仕事が怖いのは甘えではない!主な原因や自分を守る対処法
※この記事は6分で読めます。
「仕事に行くことが怖い」
「毎月月末に重要な仕事があって、中旬くらいから恐怖心が出てくる」
など、仕事が怖いと悩んでいる方もいるでしょう。
仕事に対して恐怖心を感じる原因はさまざまですが、怖さを感じていると自分が持っている能力を最大限発揮することは難しいでしょう。
今回は、仕事が怖いと感じる原因と対処法、無理し続ける危険性などを解説します。この記事を読むことで、なぜ仕事が怖いと感じるのかがわかるだけでなく、自分に合う正しい対処の仕方が理解できるでしょう。
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1.仕事が怖くて会社に行きたくないときに
はじめに、仕事が怖くて会社に行きたくないときにすべきことをお伝えします。
1-1.まずは怖い気持ちを受け入れる
仕事が怖いと思う気持ちは、否定せず素直に受け入れるべきです。自分の素直な感情を認めてあげましょう。
「仕事が怖い」「会社に行きたくない」といった感情は、働いているほとんどの方が経験したことがあるものです。
仕事に真剣に向き合っている証拠で、「気持ちが弱い」「甘えがある」というわけではありません。真面目で責任感がある方ほど、仕事が怖いと感じる傾向が強いと言われています。
あなたが「仕事が怖い」と感じるのは、仕事に対して真剣に向き合っている証拠ということを知っておきましょう。
1-2.仕事が怖い原因を明確にする
仕事が怖いと思ってしまうことには、必ず何かしらの理由があります。
怖さを解決するためには、まず原因を知ることが大切です。原因を知れば、必要な対策も考えられるようになるでしょう。
原因が分かれば、怖い気持ちが少し解消されることもあります。正しく対処するために、まずは原因を明確にしてください。
2.仕事が怖いと感じてしまう主な6つの原因
仕事が怖いと感じてしまう原因には、主に以下のようなものがあります。
- ミスや失敗が怖い
- 上司や先輩が怖い
- 人間関係が怖い
- ノルマに追われるのが怖い
- プレッシャーが怖い
- 将来が不安で怖い
それぞれの原因についてお伝えします。
2-1.ミスや失敗が怖い
ミスや失敗をした経験があると、それがトラウマになり、仕事に対して恐怖心が芽生えることがあります。
仕事にミスはつきものですが、一度のミスで心に傷がついた後、苦手意識を持ったまま同じ仕事をやらないといけない場面もあるでしょう。
気にならないほどの些細なミスや失敗の場合もありますが、大きなミスをした場合は恐怖心が残り続けてしまうケースが多いです。
2-2.上司や先輩が怖い
厳しい上司や先輩が職場にいれば、常に顔色をうかがいながら仕事をしなければなりません。
特に感情的に怒ってくる方だったり、パワハラまがいのことをしてくる方だったりした場合は、仕事に行くことが怖いと感じてしまう可能性があります。
2-3.人間関係が怖い
上司や先輩に限らず、同僚や後輩など職場では多くの方と関わります。そのため、人間関係のトラブルが起こることも少なくありません。
人間関係に問題がある雰囲気の悪い職場であれば、孤立したり、他人の視線を気にしながら仕事をしたりして、必要以上の疲労感に悩まされることもあるでしょう。
誰かに相談することができなければ、人間関係の問題から、仕事に対する恐怖心へと発展する場合があります。
2-4.ノルマに追われるのが怖い
販売や営業など、仕事によっては毎月のノルマが決められていることがあります。
利益を上げるために適度なノルマは必要ですが、過度なノルマは連日の残業や休日出勤につながり、仕事がつらいと感じる原因になることもあるでしょう。
ノルマに追われている場合、毎月月末が近づくことで「ノルマを達成できなかったらどうしよう」と、仕事に対する恐怖を感じる可能性があります。
2-5.プレッシャーが怖い
大きなプロジェクトを任されたり、責任感のあるポジションを任されたりすると、感じるプレッシャーが大きくなることがあります。
上司から期待されている証拠と言えますが、過度なプレッシャーはストレスが溜まるきっかけになりかねません。
プレッシャーを感じる日々が続くことで、心が委縮してしまい、次第に「失敗したらどうしよう」と恐怖心へ変わる可能性があります。
2-6.将来が不安で怖い
将来を考えたときに、理想の姿になれない可能性があると思うと、今の仕事を続けることに対して怖さを感じることがあります。
「自分が理想とする働き方ができない」「40歳になったときのキャリアプランとズレている」など、将来を真剣に考える方ほど、こうした怖さを感じがちです。
3.仕事が怖いと感じるときの対処法
仕事が怖いと感じたときは、以下の対処法を試してみてください。
- 信頼できる方に相談してみる
- 担当している仕事を変更してもらう
- 仕事に必要なスキルを磨く
- 部署異動の希望を出す
- 一度仕事を休んでリフレッシュする
- 転職して新しい仕事をする
自分に合う対処法を探してみましょう。
3-1.信頼できる方に相談してみる
上司や会社の同僚などの信頼できる方に、悩みを相談してみましょう。相談することで、具体的な解決策を提案してもらえる可能性があります。
仕事の関係者に相談しづらい場合は、家族や友人でも構いません。あなたの性格を理解したうえで、気持ちが落ち着くよう何かアドバイスをくれるでしょう。
一人で抱え込んで解決できない悩みは、相談することで楽になることが多いです。まずは信頼できる方に話してみましょう。
3-2.担当している仕事を変更してもらう
担当している仕事に苦手意識がある場合は、上司に相談して担当を外してもらうことを検討しましょう。
人によって得意不得意があるので、苦手なものを無理して続けても、なかなか結果を出せません。
得意な仕事に取り組んだほうが、会社としてもメリットがあるため、相談すれば上司が対応してくれるかもしれません。
3-3.仕事に必要なスキルを磨く
今の仕事に関するスキルが足りず恐怖心を感じているのであれば、スキルアップすることで解消できる可能性があります。
スキルアップをすることは、自分の自信になり、これまで怖いと感じていた仕事も、平常心でこなせるようになるでしょう。仕事に対するやる気も上がります。
3-4.部署異動の希望を出す
仕事が合わない場合や人間関係の問題がある場合、部署異動ができるのなら異動の希望を出すことも対処法の一つです。
部署異動をすれば、担当する業務や一緒に働く方が変わり、恐怖心の原因を取り除くことができるかもしれません。環境が変われば、新たな気持ちで働くことができるでしょう。
3-5.一度仕事を休んでリフレッシュする
いっそのこと仕事を休んで、仕事から離れることもおすすめです。有休を使って趣味を楽しめば、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
仕事で良いパフォーマンスを出すために、リフレッシュの時間は必要なので、仕事が怖くてつらいときは、休みを申請してみましょう。
3-6.転職して新しい仕事をする
ここまで紹介した対処法を試しても、仕事に対する怖さがなくならないのであれば、転職することも検討しましょう。
怖いという気持ちを抱えながら、無理に今の仕事を続ける必要はありません。怖さを感じることなく取り組める、自分に合った仕事を探してみましょう。
自分にぴったりの仕事を見つけたいときは、ぜひJOBPALへご相談ください。キャリアパートナーが面談を通して、あなたの希望にマッチする求人情報をご案内します。
4.怖いと感じながら仕事を続ける危険性
仕事に対する怖さがある場合、決して無理をせず、なるべく早く対処しましょう。無理をし続けることは、自分の心身を酷使してしまう非常に危険な行為です。
万が一、心身が限界に達してしまうと、本当に会社に行けなくなったり、朝起きられなくなったりする可能性があります。
限界に達してしまうと、元の状態に回復するまでに時間が必要になってしまうため、長い目で考えて、決して無理はせずできる範囲で対処していきましょう。
5.仕事に対する恐怖心を緩和するには
仕事に対する恐怖心を緩和したいときは、以下の方法をお試しください。
- あくまでも仕事だと割り切る
- 周りの評価を気にしない
- 必要以上に自分を責めない
それぞれの方法についてお伝えします。
5-1.あくまでも仕事だと割り切る
仕事でうまくいかないことがあると、会社にいない時間にも怖さを感じてしまうことがあります。
仕事は、あくまでも自分の人生の一部です。仕事はプライベートを充実させるためのお金を稼ぐ手段の一つと、割り切ることで気持ちが楽になるかもしれません。
仕事のことは業務時間内にだけ考えて、プライベートの時間は、趣味を満喫することに集中すれば、恐怖心を半減できるでしょう。
5-2.周りの評価を気にしない
周りの評価を気にしすぎると、孤立感や自己否定感が強くなり、堂々と行動できなくなってしまいます。
仕事に対する恐怖心を和らげるためには、周りの評価を気にしないメンタルを持つことも大切です。
過度に周りのことを気にすると、自分の想像で被害妄想を作り出し、ネガティブになる可能性があります。
「誰にだって少しの批判はあるもの」「自分と違う価値観の方もいる」と、周りからの評価を軽く受け止めたり、受け流したりしながら仕事をしましょう。
5-3.必要以上に自分を責めない
仕事が怖い原因が自分にあっても、必要以上に責めることはやめておきましょう。
自分を責めてしまうと、「また失敗するかも」「自分のせいで怒られてしまう」と仕事に行くのが怖くなってしまいます。
一生懸命取り組んだ仕事であれば、「今の実力はこんなもの。仕方がない」と開き直るくらいの気持ちが大切です。
これから努力をして、実績を積んでいけば問題ないので、過度に自分を責める必要はありません。
6.仕事が怖くて辞めたいけど言い出せない方へ
仕事が怖くて辞めたいと思っていても、「引き止められそう」「辞めると言ったら怒られそう」と、なかなか言い出せない方もいるでしょう。
そんなときは下記の手段を試してみてください。
- 人事労務担当者に相談する
- 行政機関の窓口に相談する
- 退職代行サービスを利用する
基本的に、労働者が退職したい申し出を企業側は拒否することができません。
しかし、これまでお世話になったことや会社の人たちとの関係性を考えると、言い出しづらいという方は少なくないはずです。
上司に対して、自分から退職を申し出ることが難しい場合は、上記のような各種相談サービスを利用することも検討しましょう。
7.仕事を辞める前にやっておくべきこと
もしも今の仕事を辞め、別の仕事に就こうと考えているのなら、転職前に必ず以下のことをおこなっておきましょう。
- 転職先に求める条件を明確にする
- 自己分析を徹底的におこなう
- 少しでも不安ならキャリア相談をする
それぞれについてお伝えします。
7-1.転職先に求める条件を明確にする
自分に合う仕事を見つけるためには、転職先に求める条件を明確にすべきです。
転職先に求める条件をはっきりさせておかないと、同じように怖さを感じてしまう仕事に就いてしまう可能性があります。
希望する条件がすべて叶う職場を見つけることは難しいですが、優先順位をつけて、絶対に譲れないものを叶えられる転職先から、候補を決めましょう。
7-2.自己分析を徹底的におこなう
自己分析をおこなうことで、自分の強みや弱み、得意なことなどを把握できるようになります。
自分に向いているのはどんな仕事なのかを明確にすることで、自分に合った仕事に転職できるため、自己分析は徹底的におこなってください。
7-3.少しでも不安ならキャリア相談をする
「もしまた仕事の怖さを感じたらどうしよう」と少しでも不安があるなら、一人で転職先を探すのではなく、キャリア相談をしながら転職活動を進めることをおすすめします。
プロに相談することで、自分では分からなかった仕事に対する希望や、他の人にはない自分だけの強みなどに気づける可能性があります。
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8.まとめ
仕事が怖いという気持ちは、働いているほとんどの方が経験したことがあるものです。仕事に対して、真剣に向き合っているからこそ感じるものと言えるでしょう。
とはいえ心身の負担を考えた場合、決して放置できないことも事実です。悩んでいるなら、この記事を参考に適切な対処をおこなってください。
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