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更新日:2023年07月20日

手に職をつけるメリット・デメリットやおすすめの仕事5選を紹介

手に職をつけるメリット・デメリットやおすすめの仕事5選を紹介

※この記事は5分で読めます。

「手に職をつけるメリットは?」
「手に職をつけていないとそのうち困る?」
など、手に職をつけるべきか迷っていながらも、その一歩が踏み出せない方もいるでしょう。

手に職をつければ、自分自身のスキルでお金を稼ぐ力がつくため、経済的自立や将来のキャリアプランを立てられるなどのメリットがあります。

今回は「手に職をつける仕事」とは何か、手に職をつけることのメリット・デメリット、手に職をつけることのできるおすすめの仕事、手に職をつけるためにすべきことなどを解説します。この記事を読めば、手に職をつけるとはどういうことなのかの理解が深まり、今後の仕事探しにも役立つでしょう。

1.そもそも手に職をつける仕事とは

一般的に「手に職をつける仕事」とは、特別な技術や知識、経験が求められる専門的な仕事を指します。

これらの仕事のなかには資格の取得が欠かせないものもありますが、すべての職種で資格が必須とは限りません。手に職をつける仕事では、資格の有無だけでなく、業務において活用できるスキルがあるかどうかも重要となるためです。

したがって、資格を持っていなくても十分な経験やスキルを身につければ、手に職をつける仕事に従事することは可能といえます。

2.手に職をつけるメリット

手に職をつけることで、以下の3つのメリットが期待できます。

  1. 経済的自立を実現できる
  2. 自己成長とスキルアップ
  3. 将来のキャリアプランニング

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

2-1.経済的自立を実現できる

手に職をつけることで、自分自身のスキルや能力によって稼ぐ力が身につきます。その結果、安定した収入を得やすく経済的自立を実現しやすくなるのです。

例えば、会社員であってもスキルの専門性を高めることで収入アップを期待できるほか、フリーランスとして個人で仕事をしたり、店舗や会社を立ち上げたりもできるでしょう。

また、専門的な知識や資格、スキルを持っていると貴重な人材とみなされやすく、失業のリスクが低い点や転職時に次の仕事が見つかりやすい点もメリットです。

2-2.自己成長とスキルアップ

新しいスキルの習得や現在身につけているスキルを向上させることは、手に職をつけるだけでなく自己成長にもつながります。

スキルが向上すると業務の幅が広がり、より専門的な仕事に携われる機会も増えてきます。そうすることにより、高いレベルでの経験と実績を積むことができ、さらなる自己成長が期待できます。

2-3.将来のキャリアプランニング

手に職をつけることは、将来のキャリアプランを立てやすくなるメリットもあります。

専門性の高い仕事は、年齢・経歴・性別よりも能力や仕事の成果を重視されやすい傾向にあります。そのため、結婚や出産といったライフプランの変化などからブランクが発生してしまった方でも、仕事に復帰しやすい点はメリットです。

また、専門職は定年を迎えたあともスキルを活かして働き続けられるため、定年後を含めたキャリアプランも具体的に考えやすいでしょう。

3.手に職をつけるデメリット

手に職をつけることは、メリットだけでなくデメリットもあります。

  1. 手に職をつけるまで時間や費用がかかる
  2. 需要がなくなる可能性がある
  3. 手に職をつけても高収入が約束されるわけではない

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

3-1.手に職をつけるまで時間や費用がかかる

手に職をつけるには、必要なスキルの習得や資格の取得、実務経験が欠かせません。そのため、職種や資格の内容によっては、手に職をつけるまで時間がかかってしまう場合があります。

また、目指す職種やスキル、資格によっては専門学校への進学や独学用の参考書・問題集などを用意する必要があります。その際、時間だけでなく入学費用や教材費といった費用が発生する点もデメリットといえるでしょう。

3-2.需要がなくなる可能性がある

今は需要の高い職種であっても、時代やトレンドの変遷により需要が低下してしまう可能性がある点には注意してください。

時間や費用をかけても思う結果が得られなかったと後悔しないよう、手に職をつける際は時代の流れを把握し、柔軟に対応するよう心がけることが大切です。

3-3.手に職をつけても高収入が約束されるわけではない

手に職をつけることは、必ずしも高収入につながるとは限りません。職業によっては、専門職であっても給料が低いケースや業界全体で給料が低い傾向にあるケースはあります。

手に職をつけた先に高収入や経済的自立を見据えるなら、業界・職種のニーズや給料の傾向などを把握しておく必要があるでしょう。

4.JOBPALおすすめの資格不要な仕事5選

前述したように、手に職をつける仕事のなかには資格が必要なものもありますが、資格がなくても始められ、将来的に手に職をつけられるものもあります。例えば、以下の5つの仕事は、資格がなくとも始められるためおすすめです。

  1. 工場のライン作業
  2. 物流・運輸業界
  3. 介護福祉職
  4. 医療事務
  5. 営業職

それぞれの仕事内容について詳しく紹介します。

4-1.工場のライン作業

工場のライン作業は、おもに工場内のベルトコンベアーで流れてくる部品・製品を、定められた順序に沿って加工・組立などをおこなう仕事です。

工場のライン作業は、幅広い業界が導入しているため求人数が多く、作業効率を目指すことでスキルアップにつながります

ベルトコンベアーのスピードに慣れるまで大変かもしれませんが、黙々と作業することになるため、接客やコミュニケーションが苦手という方にも非常におすすめです。

4-2.物流・運輸業界

物流・運輸業界は、企業や小売店から消費者のもとに商品が届くまでの流れを担う仕事です。おもな仕事内容には、商品の包装・保管・配送などが挙げられます。

インターネットショッピングが普及した影響から、物流・運輸業界の需要は高まっています。そのため、需要の高い物流・運輸に関する知識やスキルを身につけておくことは、手に職をつけるうえで大きなメリットとなります

物流・運輸の仕事では顧客の大切な荷物を扱うため、責任感を持って業務に取り組む意識も高まる仕事といえます。

4-3.介護福祉職

介護福祉職では、サービス利用者の心身の介護や生活の援助などを担います。老人ホームやデイサービス、病院など活躍できる職場が幅広く、少子高齢化の影響で今後も需要が高まると見込まれているためおすすめです。

ただし、介護福祉職は業務内容によっては体力が必要で、人手不足により担当業務が多くなりやすいため、大変な仕事と感じることも多くあります。

ですがその分、人から感謝されることが多い仕事でもあります。やりがいを実感しやすく社会貢献できる点で非常におすすめの仕事です。

4-4.医療事務

医療事務は、病院・クリニックで受付や医療費・診療報酬の計算、カルテの管理、入退院時の手続きなどを担う仕事です。全国各地に病院があることから求人を見つけやすい仕事で、基本的な業務内容や大まかなルールはどの病院も共通しているケースが多くあります。そのため、スキルを活かしやすいという特徴があります。

医療事務は一般の事務職に比べて業務内容が幅広く、医療に関わる業務のためプレッシャーを感じやすい仕事ですが、専門性の高いスキルを身につけることが可能です。

4-5.営業職

営業職は、法人・個人に対して自社製品やサービスを売り込む仕事です。営業の種類は、法人・個人営業だけでなくルート営業やカウンター営業など、多岐にわたります。

営業職は未経験でも採用されやすく、需要も高いため挑戦しやすい仕事といえます。また、成績によって収入アップも可能なため、スキルアップの効果を実感しやすいという点でもおすすめです。

コミュニケーションに苦手意識を持つ方は大変かもしれませんが、営業のスキルはどの業界・業種でも活かすことのできる貴重なスキルです。汎用性が高いため、手に職をつけたいのであればおすすめの仕事です。

5.手に職をつけるためにすること

最後に、手に職をつけるためには何を心がけるべきなのか、2つのポイントを紹介します。

5-1.スキルを習得する

手に職をつけるためには、従事している仕事に対するスキルの習得がもっとも重要なポイントです。

業務を通してスキルを可能な限り吸収するだけでなく、仕事と関連性の高いスキルを見つけることも大切です。例えば、運輸業務であれば運転技術や貿易に関する知識、医療事務であればパソコンスキルなどが挙げられます。

仕事に活かせるスキルを積極的に習得すれば、仕事で活躍するだけでなく手に職をつけることにもつながります。

5-2.資格を取得するとより効果的

スキルの習得に加え、必要に応じて業務に役立つ資格を取得するとより効果的です。ただし、資格取得には勉強時間の確保や一定期間以上の実務経験、学校に通う場合は費用が必要となる点に留意しましょう。

業界や職種によって、どのような資格が役立つかは異なります。事前に資格の取得を目指す場合には、自身の希望する業界や職種でどの資格が役立つかを調べたうえで取り組んでください。

以下の記事では、転職時に役立つ資格について詳しく解説しています。

6.まとめ

手に職をつけることは、経済的自立や自己成長、将来のキャリアプランに役立ちます。その反面、必ずしも収入のアップにつながるとは限らない点、スキルや資格によっては習得までに時間がかかるなどの側面もあるので注意しましょう。

手に職をつけて活躍するには、どの職種やスキルであれば需要が続くか、時代の流れやトレンドを的確に把握することが重要です。

手に職をつける仕事に興味を持っている方は、資格取得ももちろん大切ですが、まずは資格を持っていなくても未経験で挑戦できる仕事を調べてみると良いでしょう。その際は、JOBPALの求人をぜひチェックしてみてください。

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