工場の仕事内容
更新日:2025年02月27日

夜勤の仕事とは?深夜勤務のある仕事14選と向いている人の特徴

夜勤の仕事とは?深夜勤務のある仕事14選と向いている人の特徴

この記事で分かること

  • 夜勤とは夜間勤務の略称で夜間帯に働く勤務のこと
  • 夜勤は給与が高く未経験でも始めやすい仕事が多い
  • 夜勤の仕事は今より収入を上げたい夜型の人におすすめ

※この記事は6分30秒で読めます。

「おすすめの夜勤の仕事を知りたい」
「夜勤の仕事にはどのようなメリットがあるの?」
など、夜勤の仕事に関して疑問を持っている人もいるでしょう。

夜勤の仕事は、体を動かす仕事からデスクワークまでさまざまです。日勤に比べて給与が高かったり、平日の昼間を自由に使えたりするなどのメリットがあります。

今回は、夜勤のおすすめ職業やメリット・デメリット、向いている人・向いていない人などについて解説します。この記事を読めば、夜勤の仕事が自分に合うかがわかり、働くイメージがつきやすいでしょう。

目次

  1. 1.夜勤とは?
    1. 1-1.夜勤の勤務時間と割増賃金
    2. 1-2.夜勤の働き方
  2. 2.夜勤・深夜勤務のある仕事おすすめ14選
    1. 2-1.清掃業務
    2. 2-2.工場の軽作業
    3. 2-3.土木作業員
    4. 2-4.コールセンター
    5. 2-5.データ入力
    6. 2-6.病院受付
    7. 2-7.看護師
    8. 2-8.介護士
    9. 2-9.ホテルスタッフ
    10. 2-10.コンビニスタッフ
    11. 2-11.飲食店スタッフ
    12. 2-12.トラックドライバー
    13. 2-13.タクシードライバー
    14. 2-14.警備員
  3. 3.夜勤の仕事をするメリット
    1. 3-1.日勤よりも給与が高い
    2. 3-2.通勤・帰宅ラッシュを避けられる
    3. 3-3.平日の昼間を自由に使える
    4. 3-4.職場に人が少なくて気楽に働ける
    5. 3-5.夜型の生活リズムを活かせる
    6. 3-6.未経験からはじめられる職種が多い
  4. 4.夜勤の仕事をするデメリット
    1. 4-1.生活リズムが狂い体調管理に苦労する
    2. 4-2.人が少ない状況でトラブル対応しなければならない
    3. 4-3.友達や家族との時間が合わない
    4. 4-4.長く続けるのは難しい可能性がある
  5. 5.夜勤の仕事に向いている人の特徴
    1. 5-1.今よりも収入を上げたい人
    2. 5-2.夜型の生活が苦にならない人
    3. 5-3.時間帯を問わず眠れる人
  6. 6.夜勤の仕事に向いていない人の特徴
    1. 6-1.仕事よりもプライベートを楽しみたい人
    2. 6-2.体力に自信がない人
    3. 6-3.夜はしっかり寝たい人
  7. 7.体調管理のポイント!夜勤の仕事でも体を守るために
    1. 7-1.質の高い睡眠を取る
    2. 7-2.夜勤中の仮眠は15分が目安
    3. 7-3.夜勤後の朝食は規則正しく
  8. 8.夜勤の仕事に関するQ&A
    1. 8-1.夜勤の仕事に早く慣れるコツはありますか?
    2. 8-2.夜勤で一番つらいことはなんですか?
    3. 8-3.夜勤の仕事は家庭やプライベートとの両立が難しいですか?
    4. 8-4.夜勤から日勤に勤務時間を切り替えることは可能ですか?
  9. 9.まとめ

1.夜勤とは?

夜勤とは夜間勤務の略称で、夜間帯に働く勤務を指します。工場や病院、介護施設やホテルなど、24時間稼働する業種や職種に多い働き方です。

勤務時間や賃金、働き方についてさらに詳しく見ていきましょう。

1-1.夜勤の勤務時間と割増賃金

労働基準法では、午後10時から翌午前5時までの時間帯を「深夜労働」と定めています。深夜労働の時間帯に働いた場合、通常の賃金に25%(※1)の割増賃金が発生するため、日勤帯の勤務に比べて給与が高くなります。

そのため、効率よく稼ぎたい人に人気の働き方です。ただし、労働基準法により、18歳未満(※2)は夜間労働が禁止されています。

また、夜勤では日付をまたぐ勤務が一般的ですが、働き始めた日の労働として1日分にカウントされます。

1-2.夜勤の働き方

夜勤の働き方には、夜勤を専門とする夜勤専従や、2交替制・3交替制勤務による準夜勤・深夜勤などの働き方があります

夜勤専従は夜間の時間帯に集中して働くスタイルで、例えば22時から翌朝7時や、23時から翌朝8時といったシフトで勤務します。

2交替制勤務は、昼勤と夜勤を交代で担当する働き方です。例えば、日勤なら8時から17時、夜勤なら20時から翌朝5時といったスケジュールが組まれます。

3交替制勤務は、1日を3つの時間帯に分け、早番(6時から14時)中番(14時から22時)夜勤(22時から翌朝6時)といったシフトで働きます。

夜勤には働き方があるため、自分の生活に合った勤務体系の職場を選びましょう。

2.夜勤・深夜勤務のある仕事おすすめ14選

夜勤の仕事は数多くありますが、なかでもおすすめの仕事をご紹介します。比較的体力的な負担が軽かったり、未経験者でも働けたりする仕事を中心に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2-1.清掃業務

夜勤でおこなわれる清掃作業は、ホテルのベッドメイキングや企業のフロア清掃などがメインです。清掃業務は基本的に高いスキルを必要としないので、仕事を覚えると自宅の整理整頓にも役に立ちます。

また、清掃業は長時間労働ではなく2〜3時間程度の短時間労働が多いので、体力的に長時間作業が厳しい人でも安心です。

清掃業はそれぞれの持ち場で1人で作業をおこなうため、過度なコミュニケーションを取らずに作業できます。

2-2.工場の軽作業

工場の軽作業は、ライン作業や棚卸しなどがあり、基本的にマニュアル通りの単純作業です。コツコツと作業をする人に向いている仕事で、特にスキルがなくても誰でも簡単に覚えやすいのが特徴です。

棚卸しは商品の数を数える作業で、工場以外でもスーパーやホームセンターなどでおこないます。ライン作業も棚卸しも基本的に力を必要としないため、力や体力に自信がない人にもおすすめです。

2-3.土木作業員

土木作業員は、道路や鉄道、ダム、橋梁などのインフラ設備を工事する建設作業員です。主な業務は鉄材や木材、石材を使った設備の新設や補修作業であり、重い荷物を運ぶ力が求められます。

また、ガス管や水道管の敷設作業、道路の補修工事など、交通量の少ない夜間におこなう工事も多くあります。土木作業員は体力を活かせる仕事を探している人におすすめです。

2-4.コールセンター

夜勤でのコールセンターは、主に24時間対応のホテルやロードサービスのオペレーターなどを担当します。

業務内容はお客様からの電話対応です。ある程度パターン化された電話が多いため、慣れてしまえばスムーズに対応できます。

また、深夜のコールセンターは昼間よりも電話件数が少ないので、比較的楽な仕事です。

2-5.データ入力

データ入力は、アンケート結果などをパソコンに入力していく仕事です。原本の原稿やメモから入力するだけでなく、音声データを聞き取りながら入力していくケースもあります。

職場は空調の整ったオフィスが多く座り仕事が中心のため、体力的にも負担がかかりにくいのが特徴です。

また、パソコンを使う仕事のため、タイピングなどパソコンのスキルアップにも役立ちます。

2-6.病院受付

病院受付の夜勤作業は、主に緊急患者の受付や会計、電話対応などです。

空いている時間にカルテのチェックなどもおこないますが、緊急時でない限り極端に忙しくなることはありません。

また、医療事務は給与が高額な点も人気の理由です。しかし、病院によっては夜間は男性限定の場合もあるので、求人をよく確認しましょう。

2-7.看護師

看護師は、病院や介護施設で患者の治療をサポートする仕事です。夜勤の看護師は、主に就寝中の患者を見守りながら巡視や緊急対応などの業務を担当します。

交代制のシフトが一般的ですが、夜間のみ働く「夜勤専従」の看護師もいます。夜勤は日中に比べて患者とのコミュニケーションを取ることが少ない一方、体調急変や緊急対応が求められる場面もあるため、集中力や冷静な判断力が必要です。

日勤と夜勤では仕事内容や働き方が異なるため、自分の体力や生活リズムに合わせて選択しましょう。

2-8.介護士

介護施設や病院などで高齢者の日常生活をサポートするのが、介護士の仕事です。夜勤者は日勤者からの引き継ぎを受け、利用者の食事やトイレ、服薬、歯磨き、着替えなどを介助します。

消灯後は定期的に巡回して利用者の体位を変えたり、呼び出しのコール対応などが主な業務内容です。また、事務作業や日勤で残った業務などもおこないます。

2-9.ホテルスタッフ

ホテルの夜勤は、お客様を迎えるフロント業務がメインです。

夕方以降はチェックインのお客様が増えるため一時的に忙しくなりますが、深夜帯になるとチェックイン対応はほぼないため、事務所で待機する時間が増えます

お客様からのリクエストも日勤より少ないため、予約サイトの管理や翌日のチェックインの準備、その他事務作業をおこないます。また、ホテルによっては客室や従業員エリアの清掃をする場合もあるでしょう。

2-10.コンビニスタッフ

コンビニでの夜勤は、清掃や品出しが主な業務です。

夜間帯は接客やレジ対応が少ないぶん、スタッフの人数も少ない傾向にあります。少人数で効率よく作業を進める必要があるため、黙々と仕事をこなせる人におすすめの仕事です。

また、場合によってはトラブルにも対処しなければならないため、責任感の強い人に向いています。

2-11.飲食店スタッフ

飲食店スタッフは、居酒屋やファミリーレストランなどで接客や調理、清掃業務を担当する仕事です。

深夜帯はお客さんの数が少ないため、料理や接客業務に加えて店内の清掃作業や備品の補充を担当する場合もあります。接客が好きな人におすすめの仕事です。

2-12.トラックドライバー

トラックドライバーの中でも、長距離ドライバーは夜間に働いています。積み下ろしなどのタイミングを除き業務中は一人なので、人間関係はほとんど気にする必要がありません。

ただし、夜間は眠気を感じやすいため、居眠り対策が必要です。

トラックドライバーは圧倒的に男性が多い業界ではありますが、近年は女性も参入しやすくなっています。

2-13.タクシードライバー

お客様を車に乗せて目的地まで運ぶのが、タクシードライバーの仕事です。

お客様を安全に送り届けたら、電話やアプリで予約した次のお客様のもとに迎えに行ったり、駅や商業施設前などの人が集まるところで客待ちをしたりします。

夜勤の場合はお酒に酔ったお客様も多く乗せるため、トラブルが発生したり不快な思いをしたりする可能性がある点は注意が必要です。また、運転以外に、洗車や車両点検もおこないます。

2-14.警備員

警備員の夜勤は、工事現場や公共施設、駐車場などの巡回や警備、監視カメラの映像確認が主な仕事です。日勤に比べて座っている時間が長く、体力的な負担が少ない傾向にあります。

また、立ち仕事である交通誘導の業務も交通量が少ない夜間の現場であれば、日中に比べて負担は少ないでしょう。

3.夜勤の仕事をするメリット

夜勤の仕事は、生活リズムの調整などの関係で大変なイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、メリットもあります。6つのメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.日勤よりも給与が高い

夜勤は、労働基準法に定められている深夜労働に当てはまります。そのため、深夜労働(22時〜5時)の時間帯に働くときには、25%の給与割増があります

例えば、日勤で時給1,000円なら、夜勤の時給は1,250円です。日勤と同じ7時間労働をした場合、1,750円多く稼げます。

3-2.通勤・帰宅ラッシュを避けられる

夜勤は夜に出勤して朝に帰宅するため、日勤で働く人とは真逆の生活です。そのため、通勤・帰宅ラッシュに巻き込まれずに済みます。車通勤でも、比較的空いている時間帯に通勤できます。

通勤で余計な体力を使わず快適に職場に向かえる環境は、ストレスを回避できるため、メリットの一つといえるでしょう。

3-3.平日の昼間を自由に使える

日勤の人が平日を利用して遊びに行くには、有休の取得が必要です。しかし、有休を取得するには前もって会社に通達しなければならず、書類提出など面倒な点も多くあります。

一方、夜勤であれば平日の朝に帰宅するので、平日の昼間は自由時間です。特に休日に混雑する遊園地や人気のレストラン、休みである役所や銀行にも気兼ねなく行けます。

3-4.職場に人が少なくて気楽に働ける

仕事をしていると、人間関係のトラブルに巻き込まれる場面もあるでしょう。特に日勤で、同僚や上司など人間関係に悩んでいる人は少なくありません。

しかし、夜勤の場合は働いている人が少なく静かに作業できるので、日勤の人ほど人間関係のトラブルに巻き込まれる場面がありません

また、役員などが夜勤中に訪れることはほとんどないので、気楽に働けます。

3-5.夜型の生活リズムを活かせる

朝が苦手で夜遅くまで起きていられる夜型の人にとって、夜勤は生活リズムを活かせる働き方です。

現在の生活習慣を大きく変える必要がないため、無理なく仕事に適応できるでしょう。

3-6.未経験からはじめられる職種が多い

夜勤の仕事には、未経験でも応募可能な職種が多くあります。日勤の仕事に比べて仕事量が少なかったり、一人での作業が多かったりと、自分のペースで働きたい人や新しい仕事にチャレンジしたい人におすすめです。

前述した「おすすめの夜勤のある仕事14選」の中にも、未経験応募可能な職種があるので、ぜひ参考にしてみてください。

4.夜勤の仕事をするデメリット

夜勤の仕事を検討するうえでは、メリット・デメリットの両方をきちんと理解する必要があります。夜勤の仕事をするデメリットを見ていきましょう。

4-1.生活リズムが狂い体調管理に苦労する

体調管理に気をつけているつもりでも、体内時計が狂ってしまったり食生活が乱れてしまったりする場合はよくあります。

特に夜勤の体調管理は、なかなか難しいものです。夜勤明けは空腹になりがちで食生活が乱れやすく、欲望のままに食べてしまうと太る原因にもなります。

さらに心身に負担がかかると、寿命を縮めるリスクもあります。短期的には影響を感じなくても、数ヵ月、数年と長期にわたると、将来的にがんや自律神経失調症などの重大な病気を発症するリスクがあるため、長期スパンで体調管理に気をつけなければいけません。

4-2.人が少ない状況でトラブル対応しなければならない

日勤は各責任者が仕事場にいる場合が多いですが、夜勤は基本的に人数が少なく責任者不在のケースがほとんどです。

そのため、夜勤中のトラブルは自分で対処する必要があります。夜勤で働く場合は常にトラブルを想定しておきましょう。

4-3.友達や家族との時間が合わない

夜勤は平日に自由な時間が取れる一方で、家族や友人とのすれ違いが生じやすいです。

働いている時間に家族や友達は寝ており、帰宅する頃には学校や仕事に出かけてしまうため、会話や一緒に過ごす時間が減ってしまいます。

一人の時間を好む人にとっては問題にならないかもしれませんが、家族や友人との時間を大切にしたい人には大きな負担となるでしょう。

4-4.長く続けるのは難しい可能性がある

若く体力があるうちは多少つらさを感じていても乗り越えられますが、年齢を重ねて体力が落ちてくると、夜勤自体が難しくなる可能性があります。夜勤の仕事は若いうちだけと考える人も多いでしょう。

夜勤は仕事によっては体力的な負担が軽く、日勤に比べて比較的楽に感じる場合もあります。しかし、生活リズムの乱れによる体調管理の難しさなど、年齢を重ねるごとに夜勤を続けるのが厳しく感じる人もいます。

JOBPALでは、夜勤にまつわる記事を多数掲載していますので、ぜひチェックしてください。

5.夜勤の仕事に向いている人の特徴

夜勤の仕事に向いている人の特徴を3つ見ていきましょう。

5-1.今よりも収入を上げたい人

「働く時間帯はこだわらないからとにかく給与アップを狙いたい」という人は、夜勤の仕事がおすすめです。

夜勤の時間帯の給与は、労働基準法により25%増額が定められているため、日勤で働くよりも給与は高くなります。

5-2.夜型の生活が苦にならない人

夜勤で働くと、通常の生活リズムとは真逆の生活になります。もともと夜型の生活に慣れていて夜間の活動が苦にならない人は、夜勤向きの可能性が高いでしょう。

また、翌朝太陽が昇ってから就寝するのが日常のため、外が明るくても気にせず眠れる人も夜勤のスタイルに合っています。

5-3.時間帯を問わず眠れる人

時間帯を問わず眠れる人は、夜勤に向いているでしょう。

夜勤明けに家に帰って休みたいと思っても、周囲からさまざまな物音がしたり外から太陽の光が入ってきたりしてなかなか寝付けず、寝不足から体調を崩してしまう可能性があります。

物音が多く明るい環境でも気にならず昼でも夜でも眠れる人は、自分のペースで休養をとれるため、夜勤に向いています

6.夜勤の仕事に向いていない人の特徴

夜勤の仕事に向いている人がいる一方で、向いていない人もいます。夜勤の仕事に向いていない人の特徴を見ていきましょう。

6-1.仕事よりもプライベートを楽しみたい人

夜勤で働くと家族や友人と生活リズムが合わなくなるため、一緒の時間を過ごす機会が減り、プライベートの充実感が得られなくなる恐れがあります

夜勤は居酒屋などの飲食店が開店する夕刻から働き始めるため、おいしいものを食べたり、お酒を飲んだりしてリフレッシュする時間が十分に取れなくなるかもしれません。

日常の変化にストレスを感じる可能性もあります。

6-2.体力に自信がない人

多くの人は日中活動し夜間は眠るという生活リズムで育ってきているため、夜勤になると急激な変化から体調を崩しがちです。

一定期間を超えれば慣れるものの、自分の意識以上に体は疲弊します。特に最初のうちは、体調管理に気を配らなければなりません。

もともと体力に自信がなく日勤の仕事でも大きく疲れを感じる人は、夜勤の仕事を長期間続けるのは難しいでしょう。

6-3.夜はしっかり寝たい人

夜勤が続くと、昼夜逆転の生活リズムは避けられません。夜勤は人が本来眠っている夜間の時間帯に働くため、夜は寝るものだという考えの人は夜勤には向いていません。

また、睡眠の悩みがある人も夜勤が続くと睡眠時間が限られたり不規則になったりするため、避けたほうがよいです。

7.体調管理のポイント!夜勤の仕事でも体を守るために

夜勤を続けるうえで、十分な睡眠と健康的な食事は欠かせない要素です。自分の体を守るために知っておきたい体調管理のポイントを3つお伝えします。

7-1.質の高い睡眠を取る

体調管理するうえで、睡眠の質は重要です。人間には体内時計があり、日光を浴びるとリセットされます。

そのため、夜勤明けはサングラスをかけたり、日陰を歩いたりなどの対策をおこない、極力直射日光を浴びないようにしましょう。

また、就寝の際には寝室のカーテンを遮光カーテンや2重カーテンにするなどの工夫も効果的です。仕事終わりのコーヒーなどのカフェインの摂取も避けたほうがよいでしょう。

7-2.夜勤中の仮眠は15分が目安

夜勤中の仮眠は、15分程度がベストです。短時間の仮眠は脳の機能を回復させ、集中力を高める効果があります。一方で15分以上眠ってしまうと深い眠りに入りやすく、起きるのが困難になります。

7-3.夜勤後の朝食は規則正しく

夜勤の体調管理には、睡眠だけでなく食事も重要です。規則正しい食事によって、体内のリズムを整えられます

特に夜勤明けは空腹感に襲われてしまいますが、寝る前に食べ過ぎてしまうと消化に体力を使ってしまい、質の高い睡眠ができなくなってしまいます。

ただし、空腹の状態でも質の高い睡眠ができないので、7分目程度に抑えるのが理想です。また、食べる食事も脂肪分の多い食事ではなく、たんぱく質やカルシウムが豊富な食事を心がけましょう。

夜勤の健康リスクや対策は、以下のページもご覧ください。

8.夜勤の仕事に関するQ&A

最後に夜勤の仕事に関するよくある質問を4つ紹介します。

8-1.夜勤の仕事に早く慣れるコツはありますか?

もともと夜型の生活に慣れている人や体力に自信がある人は、夜勤に早く順応できる可能性が高いです。一方でそうでない人でも、働くうちに徐々に慣れていくでしょう。

慣れるスピードには個人差がありますが、早く順応するためには前述した「体調管理のポイント」を意識した生活が大切です。

8-2.夜勤で一番つらいことはなんですか?

夜勤は生活リズムが逆になるため、どうしても眠気がつらく感じる可能性があります。

仕事によっては眠気が重大なミスにつながる場合もあるため、事前に眠気対策を考えておきましょう。

8-3.夜勤の仕事は家庭やプライベートとの両立が難しいですか?

夜勤をしていても、仕事とプライベートの両立は可能です。夜勤をしていると昼間に働く家族や友人と時間が合わなくなりがちですが、毎日が夜勤ではありません。休日もあるため、家族や友人との時間がまったく取れないわけではないのです。

あらかじめ予定がわかっている場合は、シフトを調整して休みを取ることが可能な職場もあります。家族やプライベートの予定を優先したいときは、事前に上司へ相談してみるとよいでしょう。

8-4.夜勤から日勤に勤務時間を切り替えることは可能ですか?

夜勤から日勤への切り替えが可能かどうかは、勤務先の職場によって異なります。希望がある場合は、まず上司へ相談しましょう。

職場によっては、日勤と夜勤を交代でおこなうシフト制を採用しているところもあります。そのため、日勤での勤務を希望する際は、自分の状況や希望をしっかり伝えましょう。

9.まとめ

夜勤の仕事は日勤に比べて給与が高かったり、平日の昼間を自由に過ごせたりといったメリットがありますが、一般的な生活リズムとは異なる働き方のため、体調管理が非常に大切です。

夜勤は夜型な人や昼夜問わず眠れる人などには向いている働き方ではありますが、自分に合った仕事内容や勤務体系の職場を選びましょう。

夜勤の仕事のなかには未経験者が応募できる業種もあります。睡眠や食事といった体調管理に気をつけて、充実した生活を送りましょう。

JOBPALでは、夜勤はもちろん日勤や準夜勤など、さまざまな勤務形態の求人情報を掲載しています。未経験から応募できる求人もあるので、気になる求人があればぜひお気軽にご応募ください。


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