工場への就職
更新日:2022年09月21日

製造業の志望動機の書き方|好印象を与えられる良い例文とNG例

製造業の志望動機の書き方|好印象を与えられる良い例文とNG例

※この記事は6分で読めます。

「製造業・工場への転職の志望動機はどうすればいい?」
「好印象な志望動機の書き方が知りたい」
など、製造業・工場への転職時の志望動機に関して悩んでいる方もいるでしょう。

製造業・工場への転職では、自分の集中力や体力、コミュニケーション能力をアピールし、その企業で働きたい理由を志望動機に盛り込むのがポイントです。

今回は、製造業・工場の志望動機に書く要素、アピールすべきポイント、業種別の例文などを解説します。この記事を読めば、製造業・工場の志望動機の効果的な書き方がわかり、転職の成功に一歩近づけます。

1.製造業への志望動機に書くべき要素

製造業への志望動機に書くべき要素は以下の3点です。

  • なぜ製造業の仕事を選んだのか
  • 数あるなかでなぜその会社を選んだのか
  • 希望する職種に対する熱意はあるのか

シンプルながら最重要事項なので、漏れなく記載するようにしましょう。

1-1.なぜ製造業の仕事を選んだのか

まずは、世の中に数え切れないほどの仕事があるなかで、なぜ製造業の仕事を選んだのか、その理由を記載しましょう。

特に未経験から製造業の仕事をするのであれば、どういったきっかけで働いてみたいと思ったのかは、担当者が非常に気になる部分です。

興味を抱いた具体的なエピソードを盛り込むと、より説得力のある志望動機に仕上がります。

1-2.数あるなかでなぜその会社を選んだのか

「同業他社ではなく、なぜ応募先企業を選んだのか」という点も、志望動機に書くべき要素です。

応募先企業としては、自社に対するポジティブな印象を聞けるのはうれしいことであり、自分たちの思想に近い人材を採用するうえでの根拠ともなります。

会社に対する熱意を採用担当者に伝えられれば、内定獲得にグッと近づくことができるでしょう。

1-3.希望する職種に対する熱意はあるのか

数ある職種のなかで、なぜその職種に就きたいのかという点も志望動機に書きましょう。

前職が異業界だとしても、同じ職種や業務内容が近い職種であれば、即戦力としての可能性をアピールできます。

一方、未経験の職種の場合は、なぜ志望するに至ったのか、入社後どのようなキャリアを構築していきたいかなどを中心に書くようにしましょう。

2.製造業の志望動機でアピールすべきポイント

志望動機には、当然企業側が採用したくなる要素を入れる必要があります。

製造業が求める人物像はいくつかありますが、大まかに集中力、体力、コミュニケーション能力についてアピールすれば良いでしょう。

以下では、これら3つのポイントについて詳しく解説します。

  • 集中力や忍耐力をアピール
  • 体力をアピール
  • コミュニケーション能力をアピール

それぞれのポイントをお伝えします。

2-1.集中力や忍耐力をアピール

最初にアピールするのは、集中力や忍耐力です。工場では単純作業が続くため、集中力や忍耐力がないと務まりません。

1人のミスが大勢に影響を与えるので、工場は集中できない人は採用したくないと思っています。また、集中力や忍耐力がないと、業務に飽きたり、投げ出したくなったりしてすぐに辞めてしまう可能性が高いです。

人手不足の工場は多いので、できるだけ長く勤めてくれる人を採用したいと思っています。

2-2.体力をアピール

工場の仕事では、体力が必要とされます。重いものを持つような現場もありますし、立ち仕事なので体力がないとついていけないためです。

また、夜勤など不規則な生活に耐えられる体の強さも必要なため、体力がある人材が望まれます。

企業側の希望に見合う人材であることを伝えるために、体を鍛えていることや体力があって前職の業務を乗り切っていたことなどを伝えて、体力があることをアピールすると良いでしょう。

2-3.コミュニケーション能力をアピール

意外かもしれませんが、工場の仕事はコミュニケーション能力が必要です。

工場によっては、1人で黙々と作業することもありますが、多くの人と協力して作業をする場面もあります。ペアを作って2人で作業をすることもあり、スムーズに業務をこなすためにはコミュニケーション能力が欠かせません。

前職においてチームで何かを成し遂げたことなどを志望動機に含み、コミュニケーション能力があることをアピールするようにしましょう。

3.【状況別】製造業の志望動機の書き方のポイント

製造業の志望動機は、未経験者か経験者かによって有効な書き方が異なります。それぞれのポイントを押さえておきましょう。

3-1.未経験の場合

未経験者の場合、企業側が疑問に思うのは、なぜあえて製造業を選んだのか、ということです。

他にも選択肢があるなかで製造業を選んでいるので、誰もが納得のいく理由を用意することがポイントです。ものづくりが好き、目に見えて結果がわかるためやりがいがある、資格や免許を得たうえでスキルが身につく仕事をしたいなど。

自分が製造業を選んだ理由を、きちんと筋道立てて志望動機に記載することがポイントです。

3-2.経験者の場合

製造業経験者の場合は、即戦力であることをアピールすることが大事です。

前職ではどのような仕事をしていて、どのようなスキルがあるのかを志望動機に書くようにしましょう。それを前提に、工場ではどのように役立ちたいと思っているのかも書くべき重要なポイントとなります。

また、なぜ転職を考えたのかをきちんと説明することも大事です。

「経験者だから面接は大丈夫だ」ということはなく、経験者だからこそ、どうして前の会社を辞める必要があったのかを採用担当者は知ろうとします。

転職することの目的を明確に書き、すぐに仕事を辞めるような人間ではないことを間接的に伝えるようにしましょう。

4.【業種別】製造業の志望動機の良い例文

志望動機のポイントはわかったものの、具体的な工場勤務の志望動機の例文が知りたいという人もいるでしょう。

ここでは、業種別に具体的な工場勤務の志望動機の例文をご紹介します。

4-1.半導体工場

半導体工場の場合の志望動機の例

「私が御社を志望したのは、人々の生活を支える社会インフラに関わることができる半導体業界で働きたいと思ったからです。そのなかでも幅広い製品を開発し、高い評価を得ている御社の業務に魅力とやりがいを感じました。昔からコツコツ作業することを得意としており、工場勤務に向いていると考えています。前職で培った集中力と忍耐力という私の強みを発揮したいという思いもあり、今回志望させていただきました。」

なぜ半導体工場で働こうと思ったのか、またどうしてその工場に応募することにしたのかを述べています。

それだけではなく、自分が工場勤務に向いていることを入れるところも良いポイントです。

4-2.クリーニング工場

クリーニング工場の場合の志望動機の例

「私は普段から掃除や洗濯といった家事をおこなうことが好きで、そのスキルを生かした仕事に就きたいと思っていました。御社を志望した理由は、自分のスキルを生かしつつ、顧客の笑顔につながる仕事ができると思ったからです。また、毎日ランニングをしているなど体力には自信があります。また、前職では営業をしていたため、そのときの経験を生かし、周りときちんとコミュニケーションを取って業務に取り組むことができます。家事が好きなだけではなく、工場勤務に向いていると思い、今回応募させていただきました。」

クリーニング工場の場合は、掃除や洗濯といった関連スキルについて一言入れると良いでしょう。

意外と体力を使う仕事なので、体力があることをアピールすることも重要です。

4-3.化粧品工場

化粧品工場の場合の志望動機の例

「私は普段から化粧品に興味があり、いずれ化粧品業界に入りたいという思いがありました。御社はお客様を第一に考えた商品を開発しており、その経営理念に感銘を受けて志望しました。私は大学時代化学を専攻しており、その知識を生かすことができると思います。また、細かい作業を得意としていますので、お客様に良い製品をお届けするために丁寧な仕事ができると考え、志望させていただきました。」

化粧品に興味があること、どうしてその工場を選んだのかということを入れてあります。

また、化粧品業界では化学の知識や品質管理の知識などがあると役立つので、そのようなことを入れることも良いポイントです。

4-4.お菓子などの食品系工場

お菓子などの食品系工場の場合の志望動機の例

「私は子供の頃からお菓子が大好きで、日々増える新商品に心躍らされていました。数あるお菓子のなかでも1番好きなのが御社の商品です。今回私が御社に志望したのは、そんな素晴らしいお菓子を作る側に回って、お客様を満足させたいと思ったからです。私は日頃から体を鍛えていますので、体力には自信があります。また、手先が器用な方なので細やかな作業にも対応できます。普段食べているお菓子がどのように製造されているのか知り、ゆくゆくはお客様に満足してもらう新商品を作れる人材になりたいと思っています。」

お菓子などの食品系の工場を応募するときは、その食品が好きだということをまずはアピールすべきです。

そして、自分が作る側になって、より良いものを作りたいと思ったことなどを書くと良いでしょう。

5.製造業の志望動機のNG例

工場勤務の志望動機には、NGなことがあります。自分が志望動機を書いたときに、以下の4つの内容が入っていないかチェックしてください。

  • 給与や福利厚生などの待遇面への言及
  • 家が近いなどの企業側の魅力以外の部分
  • 説得力のない文章
  • 本やサイトのコピペ

給与や家の近さなどは、志望動機のなかに入れても構いませんが、それがメインになることは避けるようにしましょう。

きちんと志望動機を述べたうえで「他にも自宅が近いこともあり、長く勤められると思って応募しました」とオマケのように文を入れることは問題ありません。会社の魅力以外のことは、あくまでも第二、第三の理由であり、第一の理由にはなりません。

自分がその業界にどのような思い入れがあり、なぜその工場を選んだのかということについて書くことが大事です。だからといって、無理して大きなことを書いたり、人の真似をしてコピペしたりすることは控えましょう。

自分の言葉で、自分の身の丈にあった志望動機を書くことが重要です。

6.製造業の面接での志望動機の伝え方

志望動機は、履歴書や職務経歴書に記述して終わりではありません。

面接の際には、必ず採用担当者から直接質問されるものです。したがって、声に出して相手に伝えられるような対策や練習もしておくべきです。

なお、企業側が志望動機を確認したい理由は、「無数にある企業の中からなぜ自社を選んだのか」という点です。

「その理由ならどの企業にも当てはまるだろう」「何となく応募しただけなのだろう」といった印象を与えてしまわないよう注意しなければなりません。

応募先企業にしかない強みを見つけ、強みを志望動機に紐付け、自分のオリジナルの言葉で話せるように準備しましょう。

7.製造業で働きたいと思ったらUTグループで決まり

今回は、製造業への転職に向けた志望動機についてお伝えしました。

工場の志望動機を書くときは、なぜその工場を選んだのかという理由はもちろんですが、集中力、体力、コミュニケーション能力など、自分が向いていることを入れるようにしましょう。

本やサイトを参考にしても構いませんが、丸写しになることを避け、自分の言葉で書いてください。誠実な気持ちを持って志望動機を書くことができれば、採用に大きく近づくことでしょう。

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