正社員勤務の悩み
更新日:2023年08月24日

仕事のモチベーションを上げるには?方法と下がる原因を解説

仕事のモチベーションを上げるには?方法と下がる原因を解説

※この記事は5分30秒で読めます。

「仕事のモチベーションが下がる原因は?」
「仕事のモチベーションを上げる方法を知りたい」
など、仕事におけるモチベーションについて詳しく知りたい方もいるでしょう。

仕事のモチベーションは、高く持っておくことで生産性の向上や会社の業績向上につながります。

今回は、仕事におけるモチベーションとは何か、モチベーションが下がる原因、モチベーションを上げる方法などを解説します。この記事を読めば、仕事におけるモチベーションのことがよくわかり、仕事に対してネガティブな感情を抱くことが少なくなります。

1.仕事における「モチベーション」とは?

仕事におけるモチベーションとは、仕事をするための動機を見出すこと、また、仕事への意欲を意味します。仕事に対して前向きな目的や目標をもって行動を起こす場合によく使われます。

モチベーションと似た言葉に「やる気」がありますが、やる気は行動し続けるためのエネルギーのことで、簡単にいえばテンションです。

やる気はそのときの気分によって出たり出なかったりするものですが、モチベーションは気分によって変わるものではありません。自分の意思によって持つ、保つものがモチベーションだと理解しておくとわかりやすいでしょう。

2.仕事にモチベーションは必要?

仕事に対するモチベーションが上がると、仕事の集中力が上がって効率的に取り組めるようになり、生産性の向上が期待できます。

一方、仕事に対するモチベーションが低いと、仕事がただの作業にしか感じられず、生産性が低下して、退職につながる可能性もあります。

仕事は仕事と割り切って働いている人もいるため、必ずしもモチベーションは必要なわけではありませんが、モチベーションが高ければ、仕事に自分の価値や社会の一員としての誇りを見出し、意欲的に取り組めるようになるでしょう。

3.仕事のモチベーションが下がる原因

ここでは、仕事のモチベーションが下がる原因を8つご紹介します。もし今、仕事のモチベーションが下がってしまっている……とお悩みの方は、以下の原因が自分に当てはまっていないか確認してみましょう。

3-1.休みや休憩を十分に取れていない

休みや休憩時間が十分に取れていないと、次第に心身が疲れてきます。心身の疲れはやがて体調不良につながり、次第に仕事のモチベーションが下がっていく原因につながる可能性があるでしょう。

3-2.日々残業が発生している

日々の残業も仕事のモチベーション低下につながる原因です。毎日残業しても仕事が終わらなかったり、強制的にやらされたりする日々が続く場合、精神的にも肉体的にも疲労がたまり、次第にモチベーションが低下していく恐れがあります。

3-3.給与や待遇面に不満がある

給与が低い、福利厚生が不十分などの不満も、モチベーションが下がる原因の一つとなります。労働の対価が不十分である場合、「何のために仕事をしているのかわからない」と思うようになり、モチベーションが低下する可能性があります。

3-4.評価に不満がある

仕事を頑張っているのに上司や周りからの評価が正当でないと感じる場合も、モチベーションの低下を引き起こす可能性があります。

自分に対する評価は、目に見えてわかる給与や昇格だけでなく、上司の言葉などからも感じるものです。言葉を通して具体的に評価されれば、「もっと頑張ろう」と仕事に対して前向きになれるでしょう。

しかし、結果のみが評価の対象となる職場で働いていると、どんなに頑張っても正当な評価を受けられないと感じる場合があります。この場合、「誰もわかってくれない」と不満がうまれ、次第にモチベーションが低下してしまいます。

3-5.仕事内容にやりがいを感じられない

仕事内容にやりがいや魅力を感じられないことも、モチベーションが低下する原因となります。

同じ作業の繰り返しで成果や成長を感じにくい仕事の場合、「何のためにこの仕事をしているのだろう」と疑問を感じるようになり、次第にモチベーションが低下していく恐れがあります。

3-6.苦手・やりたくない業務を任されている

苦手、またはやりたくない業務を任されている場合も、モチベーションの低下につながる可能性があります。

例えば、手先が器用でないのに細かい手作業を任された場合、うまくできずにストレスが溜まり、次第に仕事が苦痛だと感じるようになることも考えられます。

3-7.職場の人間関係が悪い

職場の人間関係は、仕事のモチベーションに大きく関わります。仕事で多少嫌なことがあっても、職場の人間関係が良ければ「また頑張ろう」という気持ちになるものです。

しかし、否定的な方や性格が合わない方が職場にいる場合、「職場に行きたくない」とネガティブな感情になり、モチベーションも低下していく可能性があるでしょう。

3-8.会社の将来性に不安がある

会社の将来性に不安があることも、モチベーション低下の原因に挙げられます。

何年働いても今後の成長が見えなかったり、職場の経営状況が悪かったりする場合、「自分の将来はこのままで大丈夫なのだろうか」と不安を感じ、モチベーションが低下していく可能性があります。

4.仕事のモチベーションを上げる方法

次に、仕事のモチベーションを上げる方法をご紹介します。上記でモチベーション低下に当てはまる原因があった方は、以下の方法を試してみましょう。

4-1.悩みや不安を書き出して整理する

仕事に対して悩みや不安がある場合は、思っていることを紙に書き出して整理してみましょう。もし周りに信頼できる方がいる場合は、相談してみるのも一つの方法です。

紙に書き出したり誰かに話したりすると、今自分がどのようなことに悩みや不安を抱えているのかがわかるようになります。仕事のモチベーションが上がらないと感じた場合には、まず初めにこの方法を試してみましょう

4-2.自分なりの目標を作る

人は、目標があればあるほど、その目標の達成に向けて日々頑張れるものです。今年中に○円貯金する、作成する書類のミスをゼロにするなど、まずは達成できそうな目標を立ててみましょう。

ただし、高すぎる目標だと、達成できなかった場合にかえってモチベーションを低下させる原因になりかねません。目に見えてわかる目標達成を繰り返していくことで、次第に仕事に対するモチベーションも上がっていくはずです。

4-3.欲しいものをリストアップする

欲しいものをリストアップすることも、モチベーションを上げるのに効果的です。欲しいものの購入を目標に仕事に励むことができます

物だけでなく、好きなアーティストのコンサートに行きたい、温泉に行きたいなど、行きたい場所を決めておくこともモチベーションアップに効果があります。

4-4.上司や先輩など憧れの存在を目指す

職場で尊敬できる上司や先輩、同僚などを憧れや理想の存在とし、目指すことで、次第にモチベーションが上がっていきます

憧れや理想の人は身近な人であればあるほど、「あの人に追いつきたい」という気持ちが生まれます。他者から受ける影響は大きいものです。職場に憧れの存在の人がいるだけでモチベーションが保たれるでしょう。

4-5.仕事をプライベートに持ち込まない

やらなくてはいけない仕事が終わらず自宅に仕事を持って帰る、いわゆる持ち帰り残業をする人もいますが、本来休めるはずの自宅で仕事をするとストレスが溜まり、モチベーションが低下する恐れがあるためおすすめできません。

また、持ち帰り残業は賃金が支払われないケースが多いため、労働時間の対価に見合った給与がもらえないことから、次第にモチベーションが低下していくでしょう。

仕事は仕事、プライベートはプライベートと、しっかりオンオフを切り替えることが、生産性やモチベーションを上げることにつながります。

4-6.ストレス発散方法を見つけておく

自分なりのストレス発散方法を見つけ、日々発散させることで、気持ちを前向きに維持できるようになります。

音楽・映画鑑賞、カラオケ、長くお風呂につかるなど、仕事のことをひとときでも忘れられる自分だけのストレス発散をおこなってみましょう。

4-7.質の良い睡眠を取れるように心がける

十分な睡眠時間を確保できないと、疲れも取れず、次の日にも影響が出る恐れがあります。睡眠は健康な生活のかなめです。

良質な睡眠が取れれば、自律神経が整い、ストレス解消につながります。自分に合った枕や寝具を揃えたり、アイマスクをつけたりするなど、質の良い睡眠が取れる工夫をしてみましょう。

5.仕事のモチベーションアップに有効な交渉や相談

モチベーション低下の原因が会社にある場合は、改善に向けて会社に相談するのも一つの方法です。以下のような交渉や相談をしてみましょう。

5-1.給与や待遇、評価面の交渉をする

給与や待遇などに不満がありモチベーションが下がっている場合は、まず上司に相談してみましょう。

単純に「給与を上げてほしい」「待遇を良くしてほしい」と相談するのではなく、自分のこれまでの成果を提示するなどの正当な理由を用意すること、話を聞いてもらいやすいタイミングを見極めることが大切です。

5-2.業務量の調整を相談する

残業が多く発生してしまっている場合は、上司に業務量を調整してもらえないか相談してみましょう。

もしかしたら、あなたの業務量を上司が把握していない可能性もあるため、相談することで解決につながるかもしれません。

5-3.人間関係の悪さは異動なども検討する

モチベーションの低下となっている原因が人間関係にある場合は、異動ができないか相談するのも一つの方法です。

ただし、異動したとしても社内にいる限りは完全に解決するとは限りません。異動だけでは不安な場合は、転職も視野に入れましょう。

JOBPALでは気軽な転職相談を受け付けています。ぜひご活用ください。

6.まとめ

仕事においてモチベーションを上げることは、自身の成長やスキルの向上につながります。自分なりの目標や改善策を見つけ、少しでも高いモチベーションをもって仕事に取り組むことをおすすめします。

もし、給与や評価、人間関係など、個人での解決が難しい要因でモチベーションが下がってしまっている場合は、一人で抱え込まず上司に相談してみましょう。それでも解決が難しい場合は、転職も一つの選択肢となります。

JOBPALでは、転職におけるさまざまなお悩みを解決し、理想の仕事と出会っていただくために、面談サービスをご用意しています。転職をお考えの際は、ぜひ面談にご応募ください。

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