仕事がつまらないのは仕方ない?対処法ややってはいけないことを解説

※この記事は6分で読めます。
「仕事がつまらないのは仕方ないこと?」
「仕事がつまらないときの対処法が知りたい」
など、仕事のつまらなさを何とかしたいと悩んでいる方もいるでしょう。
仕事がつまらない現状を放置すると、モチベーションの低下から業務効率が下がったり、ストレスから早期退職につながったりするリスクがあります。
今回は、仕事がつまらないのは仕方がないのか、仕事がつまらないと感じる原因、対処法などを解説します。この記事を読めば仕事がつまらないと感じる原因や対策がよくわかり、前向きに仕事に取り組めるようになります。
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1.仕事がつまらないと感じるのは仕方ない?
仕事がつまらなくても、仕事だから仕方ないと我慢している方は少なくないと思います。
「仕事がつまらない」の定義は人によって異なりますが、仕事に対して満足できず、やりがいを見いだせない状態が該当します。ただ、仕事がつまらないという現状は、自分の意識や工夫、努力、行動次第で変えられる可能性があります。
また、仕事がつまらないと感じる状態を放置することは良くありません。嫌々仕事をすることでキャリアアップのチャンスを逃したり、仕事の成果が出せずにますます仕事に対するモチベーションが下がったりする可能性があります。
以下の記事では、仕事を楽しむコツや工夫、考え方について解説しています。併せてご覧ください。
2.仕事がつまらないと感じる原因
仕事がつまらないと感じる原因は人によってさまざまですが、考えられる主な原因としては以下の5つがあります。
2-1.自分に合わない・苦手な仕事をしている
自分に合っていない仕事や苦手な業務を我慢して続けていると、つまらないという感情が生まれやすくなります。
- 責任ある仕事を希望して入社したのにキャリアアップのチャンスがない
- 接客が苦手なのに顧客対応の部署に配属された
といったように、希望や向き・不向きと現実がかけ離れていると、仕事につまらなさを感じることがあります。
2-2.求人の理想と現実にギャップがある
求人に掲載されていた内容と実際に働いてみた環境に悪い意味でギャップがあることも、仕事につまらなさを感じる原因となります。
例えば、事務職を希望して入社したのに配属先が営業や現場作業員だったり、「残業ほぼなし」と書かれていたのに毎日のように残業があったりするケースが該当します。
求人票をみて理想の働き方だと感じていたのに、そこからかけ離れた状態が続くと、モチベーションダウンにつながるでしょう。
2-3.適正な評価をされない
仕事で出した成果が正当に評価されて良い評価をもらえたり、インセンティブや賞与という形で返ってきたりする職場では、大きなやりがいを感じるはずです。
逆に、仕事でどれだけ頑張っても適正に評価されず、待遇の向上が見込めない環境では仕事におもしろみを感じることが難しく、つまらないという気持ちが出てくることもあります。
例えば、「毎月成果を出してきたのに、評価に反映されない」というケースが該当します。
2-4.人間関係のストレスがある
仕事には、会社からの評価、上司や同僚との人間関係、会社の将来性など、ストレスになる要因がたくさんあり、まったくストレスがない環境の職場はそう多くはありません。
ストレスが自分の限界値を超えてしまうことで、仕事が楽しめなくなってしまいます。人間関係が良くない職場では感情的な言い合いや足の引っ張り合いに発展するケースがあり、ストレスから仕事がつまらなく感じやすくなります。
2-5.成長できない環境下にいる
スキルアップやキャリアアップがしたいと強く感じている方にとって、成長できない職場環境は大きなストレスになります。
- 単純作業ばかりで責任ある仕事ができない
- 残業時間が長すぎてスキルアップのための勉強の時間が取れない
- どれだけ成果を出しても年功序列のせいで昇進ができない
成長したいという希望が強い方の場合、仮に仕事自体が簡単でも、このような環境下に長くいることで仕事がつまらなく感じるでしょう。
3.仕事がつまらないときの対処法
仕事がつまらないと感じている事実をそのまま放置するのは良くありません。仕事がおもしろいものになるよう、これから紹介する対処法を実践してみましょう。
3-1.つまらなさの原因を探る
まず、仕事がつまらないと感じる原因を探り、自分の気持ちを整理することが大切です。原因の探り方はさまざまですが、メモ帳に今思っていることを箇条書きで書き出してみましょう。
メモに書き出す際は、5W1Hを意識して書き出すと、つまらなさの原因がわかりやすくなります。
- いつから仕事がつまらなくなったのか(When)
- どこの部署の仕事がつまらないのか(Where)
- どの仕事がつまらないのか(What)
- 誰とする仕事がつまらないのか(who)
- なぜ仕事がつまらないのか(Why)
- どのように改善すれば楽しいと思えるのか?(How)
上記のように箇条書きで要点を整理することで、自分がなぜ今の仕事をつまらないと感じるのか、原因を探れるでしょう。
3-2.仕事の目的や目標を考える
仕事がつまらないと感じる原因の1つとして、将来のビジョンが明確になっていないことが考えられます。
何となく続けていても仕事がつまらないという気持ちは変わらないでしょう。仕事を楽しいものにするためにも、3年後、5年後、10年後といった将来の目標やビジョンを明確にしてみましょう。
- 3年後まで毎月10万円を貯金して車を買う
- 5年後までに資格を取得して独立する
- 安定した生活のために管理職への昇進を目指す
このような具体的な目標や将来のビジョンがあれば、それがモチベーションになって頑張ることができるはずです。頑張りが継続すれば、つまらなさを感じる瞬間は減っていくでしょう。
3-3.憧れの方を目指す
今の自分の会社や部署のなかで自分より仕事が早い、判断が正確など、仕事の面で尊敬できる上司や先輩を探すことも、つまらなさの解消に役立ちます。
憧れの方や目標の方と比べて自分に不足していることは何かを考え、差を埋められるように頑張れば、少しずつ仕事ぶりやモチベーションが改善されていきます。
いずれ肩を並べて一緒に仕事ができるようになれば、やりがいが生まれ、つまらなさを感じる暇はなくなるでしょう。
3-4.信頼できる方に相談する
仕事以外の場面で信頼できる家族・友人・恋人・学校時代の恩師などに、今の仕事につまらなさを感じていることを相談することも選択肢の1つです。
仕事以外の自分の一面を知っている方から、今まで考えてこなかったような画期的なアドバイスをもらえる可能性もあります。
また、仕事と関係ない方になら仕事の愚痴をこぼすこともできるでしょう。悩んでいたことを口にだすだけでもストレスが軽減される可能性があります。
ただし、愚痴をこぼすなら、本当に信頼できて仕事にまったく関係のない相手にしましょう。同僚に愚痴をこぼしても状況は改善されないばかりか、愚痴をこぼしていたという情報が社内に広まることも考えられます。
3-5.上司に交渉や相談をする
つまらなさを感じる要因が人間関係や仕事内容だった場合、上司に相談することで部署変更や担当変更をしてくれる可能性があります。待遇や評価に不満がある場合も、相談することで解決に近づく可能性があります。
しかし、ただ仕事がつまらない、自分に合う仕事ではないなどと不満をいうだけでは、上司や人事・総務であっても解決はできません。
具体的になぜつまらないと思うのか、評価されないと感じる客観的な理由は何なのか、具体的に掘り下げて伝えることが重要です。
4.仕事がつまらないと感じたときにやってはいけないこと
仕事のつまらなさへの対策をする場合、間違った行動をとってしまっては意味がありません。以下のようなことをしてしまうと現状の改善が望めないばかりか、もっと悪い結果につながることも考えられます。
4-1.つまらなさを放置する
仕事につまらなさを感じているときの一番のNG行動は、何もしないことです。原因を分析したうえで納得して妥協したり割り切ったりするのなら良いですが、ただ単に見て見ぬふりや放置をするのは良くありません。
今は「つまらない」くらいで済んでいるとしても、いつか感情が爆発して早期退職など良くない方向に進んでしまう可能性があるからです。
つまらなさを解消するためにも、たとえ小さくても何らかの行動を起こしましょう。
4-2.つまらなさを誰かのせいにする
人間関係でつまらなさを感じているときにありがちな思考ですが、誰かのせいにするのはNGです。
「○○さんのせいで仕事がうまくいかず、つまらない」と誰かに愚痴をこぼせば気持ちが楽になるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
特定の方が理由で仕事がつまらないなら、「なぜ○○さんと一緒に仕事をするとつまらないか」といった原因を突き詰め、具体的な対策を考えることが重要です。
その方の技術や仕事に対する熱意が足りないなら、共通の上司に相談して指導してもらうことで環境が良くなる可能性も十分にあります。
4-3.仕事をしない・さぼる
仕事がつまらないからといって、与えられた仕事を放棄したり、さぼったりするのは絶対にNGです。与えられた仕事を100パーセントこなすことは社会人にとって当たり前のことであり、それができないと会社からの信用を失います。
上司に相談しようとしても、真面目に仕事をしない方の話は聞いてもらえないことも考えられます。そればかりか、評価に悪い影響を与えて昇進や昇給が遅れ、ますますモチベーションが下がることも考えられます。
4-4.周囲に愚痴をいう
自分に与えられた仕事がつまらないからといって、上司や同僚に仕事の愚痴ばかりをいうのはNGです。
飲み会の席などで少しくらい愚痴をこぼすくらいなら共感してもらえて気持ちが楽になることもあるかもしれませんが、あまりにそれが多いと職場の雰囲気が悪くなることも考えられます。
場合によっては「愚痴ばかり言いふらす人」「仕事に対するモチベーションが低い人」などと悪い評判につながることも考えられます。
5.仕事のつまらなさが解決できないときは?
ここまでご紹介してきたような対策を実行したり、NG行動を控えたりしてもなお解決できない、解決しそうにもないときは、転職も視野にいれましょう。
転職を目指す場合は、転職を考えた理由を明確にすることが重要です。なぜ転職すると決意したのか、その原因がはっきりしていないと、転職先でも同じようなストレスを感じる恐れがあります。
また、将来の自分はどうなっていたいのかというイメージを具体的に書き出してみましょう。目標が明確であれば、そこから逆算して資格を取得するなど充実した毎日が送れ、仕事につまらなさを感じる機会は減少するはずです。
ビジョンや目標がうまく定まらない場合は、転職のプロに相談することをおすすめします。自分のことを客観的に分析してくれたうえで、有力な転職先を紹介してくれます。
JOBPALでは面談による転職相談を実施しており、自分に合う求人や募集要項に載っていない志望企業の社風など、いろいろな相談ができます。転職について悩みがあれば、ぜひ以下のリンクからお気軽にご相談ください。
6.まとめ
なぜ仕事がつまらないと感じるのか、その理由は人によってさまざまです。しかし、その状態を放置しておくとモチベーションの低下から仕事の質の悪化を招き、昇進が遅れる、キャリアアップにつながらないなど、さらに問題が深刻になる可能性もあります。
仕事につまらなさを感じているなら、その気持ちを放置せず、原因を探って対策を立てましょう。もし転職を視野に入れる場合は、JOBPALの面談で転職に関する気軽な相談ができますので、ぜひご利用ください。
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