50代無職でも働ける仕事はある?おすすめの仕事7選と効率よい仕事の探し方

※この記事は5分30秒で読めます。
「50代無職から就職は厳しいかな」
「50代からでも働ける仕事はあるの?」
など、50代で仕事のことに悩んでいる方もいるでしょう。
50代でも応募できる求人はありますが、無職の方であればより戦略的に就職活動を進めていく必要があります。
今回は、50代無職の方の割合、就職すべき理由、おすすめの仕事などを解説します。この記事を読めば、50代無職の状態から抜け出すためのヒントを得られますよ。
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1.50代で無職の方はどれくらいいる?
厚生労働省の調査によると、50代で無職の方は、2022年9月と2023年9月を比較して、減少傾向にあります。しかしながら、以下のように完全失業者は数多くいます。
年齢 | 男女計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
45〜54歳 | 33万人 | 18万人 | 15万人 |
55〜64歳 | 33万人 | 21万人 | 12万人 |
-
参照:労働力調査 (基本集計)2023年(令和5年)9月分|厚生労働省
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf
2.50代無職からいち早く就職すべき理由
50代で無職の場合、可能であればいち早く就職するべきといえます。理由は以下の通りです。
- 年齢を重ねると応募できる求人が少なくなる
- 親が高齢になり今まで以上に頼れなくなる
れぞれの理由についてお伝えします。
2-1.年齢を重ねると応募できる求人が少なくなる
30代よりも40代、40代よりも50代と、年齢を重ねるごとに応募できる求人数は減っていきます。
その理由は、長く活躍してもらうためにできるだけ年齢の若い方を採用したい、と考える企業が多いためです。
応募できる求人数が少ないと、仕方なくやりたくない仕事でも選ばざるを得ない事態になりかねません。少しでも多くの求人から望んだ仕事を選べるように、なるべく早く仕事を探しましょう。
2-2.親が高齢になり今まで以上に頼れなくなる
50代で無職の方のなかには、親の収入を頼りに生活をしている方がいます。しかし、50代にもなれば、どれほど若い親でも年齢は70代前後でしょう。
これからさらに親が高齢になると、収入面で頼れなくなる可能性があります。また、親の介護が必要になり、就職したくてもできない可能性が出てくるため、親が元気なうちに働ける仕事を見つけておくべきです。
3.50代が無職から仕事を見つけるコツ
それでは、50代の無職が仕事を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。以下のコツを覚えておきましょう。
- 50代が応募できる求人が多いサイトを使う
- 正社員にこだわらずに仕事を探す
- 未経験者歓迎の求人に応募する
それぞれのコツをお伝えします。
3-1.50代が応募できる求人が多いサイトを使う
今の時代、仕事を探すときには求人サイトを利用する方が大半です。
そんな求人サイトのなかでも、20代や30代の若者向けのサイトは、50代の方が見ても応募できる求人がほとんどない場合もあります。そのため、50代でも応募できる求人が多いサイトを活用すべきです。
JOBPALであれば50代の方が応募できる求人を掲載しているので、一度チェックしてみることをおすすめします。
3-2.正社員にこだわらずに仕事を探す
働き方には正社員以外にも、契約社員、派遣社員、アルバイトなどがあります。
各雇用形態によってメリット・デメリットは異なりますが、正社員以外の方が採用されるハードルが低いため、まずは正社員以外の雇用形態から働き始めるのも手段の一つです。
契約社員や派遣社員として働いたのちに、同じ企業で正社員になる道もあります。
3-3.未経験者歓迎の求人に応募する
50代の求職者に対して、企業側は高い専門性や管理職経験を求め、即戦力として活躍できるかどうかを確認する傾向があります。
経験豊富な方であれば問題ないですが、無職の方にとってはなかなか厳しいものでしょう。そのため、未経験者を歓迎している求人を見つけることをおすすめします。
求人票に「未経験可」と記載があれば、これまでの経験はあまり問われず、スキルがなくても不利になりづらいです。
4.50代無職からでも始めやすい仕事7選
ここからは、50代無職からでも始めやすい仕事を紹介していきます。求人情報をチェックするときの参考にしてください。
- 工場作業員
- 清掃員
- 警備員
- 配送ドライバー
- タクシードライバー
- スーパーやコンビニの店員
- 介護職
それぞれの仕事についてお伝えします。
4-1.工場作業員
工場作業員は、工場で製造、加工、塗装、検品などさまざまな仕事をおこないます。
具体的な仕事内容は工場によって変わり、例えば食品工場であれば食材の洗浄や加工、パック詰めなどの作業があります。
学歴不問の求人が多く、無職だった方でも正社員を目指しやすいのがおすすめポイントです。未経験可の募集も充実しています。
4-2.清掃員
清掃員は、ビルやホテル、病院などの清掃をおこなう仕事です。ゴミ回収業者も清掃員に含まれます。
清掃員の仕事には特別な資格が必要なく、未経験からでも働けます。また年齢を気にせず働きやすいので、50代から長く働き続けることも可能です。
4-3.警備員
警備員は、施設の施錠や巡回、工事現場での車両・歩行者誘導などをおこなう仕事です。
特別な資格が必要なく、入社後の研修を受けることで必要な知識やスキルを身につけることになることから、業界未経験でも就職しやすいといえます。
4-4.配送ドライバー
配送ドライバーは、企業や店舗、個人宅などに商品を運搬・配送する仕事です。
今、オンラインショッピングの需要がとても高まっているため、配送ドライバーも数多く必要とされています。
トラックを運転する免許があれば、採用される可能性が高くなりますが、入社後に会社が費用を負担してくれて取得できる場合もあります。また、普通自動車運転免許だけで働ける仕事も多々あります。
4-5.タクシードライバー
タクシードライバーは、お客さまをタクシーに乗せ、安全に目的地まで運ぶ仕事です。また、使用するタクシーの点検や洗車などもタクシードライバーの業務に含まれます。
タクシードライバーは、一般的な会社に比べて定年が遅いため、50代で就職してからも長く働けるのが魅力です。
また、休憩時間を自分のタイミングで取れることから、会社員より時間の融通が効きやすいのも、これまで無職だった方にとって働きやすい理由といえます。
4-6.スーパーやコンビニの店員
スーパーやコンビニでレジ打ちや商品の陳列・補充などをおこなう仕事です。
学歴や資格が必要なく、また多くの需要もあることから無職でも充分に採用される可能性があります。
スーパーやコンビニの店員は、アルバイト・パートといった雇用形態で募集していることも多く、いきなり正社員として働くことはハードルが高いという方にもおすすめです。
4-7.介護職
介護職は、高齢者や障がい者など一人で日常生活を送ることが難しい方に対して、食事や入浴、移動の介助、掃除や洗濯、買い物の代行などをおこなう仕事です。
高齢化が進む日本では高齢者の生活をサポートする介護職が多く必要とされており、無資格・未経験でも採用されやすくなっています。
需要の面から今後、長く活躍が見込める仕事ともいえるでしょう。
5.50代無職の方が効率よく仕事を見つけるには
50代無職の方でも採用される求人はありますが、それを効率よく自分で見つけるのは、なかなか難しいものです。
効率よく仕事を見つけるには、自分一人で仕事を探すのではなく、求人サイトの担当者と面談をして、アドバイスを受けながら仕事を探すのがベストです。
JOBPALでもキャリア面談をおこなっていて、これまでの経歴や志望動機などからぴったりの求人情報をご紹介します。お気軽にご相談ください。
6.50代無職の方が働き始める前に意識すべきこと
ここからは、50代無職の方が働き始める前に意識するべきことをまとめました。一度チェックしておきましょう。
- 規則正しい生活をする
- 身だしなみを整える
- 人とコミュニケーションをとる
それぞれ理解しておきましょう。
6-1.規則正しい生活をする
無職の方のなかには、時間が余りすぎていることからダラダラと夜更かしをしたり、昼寝をたっぷりしたり、昼夜逆転の生活を送っている方がいます。
働く時間帯にもよりますが、日勤の時間で働くなら、働き始める前に逆転している生活を直さなければなりません。
仕事をするうえで、自分の体調を管理することは非常に重要なことであるため、規則正しく健康的に過ごし、無理なく仕事を始められる体を作りましょう。
6-2.身だしなみを整える
面接に行く際や、就職が決まって初めて上司や同僚に会う際の第一印象は大切です。
身だしなみや表情、声の抑揚など、周りの方がどういった印象を受けるかを意識して、自分自身を振り返ってみましょう。
清潔感がなかったり、声が小さく暗い感じであったりすれば、「一緒に働けるかな」と相手が不安に思うかもしれないため、まずは身だしなみを整え、自分に自信をつけておくべきです。
6-3.人とコミュニケーションをとる
仕事を始めると、さまざまな方とコミュニケーションをとる機会が増えてきます。知人や友人と会話をして、人とのコミュニケーションを自然とおこなえるよう準備しておくと、スムーズに会社の人間関係を構築できます。
人とコミュニケーションをとることで、感情を抱いたり、表情を動かしたりすることもでき、普段思っていることを話せる良い機会にもなります。
7.50代無職の方からよくある質問
最後に、50代無職の方から就職や仕事に関してよくある質問を紹介しておきます。
7-1.50代無職は職業訓練校に通うべき?
なるべく早く仕事をして実務の経験を積むことが大切ですが、職業訓練校で学ぶことも手段の一つです。
ハローワークで職業訓練を申し込めば、無料で講習が受けられます。社会復帰する前の学びの場として活用してみるのも良いでしょう。
職業訓練校に通うことで新しい出会いがあり、孤独感が薄れることもあります。なかなか仕事が見つからないときに行ってみることを特におすすめします。
7-2.50代から活躍するには資格を取るべき?
無職の状態を脱出するために、資格を取るのは有効な手段の一つです。
資格がないとできない仕事であったり、資格があることが有利に働く仕事を目指しているのであれば、資格の取得を目指しましょう。
ただし、資格は働きながら取得できることもあるので、よく調べてから取得を目指すか、まずは仕事を見つけることを第一に動くかを検討すべきです。
自分がどんな仕事に就きたいのかをじっくり考え、それを踏まえて資格の取得についても決めていきましょう。
8.まとめ
さまざまな事情から50代無職という状況が続いている方は多くいますが、さらに年齢を重ねれば望む仕事に就ける可能性がいっそう低くなってしまいます。
自分や親、家族の今後も考えると、早めに仕事を見つけることが大切です。
JOBPALではキャリア面談を通して、あなたにぴったりの求人情報をご紹介しています。ブランクがあって不安な方、自分に合った仕事を見つけたい方はお気軽にご相談ください。
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