、日払いは「給与計算をするうえでの締め日が1日単位」という意味ですので、必ずしも働いたその日に給与を得られるとは限りません。すぐにお金が必要な場合は、即日払いが可能な単発バイトを選びましょう。

    7-3.交通費が出ない単発バイトもある

    単発バイトのなかには、時給と交通費が別で支給される求人と、時給に交通費が含まれている求人があります。

    勤務地が遠くて交通費がかさむと、手元に残るお金が少なくなってしまいますので、交通費が別途支給となるのかどうかは、応募前に必ず確認しておきましょう。

    7-4.マナーに気をつける

    単発バイトは職場で会う人も毎回異なり、人間関係のストレスは少なめです。ただし、一般のアルバイトと同様にマナーある行動は求められます。

    始業時や終業時の挨拶や敬語、業務中は私語を慎むなど、単発バイトかどうかに関係なく社会人として最低限のマナーを守った行動は徹底しましょう。

    以下の記事では、基本的なビジネスマナーについて解説しています。

    7-5.所得税や源泉徴収について確認する

    単発バイトで働く場合、どのような条件で所得税が発生するかを事前に確認しておきましょう。

    単発のアルバイトの場合でも、一定以上の収入がある場合は企業が給料から天引きして所得税を支払っています。具体的には、以下の条件をすべて満たすと源泉徴収がおこなわれるため注意が必要です。

    • 日給が9,300円以上(交通費は除く)
    • 雇用主が事業者で「労働契約」を結んでいる
    • 継続勤務が「2科月以上」の日雇い契約

    また、1年間(1~12月)の収入が「103万円」を超えたときは、確定申告をして税金を納める義務が発生します。会社が「源泉徴収」していれば確定申告をする必要はありませんが、源泉徴収されていなければ、自分で確定申告をする必要があります。

    8.単発バイトをはじめる前に確認したいこと

    単発バイトをはじめる前に、いくつか確認しておかなければならない点があります。ここでは下記の4つのポイントをご紹介します。

    • 仕事内容の確認
    • 待遇や規定の確認
    • 給与の支払い日や方法の確認
    • 当日の持ち物

    それぞれの確認事項についてお伝えします。

    8-1.仕事内容の確認

    単発バイトに応募する前に、仕事内容や勤務時間などを事前に調べておきましょう。

    同じ業界の単発バイトであっても、仕事の内容がまったく異なる場合もあります。求人情報に基本的な仕事内容は掲載されていますが、もし不明点があれば採用担当者に確認して疑問を解消してから応募してください。

    8-2.待遇や規定の確認

    大まかな仕事内容や給与については求人情報で確認できますが、以下のような情報は掲載されていない場合があります。

    • 職務規定
    • 給与以外の待遇

    どのような服装でアルバイトに参加すれば良いのかといった服装規定や、制服貸与の有無などの待遇の記載が見つからない場合には自分から確認しましょう。

    質問をするタイミングは、「応募時」「面接時」がおすすめです。求人票を見た時点で疑問点をメモしておき、応募時や面接時に確認すると良いでしょう。

    選んだ単発バイトによっては、服装の色などに規定がある場合がありますので、規定に沿った服が手元になければ当日までに準備しておく必要もあります。

    8-3.給与の支払い日や方法の確認

    給与の支払い方法や支払日も忘れずにチェックしておきましょう。

    支払い方法は、主に現金手渡しや口座振り込みとなります。また、支払日は会社によって異なります。

    必要なタイミングに手元にお金があるようにするためにも、求人情報を見たり、担当者に質問したりして確認しておきましょう。

    8-4.当日の持ち物

    単発バイトに向かう前に、どのような持ち物が必要かも事前にチェックが必要です。筆記用具やメモ帳といったマストな持ち物のほかに、企業ごとに必須の持ち物を指定される場合もあります。

    時間通りに作業することが求められる職場の場合は腕時計の持参を求められたり、工場では滑りにくい靴が指定されたりすることがあります。

    9.自分に合った単発バイトを探すには?

    自分に合った単発バイトを探すには、働く時間や職種など、自分が求めている条件を絞り込むことが重要です。

    例えば、短時間で効率よく稼ぎたい場合は高時給の単発バイトを選ぶ、学校や仕事前後の深夜や早朝に働きたい場合はその時間帯にできる単発バイトを選ぶなどです。

    最初は自分の希望通りの単発バイトに巡り合えないかもしれませんが、いくつかこなしていくと求人探しのコツがつかめるようになるので、条件に合って楽しく働ける単発バイトに出会えるかもしれません。

    10.まとめ

    単発バイトは非常に多くの種類があり、自身の希望する仕事が見つかりやすい点がメリットです。ただし、今のアルバイトが終わったら、次のアルバイトを見つけて応募から再スタートすることになります。

    安定した仕事数が保障されていない点や、ひんぱんに求人をチェックしなければならない点で、単発バイトを主な収入源にするのは難しいかもしれません。

    しかし、会社員との副業、アルバイトとのWワークなど、本業とのバランスを取れれば効率よく収入アップを実現できます。少しでも単発バイトに興味を持っているなら、求人を探してみてはいかがでしょうか。

    JOBPALでは、パート・アルバイトなどの雇用形態や、期間限定で働ける製造・工業系に特化した求人など、幅広い求人情報を掲載しています。少しでも求人探しでお困りであれば、ぜひご活用ください。

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