工場の仕事内容
更新日:2024年01月24日

夜勤の仕事のおすすめ職業12選!夜勤で働くメリット・デメリットも解説

夜勤の仕事のおすすめ職業12選!夜勤で働くメリット・デメリットも解説

※この記事は6分30秒で読めます。

「夜勤の仕事にはどのようなメリットがあるの?」
「おすすめの夜勤の仕事が知りたい」
など、夜勤の仕事に関して疑問を持っている人もいるでしょう。

夜勤の仕事は、体を動かす仕事からデスクワークまでさまざまな仕事があり、日勤に比べて給与が高かったり、平日の昼間を自由に使えたりするなどのメリットがあります。

今回は、夜勤のおすすめ職業や夜勤のメリット・デメリット、向いている人・向いていない人などについて解説します。この記事を読めば、夜勤の仕事が自分に合うかがわかり、夜勤で働くイメージが描けるようになります。

目次

  1. 1.夜勤とは?
  2. 2.夜勤・深夜勤務のある仕事おすすめ12選
    1. 2-1.清掃業務
    2. 2-2.工場の軽作業
    3. 2-3.コールセンター
    4. 2-4.データ入力
    5. 2-5.病院受付
    6. 2-6.看護師
    7. 2-7.介護士
    8. 2-8.ホテルスタッフ
    9. 2-9.コンビニスタッフ
    10. 2-10.トラックドライバー
    11. 2-11.タクシードライバー
    12. 2-12.警備員
  3. 3.夜勤の仕事をするメリット
    1. 3-1.日勤よりも給与が高い
    2. 3-2.通勤・帰宅ラッシュを避けられる
    3. 3-3.平日の昼間を自由に使える
    4. 3-4.職場に人が少なくて気楽に働ける
    5. 3-5.夜型の生活リズムを活かせる
    6. 3-6.未経験からはじめられる職種が多い
  4. 4.夜勤の仕事をするデメリット
    1. 4-1.生活リズムが狂い体調管理に苦労する
    2. 4-2.人が少ない状況でトラブル対応しなければならない
    3. 4-3.友達や家族との時間が合わない
    4. 4-4.長く続けるのは難しい可能性がある
  5. 5.夜勤の仕事に向いている人の特徴
    1. 5-1.今よりも収入を上げたい人
    2. 5-2.夜型の生活が苦にならない人
    3. 5-3.時間帯を問わず眠れる人
  6. 6.夜勤の仕事に向いていない人の特徴
    1. 6-1.仕事よりもプライベートを楽しみたい人
    2. 6-2.体力に自信がない人
    3. 6-3.夜はしっかり寝たい人
  7. 7.体調管理のポイント!夜勤の仕事でも体を守るために
    1. 7-1.質の高い睡眠をとる
    2. 7-2.夜勤中の仮眠は15分が目安
    3. 7-3.夜勤後の朝食は規則正しく
  8. 8.夜勤の仕事に関するQ&A
    1. 8-1.夜勤の仕事に早く慣れるコツはありますか?
    2. 8-2.夜勤で一番つらいことはなんですか?
  9. 9.まとめ

1.夜勤とは?

夜勤とは夜間勤務の略称で、文字どおり夜間帯の時間に働くことです。工場や病院、介護施設やホテルなど、24時間稼働する業種や職種に多い働き方です。

また、22時から5時の深夜労働については、労働基準法により25%分の割増賃金が発生するため、日勤帯の勤務に比べて給与が高い特徴があります。そのため、効率良く稼ぎたい人には人気の働き方ではありますが、同じく労働基準法により満18歳未満の人は夜間労働が禁止されています。

夜勤の働き方にはいくつか種類があり、夜勤を専門とする夜勤専従や、2交替制・3交替制勤務による準夜勤・深夜勤などといった働き方があります。夜勤といってもさまざまな働き方があるため、自分の生活に合った勤務体系の職場を選ぶようにしましょう。

夜勤手当については以下のページで解説しています。

2.夜勤・深夜勤務のある仕事おすすめ12選

夜勤の仕事は数多くありますが、今回はなかでもおすすめの仕事をご紹介します。比較的体力的な負担が軽かったり、未経験者であっても働けたりする仕事を中心に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.清掃業務

夜勤でおこなわれる清掃作業は、ホテルのベッドメイキングや企業のフロア清掃などがメインの仕事になります。

清掃業は基本的に高いスキルを必要としない業種となっており、仕事を覚えることで自宅の整理整頓にも役に立つメリットもあります。

また、清掃業は長時間労働ではなく2~3時間程度の短時間労働になるので、体力的に長時間作業が厳しい人でも安心です。

清掃業は黙々と作業をこなしていく仕事で、人数がいてもそれぞれの持ち場で作業をするので1人での作業になることが多く、過度なコミュニケーションを取らずに作業をすることができます。

2-2.工場の軽作業

工場の軽作業は、ライン作業や棚卸しなどがあります。基本的に、マニュアルどおりに作業をするだけの単純作業になっています。

コツコツと作業をする人に向いている仕事で、特にスキルがなくても誰でも簡単に覚えることができる作業になっています。

また、棚卸しは商品の数を数える作業で、工場以外でもスーパーやホームセンターなどでおこないます。ライン作業も棚卸しも基本的に力を必要としない作業のため、力や体力に自信がない人にもおすすめです。

軽作業については以下のページで解説しています。

2-3.コールセンター

夜勤でのコールセンターは、主に24時間対応のホテルやロードサービスのオペレーターなどの仕事です。

業務内容は、お客様からの電話などの問い合わせ対応になりますが、ある程度パターン化された電話が多く、慣れてしまえばスムーズに対応することができます。

また、深夜のコールセンターは昼間よりも断然電話がかかってくる件数が少なくなりますので、比較的楽に仕事をおこなうことができます。

2-4.データ入力

データ入力の仕事は、アンケートなどをパソコンに入力していく仕事で、原本の原稿やメモから入力する場合だけでなく、音声データから入力していくケースもあります。

快適なオフィスで仕事ができるので、体力的にも負担がかかりにくい環境で作業できます。

また、仕事でパソコンを使っていく仕事のため、タイピングなどパソコンのスキルアップにも役立つ仕事になっています。

2-5.病院受付

病院受付の夜勤作業は、主に緊急患者の受付や会計の仕事となります。また、電話対応や救急隊員の対応などもあります。

他にも、空いている時間にカルテのチェックなどをすることもありますが、夜間ということもあり、よほどの緊急時でもない限り極端に忙しくなることはありません。

また、医療事務は給料が高額な点も人気の一つではありますが、病院によって、夜間は男性のみという病院もありますので、女性の場合はよく確認しながら仕事を探す必要があります。

2-6.看護師

看護師は、病院や介護施設で入院患者に対する治療の補助をする仕事です。

一般的に交代制のシフトを採用する病院が多いですが、夜間のみ働く夜勤専従の看護師もいます。夜勤の場合、時間帯的に就寝中の患者が大半のため直接コミュニケーションを取る機会は少なくなりますが、その分巡視など夜勤ならではの業務が加わります。

また、患者の体調急変があると忙しくなるでしょう。その他、日勤の看護師とは仕事内容にさまざまな違いがあるので、十分に比較し検討しましょう。

2-7.介護士

介護施設で、高齢者の日常生活をサポートするのが介護士の仕事です。日勤からの引き継ぎを受け、食事やトイレ、服薬、歯磨き、着替えなどの介助をします。

消灯後は、定期的に巡回して寝たきりの患者の体位を変えたり、呼び出しのコールに都度対応したりします。その合間を見て、事務作業や日勤で残った業務などを片付けていきます。

機能訓練や入浴、レクレーションなどは日勤の仕事になりますが、夜勤は人手が少なくなるため、臨機応変な対応が求められます。

2-8.ホテルスタッフ

ホテルの夜勤は、お客様を迎えるフロント業務がメインとなります。

夕方以降はチェックインのお客様が増えるため一時的に忙しくなりますが、深夜帯になるとチェックイン対応はほぼないため、事務所で待機する時間が増えます。

お客様からのリクエストも日勤より少ないため、その時間を使って予約サイトの管理や翌日のチェックインの準備、その他事務作業をおこないます。また、ホテルによっては客室や従業員エリアの清掃をする場合があります。

2-9.コンビニスタッフ

コンビニでの夜勤は、清掃や品出しがメインの仕事です。

夜間帯は接客やレジ対応が少ない分、働くスタッフの人数も少ない傾向にあります。少人数で効率良く品出しなどの作業を進める必要があるため、黙々と仕事をこなせる人に向いています。

また、場合によってはトラブルにも自分で対処しなければならないため、責任感の強い人に向いている仕事です。

2-10.トラックドライバー

トラックドライバーのなかでも、長距離ドライバーは交通量が少なくスムーズに移動できる夜間にも多く働いています。
積み下ろしなどのタイミングを除き業務中は一人で運転することになるため、人間関係の煩わしさとは無縁です。

ただし、夜間の暗い道を長時間一人で運転し続けるため眠気を感じやすい環境であり、居眠り対策を徹底する必要があります。

圧倒的に男性が多い業界ではありますが、近年は女性ドライバーも見られるようになってきており、運転やトラックが好きな女性も参入しやすくなっています。

2-11.タクシードライバー

お客様を車に乗せて目的地まで運ぶのがタクシードライバーの仕事です。

お客様を安全に送り届けたら、電話やアプリで予約した次のお客様のもとに迎えに行ったり、駅や商業施設前などの人が集まるところで客待ちをしたりします。

夜勤の場合、お酒に酔ったお客様も多く乗せるため、ときにトラブルが発生したり、不快な思いをしたりすることがある点は注意が必要です。また、運転以外に洗車や車両点検もドライバーの仕事です。

2-12.警備員

警備員の夜勤は、工事現場や公共施設、駐車場などの巡回や警備、監視カメラの映像確認が主な仕事です。警備員と聞くと体力仕事のイメージがありますが、日勤に比べて座っている時間が長く、体力的な負担が少ない傾向にあります。

また、立ち仕事である交通誘導の業務であっても、交通量が少ない夜間の現場であれば、日中に比べて負担が少ないでしょう。

3.夜勤の仕事をするメリット

夜勤の仕事は生活リズムの調整などの関係で大変なイメージを持っている人も多いと思いますが、メリットもあります。6つのメリットについて、それぞれ解説します。

3-1.日勤よりも給与が高い

夜勤で働くことは、労働基準法に定められている深夜労働に当てはまります。そのため、深夜労働(22時~5時)の時間帯に働くときには、25%の給料の割増があります。

例えば、日勤で時給1,000円で働く職場であれば、夜勤での時給は1,250円になります。日勤と同じ7時間の労働をしたとしても、日勤より1,750円多く稼ぐことができます。

たかが1,750円と考えるかもしれませんが、ひと月に20日間働くことで、日勤よりも3万5千円も多くの給料を受けることができます。

3-2.通勤・帰宅ラッシュを避けられる

夜勤で働くということは、夜に出勤して朝に帰宅するため、日勤で働く人とは真逆の生活を送ることになります。

そのため、通勤・帰宅ラッシュに巻き込まれることがなくなります。車通勤であったとしても比較的空いている時間帯に運転することができます。

このように通勤や帰宅で余計な体力を使うこともなく、快適に職場に向かえるということは、ストレスを回避できるため、メリットの一つだといえるでしょう。

3-3.平日の昼間を自由に使える

日勤の人が平日を利用して遊びに行ったりするには、会社から有休を取得する必要があります。ですが、有休を取得するには前もって会社に通達する必要があり、書類提出など面倒な点も多くあります。

その点、夜勤作業であれば、平日の朝に帰宅するので、平日の昼間を自由に使うことができます。特に休日に混雑する遊園地や、人気のレストランなどにも行きやすく、役所や銀行にも気兼ねなく行けるというメリットがあります。

3-4.職場に人が少なくて気楽に働ける

仕事をしていると、何かと人間関係のトラブルに巻き込まれることがあると思います。特に日勤で、同僚や上司など人間関係に悩んでいる人は少なくありません。

しかし、夜勤の場合は働いている人も少なく、静かに作業できるので、日勤の人ほど人間関係のトラブルに巻き込まれることがありません。

また、上司のなかでも役員などが夜勤中に訪れることはほとんどないので、気楽に仕事をすることができます。

3-5.夜型の生活リズムを活かせる

朝起きるのが苦手な反面、夜遅くまで起きていられる夜型の人にとって、夜勤の仕事は大きなメリットです。今の生活リズムを大きく変える必要がないことから、比較的スムーズに適応できるでしょう。

3-6.未経験からはじめられる職種が多い

夜勤の仕事には、未経験でも応募可能な職種が多くあります。日勤の仕事に比べて仕事量が少なかったり、一人で黙々と作業することが多かったりと、自分のペースで働きたい人や新しいことにチャレンジしてみたい人におすすめです。

前述した「おすすめの夜勤のある仕事12選」のなかにも、未経験応募可能な職種があるので、ぜひ参考にしてみてください。

4.夜勤の仕事をするデメリット

夜勤の仕事には給与面などのさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。夜勤の仕事を検討するうえでは、メリット・デメリットの両方をきちんと理解しておきましょう。

4-1.生活リズムが狂い体調管理に苦労する

体調管理には気をつけているつもりでも、体内時計が狂ってしまったり、食生活が乱れてしまったりすることはよくあります。

特に夜勤の場合、体調管理は実際に気をつけたくてもなかなか難しいものです。夜勤明けは特に空腹になってしまい食生活も乱れやすく、欲望のままに食べてしまうと太ってしまう原因にもなります。

さらに、心身に負担がかかると寿命を縮めるリスクもあります。短期的には影響を感じなくても、数ヵ月、数年と長期に渡ると、将来的にがんや自律神経失調症などの重大な病気を発症するリスクがあるため、長期スパンで体調管理に気をつけなければいけません。

4-2.人が少ない状況でトラブル対応しなければならない

日勤であれば、各責任者が仕事場にいることが多いです。ですが、夜勤では基本的に人数も少なく、責任者が不在のケースがほとんどです。

そのため、夜勤中にトラブルが発生してしまうと、自分ですべて対処して解決するしかありません。夜勤で働く場合は、何かトラブルが発生したときのことを想定しておく必要があります。

それなりの責任感と、業務上の知識を持っていなければ、トラブルになったときに対処することができなくなってしまいます。

4-3.友達や家族との時間が合わない

夜勤のメリットとして、平日に自由な時間ができると説明しましたが、考え方を変えると、家族や友人と時間を合わせるのが難しくなるといったデメリットになります。

働いている時間に家族は寝ていて、帰ってきたら家族は仕事や学校に行くなどすれ違いが生じてしまい、家族との会話の時間も少なくなってしまいます。

1人での自由な時間が好きな人は良いですが、家族や友人との時間を大切にしたい人にとっては、これ以上のデメリットはないかもしれません。

4-4.長く続けるのは難しい可能性がある

若く体力があるうちは多少辛さを感じていても乗り越えられますが、年齢を重ねて体力が落ちてくると、夜勤で働くこと自体が難しくなる可能性があります。夜勤の仕事は若いうちだけと考える人も多いでしょう。

仕事によっては体力的な負担が軽く、日勤に比べて比較的楽に感じる仕事もありますが、生活リズムの乱れによる体調管理の難しさなど、年齢を重ねるごとに夜勤を続けることがどうしても厳しく感じる人は少なくありません。

JOBPALでは、夜勤にまつわる記事を多数掲載しています。ぜひこの機会にチェックしてみてください。

5.夜勤の仕事に向いている人の特徴

夜勤の仕事は特殊な勤務形態ですが、どのような人に向いているのでしょうか。その特徴をご紹介します。

5-1.今よりも収入を上げたい人

夜勤の時間帯の給与は、法律により通常よりも25%増額され支給されることが定められています。したがって、必然的に日勤で働くよりも給与は高くなります。

「働く時間帯はこだわらないからとにかく給与アップを狙いたい」という人は夜勤の仕事に向いています。

5-2.夜型の生活が苦にならない人

夜勤で働くと、通常の生活リズムとは真逆の生活を送ることになります。もともと夜型の生活に慣れていて、夜間から活動することが苦にならない人は、夜勤向きの可能性が高いでしょう。

また、翌朝太陽が昇ってから就寝するのが日常となるため、外が明るくても気にせず眠れる人も夜勤のスタイルに合っています。

5-3.時間帯を問わず眠れる人

夜勤の仕事では人が寝ている時間に働き、仕事が終わる頃に人が動き始めます。家に帰って休みたいと思っても、周囲からさまざまな物音がしたり、外から太陽の光が入ってきたりしてなかなか寝付けず、寝不足から体調を崩してしまう可能性があります。

そのような環境であっても気にならず、昼でも夜でも眠れる人は、自分のペースで休養をとることができるため、夜勤の仕事に向いています。

6.夜勤の仕事に向いていない人の特徴

夜勤の仕事に向いている人がいる一方で、向いていない人もいます。働いてから後悔しないためにも、向いていない人の特徴を理解しておきましょう。

6-1.仕事よりもプライベートを楽しみたい人

夜勤で働くと家族や友人と生活リズムが合わなくなるため、一緒の時間を過ごす機会が減り、プライベートの充実感が得られなくなる恐れがあります。

居酒屋などの飲食店が開店する夕刻から働き始めることになるので、おいしいものを食べたり、お酒を飲んだりしてリフレッシュする時間が十分に取れなくなるかもしれません。

今まで当たり前だった日常が、大きく変化することにストレスを感じる可能性もあります。

6-2.体力に自信がない人

多くの人は、日中活動し夜間は眠るという生活リズムで育ってきているため、夜勤になると急激な変化から体調を崩しがちになります。

一定期間を超えれば慣れるものの、自分の意識以上に体は疲弊します。特に最初のうちは、体調管理に気を配らなければなりません。

また、もともと体力に自信がなく、日勤の仕事でも大きく疲れを感じる人は、夜勤の仕事を長期間続けることは難しいでしょう。

6-3.夜はしっかり寝たい人

夜勤が続くと、昼夜逆転の生活リズムになることは避けられません。夜勤は人が本来眠っている夜間の時間帯に働くため、夜は寝るものだという考えの人は夜勤には向いていません。

また、睡眠系の悩みがある人も、夜勤が続くと睡眠時間が限られたり不規則になったりするためおすすめできません。

7.体調管理のポイント!夜勤の仕事でも体を守るために

夜勤を続けるうえで健康管理はもっとも重要です。特に睡眠と食事は健康維持のうえで欠かせない要素です。自分の体を守るために知っておきたい体調管理のポイントをお伝えします。

7-1.質の高い睡眠をとる

体調管理するうえで、睡眠の質は重要になってきます。人間には体内時計があり、日光を浴びることでリセットされます。

そのため、夜勤明けは極力直射日光を浴びないようにしましょう。サングラスをかけたり、日陰を歩いたりなどの注意をする必要があります。

また、就寝の際には寝室のカーテンを遮光カーテンや2重カーテンにするなどの工夫をするのも効果的です。仕事終わりのコーヒーなどのカフェインの摂取も避けたほうが良いでしょう。

7-2.夜勤中の仮眠は15分が目安

夜勤の休憩中に、仮眠をとる人もいます。仮眠は、15分程度に抑えるのがベストだといわれています。

15分程度の仮眠に抑えることは、脳の機能回復に効果的です。それ以上長く寝てしまうと眠りが深くなってしまい、起きるのが困難になることがあります。

仮眠でもしっかりと寝たいという気持ちはわかりますが、深い眠りは逆効果になってしまうので、注意しておきましょう。

7-3.夜勤後の朝食は規則正しく

夜勤の体調管理には、睡眠だけでなく食事も重要になってきます。規則正しい食事によって、体内のリズムを整えることができます。

特に夜勤明けは空腹感に襲われてしまいますが、寝る前に食べ過ぎてしまうと、消化に体力を使ってしまうので質の高い睡眠ができなくなってしまいます。

ただし、空腹の状態でも質の高い睡眠ができないので、7分目程度に抑えるのが理想になります。また、食べる食事も脂肪分の多い食事ではなく、たんぱく質やカルシウムが豊富な食事を心がけましょう。

夜勤の健康リスクや対策は、以下のページもご覧ください。

8.夜勤の仕事に関するQ&A

最後に、夜勤の仕事に関するよくある質問をご紹介します。

8-1.夜勤の仕事に早く慣れるコツはありますか?

もともと夜型だった人や体力に自信のある人などは、早く仕事に慣れることができると考えられます。そうではなかったとしても、働いていくうちに徐々に慣れていくでしょう。

そのスピードは人によって異なりますが、早く慣れるためには、前述した「体調管理のポイント」を徹底しつつ生活することが大切です。

8-2.夜勤で一番つらいことはなんですか?

日中活動して夜寝る生活リズムだった人にとって、夜勤は生活リズムが逆になってしまいます。そのため、どうしても眠気がつらく感じる可能性があります。

仕事によっては眠気が重大なミスにつながる場合もあるため、事前に眠気対策を考えておきましょう。

9.まとめ

夜勤の仕事は日勤に比べて給与が高かったり、平日の昼間を自由に過ごせたりといったメリットがありますが、一般的な生活リズムとは異なる働き方のため、体調管理が非常に大切です。

夜型な人や昼夜問わず眠れる人などには向いている働き方ではありますが、夜勤の仕事を検討する際には、自分の生活に合った仕事内容や勤務体系の職場を選ぶようにしましょう。

夜勤の仕事のなかには、未経験者が応募できる業種もあります。睡眠や食事といった体調管理に気をつけて、充実した夜勤生活を送りましょう。

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