50代からの仕事選びのポイントと転職先の選び方、チャレンジしやすい仕事13選

この記事で分かること
- 50代の転職難易度は高いため、安定した仕事に就くためにも、手に職をつけておくことが重要である
- 企業は50代の転職希望者に対して、高い専門性やマネジメント経験などを保有していることを期待している
- 50代が転職先を選ぶ際は、長期的に働ける職場や十分な収入を得られる仕事を選ぶことなどがポイント
- 50代が転職先を探す際には、シニア層の求人に強みのある求人サイトなどを活用すると仕事を見つけやすい
※この記事は6分30秒で読めます。
「50代の仕事選びのポイントは?」
「50代から始めやすい仕事には何があるか知りたい」
など、50代からの仕事選びに関して疑問を持つ方もいるでしょう。
50代の転職は一定のスキルや経験が考慮されることが多いため、キャリアの浅い若年層よりも苦労する可能性が高いですが、50代からでも挑戦しやすい仕事を選ぶことで、転職先が見つかりやすくなります。
今回は、50代の転職について知っておきたいことや、転職先を選ぶ際のポイント、50代から始めやすい仕事などを紹介します。この記事を読めば、50代からの仕事選びのポイントがよくわかり、納得のいく転職活動をおこないやすくなります。
エリアから工場・製造業のお仕事を探す
1.50代の転職について知っておきたいこと
50代は定年退職が間近に迫った年代であることから、若年層と比較すると仕事探しの難易度は高くなります。50代で転職を検討している方は、実際に転職活動を始める前に、以下の点についてしっかり理解しておきましょう。
- 転職活動に時間がかかる可能性がある
- 正社員での採用はハードルが高い傾向にある
- 前職よりも収入が減少する可能性が高い
- 上記の事情について、家族の理解を得る必要がある
ただし、50代の転職は難易度こそ高くなるものの、決して不可能というわけではありません。これまでの経験にもよりますが、転職活動に苦労する可能性が高いからこそ、50代からでも手に職をつけておくことをおすすめします。
手に職をつけておけば、万が一不況や会社の業績不振などによって失職したとしても、身につけたスキルを活かして再就職を有利に進められるでしょう。
2.50代の転職希望者に会社が期待すること
転職を成功させるには、転職を希望する会社に求められる人材であることが重要です。ここでは、50代の転職希望者に会社が期待していることを4つ紹介します。
2-1.高い専門性
豊富な経験に基づく高い専門性は、社会人としての歴が長い50代ならではのものです。
専門性を武器に即戦力になりうる方は、企業としてもぜひ獲得したい人材といえるでしょう。
2-2.マネジメント経験
実務能力はもちろん重要ですが、ある程度の年齢を超えて重視されるのは、マネジメントの経験・スキルです。
豊富なマネジメント経験があれば、転職市場でも有利に立ち回れるでしょう。
人を上手に動かし、人と企業を成長へと導くことのできる50代は、若手社員の人材育成を担うことも期待されます。
2-3.経営者視点
マネジメント層よりさらに上の視点から会社の状況を見極め、組織全体を動かすには、経営者視点が欠かせません。
特に50代では、経営者でなくとも、経営目線で意思決定ができるような能力が求められます。経営者視点を持った人材であれば、会社側も安心して管理職を任せやすくなるでしょう。
2-4.柔軟性・順応力
たとえ豊富な経験と高いスキルがあっても、柔軟性に欠けている方や、新しい環境に素早く馴染む順応力がない方は、あまり歓迎されない傾向にあります。
年齢やこれまでの実績などに固執せず、常に周囲にいる方に配慮し、謙虚さを持ちながら働くことが大切です。
2-5.コミュニケーション能力
多くの企業では、50代の転職希望者に対して、これまでの豊富な経験を活かした高いコミュニケーション能力を期待しています。
コミュニケーション能力に優れていれば、職場で良好な人間関係が築けるだけでなく、取引先ともスムーズな対話を図ることができるでしょう。
また、配属先の上司が年下であった場合も、コミュニケーション能力の高い50代の方であれば、相手に気を遣わせることなく、適切なコミュニケーションを取って業務を円滑に進めることができます。
3.50代の方が転職先を選ぶ際のポイント
50代の転職では、高いスキルと豊かな経験がものをいいます。しかし、このような特別なアピールポイントがなくても、転職を実現することは可能です。
企業から評価されるスキルがないと悩んでいる場合は、ここで紹介する4つのポイントを意識して転職先を選びましょう。
3-1.人材不足の業界・業種を狙う
介護業界や小売業界、飲食業界などは慢性的な人手不足であるため、未経験者でも採用されやすい傾向にあります。
なかでも、介護業界などの働きながら経験を積んで資格を取れる業界は、これから手に職をつけたい方におすすめです。
3-2.長期的に無理なく働ける職場を選ぶ
50代ではまだまだ元気で体力があっても、10年後には状況が変わっている可能性があります。
50代から手に職をつける目的で転職するなら、今後体力が落ちていったとしても、長期的に無理なく働き続けられそうな仕事を選ぶのがポイントです。
3-3.十分な収入をえられる仕事を選ぶ
50代で転職するなら、収入がある程度減ってしまう可能性を受け入れる必要があります。ただし、収入面に妥協しすぎて、あまりに給与の低い仕事を選ぶのはおすすめしません。
家族の生活費や貯蓄額などを確認し、将来の家計の状況をシミュレーションしたうえで、十分な収入を得られる仕事を選択することが大切です。
3-4.ライフステージの変化に合わせて働ける仕事を選ぶ
50代以降のライフステージの変化も意識しつつ、柔軟に対応できそうな仕事を選択することも大切です。
例えば、60代で定年退職したあとに、嘱託社員として働く選択肢がある職場などは、50代にもおすすめといえるでしょう。
4.50代からチャレンジしやすい仕事13選
ここでは、50代の方がチャレンジしやすい仕事13選を紹介します。それぞれの詳しい仕事内容や、50代からでも働きやすい理由について見ていきましょう。
4-1.加工・組付け
加工・組付けとは、主に工場で機械製品などを加工したり、組み立てたりする仕事です。製造・工場系の代表的な職種であるため、多くの求人が見つかるでしょう。
加工・組付けの仕事は、具体的な手順が決まっていることが多く、業務に慣れれば50代からでも技術を習得しやすいです。
また、大きな部品を扱う工場ではロボットを用いて組付け作業をおこなうことが多く、体力や力に自信がない50代の方でも、無理なく業務に取り組むことができます。
4-2.機械操作
機械操作とは、主に工場でさまざまな機械の操作・管理をする仕事です。決まったボタンを押すだけの仕事から、微妙な機械の調整が必要な仕事まで、作業の難易度は職場によってさまざまです。
工場によっては座ったまま機械操作をできるところもあるため、体力にあまり自信のない50代の方は、そのような工場を積極的に選ぶことで、心身の負荷を軽減しながら業務に取り組めるでしょう。
この他に、材料の準備やデータ入力などの業務を担当する場合もあり、単なる機械の操作だけでなく、さまざまな経験を積むことができます。
50代からでも少しずつ機械の操作方法を習得し、担当業務の幅を徐々に広げていけば、工場で重宝される人材になれるはずです。
4-3.フォークリフト・クレーンオペレーター
フォークリフト・クレーンオペレーターは、工場や倉庫、工事現場などでフォークリフトやクレーンを操作して重い荷物や大きな荷物を運搬します。
フォークリフトやクレーンの操作には免許が必要ですが、免許取得のハードルはそれほど高くありません。免許取得に要する日数も短く、フォークリフト技能講習は4日、床上操作式クレーン運転技能講習は3日あれば運転免許を取得できます。
そのため、フォークリフト・クレーンオペレーターは50代からでも資格を取得しやすく、手に職をつけやすい仕事といえるでしょう。
また、主な業務内容はフォークリフトやクレーンの操作であり、力仕事はほとんどないため、50代でも無理なく仕事に取り組める可能性が高いです。
4-4.接合・塗装
接合・塗装は、主に工場で部品のつなぎ合わせや、塗装をおこなう仕事です。
接合の仕事に携わるには、「ガス溶接技能者」や「アーク溶接作業者」などの資格が必要となる場合があります。ただし、どちらの資格も取得難易度は比較的低めであるため、50代からでも比較的資格を取得しやすいといえます。
さらに、塗装作業は必要とされる資格が特にないことから、未経験の50代の方でもあまり気負うことなく業務に挑戦できるでしょう。
接合・塗装の仕事はある程度のスキルを要する技術職のため、50代からでも経験を積み重ねてスキルアップを図れば、昇給を狙える可能性は十分にあります。
4-5.ピッキング・軽作業
ピッキング・軽作業は、工場や倉庫内などで必要な商品を集めたり、簡単な梱包作業をしたりする仕事です。
単純作業が多いため、50代未経験の方でも、あまり時間をかけずに業務を覚えられる可能性が高いです。決められたマニュアルにしたがって正確に作業に取り組める方であれば、職場で評価されやすいでしょう。
4-6.事務職
事務職は、企業の庶務全般や書類作成、各種管理業務、来客対応などをおこなう職種です。
事務職は資格がなくても仕事に就くことはできますが、競争率の高い人気職種です。そのため、50代で事務職にチャレンジする場合は、「秘書検定」や「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」など、実務で活かせる資格を取得しておくことをおすすめします。
事務職の仕事は社内外のさまざまな方と関わる場面が多くあるため、これまでの経験から得た高いコミュニケーション能力のある50代の方であれば、その優れた対人スキルを活かして、日々の業務を円滑に進められるでしょう。
4-7.介護職
介護職は、高齢者や障害者など、一人で日常生活を送ることが難しい方をサポートする仕事です。
一般的に、就職する際に資格は求められないため、未経験の方でも比較的始めやすい仕事といえます。また、介護業界は慢性的に人材不足で売り手市場が続いていることから、未経験の50代の方でも採用されやすい傾向にあります。
介護職は肉体労働が多く個々の責任も重い仕事ですが、今後も介護人材は重宝されるため、スキルを積めば定年まで安定して働ける他、早い段階で昇給を狙うこともできるでしょう。
4-8.小売・接客
小売・接客では、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで、レジ打ち、商品の陳列、接客対応などをおこないます。
求人数が多く、資格がなくても就職できるため、50代の方でもこれまでの経験に関わらず挑戦しやすい仕事といえます。
また、厚生労働省が提示している資料によると、スーパーのレジ係の平均年齢は41.9歳、バックヤード作業員の平均年齢は49.1歳であるとされています。
このことからわかるように、小売・接客の仕事は50代と同年代の方が働いている職場も多くあるため、仕事中も同僚や上司と円滑にコミュニケーションを取れる可能性が高いでしょう。
参照:厚生労働省「jobtag 職業情報提供サイト(日本版O-NET)スーパーレジ係」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/56
参照:厚生労働省「jobtag 職業情報提供サイト(日本版O-NET)バックヤード作業員(スーパー食品部門)」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/491
4-9.カウンセラー
カウンセラーは、悩みを抱えている方の相談に乗り、その問題を解決に導くためにサポートや助言をする仕事です。カウンセラーの勤務先は、企業や学校、病院、児童相談所など、多岐にわたります。
多くのカウンセラーは「臨床心理士」や「公認心理士」など、カウンセリングに関連する資格を取得しています。
ただし、臨床心理士や公認心理士には、指定の大学・大学院修了などの受験資格が設定されているため、50代未経験からカウンセラーを目指す場合は、受験資格のハードルが低い民間資格の取得がおすすめです。
カウンセラーは相談者に親身に寄り添うことが重要視される仕事であるため、人の話を根気強く聞ける方であれば、年齢を問わずに向いている可能性が高いです。
体力的な負担がかからない仕事でもあるため、対人スキルに長けている50代の方であれば、長期的に活躍できるでしょう。
4-10.清掃員
清掃員は、商業施設やオフィスビル、病院など、さまざまな建物の清掃をおこなう仕事です。勤務先が工場の場合は、製造工程で使用する機械の清掃・洗浄を担当する場合もあります。
清掃の仕事では、専用の洗剤や清掃用具を用いながら、自宅の掃除とは異なる「プロの清掃技術」を学ぶことができます。
また、清掃員に資格は不要のため、未経験の50代の方でも就職できる可能性は多いにあるでしょう。特に、きれい好きで細やかな配慮が得意な方であれば、清掃員として活躍できる可能性が高いです。
4-11.調理補助
調理補助は、飲食店や学校、病院などで、食材の下ごしらえや盛りつけなど、調理の補助をおこなう仕事です。
就職時に資格が求められることはほぼなく、食材を包丁で切る、指示通りに盛りつけるなどの作業ができる方であれば、50代未経験の方でも活躍できるでしょう。
また、調理補助を必要とする施設は全国に多く点在しているため、求人も見つけやすく、50代の方でも転職のハードルは比較的低い傾向にあります。
業務中は基本的に立ち仕事となるため、一定の体力は要求されますが、力仕事はほとんどありません。日頃から料理をする機会が多い50代の方であれば、すぐに仕事に馴染めるでしょう。
4-12.マンション管理人
マンション管理人は、マンションの見回りや点検、清掃などをおこない、住人の暮らしをサポートする仕事です。中高年に人気の職種で、長く働き続けられるのが、マンション管理人の特徴です。
基本的に、就職時に資格や免許は必要なく、50代未経験でも始めやすい仕事といえます。
マンション管理人はマンションの住人からの相談や、管理会社への報告業務など、人と関わることが多いため、コミュニケーション能力の高さが要求されます。
力仕事があまりないこともあり、コミュニケーション能力に長けた50代の方であれば、無理なく働くことができるでしょう。
4-13.タクシードライバー
タクシードライバーは、タクシーで乗客をスムーズに目的地に送り届ける仕事です。タクシーの運転が主な業務であるため、就職するには普通第二種運転免許証を取得している必要があります。
ただし、企業によっては第一種運転免許の保有者を採用し、入社後に第二種運転免許の取得に向けた訓練を実施しているところもあります。50代の方はそのような企業を選ぶことで、未経験でもタクシードライバーとして就職できる可能性が高まるでしょう。
また、タクシードライバーの平均年齢は59.7歳というデータもあり、多くの50代以上の方が現役で活躍しています。
運転や人との対話が好きな方であれば、モチベーションを維持しながらタクシードライバーとして長く働くことができるでしょう。
参照:厚生労働省「jobtag 職業情報提供サイト(日本版O-NET)タクシー運転手」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/188
5.50代からの転職先をスムーズに探す方法
ここでは、50代からの転職先をスムーズに探す5つの方法を紹介します。自分に合った方法で、複数の企業を比較しながら転職先を選びましょう。
5-1.求人サイトで探す
求人サイトには、数多くの求人が掲載されているため、50代の方でも条件に合う求人を見つけやすいでしょう。
まずは、「ミドル歓迎」「シニア活躍中」といった条件で絞り込み、自分の希望にマッチしそうな仕事を探してみてください。特に、シニア層の求人に強みのある求人サイトを利用すれば、50代からでも転職しやすい仕事を効率的に見つけることができます。
求人サイトのJOBPALでは、工場・製造系、事務系の仕事を中心に、数多くの求人を紹介しています。50代の方が活躍中の求人も多数扱っているため、自分に合った仕事を見つけたい50代の方は、ぜひ求人情報をご覧ください。
また、「少しでも好条件な仕事を見つけたい」「自分に合う仕事を探したい」という方は、JOBPALの面談をご活用ください。
5-2.ハローワークで探す
ハローワークは、日本全国500カ所以上に設置されている公共職業安定所です。
業種や職種を問わずに数多くの求人を扱っていますが、50代の場合は若手キャリア層よりも案内してもらえる求人数が少なくなる可能性があるため、ハローワークを利用する場合はその点を理解しておくことも重要なポイントです。
隙間時間を使って効率的に仕事探しがしたい方は、自宅のパソコンからアクセスできる「ハローワーク インターネットサービス」を活用するのも選択肢のひとつです。
ハローワーク インターネットサービスを利用すれば、ハローワークに直接足を運ばずとも気になる求人をチェックできます。
参照:ハローワーク インターネットサービス「求人情報検索・一覧」
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA110010.do?action=initDisp&screenId=GECA110010
5-3.求人情報誌やチラシ、店舗の掲示板などを確認する
近隣の会社や地域密着型の企業での仕事を探すなら、求人情報誌やチラシ、よく利用する店舗の掲示板などを確認してみるのもおすすめです。
情報誌やチラシでは、求人サイトやハローワークでは出会えない、掘り出し物の求人が見つかる可能性があります。
5-4.転職エージェントに登録する
「時間をかけても希望に合う求人を見つけたい」「できるだけ年収を落とさずに転職を成功させたい」という方は、転職エージェントの活用をおすすめします。
ただし、50代を積極採用している企業はあまり多くないため、ハローワークと同様に、転職エージェントを利用したからといってすぐに理想の求人が見つかるわけではないことを念頭に置いておきましょう。
特に、地方や郊外にお住まいの方は条件に合う求人が見つかりにくい場合があります。転職活動をおこなう際は転職エージェントだけでなく、求人サイトやハローワークを併用するとよいでしょう。
5-5.知人から仕事を紹介してもらう
リファラル採用(社員の紹介による採用)をおこなっている企業に知人がいれば、紹介してもらうことで転職できる場合もあります。
リファラル採用を導入している企業なら、「職場の雰囲気はどうか」「50代でも働きやすい環境が整っているか」といった情報を事前に確認しやすいでしょう。
ただし、知人の紹介だからといって安易に決めるのではなく、慎重に条件を検討したうえで、本当に自分に合うかどうかを判断することをおすすめします。
6.50代の転職に関するよくあるQ&A
最後に、50代の転職に関するよくある質問と回答を4つ紹介します。
6-1.50代で手に職をつけるなら資格をとったほうがよい?
50代の転職に、資格は必ずしも必要というわけではありません。
たしかに、資格があると転職が有利になる職種もありますが、取得に何年もかけてしまうと、年齢が上がりさらに転職自体が難しくなる可能性は否定できません。
この記事で紹介したとおり、経験やスキル、資格が不要でありながら、生涯の生活を支える「手に職をつけられる仕事」は、数多く存在します。
やりたい仕事にもよりますが、まずは資格が必須とは考えずに、転職活動を進めていきましょう。
6-2.転職活動がうまくいかないときの対処法は?
転職活動に行き詰まったときは、一度立ち止まって、自分自身を見つめなおしてみましょう。
あらためて自己分析をすると、違ったアプローチ方法が見えてくる可能性があります。また、転職がなかなかうまくいかない場合、求人の探し方に問題があるかもしれません。
シニア向け求人が多く、シニア層の転職に強い求人サイトの利用を検討してもよいでしょう。JOBPALでは、50代の方向けの求人情報も掲載しているので、気になる方は以下のリンクからご確認ください。
6-3.やりたいことが思いつかない場合はどうする?
50代の転職では、無理をしすぎないことが大切です。やりたいことがないのであれば、まず自分が「やりたくないこと」から考えてみてもよいでしょう。
以下の記事も参考にして、自分のやりたいことや自分に合う仕事を探すヒントにしてみてください。
6-4.50代から仕事をするうえで、意識したいポイントや仕事の選び方のポイントはありますか?
50代からの仕事探しは、20代や30代の仕事探しとは意識したほうがよいポイントが大きく異なります。
生活のためにお金を稼ぐことはたしかに重要ですが、それだけでなく、このあとの人生を有意義に過ごすためにはどのような仕事を選んだほうがよいのか、自分ならではの答えを見つけ出すことが重要です。
「昔から憧れていた仕事に思い切ってチャレンジしてみたい」「心からやりがいや誇りを持てる仕事に就きたい」など、50代ならではの仕事探しのポイントが人それぞれきっとあるはずです。
これまでの仕事がメインの生活に疲れを感じている方の場合は、定年まで無理なく続けられる仕事や、自由度の高い仕事をメインに仕事探しをするのもよいでしょう。
このように「やりたいことであるか」「仕事を楽しめるか」など、自分にとって納得度の高い仕事を選ぶことが、50代の仕事探しでは何よりも大切です。
7.まとめ
定年が間近に迫る50代の転職活動は、決して楽とはいえません。
これまでの経験を活かせるような職種を選んだり、未経験でも積極的に受け入れている職種を選んだりするなど、50代ならではの視点で転職先を選びましょう。
転職先を選ぶ際は、シニア向けの求人情報を多く扱っている求人サイトを利用するのも選択肢の一つです。JOBPALでは、正社員の求人や、50代の方が活躍している求人など、さまざまな求人情報を取り扱っています。
50代からの転職活動を検討している方は、ぜひ以下のリンクから気になるお仕事がないかチェックしてみてください。
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