【例文あり】コールセンターに受かる志望動機の書き方とポイント
※この記事は5分で読めます。
「コールセンターの志望動機ってどう書けば良い?」
「コールセンターの志望動機を書くときのポイントが知りたい」
など、コールセンターの志望動機に関して疑問を持っている方もいるでしょう。
コールセンターの志望動機は、応募先企業にやる気や熱意を伝えるために必要です。また、自己分析や企業研究をおこなうことでより効果的な志望動機にすることができます。
今回は、コールセンターの仕事の概要、志望動機を書くときのポイントや例文、事前にやっておきたいことなどを解説します。この記事を読めば、コールセンターの志望動機の書き方がよくわかり、より効果的な志望動機が書けるようになります。
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1.そもそもコールセンターの仕事内容とは?
コールセンターの仕事には、インバウンドとアウトバウンドの2種類があります。
インバウンドとは、顧客からかかってくる問い合わせや申し込みなどの電話に対応する業務です。対してアウトバウンドは、コールセンターから顧客に電話をかけ、営業やヒアリングをおこなう業務を指します。
コールセンターでの仕事は、10分ほどの朝礼やミーティングで前日からの引き継ぎ事項やタスクの確認などをおこなってから始まるのが基本です。午前の業務、昼休憩、午後の業務と進み、職場によっては定期的に小休憩を挟むこともあります。
また、電話対応業務の合間には、チームや個別の研修を随時おこなっていきます。
標準シフトでは8〜9時間程度の勤務時間となり、終業時には一日の業務についてフィードバックが入ることもあります。
以下の記事では、コールセンターの仕事内容についてより詳しく解説しています。
2.コールセンターで採用されるには志望動機が重要
コールセンターに採用されるためには、履歴書のなかでも特に志望動機の内容が大切です。これまでの経歴やスキルよりも、コールセンターでの仕事に適性があるか、長期間働いてもらえそうかという点を企業が重視するためです。
志望動機はやる気や熱意などを自分の言葉でアピールできる欄なので、伝えたいことをしっかりまとめ、意欲が伝わる文章を作成しましょう。
3.コールセンターの志望動機を書くときのポイント
コールセンターの志望動機を書くときのポイントは5つあります。
- わかりやすく簡潔に書く
- 業務に活かせる経験やスキルを盛り込む
- コールセンターを志望する理由を明確にする
- どうして応募先企業を選んだのかを明確にする
- 将来の目標やビジョンをアピールする
それぞれ具体的に解説していきます。
3-1.わかりやすく簡潔に書く
志望動機を長々と書いてしまうと、採用担当者に読んでもらえなかったり、読んでも覚えてもらえなかったりする可能性があります。
結論から入る文章の書き方を意識し、読みやすい・わかりやすい志望動機にまとめましょう。
3-2.業務に活かせる経験やスキルを盛り込む
コールセンターの勤務経験がある場合は、前職で得たスキルや実績を積極的にアピールすることが大切です。即戦力で活躍できることは、就活において大きなアドバンテージとなります。
未経験の場合は、コミュニケーション能力やパソコンスキルなど、これまでの経歴で得たスキルの中からコールセンターの仕事に活かせそうなものをアピールポイントとして盛りこみます。
3-3.コールセンターを志望する理由を明確にする
さまざまな仕事があるなか、どうしてコールセンターの仕事を希望するのかを明確に示しましょう。
仕事を選んだ理由がそのまま意欲や熱意として採用担当者に伝わるケースも珍しくありません。家から職場が近い、土日が休みだから、など、コールセンター以外の仕事にも当てはまる内容はなるべく避けましょう。
3-4.どうして応募先企業を選んだのかを明確にする
多くのコールセンターがあるなか、どうして応募先企業を選んだのかも明確に記載します。入社意欲を強く伝えられるため、採用の可否を判断する大きな要素となる可能性があります。
また、扱う商材への理解や興味の深さを示すこともできます。きちんと企業研究をおこなっていることが伝われば、入社後のミスマッチがなく長期間働いてくれそうという期待も与えやすくなります。
3-5.将来の目標やビジョンをアピールする
入社後にどのような目標やキャリアビジョンがあるのかを志望動機で伝えることもおすすめです。
オペレーターからSVを目指したい、最終的にセンター長を目指したいなど、具体的な目標がある場合は記載しておきましょう。採用担当者に、入社後の貢献度や採用のメリットを具体的にイメージしてもらいやすくなります。
以下の記事では、採用の可能性を高めるための履歴書の書き方について解説しています。
4.コールセンターの志望動機の書き方【例文あり】
コールセンターの志望動機を書くときのポイントをふまえたうえで、実際の応募に活かせる例文をご紹介します。
4-1.コールセンター未経験者の場合
①20代・コールセンター未経験者(インバウンド・派遣希望)
コールセンターでの仕事に数年就いている友人から具体的な仕事内容や楽しさを聞き、自分も働いてみたいと思い応募しました。
もともと人の役に立つことが好きで、学生時代は運動部のマネージャーを務め、チームのサポートや部費の管理などをおこなっていた経験があります。インバウンドのコールセンターでお客様のニーズや困りごとをうかがい、感謝されるような存在になりたいです。
前職の工場勤務では3交代制でシフトに入っていたため、コールセンターの勤務形態にもすぐに馴染めると思います。
②30代・コールセンター未経験者(インバウンド・正社員希望)
前職では、メーカー事務として電話や窓口でお客様・販売店様からのお問合せに対応する機会を毎日のように経験しました。
なかでも電話対応は丁寧でわかりやすいと評価していただくことが多く、このスキルを集中的に活かせる職場に転職したいと考え、応募しました。
パソコンを使った事務処理も担当していたため、通話ログの作成などもスムーズに取り組むことが可能です。
4-2.コールセンター経験者の場合
①30代・コールセンター経験者(インバウンド希望)
出産を機に他社でのコールセンター勤務を退職しましたが、子育てが落ちついたため復帰したいと考え、応募させていただきました。
前職で培った知識やスキルを活かせることと、自分が好きな商品を扱っている企業に転職したいという気持ちで御社の求人を選びました。
御社の製品は社会人になったときから愛用しており、製品に関する知識もある程度身に付けていると自負しています。まだ知識が浅い部分についてはこれからしっかりと学び、即戦力として活躍できるよう精進いたします。
②40代・コールセンター経験者(アウトバウンド希望)
前職ではコールセンターのインバウンド業務を経験しましたが、仕事を通してさまざまなお話を伺いニーズにお応えするなかで、自ら積極的に動くことが好きな性格を活かせるアウトバウンドの仕事にも興味を持ちました。
コールセンターのほかに営業職の経験もあり、粘り強さと前向きな気持ちの作り方には自信があります。自分の強みを活かした今後のキャリアアップを考え、今回御社の正社員求人に応募させていただきました。
以下の記事では、コールセンター以外の宿主でも役立つ志望動機の書き方をご紹介しています。
5.コールセンターの志望動機を書く前にやっておきたいこと
志望動機を書く前にやっておきたいことは、自己分析と企業研究の2つです。それぞれについて詳しく解説します。
5-1.自己分析をおこなう
志望動機を書き始める前に、まずは自分がやりたいこと、できることを明確にしておきましょう。ここが明確に定まっていないと、企業に自分の強みや考えが正しく伝わりません。
就きたい仕事が定まっている場合は、自己分析をしたうえでコールセンターの仕事に活かせる長所や得意なことを洗い出してみてください。
以下の記事では、転職活動における自己分析の方法について解説しています。
5-2.企業研究をおこなう
応募したい企業が決まったら、その企業の分析をおこなうことも大切です。
応募先企業の特色や個性を正しく把握できていれば、志望動機をスムーズに書き進めやすくなります。志望動機がなかなか思いつかない場合は、あらためて企業研究をおこなってみましょう。
以下の記事では、転職活動における企業研究の方法について解説しています。
6.まとめ
コールセンターの求人には主にインバウンドとアウトバウンドの2種類があり、それぞれ向いている方の性質は異なります。
自分が応募したいコールセンターはどちらの形態なのかをきちんと把握し、自己分析や企業研究をおこなったうえで志望動機を書き進めましょう。
受かる志望動機を書くためには、わかりやすく読みやすい文章を意識することも大切です。ここでご紹介した例文を参考に、自分の言葉で気持ちや考えを伝えてみましょう。
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