住み込みで働けるおすすめの仕事!仕事探しでの確認ポイントを解説

※この記事は6分30秒で読めます。
「住み込みで働ける仕事には何がある?」
「住み込みの仕事にはどのようなメリットがある?」
など、住み込みで働ける仕事に興味を持っている方もいるでしょう。
住み込みで働ける仕事には、検品・検査やピッキング・軽作業をはじめとした工場勤務の仕事が多く、生活費の負担を抑えられるなどメリットが豊富です。
今回は、住み込みで働けるおすすめの仕事、メリット・デメリット、仕事を探す前に確認すべきポイントなどを解説します。この記事を読めば、住み込みで働ける仕事の種類やメリットがわかり、自分に合う仕事をスムーズに探せるようになるでしょう。
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1.JOBPALでは900件以上の「住み込みで働ける仕事」を記載中
2024年5月現在、JOBPALには「957件」の住み込みの仕事(社宅・寮完備の求人)があります。
自動車の組立、電子基板の製造、液晶フィルムの梱包など、さまざまな仕事内容の求人が掲載されているので、興味のあるものをぜひ探してみてください。
また、JOBPALでは専任のキャリアパートナーによる面談、転職サポートも提供しております。
「少しでも条件の良い職場を見つけたい」「住み込みで働ける仕事への転職を成功させたい」という場合には、ぜひご活用ください。
2.そもそも住み込みで働ける仕事とは?
住み込みで働ける仕事とは、勤務先が指定する寮や住居に住んで職場に通う仕事のことを指します。具体的な住環境としては、以下3つが挙げられます。
- 社員寮:会社が保有する集合住宅に住める
- 借り上げ社宅:会社が賃貸借契約を結んでいる物件に住める
- 併設住居:勤務先の敷地内に併設された住居に住める
住み込みの仕事では生活費を抑えやすく、貯金や趣味に回すお金を確保しやすいという利点があります。
3.住み込みで働けるおすすめの仕事12選
一口に住み込みで働ける仕事といっても、内容はバラエティに富んでいます。ここでは、住み込みで働けるおすすめの仕事を紹介します。
- 機械操作
- 検品・検査
- 加工・組付け
- ピッキング・軽作業
- 接合・塗装
- 寮の管理人
- マンションの管理人
- 旅館・ホテル
- パチンコ店
- 農業
- 新聞配達
- ドライバー
それぞれの仕事内容を見ていきましょう。
3-1.機械操作
機械操作は、工場の各製造工程でさまざまな機械の操作を担当する仕事です。
機械に素材をセットして稼働ボタンを押す単純な作業から、プログラムの入力など高度な機械操作のスキル・経験が求められる作業まで、業務内容は多岐にわたります。
機械操作の仕事では、工場の近くに寮などが完備された仕事が多い傾向にあり、住み込みで働くことも可能です。
3-2.検品・検査
検品・検査は、製品に不備がないかを目視で確認する重要な仕事です。
例えば、検品・検査でチェック漏れがあると、不良品がお客様のもとに納品されてしまうため、作業には集中力と丁寧さが求められます。
検品・検査の仕事も、工場内での作業がメインになり、住み込み可能な求人も多い傾向にあります。
3-3.加工・組付け
加工・組付けは、一般に工場のライン作業に組み込まれている仕事です。
まず加工とは、スムーズな組付けが可能となるように、部品を加工する工程を指します。一方、組付けとは、事前に生産・加工された部品を、実際に製品へ取り付ける作業のことです。
どちらの仕事も、自動車などの製造工場で勤務するケースが多く、住み込みの求人もあります。
3-4.ピッキング・軽作業
ピッキング・軽作業は、工場や倉庫で働く求人が多い仕事です。
ピッキングの業務では、工場や倉庫に保管されている商品を、伝票や指示書にしたがって収集します。大型の部品や機材を移動させる場合は、フォークリフトの運転が必要なケースもあります。
軽作業とは、ピッキング(仕分け)や検品など、工場でおこなうさまざまな仕事の総称です。特別な技能を要する仕事は少ないですが、必ずしも「軽いものを扱う作業」ではない点に注意が必要です。
ピッキング・軽作業の仕事も、住み込みで働ける求人が多い傾向にあります。
3-5.接合・塗装
自動車工場などによる求人ニーズが高く、住み込みで働ける仕事として、接合・塗装も挙げられます。
接合とは、素材を溶かして接着させる「溶接」や、圧力で素材を接着させる「圧接」の工程を通じ、素材をつなぎ合わせたり、組み合わせたりする作業です。
一方、塗装は製品に塗料や保護剤を塗る作業を指します。
接合・塗装の仕事に関しても、勤務先の近くに寮などが完備されている求人が数多くあります。
3-6.寮の管理人
寮の管理人は、会社や学校の寮に住み込み、入居者の生活全般を管理する仕事です。「寮母さん」や「寮の監督者」を思い浮かべると、イメージしやすいかもしれません。
単身者はもちろん、夫婦を募集する求人もあるため、夫婦で住み込みで働きたいという方には、最適な選択肢の一つになるでしょう。
3-7.マンションの管理人
マンションの管理人は、マンション共有スペースや敷地内の掃除、人の出入りの確認、各種トラブル対応などの業務をおこなう仕事です。
近年では、通勤型の求人が一般的になってきましたが、住み込み型の管理人の求人も一部存在します。年齢を重ねても比較的続けやすい仕事なので、長く働ける仕事を探している方にもおすすめです。
3-8.旅館・ホテル
旅館・ホテルの仕事では、受付対応や接客業務、客室清掃をおこないます。基本的に24時間体制で稼働しているサービスの性質上、住み込みで働ける求人も多数あります。
住み込みの仕事をしながら、休日には周辺の観光地を楽しむ方もいるようです。
3-9.パチンコ店
パチンコ店の業務は、接客対応や店内清掃が中心です。玉を入れる箱の積み下ろしや、閉店作業など体力が求められる業務も一部ありますが、未経験者でも積極的に採用している点も魅力です。
パチンコ店の周辺に寮を用意している会社もあります。
3-10.農業
少し意外かもしれませんが、農業の仕事にも住み込み可能な求人があります。具体的な仕事内容は、農作物の管理や収穫作業です。
住み込む農家によって待遇は異なりますが、慢性的な人手不足を解消するために、3食食事付き、車貸し出し可などの好待遇をアピールする求人も少なくありません。
ただし、繁忙期のみの短期で求人募集を出しているケースも多いので、条件をしっかり確認しましょう。
3-11.新聞配達
新聞配達、特に朝刊配達の仕事は朝が非常に早いため、寮を完備している求人も比較的多いです。
深夜0時〜1時頃に朝刊の配達準備をおこない、2時〜3時頃に配達を始め、5時頃には配達を終える、といったスケジュールが一般的です。また、夕刊の配達や集金も仕事の一部となります。
早起きが苦にならない方や、通常の会社員と異なるサイクルで働きたい方には、おすすめの仕事です。
3-12.ドライバー
ドライバーは、主に車を用いて客先まで貨物を届ける仕事です。
会社にもよりますが、荷積み・荷下ろしには肉体的な負担がかかり、朝早く夜遅いシフトで働くケースもあるため、寮完備、住み込み可能な求人が多い傾向にあります。
一人で運転する時間が長く、予定外のコミュニケーションの機会はあまり多くないなど、ドライバーの仕事ならではのメリットもあります。
4.住み込みで働ける仕事に就くメリット
住み込みで働ける仕事に就くことで、さまざまなメリットが期待できます。ここでは、以下の5つのメリットを紹介します。
- 生活費を抑えることができる
- 貯金や趣味に費やすお金が増える
- 長時間かけて通勤する必要がない
- 保証人なしでも住居を確保できる
- 同僚と良好な関係を築きやすい
それぞれについてお伝えします。
4-1.生活費を抑えることができる
住み込みの仕事は、住環境を勤務先が用意してくれて、家賃が無料であったり、相場よりも安い価格で住んだりできるのが魅力です。
また、勤務先によっては、光熱費などが無料になる場合もあり、生活費を大幅に抑えられるでしょう。
4-2.貯金や趣味に費やすお金が増える
前述のとおり、住み込みで働けば生活費を抑えられ、貯金や趣味に回せるお金を無理なく増やすことが可能です。
特に、工場の場合は土日は休みの職場が多いため、週末は自分の趣味に貴重な時間やお金を費やすことができます。
4-3.長時間かけて通勤する必要がない
住み込みの仕事の場合、職場から比較的近い場所に住むケースが多いため、通勤時間が短くなります。
「通勤に長い時間をかけたくない」「満員電車がとにかく苦痛」という方には、特におすすめです。
4-4.保証人なしでも住居を確保できる
通常、家を借りる場合は家賃滞納などのトラブル防止を目的に、保証人を立てたり、保証会社に加入したりする必要があります。
しかし、住み込みの仕事であれば、保証人が不要な求人も多いため、生活基盤をスムーズに整えられます。
4-5.同僚と良好な関係を築きやすい
住み込みの仕事では、社員寮や借り上げ社宅などの住環境を問わず、職場の同僚と同じ住居を共有するケースが一般的です。
そのため、仕事はもちろん、プライベートでも関わりを持てるため、心理的な距離を縮めやすいメリットがあります。
他人とのコミュニケーションが薄くなりがちな現代において、同僚と良好な関係を築きやすい住み込みの仕事は、魅力的といえるでしょう。
5.住み込みで働ける仕事に就くデメリット
住み込みで働ける仕事にはメリットが豊富にある反面、いくつかのデメリットもあるのでチェックしておきましょう。
- 退職すると家を失うことになる
- 住居を自由に選べない
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
各デメリットについても見ていきましょう。
5-1.退職すると家を失うことになる
住み込みは、会社で働くことを条件に、無料または格安の住居に住めるようになっています。そのため、退職すると住居を失うことを意味します。
もし退職を考えるようになった場合は、退職日までに次に住む家を探したり、新しく住み込みで働ける仕事を探したりしてから辞めることをおすすめします。
5-2.住居を自由に選べない
住み込みの場合、会社が定めた寮などに住むため、自由に住居を選べないケースが多い傾向にあります。
しかし、借り上げ社宅制度を採用している会社のなかには、条件の範囲内で物件を自分で選べるところもあります。
いずれにしても、入社を決める前に、寮の詳細情報はしっかりと確認しておきましょう。
5-3.仕事とプライベートの切り替えが難しい
前述のとおり、住み込みの仕事では、同じ住居に同僚が住むケースが多いです。職場の方と顔を合わせる機会が多いことは、打ち解けた仲になりやすい反面、仕事とプライベートの切り替えが難しい側面もあります。
仕事上で友好的に接する仲だとしても、プライベートへ深く踏み込まれることに対しては、ストレスを感じる相手も少なくありません。職場の方に対しては、お互いが心地良い関係を維持できるように、適切な距離感で接することが重要です。
また、会社によっては、共有スペースの利用方法や門限に関するルールが設けられている場合もあります。これらのルールはあくまで従業員の安全を守る措置なので、前向きに受け止めると良いでしょう。
なお、一般的に借り上げ社宅では、住居に関するルールは設けられていません。
会社が決めたルールにストレスを感じるかもしれないという方は、借り上げ社宅に住み込み可能な求人を探すのも手です。
6.住み込みで働ける仕事を探す際に確認すべきポイント
ここからは、住み込みで働ける仕事を探す際に確認すべきポイントを紹介します。
- 個室か相部屋か
- 部屋の間取りや日当たり
- 家賃の有無
- 光熱費などの負担
- 食事の有無
- 物件の立地
- 寮の設備
それぞれのポイントを押さえておきましょう。
6-1.個室か相部屋か
会社によっては、個室ではなく相部屋を提供される場合もあります。
相部屋の利点は、同僚と頻繁にコミュニケーションを取れ、寂しさを感じずに過ごせる点です。
しかし、プライベートの時間を重視したい方は、相部屋だとストレスが溜まる可能性もあるため、事前に部屋のタイプを確認しておきましょう。
6-2.部屋の間取りや日当たり
部屋のタイプと併せて、間取りや日当たりも確認しておきましょう。寮の間取りは1ルームもしくは1Kが一般的です。
自分が快適に暮らすために十分なスペースがあるか、日当たりに問題はないかという点まで、しっかりと確認しておくと安心でしょう。
6-3.家賃の有無
会社によっては、無料で住み込みできるところもあります。また、無料ではなくとも、家賃の一部を会社が負担してくれて、周辺相場より安く住めるケースが多い傾向にあります。
ただし、家賃の自己負担なく無料で住みたい方は、詳細を事前にしっかりと確認しておきましょう。
6-4.光熱費などの負担
なかには、光熱費やインターネット代などが無料になる寮もあります。
少しでも生活費を抑えたい方は、光熱費負担の有無に関しても、忘れずに問い合わせるようにしましょう。
6-5.食事の有無
社員寮では、食事が無料、または格安で提供されるケースがあります。
自炊を面倒に感じる方や自炊の習慣がない方は、食事を提供してもらえる求人を選ぶのがおすすめです。
6-6.物件の立地
一見、好条件に思える物件でも、周辺環境を含めた条件はあまり良くない場合もあります。
例えば、最寄り駅までの所要時間や、近隣のスーパー・コンビニの有無は、暮らしやすさに直結するため、なるべく事前に調べておきましょう。
実際に現地へ足を運び、自分の目で確認できると理想的です。
6-7.寮の設備
基本設備である電気や空調はもちろん、洗濯機、掃除機といった家電の有無も含めて、寮の設備はしっかりと確認しておいてください。
寮によっては、キッチンやトイレ、お風呂が共用となるケースもあります。
7.まとめ
住み込みで働ける仕事に就くことで、「貯金や趣味に費やせるお金が増える」「通勤時間を短縮できる」など、さまざまなメリットが見込めます。
工場に勤務する場合は、機械操作や検品・検査をはじめ仕事の種類も多いため、未経験でも働きやすいことに加えて、自分のスキルを活かせる仕事を選べる可能性もあります。
住み込みで働ける仕事を選ぶ際は、部屋のタイプや物件の立地もチェックしておくことで、ワークライフバランスの充実を図れるでしょう。
JOBPALでは、住み込みで働ける仕事に関する豊富な求人情報を掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。
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