手先が不器用でも製造の仕事ってできるの?
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「製造やものづくりの仕事をしたい!」と思い立っても、「でも、自分は手先が不器用だし…。小学校の図工も苦手だったし…。」と避けてしまっている人もいると思います。
例えば、求人情報に「初心者歓迎」と書かれていてもイマイチ自信がなかったり…。でも、製造やものづくりの仕事は不器用だとできないワケではありません。むしろ不器用な人にこそチャレンジしやすい仕事があるんです!
手先が不器用でも製造の仕事って出来る理由と、どんな人材が求められているのかを説明いたします。
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不器用な人こそ向いている!「ライン生産」の仕組みって?
手先が不器用な人や初心者の人の中には、「手先が器用な人のように細かい作業ができなさそう…」「神経質になれなさそう…」と、自分に自信を持てない人もいるかもしれません。
しかし製造の仕事では、そんなあなたの「大らかさ」を生かせる仕事があります。それが「ライン生産」です。ライン生産とは、製品をベルトコンベアに流し、各場所に待ち受ける担当者が順番で製品を組み立てたり、加工したりしていく製造方法のこと。
数人~十数人で組み立てや加工を行い、製品を作りあげていくため、細かい作業や手順を身に付ける必要はなく、一人あたりの作業内容はとてもシンプルです。
一人ひとりが目の前の仕事に打ち込み、それが積み重なることで製品が生まれていきます。このライン生産は、なるべく多くの人がミスなくできるように作られた仕組みです。
そのため、基本的にマニュアル(作業指示書)に沿って行えば誰にでもできる作業内容である場合がほとんどなので、手先の器用さよりもマニュアルの手順を柔軟に吸収し、集団での作業に生かせる大らかさが大切になってくるのです。
また、ライン生産は複数の作業や工程を覚えなくてもできるので、手順を間違えてしまう、何かを見落としてしまうといったミスも減らせることができるでしょう。
実際に求人情報の「初心者歓迎」にはライン生産の仕事も多く、手先が不器用な人や初心者の人にこそチャレンジしやすい仕事だといえます。
ライン生産の中でも、特に初心者におすすめなのが「組立・加工」。複数の部品を組み合わせたり、調整したりする仕事です。半導体などの細かな部品の組立や加工の場合も、マニュアルを基にして作業を進めることができます。
初心者でも未経験者でも出来る仕事がたくさんある
未経験者の方や、経験がない人でもすぐに慣れることができる作業も少なくありません。
例をあげるならば、工場の作業の中には、機械が自動で部品を組み立てる作業などもありますし、マニュアルを完備していたり、先輩社員が丁寧に教えてくれますので、初心者や未経験者であれば、作業の工程を覚えることが簡単ですから、誰でも作業をすることが出来ます。
手先の器用さよりも「真面目さ」が大事!
もう一つ、手先の器用さよりも大事なのが「真面目さ」です。
例えば「検査・検品」という仕事では、組み立てられた製品に問題がないか、不備がないかなどをチェックします。
これは当然、自分の手で何かをするのではなく、「目」で確認することが重要。つまり、目の前の作業に「真面目に」取り組み、仕事を根気強く行う姿勢です。
組立・加工の仕事も作業内容はとてもシンプルですが、一定のペースで部品がラインを流れるため、一つの作業をより早く、的確に済ませなければいけません。
作業スピードをより速くするために、自分がどういう準備をすればいいのか?あるいは、もっと素早くできる方法はないのか?それを考えるための真面目さが大事なのです。
もちろん、手先の器用さも大きな武器になります。同じライン生産においても、精密機器や部品など、より難しい作業を担当できるからです。不器用でも製造の仕事はできますし、器用ならその仕事内容がより幅広くなります。
履歴書の志望動機や面接時は、真面目な性格という点をアピールしてみるのをオススメいたします。
まとめ:手先が不器用でも稼げる!
製造やものづくりに興味がわいたとき、「自分は不器用だから…」と諦めてはいけません!
まずはライン生産をはじめ、「初心者歓迎」の仕事からぜひチャレンジしてみてくださいね。そこから製造やものづくりの面白さ、楽しさが広がっていくはずです。
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