ピッキングの仕事内容とは?給料や作業のコツ、向き・不向きや工場の選び方を紹介

この記事で分かること
- ピッキングは倉庫や工場に保管されている商品を取り出す仕事
- 正社員の場合、ピッキングの仕事の平均年収は459万円
- ピッキング作業は集中力が高く、体力に自信がある方に向いている
※この記事は6分30秒で読めます。
「ピッキングはどのような仕事?」
「ピッキングの魅力が知りたい」
など、ピッキングについて興味がある方もいるでしょう。
ピッキングは注文された商品を倉庫から集める仕事であり、シフトが比較的自由に決められる、未経験でも働きやすいなどの特徴があります。
今回は、ピッキングの概要の他、給料や作業のコツ、向き不向き、工場の選び方などを解説します。この記事を読めばピッキングのことがよくわかり、自分がピッキングの仕事に向いているのかが判断できるでしょう。
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1.ピッキングの仕事内容とは
ピッキングとは、倉庫や工場に保管されている商品を取り出す(ピックアップする)仕事です。
企業からの注文品やネットショッピングなどで購入された商品を伝票や指示書に従って集め、運び出します。集める商品は職場によって異なり、衣服を集めるところもあれば、本や文房具、食料品を集めるところもあります。
ピッキングは指定されたものを集めるなど、比較的簡単な仕事内容なので、未経験歓迎の工場が多く人気がある仕事です。
ただし、大型の電化製品や重い機材や部品を保管する工場ではフォークリフトを用いる場合もあるため、応募の際は事前にフォークリフトの免許が必要なのか確認すると良いでしょう。
2.ピッキング作業の給料と勤務時間
ピッキング作業の給料と勤務時間を、雇用形態ごとに紹介します。
2-1.正社員
正社員の場合、ピッキングの平均年収は455万円(※1)で、月収は約38万円です。令和5年分の民間給与実態統計調査では、日本の平均年収は460万円(※2)と報告されています。日本の平均給与と比較すると、ほぼ同水準です。
勤務時間は8時半や9時から17時半や18時の時間帯が多く、会社によっては早番や遅番、日勤、夜勤など、シフト制を採用しています。
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(※1)参照:求人ボックス給料ナビ「ピッキングの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)より」
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
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(※2)参照:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2023.htm
2-3.派遣社員
派遣社員のピッキングの平均時給は1,276円で、週5日フルタイムで働いた場合の月収は約20万円です。
派遣社員の場合はシフトを自由に組める場合が多く、例えば週3勤務や早朝時間のみなど、自分の都合に合わせた働き方ができます。
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参照:求人ボックス給料ナビ「ピッキングの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)より」
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/
2-3.アルバイト・パート
アルバイト・パートのピッキングの平均時給は1,145円で、週5日フルタイムで働いた場合の月収は約17万5,000円です。
残業した場合は、25%の割増賃金が支給されます。また求人によってはフォークリフトの免許を所持していると時給アップが見込めます。
勤務時間は求人によって異なり、フルタイムで週5日勤務のところもあれば1日4時間、週2、3日前後で雇ってもらえるところもあります。また採用期間も長期のところもあれば短期だけのところもあるなど、求人によってさまざまです。
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参照:求人ボックス給料ナビ「ピッキングの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com
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参照:厚生労働省「しっかりマスター労働基準法 割増賃金編」
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000501860.pdf
3.ピッキングの種類
ピッキング作業は主に4種類にわけられ、それぞれ作業内容が異なります。
- シングルピッキング(摘み取り)
- トータルピッキング(種まき)
- ウェーブピッキング
- マルチピッキング
以下で詳しく解説します。
3-1.シングルピッキング(摘み取り)
シングルピッキング(摘み取り)とは、指示書に書かれている指定の商品を保管棚から取って集める方式です。
商品の保管場所まで移動し、指示書に記載された商品を見つけ出し指定の数量をカートへ入れます。注文が複数の場合は、一度に数種類集めます。
また、集めた商品が間違っていないか、バーコードリーダーや目視での確認もおこないます。
3-2.トータルピッキング(種まき)
トータルピッキング(種まき)とは、複数の商品を集めてから仕分ける方法です。効率性を重視したピッキング方式で、複数の商品を一度にピッキングしたあとに、注文ごとに仕分けます。
シングルピッキングのように、何度も倉庫内を行き来する無駄を省けるのが特徴です。
工場によっては歩き回って商品を集める作業はせず、ベルトコンベアの前で指定の箱に担当の商品を入れるだけの場合もあります。
3-3.ウェーブピッキング
ウェーブピッキングは、シングルピッキングとトータルピッキングのメリットを組み合わせた効率的なピッキング方式です。トータルピッキングの仕組みを細分化してシングルピッキングを複数同時におこない、作業効率の向上を目指します。
ウェーブピッキングを導入すると、商品の総量や種類が多い倉庫であっても継続的なピッキング作業が可能です。ただしウェーブピッキングを最大限に活かすためには、ピッキングする商品の総量を正確に把握し、作業の正確な処理順番が求められます。
そのためウェーブピッキングは、倉庫管理システム(WMS)を導入している倉庫で主に採用されています。WMSを利用するとピッキングする商品の総量や作業の優先順位を自動的に計算し、最適な作業手順の提示が可能です。
3-4.マルチピッキング
マルチピッキングは、シングルピッキング同様に商品を集めながら、仕分けも同時におこなう方法です。
オリコン(折りたたみコンテナ)や段ボール箱など、商品を入れる箱を注文ごとに用意し、複数の箱をピッキングカートと呼ばれるピッキング用のフォークリフトやカートに乗せて倉庫内をピッキングしてまわります。
ピッキングした商品はその場で注文の箱に仕分けて入れるため、あとから仕分け作業をする必要がありません。多くの箱をもって移動するため、フォークリフトやカートが通れる広い通路のある倉庫で活用される手法です。
4.ピッキング作業の魅力
ピッキング業務の魅力について紹介します。
- 運動不足の解消になる
- 未経験でも働きやすい
- 日払い求人もある
- 夜勤で高時給の求人も多い
- 日数や時間の自由がききやすくシフトが組みやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
4-1.運動不足の解消になる
ピッキングは倉庫内を往復して品物を運ぶため、足腰が鍛えられます。軽い荷物でも量が増えると重くなるため、トレーニング効果もあります。日頃あまり運動していない方にはおすすめの仕事です。
4-2.未経験でも働きやすい
ピッキング作業は特別なスキルや経験が必要ないため、未経験でも働きやすい仕事です。
倉庫内の商品の種類や位置を覚えられれば、あとは手順通りに作業を進めるだけなので、難しさを感じることはほとんどないでしょう。
また同じ作業の繰り返しになるため、慣れてくると効率よく作業をこなせます。
4-3.日払い求人もある
ピッキングの仕事は日払い求人が多いのも魅力です。繁忙期や年末年始だけの単発も多いため、短期間で稼ぎたい方に向いています。
4-4.夜勤で高時給の求人も多い
ピッキング作業は、時給の高い夜勤の求人も多くあります。
例えば時給1,300円〜1,600円の高単価の求人もあるので、稼ぎたい方におすすめです。また夜勤は時給が25%アップする割増賃金が適用されるため、さらに高収入を得られるでしょう。
4-5.日数や時間の自由がききやすくシフトが組みやすい
ピッキングの求人を見ると「週3日OK」や「勤務時間相談OK」など、シフトが組みやすい求人が多く見られます。一方、しっかり稼ぎたい方は日数や時間を多めに調整できます。夜勤もあるため、学生やダブルワークの方にもおすすめです。
最低出勤日数は勤務先によって異なるので、自分の都合に合わせた求人を選択しましょう。
5.ピッキング作業のきつさと大変さ
ピッキング作業は未経験でも始めやすい仕事ですが、きつさと大変さもあります。
- 歩き回れる体力が必要
- ミスできないプレッシャーがある
- 時間に追われる
- 温湿度がつらい場合がある
- ノルマが設定される場合がある
以下で詳しく見ていきましょう。
5-1.歩き回れる体力が必要
ピッキング作業は広い倉庫内を何度も往復する必要があるため、歩き回れるだけの体力が求められます。また商品の中には重いものもあり、持ち運ぶ筋力も必要です。
もともと体力がある方なら問題ありませんが、体力に自信がない状態で始めた場合は、慣れて体力がつくまでつらいと感じるでしょう。
しかし体力に自信がない方でも、日々の業務をこなすうちに徐々に体力と持久力がついていきます。体力がつけば作業効率も上がるため、達成感を味わえるでしょう。
5-2.ミスできないプレッシャーがある
ピッキング作業は商品の取り違いや破損させないよう常に気を配らなければならず、ミスができないプレッシャーに追われがちです。また納期に間に合わせるために、スピードと正確性のバランスを保ちながら作業を進めなければなりません。
まずは一つひとつの作業に集中し、慣れてきたら少しずつスピードアップを目指しましょう。プレッシャーに負けずに着実に作業を進められるようになれば、自信にもつながるでしょう。
5-3.時間に追われる
ピッキング作業は勤務時間内に多くの注文を処理しなければならず、時間に追われがちです。また、出荷のスケジュールに合わせて作業を進める必要があるため、締め切りまでに仕事を終わらせなければなりません。
そのため優先順位を考えながら、着実な作業が求められます。時間管理が苦手な方は作業リストを作成するなど、自分なりの工夫を取り入れてみましょう。
5-4.温湿度がつらい場合がある
倉庫や工場によっては空調がなく、温湿度の影響を受けやすい環境で働かなければなりません。特に出入り口付近は外気の影響を受けるため、夏の暑さや冬の寒さがより厳しく感じられるでしょう。
また、シャッターや扉が開けっ放しの倉庫では、空調があっても十分な効果が得られない場合があります。
温湿度の影響を受けやすい環境では、適切な服装や小まめな水分補給を心がけると良いでしょう。服装や水分補給などの対策を取り入れると、対応しやすくなります。
5-5.ノルマが設定される場合がある
ピッキングの仕事は、ノルマが設定されている工場もあります。高い目標を課せられると、プレッシャーを感じるかもしれません。
しかしノルマは一人で達成するものではありません。チームで協力し合い、お互いの助け合い大切です。
ノルマを達成するためには、効率的な作業動線を考えたり、無駄な動きを削減したりするなど、工夫が求められます。
6.ピッキングに必要な能力
ピッキングは単純作業ですが、向き不向きがはっきりしている仕事です。ピッキングに必要なスキルは主に以下の4つです。
- 正確性
- 忍耐力
- 集中力
- 手際の良さ
それぞれ解説します。
6-1.正確性
ピッキングは、注文された商品を注文者の手元に届ける工程の一番目にあたる大事なプロセスです。ピッキング作業を誤ってしまうと、注文者のもとに違った商品が届いてしまいます。
多くの倉庫ではダブルチェックの体制が取られミスが起きないようになっていますが、一人ひとりが正確さに気を配って作業する必要があります。
6-2.忍耐力
ピッキングは同じ作業の繰り返しです。同じ作業が長い時間続いても正確に仕事を続けられたり、自分なりの目標をもって仕事に向き合えたりするような忍耐力が求められます。
6-3.集中力
何時間も同じ仕事を続けるための集中力も、ピッキングにおいて求められるスキルの一つです。
集中力が切れるとミスにつながり、ミスが重なるとやる気も下がってしまいます。悪循環に陥らないためにも、集中力の維持が重要です。
倉庫によっては勤務時間のなかで短い休憩をこまめに入れるシフトを組んでいたり、倉庫内にリフレッシュスペースが設けられていたりします。シフトや作業場の環境を上手に活用し、勤務終了まで集中力を維持できるようにしましょう。
6-4.手際の良さ
ピッキング作業は、業務時間内に効率良く倉庫を回り商品を集める手際の良さが求められます。
最初は広い倉庫で戸惑うかもしれませんが、大体の商品の場所や陳列のルールなどが頭に入れば、効率的に作業を進められます。向上心があれば徐々に手際も良くなるでしょう。
7.ピッキング作業に向いている方・向いてない方の特徴
ピッキング作業に向いている方と向いてない方の特徴を紹介します。応募する前に自分に合っているかどうかを確認してみましょう。
【ピッキング作業に向いている方】
- 集中力がある
- 体力に自信がある
- 目標を立てて仕事ができる
- 注意深く慎重
- 好奇心旺盛
- マイペースで仕事をしたい(シングルピッキング)
- 仲間と一緒に仕事したい(トータルピッキング)
長時間歩いても苦ではなく、ピッキング作業に集中し続けられる方はピッキング作業に向いています。また、自分で目標を立てて行動できる方もピッキング作業がおすすめです。
上記の特徴に当てはまる方は、ぜひピッキングの仕事に挑戦してみてください。
【ピッキング作業に向いていない方】
- 立ち仕事をしたくない
- 派手な仕事をしたい
- 接客が好き
- 優柔不断でのんびり
ピッキングは立ち仕事なので、立ち仕事をしたくない方や接客などをしたい方には不向きです。素早く商品を選んで集めるため、優柔不断でのんびりした方もピッキングに向いていないでしょう。
ピッキング作業は営業のような対人スキルは求められませんが、最低限のコミュニケーション能力や挨拶など、基本的なビジネスマナーは必要です。

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8.ピッキング作業におけるコツ6つ
ここでは、ピッキング作業におけるコツを6つ紹介します。
- 倉庫内の地図を最初に把握しておく
- 最短ルートを意識してピッキングする
- 安全に速く歩くことを意識する
- 商品を早く正確に数える
- 動きやすい靴で疲れない工夫をする
- マニュアルに従って作業を進める
ピッキングが初めてで不安な方も、上記を頭に入れておけば、スムーズに作業できるでしょう。
8-1.倉庫内の地図を最初に把握しておく
ピッキング作業では、倉庫内のレイアウトや商品の配置を覚える必要があります。各棚に何の商品が収納されているのかを把握しておくと、目的の商品をスムーズに見つけられます。
倉庫内の地図を最初に把握しておけば、商品の位置確認の時間を短縮できるため、全体的な作業効率を向上できるでしょう。
8-2.最短ルートを意識してピッキングする
ピッキングでは多くの距離を歩くため、最短ルートを意識できるかどうかで、トータルの歩行距離や作業効率が変わってきます。
そのため最短ルートを常に考えながらピッキングしましょう。
8-3.安全に速く歩くことを意識する
安全のため倉庫内で走るのは禁止されています。スピード感を持って作業を進めるためには、いかに速く歩くかがポイントです。
他の作業者との衝突を避けるために注意を払いながら、できるだけ速いペースでの歩行を心がけましょう。
8-4.商品を早く正確に数える
商品がある棚に早く到着しても、商品を数えるのに時間がかかってしまっては作業効率は落ちてしまいます。
正確に数えられなければピックミスにつながり、手戻りが発生します。ピッキングでは、いかにして商品を早く正確に数えるかが重要です。
8-5.動きやすい靴で疲れない工夫をする
シングルピッキングでは長時間にわたって歩き回るため、足への負担が大きくなります。
そのため自分の足のサイズに合った動きやすい靴を履くなど、疲れない工夫が必要です。
靴を軽視して足を痛めてしまうと、まともに仕事ができなくなってしまう可能性があります。
8-6.マニュアルに従って作業を進める
ピッキングはマニュアルに従っての作業が基本です。
多くの倉庫でピッキングの経験を積むと、経験則で仕事をこなせる方もいるでしょう。しかし倉庫によっては、ピッキングのルールが異なる場合もあります。
「前の倉庫ではこうだったから」という思い込みによるミスを防ぐためにも、マニュアルを熟読しルールを確認しましょう。
9.ピッキング作業を上達させるためのポイント4つ
単純作業ながらもコツが必要なピッキング作業ですが、いくつかのポイントを押さえると早く上達できます。
9-1.わからないことがあったらすぐに聞く
ピッキング作業は全体を通して把握する事項が多いため、特に最初はわからないことがたくさん出てくる可能性があります。
わからないときは曖昧なままで作業を続けるのではなく、積極的に質問をする習慣をつけましょう。ミスを防ぐためにも、理解を深めることが重要です。
9-2.リーダーや先輩にコツを聞く
ピッキングでは、自分一人で考えても作業のコツがわからないことが多いです。早く解決するにはリーダーや話しやすい先輩などに、作業のコツを聞きましょう。
リーダーや先輩にコツを聞くと、自分では思いつかないような効率の良いやり方を教えてくれます。
9-3.優先順位を意識して作業する
ピッキング作業では、扱う商品の量と作業量が膨大になる場合があります。そのため何を優先するかを常に意識しながら作業を進めなければなりません。
例えば出荷期限が迫っている商品を優先したり、商品の位置を把握して効率的な動線で作業したり、状況を随時確認しながら作業しましょう。
9-4.コミュニケーションを取って作業をする
ピッキング作業は、多くの場合チームでおこないます。スムーズな作業のためには、チームワークが欠かせません。
コミュニケーションを積極的に取り、協力し合いながら作業を進めましょう。
10.ピッキングの仕事ができる工場の選び方
ピッキングの仕事内容は、工場によって働きやすさや待遇が異なります。
工場を選ぶ方法はいくつかあります。
- 求人サイトから応募する
- ハローワークに行く
- 派遣会社に登録する
- 知人に紹介してもらう
など
求人サイトは自分のタイミングにあわせて求人を探せますし、派遣会社に登録すればおすすめの求人を紹介してもらえます。それぞれ使い勝手が異なるため、自分に合った方法で工場求人を探してみると良いでしょう。
なお、求人サイトの中には、あなたに合った求人を紹介してくれたり、転職相談ができるサイトもあります。上手に活用しましょう。
また、どの工場が働きやすいかは、以下のポイントを参考にして見極めてみましょう。
- 職場環境が整備されているか
- 作業効率の向上に力をいれているか
- 自分の家から勤務地まで通いやすいか
- シフト制や夜勤など勤務時間が選べるか
- 社員に優しい福利厚生が整っているか
- 資格取得やスキルが身に付くか
- 時代のニーズに合った製品を作っているか
通いやすさや福利厚生の充実の他にも「自分のスキル向上に役立つか」という点も考慮すると、やりがいをもって仕事に臨めます。
求人情報だけではわからないところもあるので、面接のときに直接聞くか、工場見学で実際に見るなどして、自分に合う工場かを判断しましょう。
工場の探し方については以下の記事でより詳しく解説しています。
11.まとめ
ピッキングの主な仕事内容は、企業からの注文品やネットショッピングなどで購入された商品を伝票や指示書に従って集め、運び出すことです。特別なスキルや経験は不要なので、未経験でも始めやすいでしょう。
また日払い求人や夜勤の高時給求人も多く、シフトの組みやすさも魅力です。集中力が高く体力があり目標を立てて仕事ができる方はピッキングに向いている可能性が高いので、ぜひチャレンジしてみましょう。
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