正社員になる方法
更新日:2025年10月31日

フリーターからの就職は難しい?就職しやすい職業や評価されるポイントを解説

フリーターからの就職は難しい?就職しやすい職業や評価されるポイントを解説

この記事で分かること

  • フリーターでの経験も就職のアピールポイントにできる
  • フリーターから就職することを決めたらすぐに行動することが大切
  • 資格が不要な職種や一定の需要がある業界なら就職しやすい
  • 履歴書・職務経歴書の書き方のコツをつかむのが就職を成功させるポイントになる

※この記事は6分30秒で読めます。

「フリーターから正社員に就職するのは難しい?」
「フリーターが就職する際に評価されるポイントを知りたい」
など、フリーターからの就職に関して疑問を持っている方もいるでしょう。

フリーターからの就職は一般的に「難しい」「厳しい」というイメージがありますが、業界選びや自己分析をしっかりおこなえば就職できる可能性は十分にあります。

今回は、フリーターからの就職の難しさや就職する際のポイント、正社員として就職するメリットや注意点、就職の流れなどを解説します。この記事を読めばフリーターからの就職についてよくわかり、具体的な就職先をイメージできるようになります。

目次

  1. 1.フリーターとは?
  2. 2.フリーターが就職するのは難しい?
  3. 3.フリーター経験で評価されるポイントもある
    1. 3-1.アルバイトで身につけた社会人基礎力
    2. 3-2.接客やチームワークで培ったコミュニケーション能力
    3. 3-3.業務を通じて得た実務スキル
    4. 3-4.継続や自己管理で示せる忍耐力や計画性
    5. 3-5.職場の変化に対応できる柔軟性
  4. 4.フリーターが就職するメリット
    1. 4-1.雇用が安定する
    2. 4-2.収入が増える
    3. 4-3.社会的信用度が得られる
  5. 5.フリーターが就職するデメリットもある
  6. 6.フリーターが就職する方法と流れ
    1. 6-1.自己分析をおこなう
    2. 6-2.業界研究をおこなう
    3. 6-3.応募先企業を探す
    4. 6-4.企業研究をおこなう
    5. 6-5.履歴書・職務経歴書を作成する
    6. 6-6.応募する
    7. 6-7.面接を受ける
    8. 6-8.内定をもらう
  7. 7.年齢は就職にかかる期間に影響する?
  8. 8.フリーターが就職しやすい職業12選
    1. 8-1.事務職
    2. 8-2.営業職
    3. 8-3.接客業
    4. 8-4.コールセンター
    5. 8-5.工場作業員
    6. 8-6.土木作業員
    7. 8-7.保育・介護職員
    8. 8-8.デザイナー
    9. 8-9.ITエンジニア・プログラマー
    10. 8-10.配送ドライバー
    11. 8-11.警備員
    12. 8-12.清掃員
  9. 9.フリーターが就職を成功させるためのポイント
    1. 9-1.なるべく早く行動する
    2. 9-2.未経験歓迎の求人を探す
    3. 9-3.関連する資格を取得する
  10. 10.履歴書・職務経歴書でアピールするコツ
    1. 10-1.その会社を選んだ理由を具体的に書く
    2. 10-2.アルバイト経験も実績として書く
    3. 10-3.資格・学習意欲をアピールする
    4. 10-4.数字や成果を入れる
    5. 10-5.今後のキャリア意欲を盛り込む
  11. 11.まとめ

1.フリーターとは?

フリーターは、一般的に15歳から34歳までの若年者のうち、正社員ではなくパート・アルバイトとして生計を立てている人のことを指します。男性は卒業者(学生でない者)、女性は卒業者かつ未婚であることも条件に含まれます。

厚生労働省では、完全失業者(仕事があればすぐに就業できる人)がパート・アルバイトの仕事を探しているケースもフリーターに該当すると定義しています。

以下の記事では、フリーターについてより詳しく解説しています。

2.フリーターが就職するのは難しい?

フリーターから正社員として就職することは、一般的には難しいといわれています。

企業側は採用時から長く働いてくれる人(=新卒)や即戦力として働ける人を採用したいと考えています。そのため転職市場では、年齢が若くかつ正社員として働いた経験がある人が重宝される傾向にあります

しかし、新卒者と比べて難しい傾向にはあっても、「長く働いてくれるのか」「ビジネススキルを持っているのか」などといった企業側の不安を取り除くことができれば、フリーターからの就職は十分に可能でしょう。

近年は働き方の多様化や労働人口減少の影響もあり、フリーターを正社員として採用することに抵抗のない企業も増えています。フリーターとしての職歴や経験をしっかり評価し、正社員として採用してくれる場合もあります。

なお、UTグループでは応募してくれた求職者を積極的に採用し、働く環境を作っています。すぐに仕事を始めたい方、正社員として働きたい方はまずはお気軽にご相談ください。

3.フリーター経験で評価されるポイントもある

フリーターから正社員として就職するためには、フリーター時代の経験や培ったスキルを上手にアピールする必要があります。企業側から見て評価のポイントとなるのは、主に以下の5つです。

3-1.アルバイトで身につけた社会人基礎力

アルバイトであっても、社会人である点は正社員と変わりません。アルバイトで身につけた社会人としての基本は就職先でも活かせます

例えば、遅刻や欠勤をしなかった、不明点はその都度上司や先輩に確認のうえ行動していた、報告・連絡・相談を常に心がけていたなど、社会人としての基本行動を身につけていることは大きなアピールポイントになるでしょう。

3-2.接客やチームワークで培ったコミュニケーション能力

飲食店や販売のアルバイトでは、お客様の状況に合わせて臨機応変に対応することが求められます。たとえば、混雑時には限られた時間で効率よく接客するスピード感が、クレーム対応では冷静に相手の話を聞き解決へ導く傾聴力が磨かれます。

また、複数人でシフトを回す職場では、誰がどの業務を担当するかをその場で判断し、声を掛け合いながら進める調整力が培われます。

こうした経験で身につく「対人スキル」や「チームワーク力」は、営業職の交渉や事務職の社内調整など、幅広い仕事で強みとして発揮できます

3-3.業務を通じて得た実務スキル

フリーターとして身につけた実務スキルは、企業にとって即戦力として評価されやすいポイントです。たとえば、レジ操作や在庫管理の経験は「正確性」「スピード感」「数字を扱う力」といった強みに結びつき、スーパーや商業施設での業務に直結します。

また、パソコン入力や資料作成の経験は「基本的なITリテラシー」「事務処理能力」として、企業の事務職でも求められるスキルです。さらに、ピッキングや荷物の運搬経験は「効率的な作業力」や「体力・持続力」として、物流倉庫などの職場で歓迎されるでしょう。

なかでもパソコン操作や数値管理の経験は、多くの企業で必須とされるため、特に高く評価される傾向があります

3-4.継続や自己管理で示せる忍耐力や計画性

アルバイト経験は、多様なスキルだけでなく「忍耐力」や「計画性」を示す材料にもなります

たとえば、一つの職場で長期間働き続けていることは、単なる勤続年数ではなく、与えられた役割を責任をもって果たし続けられる「継続力」を証明できます。これは企業にとって、早期離職の不安を減らす安心材料になります。

また、アルバイトと並行して資格取得の勉強に取り組んだ経験があれば、「時間管理」「優先順位の付け方」といった自己管理能力を裏付ける根拠になります。これらは、納期のある業務やプロジェクト管理など、社会人として求められる場面で大いに役立ちます。

3-5.職場の変化に対応できる柔軟性

派遣型のアルバイトなど、職場や仕事内容が頻繁に変わる環境で働いてきた経験は、単に「慣れる」のではなく、その都度求められる役割を理解し、臨機応変に対応してきた証拠です。

これは「柔軟性」や「順応力」の高さを示すものであり、突発的な業務変更や新しいツール・手法の導入といった変化に対してもスムーズに対応できる人材として評価されます

特に、市場の変化が激しい業界や、状況に合わせて仕事のやり方を工夫する職場では、こうした経験が即戦力として高く評価されやすいでしょう。

4.フリーターが就職するメリット

フリーターが正社員として就職することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

4-1.雇用が安定する

フリーターの場合、どれだけ長く働いても契約が継続される保証はありません。業績悪化などの会社都合によって一方的に雇用契約が終了してしまうこともあります。一方、正社員の場合、労働者側に相当な過失がない限り、簡単に解雇はできません

正社員になれば、健康保険や厚生年金などの社会保険を半分納めてくれたり、各種手当を受けられたりといった保証のもと、安心して働けます。

4-2.収入が増える

フリーターと正社員では、給与面での待遇がまったく異なります。

厚生労働省が発表した「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」の雇用形態別の賃金をみると、男女計において正社員・正職員は34万8,600円であるのに対し、正社員・正職員以外の賃金は23万3,100円という結果でした。

正社員と正社員以外で月10万円近い差が出ていることを考えると、正社員になることができれば生活がグッと楽になることがイメージできるでしょう。収入が増えれば貯金もしやすくなり、結婚やマイホームなど将来の計画も立てやすくなります。

4-3.社会的信用度が得られる

正社員は雇用期間のない無期雇用契約を結ぶことから雇用が安定しており、仕事を失うリスクがあるフリーターよりも社会的な信用度が高い傾向にあります

これまでクレジットカードやローンの審査で落ちていた方でも、正社員としての経験を積むことで審査を通過する可能性が高くなるでしょう。

住宅ローンやマイカーローンの審査にも影響するため、結婚・出産を考えている方には重要な要素となります。

5.フリーターが就職するデメリットもある

フリーターから正社員になると、自由に使える時間は減り、任される仕事の責任も重くなります

また、社内の人間関係でストレスを感じる場面が増えたり、転職の自由度が下がったりすることもあります。さらに、就職したばかりの頃は、思ったほど給料が高くないケースもあります。

とはいえ、こうした経験は時間管理力や計画性、協調性といった社会人として必須のスキルを身につけるチャンスでもあります。

フリーター時代に培った柔軟性や実務スキルも活かせるため、正社員として働くことで安定した収入や昇給・賞与の機会、将来のキャリア形成につながるでしょう。

デメリットを理解したうえで挑戦すれば、就職は自分の成長や将来への投資になるといえます。

6.フリーターが就職する方法と流れ

ここからは、フリーターが就職活動をする際の方法・流れについてご紹介します。

6-1.自己分析をおこなう

自己分析とは、自分自身を分析して深く知ることです。これまでの経験から自分の特徴や価値観などを明確にしたうえで、「自分の強み・弱み」「将来の人生設計」など、就職活動に有益な情報を集めていきます。

最初のタイミングで自己分析をすべき理由は、転職活動の軸を定めるために必要だからです。自己分析を通じて自分に合った業界や職種をはっきりさせることで、転職後のミスマッチを防ぐことができます

以下の記事では、自己分析の方法について詳しく解説しています。

6-2.業界研究をおこなう

自己分析を通じて転職の方向性や希望する業界を明らかにしたあとは、希望する業界の研究を始めましょう。

業界研究が必要な理由は、より具体性のある志望動機を作るためです。業界研究をすれば、業界の特徴や現状、成長性・将来性などを知ることができます

業界研究をしっかり掘り下げておこなえれば、自分の経験や適性がその業界でどう役に立つのか、業界のどのような現状や将来性に魅力を感じたかなど、具体的な内容を志望動機に盛り込むことができます。

以下の記事では、業界研究の必要性や方法について詳しく解説しています。

6-3.応募先企業を探す

自己分析で明らかになった自分の強みや業界研究で知った業界の特性・将来性をもとに、自分が就職したい応募先企業を探してみましょう。求人情報を探す方法としては以下が挙げられます。

  • ハローワークなどの転職情報サービス
  • 転職サイト
  • 転職エージェント
  • フリーペーパー
  • 友人や知人の紹介 など

なおJOBPALでは、製造業を中心とした正社員求人を多数掲載しています。面談で不安点を解消することもできるので、フリーターからの就職で不安なことがある方は、一度JOBPALの面談を利用してみてください。

6-4.企業研究をおこなう

応募したい企業が絞れたら、企業研究をおこないましょう。業界研究で確認した業界の特性や将来性に加え、気になる企業の特徴や将来性を確認することで、より具体的な志望動機を作成できるようになります。

会社の経営理念や社長のメッセージなどを覚えて面接で話すことができれば、「よく調べていて志望動機が高い応募者だ」といった評価をもらえるかもしれません

企業研究が不十分の場合、たとえ就職できたとしても、仕事内容への不満から早期退職につながる可能性が高くなるため注意が必要です。

以下の記事では、企業研究の重要性や方法について詳しく解説しています。

6-5.履歴書・職務経歴書を作成する

企業への応募を決めたら、先方に提出する書類として、履歴書と職務経歴書をフォーマットにしたがって記入しましょう。

履歴書は、学歴や職歴など、あなたの基本的なプロフィールを伝えるための書類です。職歴欄には正社員・契約社員・派遣社員としての経験があれば記載するほか、3ヵ月以上のアルバイト歴があればそれも記載するのが一般的とされています。

職務経歴書には、履歴書では説明できない経験やスキルをアピールできる効果があります

アルバイトは職歴ではないといわれることもありますが、フリーターになる前に正社員の経験があったり、フリーターとして正社員に負けないスキルを持ったりした経験があれば、面接で積極的にアピールしましょう。

JOBPALでは、転職の際に役立つ履歴書関連のコラムを掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。

6-6.応募する

履歴書と職務経歴書が完成したら、さっそく応募してみましょう。応募までに時間がかかると、その間に内定者が出て募集がストップしてしまうこともあるため、応募すると決めたらすぐに行動することが重要です

6-7.面接を受ける

書類選考を通過したら、次は面接です。ここでは志望動機や自己PRに加え、「なぜフリーターを続けていたのか」「なぜ今正社員を目指すのか」といった質問をされる可能性が高いでしょう。

答えに詰まらないよう、想定される質問には事前に答えを用意し、繰り返し練習しておくことが大切です。ポイントは「相手が納得できる理由を示すこと」です。単に「タイミングがなかった」ではなく、その背景を具体的に伝えると説得力が増します。

以下は、想定される質問と回答の例です。参考にしてください。

【質問と回答の例】

質問例:なぜ今までフリーターをしていたのですか?このタイミングで正社員を目指した理由はなんですか?

  • 回答例1:大学卒業後に体調を崩し、フルタイムで働くことが難しかったが、現在は快復したため。
  • 回答例2:家族が入院することになり、そのケアのために時間を割きたかったため。現在は具合が落ち着いたので元々志望していた業界での正社員を目指している。

以下の記事では、面接時に気をつけるべきことや面接の流れについて解説しています。

6-8.内定をもらう

面接を通過すれば、応募先企業から内定の連絡が入ります。入社の意思が固まったら、できるだけ早い段階で返答しましょう

入社が決まったら、企業との間で労働契約を結びます。入社が決まったタイミングでもらえる雇用契約書には、給与額や休日、勤務時間などが記載されているため、よく確認しましょう。面接時の話と相違がないかを確認してからサインしてください。

また、内定をもらった時点でまだアルバイト先を退職していない場合は、アルバイト先の引継ぎや退職までにかかる時間を考慮したうえで入社日を調整しましょう。

以下の記事では、内定を得たあとにすべきことについてまとめていますので、参考にしてください。

7.年齢は就職にかかる期間に影響する?

就職活動にかかる期間は、年齢によっても変わります。フリーターが正社員を目指す場合、内定までに3~6ヵ月ほどかかるケースが多いため、少なくとも就職したい時期の2ヵ月前から準備を始めるのが安心です。

若いうちは、経験が少なくても「ポテンシャル」や「将来性」を評価されやすく、比較的早く就職につながることがあります。一方で20代後半〜30代になると、企業は即戦力を期待するため、未経験での就職では時間がかかる傾向があります。

また、高卒や大卒といった学歴を応募条件にしている企業も少なくありません。義務教育を終えた段階で正社員として働けるケースもありますが、その数は多くないため、可能であれば進学によって選択肢を広げるのも一つの方法です。

このように、年齢が高くなるほど就職活動には長めの期間を見積もる必要があります。早めに準備を始め、状況に合った職種を狙うことが、スムーズな就職につながります。

なるべく早く就職するためには、次にご紹介するような、フリーターからでも就職しやすい職業を狙うことも検討してみましょう。

8.フリーターが就職しやすい職業12選

学校を卒業したあと長くフリーターを続けていた方が初めて就職活動をする場合は、フリーターでも就職しやすい職業を狙うのがおすすめです。「未経験OK」「業界全体として人手不足」といった業界を選ぶことで、初めての就活でも内定を得られる可能性が高くなります。

ここからは、フリーターが就職しやすい職業についてご紹介します。

8-1.事務職

事務職は、書類の作成やデータ入力、来客応対などの事務業務全般を担う仕事です。どのような業界でも必須の部署であり、多数の求人が見つかります。

パート・アルバイトとして事務職の経験がある方や事務職に関連する資格を取得している方なら、事務職として正社員を狙うことも可能でしょう。

事務職は社外の人と関わる機会が多くあることから、コミュニケーション能力や電話対応力を磨くことができ、パソコン関連の知識も身につきます

一方、一人で静かに仕事をしたいと考えている方には向いていないでしょう。社内外の人とコミュニケーションを取る機会が多く、就職先によっては電話対応もかなりの量になるため、黙々と仕事をしたい方にはストレスになりがちです。

以下の記事では、事務職の仕事内容についてより詳しく解説しています。

8-2.営業職

営業職は、自社の商品やサービスについて顧客にプレゼンをおこない、販売して売り上げを生み出す仕事です。高いコミュニケーション能力が求められますが、業界未経験でも働くことができます。

どの業界でも必須の部署であることから求人も多く、注文受注や事務仕事において営業職をサポートする営業事務も含めると、かなりの求人数があります。

営業職は長く続ければ続けるほどコミュニケーション能力やプレゼン能力が身につきます。一方、1ヵ月・1年と期間ごとに売り上げ目標が設定されており、常に数字に追われるという大変さもあります。

8-3.接客業

接客業は、食品や雑貨を販売するスーパーマーケットやコンビニ、百貨店などの小売業、レストランやファストフードのような飲食業などが該当します。

入社して最初におこなうのは、小売業なら品出しやレジ、飲食店ならホール業務やレジなどです。専門知識がなくても始められる仕事であり、業界未経験でも就職できます。

仕事に慣れ、発注や売り場づくりなど専門的な仕事を任されるようになれば、業界に関するさまざまな知識が身についていくでしょう

一方、接客スキルやコミュニケーション能力が必須であり、販売や接客以外にさまざまな仕事をこなす必要があることから、マルチタスクになりがちです。

8-4.コールセンター

企業のお客様相談窓口(カスタマーセンター)などで電話を受ける仕事です。消費者に直接商品を販売するBtoC企業やテレビ通販を展開する企業などでの募集もあります。また、テレアポのように自分から営業電話をかける仕事もあります。

電話対応には細かなマニュアルがあるため、未経験でも対応しやすく、覚えてしまえば仕事が楽に感じる方もいます。

人と会話をするのが好きな方やコミュニケーション能力を活かして働きたい方には適した仕事だといえるでしょう。座っておこなう仕事のため、体力に自信がない方でも安心です。

一方、電話が苦手な方や話すことが得意でない方はストレスを感じるかもしれません。

以下の記事では、コールセンターの仕事について詳しく解説しています。

8-5.工場作業員

工場のライン業務などに従事する工場作業員も、フリーターの就職先としておすすめの仕事です。

製造ライン上に流れてきた製品を加工するライン業務や、注文に合わせて出荷手配をおこなう出荷業務などに分かれますが、いずれも未経験から始められます。

配置された場所でしっかりと仕事ができれば外部との接触は少なく、黙々と働きたい方に向いているでしょう

一方、工場によっては空調があまり効いていない環境であることも多く、常に体を動かしたり重いものを持ったりする体力も求められます。どのような環境で、どのような仕事内容なのかを事前に確認してから応募しましょう。

JOBPALでは、お仕事に応募いただき面談に進んでいただければ、気になる環境や仕事内容などにしっかりお答えします。まずは気軽に応募してみてください。転職のご相談がある方は、面談にて悩みをご相談ください。

工場の職種・業種については以下の記事でも詳しく解説しています。

8-6.土木作業員

土木作業員とは、建築物の建設現場や道路整備の現場で働く作業員のことです。現場の工事を統括・管理する現場監督(施工管理)も土木作業員の一種となります。

土木作業員は施工管理も含めて人手不足の状況が続いており、未経験OKの会社も少なくありません

仕事を通して目に見える成果を残すことができるため、モノづくりが好きな方や目に見える形でやりがいを感じたい方に向いているでしょう。

一方、外の仕事であるため夏や冬の気温に耐える必要があることや、重い道具を持つ体力が求められることなどが大変さとして挙げられます。

8-7.保育・介護職員

保育は幼児のお世話、介護は高齢者の介助をする仕事です。保育士や介護士といった資格がないと働けないイメージがありますが、資格がなくてもできる仕事は多くあります。

例えば、送迎バスの運転や保育補助の仕事には保育士の免許は必要ありません。介護の現場でも、介護助手として無資格で働くことができます。仕事の経験を積むことで、自分の将来の子育てや親の介護に活かせるのもメリットです。

ただし、保育なら幼児や親御さん、介護なら入居者やそのご家族と話す機会が多く、コミュニケーション能力が求められます。

8-8.デザイナー

デザイナーとは、Webやゲーム、広告など、さまざまな商品をデザインする人のことです。

ホームページやバナーを作るWebデザイナー、印刷物をデザインするグラフィックデザイナー、空間をデザインするインテリアデザイナーなど、業界によってさまざまなデザイナーの仕事があります。

専門的な知識や経験が求められる仕事ではありますが、未経験から先輩デザイナーのアシスタントとして働き始めることも可能です

デザインの仕事は作品が長く残り続けるため、モノづくりが好きな方はメリットを強く感じることができるでしょう。また、レイアウト、コーディングなど求められるスキルが多く、デザイナーとして成長するには長い時間と経験が必要となります。

8-9.ITエンジニア・プログラマー

ITエンジニアとは、情報技術に関するスキルや知識を使ってシステムやITインフラを構築・運用する仕事を指し、プログラマーはプログラミング言語を入力してシステムやアプリケーションを作る仕事を指します。

IT業界は将来性の高さに反して人手不足といわれており、未経験から始められる求人も少なくありません。教育体制が整っている企業が多く、未経験でも一人前のITスキル・プログラミングスキルを身につけることができます。

一方、IT技術は常に進化しており、仕事だけでなく常に勉強して最新の情報を仕入れる積極性が求められます。また、座りっぱなしの作業になるため、意識して動かないと運動不足に陥りがちです。

8-10.配送ドライバー

配送ドライバーは、個人宅や店舗、工場などに商品を運搬する仕事のことです。個人宅や店舗で商品を集荷し配送センターに運ぶ仕事も含まれます。

配送車の大きさに合う運転免許さえ持っていれば未経験でも始められるため、フリーターからの転職先としても選択肢の一つとなります。小型トラックの配送から始め、経験を積みながら中型・大型免許を取得できれば、給与アップも期待できるでしょう。

一方、基本的に1日中運転をすることになるため、運転が苦手な方には難しい仕事です。

以下の記事では、配送ドライバーの仕事について詳しく解説しています。

8-11.警備員

警備員は、イベント会場や建設現場で交通誘導をおこなったり、商業施設やビルで不審者・不審物の警戒監視などにあたったりする仕事です。特定の施設に常駐する場合や、イベント・現場ごとに出向する場合があります。

資格や免許は不要のため、フリーターからでも応募しやすい職種です。一方、外で一日中立ちっぱなしとなるケースもあるので、体力に自信がない方には難しい仕事です。

8-12.清掃員

清掃員は、学校や施設などを掃除し清潔に保ったり、食品工場や医薬品工場などで出荷前の製品に異物や菌が混入しないよう、工場内と工場の機械をきれいに保ったりする仕事です。

後者の場合は工場の床や溝、水回りの掃除だけでなく、装置の分解・洗浄・組立といった作業を担うケースもあります。

資格や免許は不要な仕事のため、未経験でも始められます。安定した需要があり、フリーターからの転職先としても有力な候補となるでしょう。

細かい作業や同じ作業を繰り返す仕事なので、ルーティンワークが得意な方や手先が器用な方に向いています。また、資格を取得すればキャリアアップを目指すことも可能です。

以下の記事では、清掃員の仕事について詳しく解説しています。

9.フリーターが就職を成功させるためのポイント

フリーターからの就職は決して不可能ではありませんが、正社員からの転職組や新卒などと競うことになるため、ときには内定をもらえないこともあるでしょう。

ここでは、フリーターが就職を成功させるためのポイントを3つご紹介します。

9-1.なるべく早く行動する

フリーターから就職活動を始める場合、1日でも早く始めることがポイントです。年齢を重ねるほど即戦力であることが求められ、正社員からの転職者と比較して評価が下がる可能性があるためです。

若いうちであればポテンシャルでの評価の割合が高く、フリーターでも若さを買われて就職できる可能性があります。少しでも就職に興味が出たら、その段階で転職サイトや転職エージェントに登録するなど、まずは一歩踏み出しておくことが大切です

9-2.未経験歓迎の求人を探す

フリーターとして長く働いた業界で正社員を目指すなら、経験必須の仕事でも応募できます。

一方、今までのフリーターの仕事と関係ない業界・職種で働きたい場合は、未経験歓迎の求人を選びましょう。未経験歓迎の求人は教育体制が整っていることが多いので、何も知らない状態で入社しても研修を受けて一人前の正社員として働き始められます。

9-3.関連する資格を取得する

無資格でも就職することは可能ですが、資格を取得することでより高い評価を得られる可能性があります。

例えば事務職を希望している方の場合、事務職に関連する資格を持っているほうが、事務に関する基礎知識を客観的に証明できます。また、資格取得の勉強を投げ出さずに続けたことを、忍耐力・集中力としてアピールすることもできます

もし特定の資格が不要な業界でも、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)、秘書検定など、どの業界でも役に立つ資格を取得しておくとよいでしょう。

10.履歴書・職務経歴書でアピールするコツ

就職活動では履歴書・職務経歴書の提出が必要です。これらは自身をアピールするうえで非常に重要なものとなります。

履歴書は、自身の学歴や職歴、人柄や働く意欲を伝えるもの、職務経歴書は、具体的な実績やスキルを記載して働く適性を示すもの、と意識すると、採用担当者に伝わりやすくなります。

ここでは、履歴書・職務経歴書を作成する際のポイントを5つご紹介します。

10-1.その会社を選んだ理由を具体的に書く

会社を選んだ理由は志望動機として記載します。文字通り、その会社で働きたい理由をなるべく具体的に書くのがポイントです。

「正社員になって安定したい」など、どこの会社に応募する際にも記載できるようなものではなく、自分の経験や企業に関心をもったきっかけ、企業の特徴などに関連性を持たせて書くことが重要です

例えば、「飲食店の接客で人と話す楽しさを実感し、貴社の営業職で活かしたい」とすれば、営業職に興味を持った理由、それを志望する理由が盛り込まれているため説得力が増します。

また、「学生時代からのITへの興味と、アルバイトで売上管理システムの操作に関わった経験をもとに、貴社のシステムサポート業務に貢献したい」のように、自身の具体的な興味や経験を記載して志望動機とするのもよいでしょう。

面接では「なぜたくさんの会社があるなかで当社を志望するのか」といった、その会社に惹かれる理由を聞かれる可能性があるため、回答を用意しておくと安心です。

10-2.アルバイト経験も実績として書く

3ヵ月以上経験したアルバイトであれば、基本的に職歴として記載して職務経歴書に記載して問題ありません。

ポイントは、仕事内容だけでなく、自分の役割もあわせて記載することです。自分の仕事を具体的に記載することで、担当者は「どのような仕事ができるのか」のイメージがしやすくなります

「飲食店で3年間勤務し、後半は新人教育を担当」「小売店で販売スタッフとしてレジ業務・在庫管理を経験」というように、仕事内容と役割のどちらも記載するようにしましょう。

10-3.資格・学習意欲をアピールする

所有している資格があれば履歴書に必ず記載しましょう。一見業務と関係のないように思われるものでも、面接の場でそこから話が広がり、人柄や仕事への向き合い方への評価につながる可能性がありますので、忘れずに記載してください。

また、取得を目指して学習をしているものについても「来年の簿記2級合格を目指して勉強中」などと記載し、学習意欲を示すとよいでしょう。

10-4.数字や成果を入れる

自身の具体的な成果を示すためには、数値も入れて記載するのがポイントです。個人としての成果だけでなく、チームとしての成果も記載して構いません。

記載例としては、チームとしての仕事なら「アルバイト先で月間売上ノルマを達成し前年比120%の売上に貢献」、個人の成果なら「1日平均50人以上の接客を担当」などと記載できます。

10-5.今後のキャリア意欲を盛り込む

採用担当者は、今後長く働いてくれるかを重視します。そのため、就職後の目標や、どのような人材になりたいかを記載するとよい印象につなげられます

「営業職として経験を積み、将来的にはチームをまとめられる人材を目指したい」「介護職員として実務経験を積み、介護福祉士の資格取得に挑戦したい」など、今後のキャリアについても記載しましょう。

11.まとめ

フリーターの就職は難しい、厳しいという言葉をよく聞きますが、最近は働き方の多様化もあり、決して不可能ではありません。

フリーターとして得たものをアピールしたり、未経験OKの業界から仕事を選んだりすれば、正社員として就職することは十分に可能です。また、企業によっては、前職の雇用形態に関係なくポテンシャルや実績を評価してくれるところもあります。

JOBPALでは、さまざまな求人情報を掲載しています。フリーターから正社員になりたい方向けの情報もありますので、ぜひ参考にしてください。

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