正社員勤務の悩み
更新日:2024年03月13日

やりたいことがないけど転職したい場合に適した転職先を見つける方法を解説

やりたいことがないけど転職したい場合に適した転職先を見つける方法を解説

※この記事は5分で読めます。

「やりたい仕事がない」
「どう転職すべきかわからない」
などの理由から、なかなか現状を変えられない方は多いのではないでしょうか。

もし心当たりがある場合、自分を一度見つめ直したうえで、自分に合った転職先を検討してみましょう。

今回は、やりたいことが見つからない主な要因や、仕事にやりがいを見出せないときの対処法、転職におけるやりたい仕事の見つけ方、年代別の心得について解説します。この記事を読めば、やりたい仕事が見つからない場合に適した転職先を見つける方法がわかります。

1.やりたいことが見つからない主な要因

自分が本当にやりたいことが何なのか、明確に答えられる人は少ないかもしれません。給料、働き方、業務内容、人間関係などに対する不満はあるけれど、それを解消するために何をすべきなのか具体的な答えが見つからない、と感じている方は多いのではないでしょうか。

ここではまず、その要因について探ってみます。

1-1.自己分析が足りていない

「どのようなことにやりがいや楽しさを感じるのか」「自分が何を得意としているのか」など、やりたいことが見つからないときにまずは自分自身を分析することが重要です。自己分析が足りていない場合、自分の適性や好き嫌いをしっかり把握できていないため、やりたいことも見つけにくくなります。

自分自身が仕事に求めていることや、仕事に活かせるスキル、経験などを掘り下げることで、自分のやりたいことが見えてくることがあります。
やりたいことが見えない方は、自己分析が十分か振り返ってみましょう。

1-2.他人の意見を優先してしまっている

やりたいことが見つからないといって、友人や先輩などにアドバイスを求める方も多いでしょう。しかし、他人の意見ばかりを優先してしまうと、本当に自分がやりたいことが見えなくなる場合があります。

結果的に自分を見失って「やりたいことがない」という状況に陥ってしまうケースもあるため、他人の意見参考にしつつも、鵜呑みにするのは極力避けるようにしましょう。

前述の自己分析を行いながら他人のアドバイスを参考にすると、自分の考えに加えて、より幅広い視点でやりたいことを見つけられるかもしれません。

1-3.業界や職業に関する知識が少ない

世のなかには多くの仕事が存在しており、業界や職業もさまざまです。やりたいことが見つからない場合、「どのような仕事があるのか知らないだけだった」という可能性もあります。

マスメディアの情報や他人から聞いた話だけで判断し、能動的に動いていない方は、業界や職業に関する知識が足りず、選択肢が少ないままになってしまいがちです。

まずは世の中にある情報に積極的に触れにいくようにしてみましょう。その際、1つの媒体だけを使うのではなく、インターネットでの検索やSNSなど複数のメディアを使って、偏りのないように情報収集するのがおすすめです。

1-4.理想が高すぎる

「リモートワーク可」「残業が少ない」など、魅力的な条件の仕事はたしかに存在します。しかし、条件面だけで魅力を感じてしまうと、そもそもやりたいことではないものを仕事にしてしまう可能性があります。

自分の希望を100パーセント満たせる求人は滅多に存在しないため、どこなら妥協できるかポイントを決めておきましょう。

1-5.そもそも仕事をしたくない

やりたくない仕事をしていたり、仕事での目標が持てなかったりすると、仕事に対する興味自体が薄れてしまうこともあります。実際、生活費や趣味で使うお金を稼ぐため、仕方なく働いているという方も多いでしょう。

このような場合、目標を立てて達成するという成功体験を得ることで、新たなやりがいに気付ける可能性もあります

1-6.キャリアプランが確立されていない

自分のキャリアプランや将来像が定まっていない場合、「いま何をすべきか」が見えません。そうすると、何もやりたいことがないと感じてしまう可能性があります。

「将来的にどうなりたいのか」をはっきりさせられれば、いま何をするべきかがはっきり見えてきます。自分のキャリアプランをまだしっかり考えられていない方は、この機会に一度見直してみましょう

2.いまの仕事にやりがいを見出せないときの対処法

仕事にやりがいを見出せない場合、モチベーションが減少するだけではなく、ミスを起こしてしまう可能性も高まります。そのような方は、以下の対処法を覚えておきましょう。

2-1.いまの仕事を楽しめない要因を考える

まずは自分がやりがいを感じるポイントを踏まえつつ、いまの職場環境を見直して「楽しくない」と感じてしまう要因を考えてみましょう。

要因を分析したうえで、それが職場内で解決できることであれば、転職せずとも仕事にやりがいを見出せる可能性があります。

2-2.仕事以外の趣味を見つける

仕事だけが人生ではなく、仕事に無理にやりがいを見出す必要はありません。「仕事は仕事」と割り切って、プライベートで没頭できる趣味を見つけるのも選択肢の一つです。

音楽・映画・スポーツ・旅行など、生きがいとなる趣味があれば、仕事終わりや休日をより楽しく過ごせるようになります。「〇〇のために頑張ろう」と仕事のモチベーションにも良い影響が生じることもあり、つまらなかった仕事も前向きに取り組めるかもしれません。

2-3.別部署への異動を検討してみる

やりがいを見出せない要因として、単純にいまの部署やチームが合っていないということも考えられます。別の部署やチームに異動すれば、楽しく働けるようになるかもしれません。

部署異動を希望する際は、スキルアップや新しい分野へのチャレンジなど、ポジティブな理由を伝えましょう

2-4.転職を検討する

いまの仕事にどうしてもやりがいを感じられない場合、思い切って転職するのも一案です。職場環境や業務内容、一緒に働くメンバーが変われば、新たにやりがいを見つけられる可能性もあります

やりたい仕事の見つけ方は後述しますが、転職活動は収入やブランクを考慮しつつ、しっかり準備して進めることが大切です。

3.やりたい仕事はどうやって見つける?

やりたい仕事を見つけるためには、自己分析と情報収集が重要です。具体的な方法を解説するので、ぜひ実践してみてください。

3-1.まずは好きなことや興味のあることを整理してみる

転職活動を始める場合、まずは自分が好きなことや興味を持っている分野を整理してみましょう。それに関連する業界や職業に目を向けることで、自分がやりたいと思える仕事に出会える可能性も高まります。

3-2.将来のキャリアプランを考える

転職活動を進めるにあたり、将来のキャリアプランをある程度決めておきましょう。「いつまでにどのような人物になりたいか」という部分まで考えることが難しい場合は、「将来どのような生活がしたいか」といったイメージでも十分です。

3-3.どのような職業があるのか調べてみる

仕事と一口にいっても多種多様なので、どのような職業があるのかリサーチすることも大切です。調べる方法としては、情報サイトなどを活用したオンラインリサーチだけでなく、業界イベントやフェアに参加する、キャリアカウンセラーに相談する、などもあります。自分が知らなかった仕事のなかにも、ぱっと目を引くような興味深い仕事があるかもしれません。

3-4.他人に相談してみる

転職活動に取り組む場合、家族・友人・先輩などに相談するのも一案です。いままで知らなかった自分の一面や長所がわかることもあるので、一人で抱え込みすぎず、積極的にアドバイスを求めましょう。ただし、他人の意見に頼りすぎると、自分を見失ってしまうこともある点には注意が必要です。

なお、JOBPALではキャリアパートナーが転職をサポートしており、自分のキャリアを相談できる環境も整っています。ご興味があればチェックしてみてください。

3-5.「やりたくないこと」を考えてみる

消去法のように「やりたくないこと」から考えることで、やりたくないことが明確になり自分の選択肢を絞り込むことができます。自分がやりたくないと感じる仕事や業界を避けて仕事探しをしてみると、いままで気付いていなかった興味のある分野などが見えてくるかもしれません。

やりたくないことを考える際は、まずは自分が苦手と感じることを考えるところから始めます。幼少期や学生時代の経験も振り返ってみると見つけやすいでしょう。

4.【年代別】やりたい仕事がない場合の転職の心得

以下では年代別に分け、やりたい仕事がない場合の転職の心得を解説します。

4-1.20代のケース

20代の方は携わった仕事の数や経験が少ないため、やりたい仕事をなかなかイメージできないかもしれません。しかし若い方は、実績よりポテンシャルが優先される傾向にあるため、未経験の仕事にチャレンジしやすい強みがあります。

未経験の仕事でも経験を積み重ねれば、専門的なスキルが身につくので、結果的に自身のキャリアアップへとつながります。

4-2.30代のケース

30代の方は「いままで培ったスキルをどう活用するか」「今後どのような人生を送りたいのか」という点を考える必要があります。

20代に比べると要求されるスキルレベルは高くなる傾向にあるため、あらためて自己分析をおこない、自分のスキルを活かせる仕事を探すと良いでしょう
一方で、30代は大きくキャリアをシフトしたいと考えている方が少なくない世代でもあります。こうした方々にも、30代でも活躍できる「未経験可」の求人は多く存在しますので、ぜひ参考にしてみてください。

4-3.40代のケース

40代の方も「どのようなスキルを身につけてきたか」「今後どのスキルを伸ばせるのか」という点を考慮し、自分が活躍できる仕事を探すことが大切です。
また、40代になるとマネジメントスキルが求められるケースも多くあります。そのような点も意識して転職活動を進めましょう。

一方で40代でも新しいチャレンジを求める方はいます。こうした方に向けてJOBAPLでは40代の方々が活躍中の未経験可の求人も多数用意しています。ぜひ一度ご確認ください。

5.まとめ

やりたい仕事がない場合、まずはその原因を理解することが大切です。そして、原因に基づいて自己分析をおこない、やりたいこと・やりたくないこと・好きなこと・興味のあることなどを整理します。

自分の好みや適性をきちんと把握できたら、求人情報を調べてやりたい仕事を探してみましょう。

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