工場への就職
更新日:2024年01月10日

【例文あり】工場・製造業の志望動機の書き方は?アピールポイント、事前にすべきことを紹介

【例文あり】工場・製造業の志望動機の書き方は?アピールポイント、事前にすべきことを紹介

※この記事は6分30秒で読めます。

「製造業・工場への転職の志望動機はどうすれば良い?」
「好印象な志望動機の書き方が知りたい」
など、製造業・工場に転職する際の志望動機に関して悩んでいる方もいるでしょう。

製造業・工場への転職では、企業分析や自己分析を重ねたうえで自分の集中力や体力、コミュニケーション能力をアピールし、その企業で働きたい理由を志望動機に盛り込むのがポイントです。

今回は、製造業・工場の志望動機に書く要素、志望動機を書く前にやっておきたいこと、業種別の例文などを解説します。この記事を読めば、製造業・工場の志望動機の書き方がよくわかり、転職の成功に一歩近づけます。

1.製造業への志望動機に書くこと

製造業への志望動機に書くべき要素は以下の4点です。

  • なぜ製造業の仕事を選んだのか
  • 数あるなかでなぜその会社を選んだのか
  • 希望する職種に対する熱意はあるのか
  • 応募する業界・職種の経験はあるか

シンプルながら最重要事項なので、漏れなく記載するようにしましょう。

1-1.なぜ製造業の仕事を選んだのか

世の中に数え切れないほどの仕事があるなかで、なぜ製造業の仕事を選んだのか、その理由を記載しましょう。

特に未経験から製造業の仕事をするのであれば、どういったきっかけで働いてみたいと思ったのかは、採用担当者が気になる部分の一つです。

興味を抱いた具体的なエピソードを盛り込むと、より説得力のある志望動機に仕上がります。

1-2.数あるなかでなぜその会社を選んだのか

「同業他社ではなく、なぜ応募先企業を選んだのか」という点も、志望動機に書くべき要素です。

応募先企業としては、自社に対するポジティブな印象を聞けるのはうれしいことであり、自分たちの思想に近い人材を採用するうえでの根拠ともなります。

会社に対する熱意を採用担当者に伝えられれば、内定獲得にグッと近づくことができるでしょう。

1-3.希望する職種に対する熱意はあるのか

数ある職種のなかで、なぜその職種に就きたいのかという点も志望動機に書きましょう。

前職が異業界だとしても、同じ職種や業務内容が近い職種であれば、即戦力としての可能性をアピールできます。

一方、未経験の職種の場合は、なぜ志望するに至ったのか、入社後どのようなキャリアを構築していきたいかなどを中心に書くようにしましょう。

1-4.応募する業界・職種の経験はあるか

応募する製造業に関係する業界や職種の経験がある場合、その旨を履歴書に記載しましょう。自分の経験やスキル、過去に評価されていたポイントを伝えることで、即戦力として高評価につながる可能性もあります。

それまでの成功体験や失敗弾も交え、学んだことや今後の製造業界に活かせることをまとめておくと、具体性のある志望動機が書けるでしょう。

2.志望動機を書く前にやっておくこと

いきなり志望動機を書こうとしても、事前に準備をしておかないと面接担当者に響く文章にはなりません。テンプレートのような志望動機ではない「刺さる志望動機」を書くためには、以下のことを最初にやっておきましょう。

2-1.企業が求める人物像を把握する

まずは企業研究をおこない、企業が「どのような人物を求めているのか」という点を理解する必要があります。

企業研究は効率的な転職活動には欠かせないステップです。企業研究を通じて自分に近い人物像を求めていない企業を外し、申し込む企業を絞り込むことができます。

また、会社が求める人物像やすでに働いている人、業績などを知ることで、面接で使える具体的な志望動機を作れるでしょう。

以下の記事では、企業研究の方法について詳しく解説しています。

2-2.自己分析をおこなう

企業研究のあとは、「自分が企業にどのような貢献ができるのか」を明確にするために、自己分析をおこないましょう。

自分の得意なこと・苦手なこと、今までの経験、他者にない強みなどが明確になることで、企業が自分に合っているかの判断材料にできます。

逆に、自己分析がしっかりできていないと志望動機の内容が薄くなったり、内容に矛盾が生じたりすることもあります。

以下の記事では、自己分析が必要な理由や分析の方法について解説しています。

3.製造業の志望動機でアピールすべきポイント

志望動機には、当然企業側が採用したくなる要素を入れる必要があります。

製造業が求める人物像はいくつかありますが、大まかに集中力、体力、コミュニケーション能力についてアピールすれば良いでしょう。

以下では、これら4つのポイントについて詳しく解説します。

  • 集中力や忍耐力をアピール
  • 体力をアピール
  • コミュニケーション能力をアピール
  • 手先の器用さをアピール

それぞれのポイントをお伝えします。

3-1.集中力や忍耐力をアピール

最初にアピールするのは、集中力や忍耐力です。工場では単純作業が続くため、集中力や忍耐力がないと務まりません。

1人のミスが大勢に影響を与えるので、工場は集中できない人を採用したくないと思っています。また、集中力や忍耐力がないと、業務に飽きたり、投げ出したくなったりしてすぐに辞めてしまう可能性が高いです。

人手不足の工場は多いので、できるだけ長く勤めてくれる人を採用したいと思っています。

【例文】

前職はスーパーマーケットの総菜部門で食品製造を担当しており、業種こそ異なりますが、細かな作業を長時間コツコツと続けるという点では共通しています。持ち前の集中力を活かし、御社の製造業務に貢献したいと考えています。

3-2.体力をアピール

工場の仕事では、体力が必要とされます。重いものを持つような現場もありますし、立ち仕事なので体力がないとついていけないためです。

また、工場によっては夜勤など不規則な生活に耐えられる体の強さも必要なため、体力がある人材が望まれます。

企業側の希望に見合う人材であることを伝えるために、体を鍛えていることや体力があって前職の業務を乗り切っていたことなどを伝えて、体力があることをアピールすると良いでしょう。

【例文】

大学時代はラグビー部に所属し、毎日のようにトレーニングに励んでおりました。過去数年間は病気による欠席もなく、体力では他の方に負けない自信があります。体力の多さを活かし、御社でも長期的に働けるものと自負しております。

3-3.コミュニケーション能力をアピール

意外かもしれませんが、工場の仕事はコミュニケーション能力が必要です。

工場によっては、1人で黙々と作業することもありますが、多くの人と協力して作業をする場面もあります。ペアを作って2人で作業をすることもあり、スムーズに業務をこなすためにはコミュニケーション能力が欠かせません。

前職においてチームで何かを成し遂げたことなどを志望動機に含め、コミュニケーション能力があることをアピールするようにしましょう。

【例文】

前職では販売部門のリーダーを務めており、販売目標を達成させるためにチーム全員とのコミュニケーションを大切にしておりました。チームから出た意見に常に耳を傾けて業績向上につなげた経験は、御社の業務でも役立てると思っています。

3-4.手先の器用さをアピール

工場は腕力や体力が必要な仕事が多い印象がありますが、同じくらい「手先の器用さ」が必要になる場面が多くあります。例えば「検品」や「包装」「梱包」など、商品を1つずつ手に取っておこなう作業では、細かな手作業が求められるでしょう。

また、手先が器用であれば出荷準備をスムーズにおこなえるなど、どの部門でも重宝されるでしょう。前職で手先の器用さが求められる仕事をした経験があれば、積極的にアピールすることをおすすめします。

【例文】

前職ではスーパーマーケットの売り場づくりやレジ業務、総菜の調理など、手先の器用さを求められる仕事を多く担当しておりました。これまでの業務で培った手先の器用さは、御社の梱包・出荷部門の仕事でも活用できると考えております。

4.【状況別】製造業の志望動機の書き方のポイント

製造業の志望動機は、未経験者か経験者かによって有効な書き方が異なります。それぞれのポイントを押さえておきましょう。

4-1.未経験の場合

未経験者応募の場合に企業側が疑問に思うのは、「なぜあえて製造業を選んだのか」ということです。

他にも選択肢があるなかで製造業を選んでいるので、誰もが納得のいく理由を用意することがポイントです。ものづくりが好き、目に見えて結果がわかるためやりがいがある、資格や免許を得たうえでスキルが身に付く仕事をしたいなど。

自分が製造業を選んだ理由を、きちんと筋道立てて志望動機に記載することがポイントです。

【例文】

前職はスーパーマーケットの雑貨部門を担当しておりました。食器やトイレットペーパー、洗剤などをお客様に販売しているうち、モノづくりの現場で働きたいという気持ちを強く持つようになりました。

転職活動を進めるなかで、未経験からでも成長できる御社の研修制度や、結果が目に見えてわかる評価システムに魅力を感じて応募いたしました。

4-2.経験者の場合

製造業経験者の場合は、即戦力であることをアピールすることが大事です。

前職ではどのような仕事をしていて、どのようなスキルがあるのかを志望動機に書くようにしましょう。それを前提に、工場ではどのように役立ちたいと思っているのかも書くべき重要なポイントとなります。

また、なぜ転職を考えたのかをきちんと説明することも大事です。

「経験者だから面接は大丈夫だ」ということはなく、経験者だからこそ、どうして前の会社を辞める必要があったのかを採用担当者は知ろうとします。

転職することの目的を明確に書き、すぐに仕事を辞めるような考えではないことを間接的に伝えるようにしましょう。

【例文】

前職では建築部材の製造ラインの担当をしており、ワイヤ材に圧力をかけてさまざまな形状に変化させる「圧造」の工程を任されていました。

やりがいをもって仕事をしていましたが、より専門性の高い製造技術を身に付けたいと考え、精密機械の製造を手がける貴社の求人に応募いたしました。

これまで身に付けた圧造技術や製造ラインの知識のなかで利用できるものを余すところなく使い、貴社に貢献する所存です。

4-3.同職種・別業界の場合

転職者は即戦力として活躍することが期待されており、通常は同職種への転職は歓迎されます。

ただし、同じ職種で別の業界に応募したことについて、納得できる理由の説明は必要です。

「扱う商品が変わっても前職で得た仕事のスキルを活用できる」だけでなく、「前職で実現できなかったことが御社なら実現できる」といったことを説明すると具体性のある自己アピールになります。

【例文】

現在はパソコン関連部品のルート営業をしています。現在の仕事自体に不満はないのですが、現在の営業形態が大手企業を数十人でチームを組んで納品する協業制であり、個人としての成果や貢献度がわからない点が気になっています。

御社の営業では個人ごとに営業先が別に割り当てられていて、個人の業績で評価されることを知り、関心を持ちました。

前職での営業経験を活かしながら自分の貢献度が見やすい職場で働きたいと考え、御社を希望しました。

4-4.同業界・別職種の場合

同じ業界から別の職種に転職したい場合、志望動機が前職への不満や愚痴にならないように注意が必要です。採用担当者のなかには「元の会社で異動すれば良いのでは?」と疑問に思うことも考えられるため、先回りで疑問を解消しておくことも必要です。

製造から営業、営業から製造のように違う職種に転職を希望する際は、「同じ業界で得た知識をあたらしい職種でも活用できる」ことをアピールしましょう。

【例文】

現在は建築資材やネジのルート営業をおこなっており、前年比105%の着地を目標に新規注文の受注を進めていて、仕事は順調といえます。

ただ、お客様からの技術的な問い合わせに答えられずに技術部に確認を取ることも多く、取扱い商品についてより理解を深めたいと思い、製造の現場で働きたいと考えました。

現在の会社では生産部門への異動が叶わないため転職活動を始め、業界経験者を募集する御社の求人を拝見して製造の一端を担いたいと考えた次第です。

5.【業種別】製造業の志望動機のOK例文

志望動機のポイントはわかったものの、具体的な工場勤務の志望動機の例文が知りたいという人もいるでしょう。ここでは、業種別の例文をご紹介します。

5-1.半導体工場

【半導体工場の志望動機の例】

私が御社を志望したのは、人々の生活を支える社会インフラに関わることができる半導体業界で働きたいと思ったからです。

そのなかでも幅広い製品を開発し、高い評価を得ている御社の業務に魅力とやりがいを感じました。

昔からコツコツ作業することを得意としており、工場勤務に向いていると考えています。前職で培った集中力と忍耐力という私の強みを発揮したいという思いもあり、今回志望させていただきました。

なぜ半導体工場で働こうと思ったのか、またどうしてその工場に応募することにしたのかを述べています。それだけではなく、自分が工場勤務に向いていることを入れるところも良いポイントです。

以下の記事では、半導体や半導体工場の仕事について解説しています。

5-2.自動車製造工場

【自動車製造工場の志望動機の例】

私が御社を志望したのは、人の生活を便利にする自動車業界に携わりたいと思ったからです。数ある自動車メーカーのなかでも、御社は規模が大きな企業であり、販売台数もトップクラスと伺っております。

この仕事を通じて1人でも多くの人に御社の自動車の魅力に気付いてもらいたいと思い、御社に応募させていただきました。

昔から工場やスーパーマーケットなど多くの会社でアルバイトをしており、体力やコミュニケーション能力には自信があります。多くの人と連携してものづくりをする御社の業務でも、私の今までの経験を活かせると考えております。

なぜ自動車製造工場で働こうと思ったのか、どうしてそのなかでも1社に絞り込んだのかを述べています。

また、過去の経験から強みを伝えることで「なぜ自動車製造工場を選んだのか」という点に具体的な回答ができています。

以下の記事では、自動車にまつわる仕事について詳しく解説しています。

5-3.クリーニング工場

【クリーニング工場の志望動機の例】

私は普段から掃除や洗濯といった家事をおこなうことが好きで、そのスキルを活かした仕事に就きたいと思っていました。御社を志望した理由は、自分のスキルを活かしつつ、顧客の笑顔につながる仕事ができると思ったからです。

また、毎日ランニングをしているなど体力には自信があります。また、前職では営業をしていたため、そのときの経験を活かし、周りときちんとコミュニケーションを取って業務に取り組むことができます。

クリーニング工場の場合は、掃除や洗濯といった関連スキルについて一言入れると良いでしょう。

意外と体力を使う仕事なので、体力があることをアピールすることも重要です。

以下の記事では、クリーニング工場の仕事について解説しています。

5-4.化粧品工場

【化粧品工場の志望動機の例】

私は普段から化粧品に興味があり、いずれ化粧品業界に入りたいという思いがありました。御社はお客様を第一に考えた商品を開発しており、その経営理念に感銘を受け志望しました。

私は大学時代に化学を専攻しており、その知識を活かせると思います。また、細かい作業を得意としていますので、お客様に良い製品をお届けするために丁寧な仕事ができると考えております。

化粧品に興味があること、どうしてその工場を選んだのかということを入れてあります。

また、化粧品業界では化学の知識や品質管理の知識などがあると役立つので、そのようなアピールポイントを入れることも良いでしょう。

以下の記事では、化粧品工場の仕事について解説しています。

5-5.お菓子などの食品系工場

【お菓子など食品系工場の志望動機の例】

私は子どもの頃からお菓子が大好きで、日々増える新商品に心躍らされていました。数あるお菓子のなかでも1番好きなのが御社の商品です。

今回私が御社を志望したのは、お菓子を作る側に回って、お客様を満足させたいと思ったからです。

私は日頃から体を鍛えていますので、体力には自信があります。また、手先が器用な方なので細やかな作業にも対応できます。

普段食べているお菓子がどのように製造されているのか知り、ゆくゆくはお客様に満足してもらう新商品を作れる人材になりたいと思っています。

お菓子などの食品系の工場に応募するときは、その食品が好きだということをまずはアピールすべきです。

そして、自分が作る側になって、より良いものを作りたいと思ったことなどを書くと良いでしょう。

以下の記事では、食品の製造にまつわる仕事について解説しています。

5-6.製薬会社の工場

【製薬工場の志望動機の例】

私が御社を希望した理由は、御社の医薬品の品質管理に対する意識の高さを知ったことで、私も御社の製造ラインの一員として働きたいと感じたためです。

他の製薬会社よりも厳しい基準で品質管理がおこなわれていること、社員の一人ひとりまで品質の意識が行き渡っていることは素晴らしいと思います。

私は前職で品質管理部門を担当しており、競合よりも高いレベルで管理をする大変さはよく理解しているつもりです。だからこそ、レベルの高い御社の製造ラインで働きたいと思う気持ちが強くなりました。

製薬工場といっても世の中には無数の工場があるため、「なぜその会社の工場でないといけないのか」という疑問に答える志望動機になっているかを確認しましょう。

6.製造業の志望動機における5つのNG

工場勤務の志望動機には、書いてはいけないNGなことがあります。自分が志望動機を書いたときに、以下の5つの内容が入っていないかチェックしてください。

  • 待遇面を言及している
  • 企業側の魅力以外の部分のみ記載している
  • 説得力のない文章になっている
  • すべての応募企業や工場に同じ文章を送る
  • 本やサイトのコピペになっている

6-1.待遇面を言及している

給与や福利厚生など待遇面を記載するのは悪いことではなく、志望理由に含めることが有効な場合もあります。

ただし、待遇ばかり強調して伝えるのはNGです。志望動機のメインが待遇面だけの場合、「お金や休みを得るだけが目的なのか」「自社のことを何も調べてないのか」という評価になり、面接結果に悪影響を与える可能性があります。

6-2.企業側の魅力以外の部分のみ記載している

企業の魅力以外の部分だけが志望動機になってしまうのは避けましょう。

例えば「家から近い」という点が、数ある製造業の工場のなかから1社に絞り込む際のポイントになることはあるかもしれません。しかし、それがメインになるというのは企業研究が不足していると判断される場合があります。

企業の魅力からくる志望動機に加えて「家が近いことで通勤時間に充てる時間が減って仕事の質を向上させられると感じた」というように、ワンポイントとして活用するくらいに留めましょう。

会社の魅力以外のことは、あくまでも第二、第三の理由であり、第一の理由にはならないと理解しておきましょう。

6-3.説得力のない文章になっている

志望動機を伝える際、説得力がない文章になっていないかはよく確かめる必要があります。

例えば「自分の強みが社風や業務内容と合っている」という内容の志望動機を書く場合、自分の強みだけ書いても信用されません。強みであることがわかるように、根拠になるエピソードを加え説得力のある文章に仕上げましょう。

6-4.すべての応募企業や工場に同じ文章を送る

工場への応募に限った話ではありませんが、主語を変えればどの企業でも通用するような「同じ文章」を送ることは避けましょう。

採用担当者は常に「なぜ競合他社ではなく自社に応募したのか」という疑問を持って履歴書を読んでいます。どこでも通用しそうな志望動機では高評価を得ることはできないでしょう。

「企業理念に共感したことを志望動機に入れ込む」「会社の業績や独自の仕事内容を盛り込んだ志望動機になっている」といったように、その企業に対してしか書けない内容にすることで志望の本気度をアピールします。

6-5.本やサイトのコピペになっている

本やサイト上にはそのまま使えるような例文などがありますが、ただ使いまわすのはNGです。

本やサイトの例文は個別企業について深堀した内容にはなっていません。そのため、そのまま使っても内容が浅い志望動機になってしまいます。本やインターネットの例文はあくまで参考とし、自分の言葉でオリジナルの内容の志望動機を作成しましょう。

7.製造業の面接での志望動機の伝え方

志望動機は、履歴書や職務経歴書に記述して終わりではありません。面接の際には、必ず採用担当者から直接質問されるものです。したがって、声に出して相手に伝えられるような対策や練習もしておくべきです。

なお、企業側が志望動機を確認したい理由は、「無数にある企業の中からなぜ自社を選んだのか」という点です。

「その理由ならどの企業にも当てはまるだろう」「何となく応募しただけなのだろう」といった印象を与えてしまわないよう注意しなければなりません。

応募先企業にしかない強みを見つけ、強みを志望動機に紐付け、自分のオリジナルの言葉で話せるように準備しましょう。

8.まとめ

工場の志望動機を書くときは、なぜその工場を選んだのかという理由はもちろんですが、集中力、体力、コミュニケーション能力など、自分が向いていることを入れるようにしましょう。

本やサイトを参考にしても構いませんが、丸写しになることを避け、自分の言葉で書いてください。誠実な気持ちを持って志望動機を書くことができれば、採用に大きく近づくことでしょう。

製造業について興味があれば、JOBPALをぜひご活用ください。豊富な求人からお仕事をご紹介できますし、面接まで進んでいただければ、どのような感じで働くのか詳しい内容をご紹介いたします。

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