中卒の方向けのお仕事
更新日:2026年01月30日

学歴より専門性で選ぶ中卒女性のおすすめの仕事15選と探し方のコツ

学歴より専門性で選ぶ中卒女性のおすすめの仕事15選と探し方のコツ

この記事で分かること

  • 中卒女性でも、未経験歓迎や学歴不問の求人を選べば、正社員として安定して長く働ける仕事は豊富にある
  • 事務・介護・工場・美容などの職種は、専門性を身につけるほど評価されやすい
  • 仕事選びでは、体力面や勤務時間などのキツさ、スキルを育てられる専門性の有無などが大切
  • 資格取得や高卒認定などは、学歴への不安を解消し、選べる仕事の幅を広げられる

※この記事は6分30秒で読めます。

「中卒だと正社員になれないの?」
「どんな仕事なら長く続けられる?」
など、中卒女性の仕事選びに関して疑問を持っている方もいるでしょう。

中卒女性では、専門性を身につけながら長く働ける仕事が多く、未経験からチャレンジしやすいなどの特徴があります。

今回は、中卒女性におすすめの仕事の概要、失敗しにくい仕事の選び方のコツなどを解説します。この記事を読めば、自分に合った職場がよくわかり、将来を見据えた仕事選びができるようになります。

目次

  1. 1.中卒女性の就職・転職市場の状況
    1. 1-1.中卒の正社員の割合
    2. 1-2.多くの女性が働いている
  2. 2.仕事選びで失敗しないために中卒女性が持つべき3つの軸とは?
    1. 2-1.仕事のキツさが自分に合っているか
    2. 2-2.専門性を身につけられるか
    3. 2-3.結婚・出産後も働き続けられるか
  3. 3.中卒女性におすすめの仕事15選
    1. 3-1.一般事務職
    2. 3-2.経理事務職
    3. 3-3.総務職
    4. 3-4.営業職
    5. 3-5.小売・接客業
    6. 3-6.コールセンター
    7. 3-7.介護職
    8. 3-8.保育補助
    9. 3-9.調理スタッフ
    10. 3-10.配送ドライバー
    11. 3-11.清掃スタッフ
    12. 3-12.工場勤務
    13. 3-13.ITエンジニア
    14. 3-14.Webデザイナー・Webライター
    15. 3-15.美容系スタッフ
  4. 4.もし自分の学歴に不安があるなら
    1. 4-1.中卒女性の武器になる資格を取る
    2. 4-2.高卒認定試験を受ける
  5. 5.中卒女性が自分に合う仕事を探すためにできること
    1. 5-1.学歴不問や未経験歓迎の求人に応募する
    2. 5-2.人材不足の業界を狙う
    3. 5-3.焦って仕事を決めない
    4. 5-4.自分の得意・不得意や好き・嫌いを書き出す
    5. 5-5.キャリアプランを立てる
  6. 6.中卒女性が効率よく仕事を探す方法
    1. 6-1.求人サイトで仕事を探す
    2. 6-2.ハローワークで仕事を探す
    3. 6-3.アルバイトから正社員登用を目指す
    4. 6-4.派遣社員から正社員登用を目指す
  7. 7.仕事を探している中卒女性からよくある質問
    1. 7-1.中卒女性でも正社員になれる?
    2. 7-2.中卒女性が面接を通過するコツはある?
    3. 7-3.中卒女性でも一人で仕事を見つけられる?
    4. 7-4.結婚・出産後も長く続けやすい仕事はありますか?
  8. 8.まとめ

1.中卒女性の就職・転職市場の状況

中卒女性におすすめの仕事を紹介する前に、まずは中卒女性の就職・転職市場の状況を見てみましょう。

1-1.中卒の正社員の割合

男女を合わせた数値になりますが、厚生労働省の調査によると、2023年時点で中卒の正社員の割合は34.0%になっています。

また、最終学歴が高くなるほど正社員就職率が上がっていることも調査結果から読み取れます。

最終学歴 正社員就職率
中卒 34.0%
高卒 63.5%
大卒 87.3%

数字だけを見ると、中卒は不利に感じるかもしれませんが、上記のデータを見ると、中卒でも3人に1人以上は正社員として働いていることになります

1-2.多くの女性が働いている

今の日本では、夫婦共働きが主流になり、多くの女性が働いています。

総務省の「労働力調査(2024年)」によれば、15〜64歳の女性の就業率は74.1%と公表されており、女性の約7〜8割が仕事についている状況です

女性の社会参加が進んだ背景には、女性を積極的に採用する企業が増えたことや、子育てと両立しやすい制度が整ってきたことがあります。その結果、働きやすさを重視した職場環境づくりが広がり、女性が安定した収入を得ながら働ける選択肢が増えています。

残業手当や夜勤手当がつく職場を選べば、収入アップも目指しやすく将来への安心につながるでしょう。現在は女性でも働き方を選びやすい時代になっており、無理のない働き方で生活を支えられる環境が広がっています。

2.仕事選びで失敗しないために中卒女性が持つべき3つの軸とは?

中卒から仕事を選ぶときは、自分に合う職場かどうかを見極めるコツを持つことが大切です。軸があれば、人気やイメージだけで選んで失敗する心配が減り、安心して働ける仕事を選びやすくなります。

ここでは、そのために意識したい3つの軸をご紹介します。このあとに紹介する「おすすめの仕事」を見るときのヒントにもしてください。

  • 仕事のキツさが自分に合っているか
  • 専門性を身につけられるか
  • 結婚・出産後も働き続けられるか

2-1.仕事のキツさが自分に合っているか

仕事を選ぶときに大切なのは、どのようなキツさなら自分は続けられるかを知ることです。一口に「キツい」といっても、その内容は仕事によってまったく違います。

例えば、体力に自信がない方が重い荷物を運ぶ配送ドライバーを選んだり、立ちっぱなしの接客業を選んだりすると、長く続けられないかもしれません。

仕事ごとに、次のようなキツさがあります。

キツさの種類 大変さ 主な仕事の例
動き回る・運ぶキツさ 体力が必要。重たい物を扱うこともある 介護職、工場ライン作業、倉庫作業、配送ドライバー
長時間立ち続けるキツさ 足が疲れやすい。休憩が少ないこともある 小売・接客業、飲食店スタッフ、レジ、アパレル販売
不規則な時間のキツさ 夜勤などで生活リズムが崩れやすい 介護の夜勤、警備、24時間工場、長距離ドライバー
ずっと座りっぱなしのキツさ 肩こり・集中力の負担が大きい 事務職、コールセンター、データ入力、受付

どれが自分にとって負担になるのかは人それぞれです。だからこそ、仕事を探すときは、今だけでなく10年後、20年後も続けられるかという視点を大事にしてください。

無理のある働き方を選ばなければ、長く安心して働ける環境を見つけやすくなります。

2-2.専門性を身につけられるか

「中卒だから不利なのでは……」と感じているなら、この視点はとても大切です。学歴に頼らなくても、仕事を通して自分だからできることが増えていけば、大きな強みになります。

例えば、資格が必要な仕事や、経験を重ねるほどスキルが身につく仕事なら、会社からの評価も上がりやすくなるでしょう

専門性が身につけば、「この仕事はあなたに任せたい」と言われる存在になります。選べる仕事の幅が広がり、収入アップや昇給といった成功につながるかもしれません。学歴に自信がなくても、専門性を武器にすれば不利を逆転できるチャンスがあります。

2-3.結婚・出産後も働き続けられるか

女性の仕事選びでは、この先ずっと働けるかどうかがとても大切です。結婚や出産、育児、そして家族の介護など、ライフイベントによって働き方が変わる時期が必ず訪れます。

そのときに「辞めるしかない……」という状況を避けるために、柔軟に働き続けられる制度が整っている職場かを最初から意識しておきましょう。

実際に、社会全体も働き続けやすい方向へ進んでいます。厚生労働省の調査では、2023年度に出産した女性の84.1%が育児休業を取得しています。また、休業後に復職した方の割合も93.2%と高く、多くの女性が一度休んでも仕事に戻れていることがわかりました。

制度があるだけではなく実際に使われ、戻って働いている方がいるという実績は、安心して仕事を選ぶための大きな判断材料になります。

求人情報や面接では、次の点も確認してみてください。

  • 産休・育休の取得実績があるか(実際に復帰している先輩がいると安心)
  • 復帰後に時短勤務やテレワークなど、両立しやすい制度があるか
  • 女性が多く活躍し、子どもの急な事情にも理解のある職場か

長く働くためには、給与だけでなく福利厚生や女性が活躍できる環境も重要です。自分の生活に合った働き方ができる職場を選べば、将来の不安を減らしながらキャリアを続けられます。

3.中卒女性におすすめの仕事15選

それでは、中卒女性でも安心してスタートできて、将来自信を持てる専門性や収入アップを目指せる仕事をご紹介します。

未経験から始められる職種も多く、生活スタイルに合わせて選びやすいのが特徴です。ここにある仕事を、前の章で紹介した3つの軸を意識しながらチェックしてみましょう。

  • 一般事務職
  • 経理事務職
  • 総務職
  • 営業職
  • 小売・接客業
  • コールセンター
  • 介護職
  • 保育補助
  • 調理スタッフ
  • 配送ドライバー
  • 清掃スタッフ
  • 工場勤務
  • ITエンジニア
  • Webデザイナー・Webライター
  • 美容系スタッフ

3-1.一般事務職

一般事務職は、事業活動のなかで生じる事務的な仕事を幅広く担当する仕事です。具体的な仕事内容は多岐にわたりますが、パソコンを用いたデータ入力や資料作成、電話・来客対応などをおこないます。

一般事務職は未経験歓迎の募集が多く、特に女性が積極的に採用されやすい傾向にあります。体力的な負担が比較的小さく、安定した勤務時間や環境で働けるのも安心できるポイントです。

近年は、働きやすさを重視する企業が増えており、時短勤務や在宅勤務、フレックスタイム制度などを取り入れる職場も増加しています。このような柔軟な働き方は、結婚や出産、育児後も仕事を続けたい方にとってメリットになるでしょう。

基本的なパソコン操作やWord・Excelなどのスキルがあれば、将来的に経理事務や総務など別の職種にステップアップする道も開けます。

3-2.経理事務職

経理事務職は、企業におけるお金の動きを管理する仕事です。経費の精算や売上・入金の確認、預金管理などが中心で、数字を丁寧に扱う力が求められます。

未経験歓迎の求人もありますが、経理職として働くにはお金(簿記)の知識を持っていると採用で有利になりやすく、入社後の評価も上がりやすい職種です。

経理の仕事は会社にとって必要不可欠な業務なので、どの業界でもニーズがあり、景気の影響を受けにくい点が安心材料です。経験を積めば給与アップや正社員登用が狙え、将来的には経理のスペシャリストとしてキャリアアップする道もあります

学歴より実務経験や専門性が重視されるため、中卒の女性でも努力しだいで収入を上げていける仕事です。

また、デスクワークが中心のため体力面の負担が少なく、結婚や出産を迎えても働き続けやすいのも魅力です。時短勤務やリモートワークを取り入れている会社も多く、自分の生活に合わせた働き方が実現しやすい仕事といえるでしょう。

3-3.総務職

総務職は、会社運営がスムーズにいくように環境を整え、会社全体の運営を支える仕事です。備品設備の管理や社内ルールの整備、書類の作成や来客対応など、多くの部署と関わりながら仕事が進むため、人から頼られる場面が多い職種といえます。

総務職は事務職と兼ねて人材を募集している企業が多いです。事務職と同様に未経験からチャレンジしやすく、また女性向けの求人も豊富にあるため、チェックしてみてください

さらに、総務で身につく調整力や事務処理能力は、どの業界でも活かせる強みとなり、将来の転職やキャリアチェンジにも役立ちます。中卒の女性でも、経験を積み重ねるほどに専門性が高まり、長く働ける仕事です。

3-4.営業職

営業職は、お客様の課題を聞き取り、商品やサービスを提案する仕事です。成果が数字で見えやすいため、学歴よりもコミュニケーション力や丁寧さが重視されます。

努力したぶんだけ評価されやすく、中卒でも高収入を狙いやすいのが魅力です

営業職と聞くと、外回りやノルマなどキツいイメージがありますが、最近は外回りをせずに電話やメールで提案するインサイドセールス(内勤営業)の求人が増えています。

体力に自信がない方でも挑戦しやすい選択肢が広がっています。女性を採用する職場が増えており、結婚・出産後も働き方を調整しながらキャリアを続けやすい環境が整っている企業も多いです。

営業として経験を積むと、カスタマーサポートや企画営業などキャリアアップの道が広いこともポイント。中卒女性でも成長できる仕事を選びたい方におすすめです。

3-5.小売・接客業

小売や接客業は、飲食・アパレル・インテリア・家電など、幅広い分野でお客様と直接関わる仕事です。

販売やレジ対応、商品の陳列、店舗の案内などが中心で、特別なスキルは必要なく、特に接客業は学生のアルバイトの求人情報も豊富にあります。中卒女性でも比較的採用されやすい仕事といえるでしょう

この仕事の魅力は、自分の好きな分野を選べることです。ファッションが好きならアパレル、体を動かしたいなら店舗スタッフといったように、働き方の選択肢が広くあります。

また、ほとんどの店舗でシフト制を導入しており、子育てや生活リズムに合わせて働き方を調整しやすいのもポイントです。

経験を積むほど接客スキルやコミュニケーション力が評価され、店長補佐や商品担当など、キャリアアップで収入を上げられる道もあります。

「人と話すのが好き」「動きのある仕事がしたい」という中卒女性におすすめの働き方です。

3-6.コールセンター

コールセンターは、電話やメール、チャットなどを使ってお客様の質問に答える仕事です。店舗での接客と違って立ちっぱなしではないため、体力面の負担が少なく、体力に自信のない女性でも働きやすい仕事といえます。

業務マニュアルが整っている企業が多く、未経験からでも始めやすい職種です。仕事に慣れるほど対応力やコミュニケーションを取る能力が高まり、評価につながりやすいのが魅力です。

また、在宅(リモート)やシフト制の仕事も増えており、子育てや家庭との両立できる環境が広がっています。

コールセンターで得られるスキルは、営業やカスタマーサポートなどにも活かせるため、キャリアの選択肢が広い点も安心材料です。

「接客は好きだけど体力面が不安……」という方にとって、続けやすい働き方といえるでしょう。

3-7.介護職

介護職は、高齢者や障がいのある方など、自分だけでは日常生活を送ることが難しい方に対してさまざまな介助サービスを提供する仕事です。

具体的には、食事や入浴の補助、掃除や買い物の手伝い、見守りなど、生活を支える大切な役割を担います。

高齢化社会といわれている日本において、介護職は年々必要性が高まっており、人手不足の傾向が続いています。そのため、一度就職すれば安定して働き続けられるでしょう

未経験や学歴に自信がなくても、介護職の求人は多く、中卒の女性でも応募しやすいのが特徴です。資格取得支援や研修制度を整えた職場もあるため、働きながら手に職をつけることで自分の将来的にも安定できる働き方が期待できます。

また、介護の仕事は「人の役に立つ」「ありがとう」と言われやすい仕事で、やりがいと評価を感じやすいのも魅力です。

さらに、夜勤手当や交通費支給といった待遇を整えた施設もあり、収入を確保しやすい点も見逃せません。ライフステージが変わっても、スキルや実績を積めば介護スタッフからリーダー職やケアマネージャー、施設管理者などへのキャリアアップも可能です。

3-8.保育補助

保育士の国家資格は、厚生労働省の定めにより「短大・専門学校卒」または「高卒認定+実務経験」などが必要ですが、保育補助であれば資格や学歴がなくても働ける職場が多くあります。

保育補助の仕事内容は、子どもの見守りや遊びのサポート、食事・トイレ介助、保育室の掃除などです。未経験でも始めやすく、現場で子どもとの関わり方を学びながら働けます

さらに、働きながら「子育て支援員研修」などを受けることで、将来的に保育士資格を目指したい場合にも実務経験が役立ちます。家庭と両立しやすいシフト制の園も多く、続けやすいのが魅力です。

3-9.調理スタッフ

調理スタッフは、マニュアルに沿った作業が多いため、資格や経験がなくても始めやすい仕事です。実際に、求人では「無資格可」「未経験歓迎」「研修あり」といった条件が多数あり、初めての仕事でも安心してスタートできます。

調理補助や盛りつけなど簡単な工程から始めることで、自然と料理の基本や段取り力、手際、清潔にする管理方法などのスキルを身につけられます。

家事の経験が活きやすく、女性にも取り組みやすい働き方で、「手に職をつけたい」「安定した収入と将来を考えたい」という中卒の女性にもおすすめです。

3-10.配送ドライバー

配送ドライバーは、企業や店舗、個人宅に荷物を届ける仕事です。主に日用品や食品、工業用品、資材関係などの荷物・商品などを運搬・配送します。

オンラインショップの需要が高まっている現代では、配送ドライバーの募集も多くあります。普通自動車免許があれば応募できる求人も多く、未経験からスタートしやすいのが魅力です。

近年は、重い荷物を扱わない「軽貨物」や、毎日決まった場所に届ける「ルート配送」など、体力面で無理のない働き方も選べます

運転が好き、黙々と仕事をしたいという方に向いており、頑張ったぶんだけ収入アップにつながる案件もあります。勤務時間に配慮した職場も増えており、将来もニーズが続く仕事です。

3-11.清掃スタッフ

清掃スタッフは、オフィスや店舗、個人宅などをきれいに整える仕事です。資格や学歴を問わず始められ、未経験歓迎の求人が多い点が、中卒の女性にとって大きな魅力です。

厚生労働省が定める職業分類「ハウスクリーニング」は、特別な資格がなくても従事できる職種とされています

また、日本では共働き家庭の増加や、高齢者の家事支援ニーズ、衛生意識の高まりなどから、清掃サービスの需要が今後も続くと見込まれています。

仕事をしながら、汚れを落とす技術や段取り力、衛生管理といった専門スキルが自然と身につき、品質が評価されれば正社員や現場リーダーへのステップアップも可能です。

特に、個人宅のハウスクリーニングでは、女性ならではの細かい気配りが喜ばれる場面が多く、長く続けやすい働き方でしょう。

3-12.工場勤務

工場勤務は、自動車や食品などの製造ラインで、加工・検品などの作業をおこなう仕事です。自動車工場や食品工場などがあり、分野によって仕事内容が変わります。

求人の多くは学歴不問で、未経験でも正社員として採用されやすいのが特徴です

入社後に機械の使い方や作業手順を教わるため、特別な資格がなくても始められます。働きながらフォークリフト免許などを取得すれば、収入アップやポジションの幅を広げられるでしょう。

「安定した収入を得たい」「長く働きたい」という中卒の女性にも向いています。

3-13.ITエンジニア

ITエンジニアは、コンピューターを動かすためのシステムを設計したり、管理したりする仕事です。

例えば、設計を中心におこなうシステムエンジニアや、ネットワークの設計構築・運用・保守をおこなうネットワークエンジニアなど、さまざまな職種があります。

近年は、デジタル化の進展にともなってITの需要が一段と高まっており、未経験歓迎の求人も増えています。プログラミングやITの基礎知識がイチから学べる教育制度や研修つきの企業もあり、スキルを身につけながら働き始められる環境が整ってきている点がポイントです。

知識やスキルが身につけば長く活躍でき、キャリアの幅は広がります。学歴や出発点に自信がなくても、努力と学びで道を切り拓けるのがITエンジニアの強みです。

将来を見据えた働き方と収入、そして多様なキャリアの選択肢を手に入れたい方にとっておすすめの選択肢といえます。

3-14.Webデザイナー・Webライター

ITエンジニアと同じデジタル分野の仕事ですが、Webデザイナーはサイトの見た目などを作る制作寄りの職種、Webライターは文章を作る表現寄りの職種です。

どちらも学歴より「つくれる力」が重視されることが多く、中卒の女性でもスタートしやすい働き方です

オンライン上で働けるため、在宅勤務や副業から始めるなど、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。デザインや文章力を磨けば、WebマーケティングやSNS運用などにもキャリアが広がり、長く続けやすい職種といえます。

スキルを身につけたぶんだけ評価されやすいので、「自分の力で収入を上げたい」という方にもおすすめです。

3-15.美容系スタッフ

美容が好きな女性に人気のある仕事です。美容師は国家資格が必要で、高卒以上が求められる専門学校への進学が必要になります。

一方で、ネイリスト・エステティシャン・アイリストなどは、学歴不問で民間スクールやサロンの研修からスタートできるケースが多く、中卒女性でも挑戦しやすい職種です

お客様の「キレイになりたい」という願いを形にするため、求められるのは学歴ではなく、技術力・提案力・センスといえます。経験を積むほど指名が増え、収入アップや独立も目指しやすいことが魅力です。

働き方もサロン勤務からフリーランスまで幅広く、結婚・出産後も続けやすいでしょう。

4.もし自分の学歴に不安があるなら

中卒であることに不安があるなら、資格の取得や高卒認定試験を受けるのも手段の一つです。特に、高卒認定を取得すれば、高卒の方と同等の学力があることを証明できます。企業側が持つ印象も変わってくるでしょう。

高卒認定を取得するために努力したことを面接で伝えれば、勉強を頑張れることや働きたい強い意志を持っていることをアピールできます。

ここでは2パターンの手段をご紹介します。

  • 中卒女性の武器になる資格を取る
  • 高卒認定試験を受ける

4-1.中卒女性の武器になる資格を取る

中卒というだけで、応募できる仕事が限られてしまう可能性があります。
その壁を越えるために役立つのが「資格」です。

資格を取ることで、「この仕事ができる力があります」と客観的に証明できるため、学歴では判断されにくくなり、採用の幅も大きく広がります

また、専門的な仕事を選べるようになり、将来的にも収入アップや安定した働き方にもつながるでしょう。

ここではおすすめの資格を5つご紹介します。

  • 日商簿記検定
  • 秘書検定
  • MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
  • ITパスポート
  • 介護職員初任者研修

4-1-1.日商簿記検定

日商簿記は、企業におけるお金の知識や管理能力を証明するための資格です。主に事務職や経理職への就職に役立ちます。

企業では経理はもちろん、一般事務でもお金に関する作業が発生するため、簿記の知識がある方は重宝されます

企業によっては、事務職と経理職の両方の仕事を任されることもあり、保有していれば就職を狙える仕事の幅が広がります。

未経験から事務・経理を目指したい中卒の女性にとって、チャンスを広げてくれる心強い資格です。

4-1-2.秘書検定

秘書検定は、言葉遣い・電話対応・身だしなみなど、社会人に欠かせないビジネスマナーが身についていることを証明できる資格です。

秘書に限らず、小売・接客業などの顧客と直接関わる仕事において、有利に働く可能性があります

学歴で判断されやすい場面でも、「丁寧な対応ができる人」というプラス評価を得られるため、中卒の女性にとって職場の選択肢を広げてくれる資格です。

4-1-3.MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)

MOSは、Word、Excel、PowerPointなど、Microsoft社のOfficeソフトを利用するスキルを証明する資格です。

事務職だけでなく、多くの仕事で日常的に使われているため、実務スキルがある人材として評価されやすくなります。

入力作業だけでなく、資料作成やデータ管理などにも対応できれば、応募できる求人の幅が一気に広がるでしょう

4-1-4.ITパスポート

ITパスポートは、情報セキュリティやネットワーク、ビジネスに関する基礎的な知識を持っていることを証明できる資格です。

ITエンジニアを目指す際の最初のステップとして受ける方が多く、学歴に関係なく挑戦できます。

基礎力の証明になるので、採用担当者にもスキルをアピールしやすくなる点がメリットです

4-1-5.介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、在宅・施設を問わず、介護職として働くための基礎知識・技術を得るための研修です。研修を終えることで、介護職員初任者研修の資格を取得できます。

介護職の仕事は、無資格でも始めることができますが、資格を持っていれば、給与アップや正社員採用のチャンスなど、よりよい条件で働き始められる可能性があります。

高齢化が進む日本では介護人材の需要がとても高く、一度資格を取って経験を積めば、結婚・出産後の復帰や転職もしやすいのが魅力です

4-2.高卒認定試験を受ける

もう一つの方法として、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)を受けるという選択肢があります。合格すれば「高卒と同等の学力がある」と証明でき、応募できる求人や進学先が大きく広がります。将来の可能性を狭めないための手段としておすすめです。

ただし、学歴そのものより「何ができるか」が評価される時代です。大切なのは、資格取得をきっかけに事務スキルや介護の実務経験などを積み、「中卒から〇〇のプロになった」という肩書きを自分のものにしていくことです。実務スキルは、学歴コンプレックスを逆転する一番の武器になります。

5.中卒女性が自分に合う仕事を探すためにできること

中卒女性が自分に合う仕事を探すために、以下の点も意識しましょう。

  • 学歴不問や未経験歓迎の求人に応募する
  • 人材不足の業界を狙う
  • 焦って仕事を決めない
  • 自分の得意・不得意や好き・嫌いを書き出す
  • キャリアプランを立てる

5-1.学歴不問や未経験歓迎の求人に応募する

求人サイトを見ていると、学歴不問や未経験歓迎などの記述を目にすることがあります。

このような記載がある企業は、学歴や経験に関係なく、積極的に採用をおこなっている傾向があるため、特に早く仕事を見つけたい方におすすめです。

また、未経験からでも働きやすいように新人向けの教育体制やマニュアル、先輩によるサポートが整っていることも多いです。

5-2.人材不足の業界を狙う

人材不足の業界は、学歴や経験に関係なく、積極的な雇用をおこなっている傾向にあります。具体的には、介護やIT、製造業などは、現在も深刻な人材不足の業界として挙げられます。

こうした業界では、働きながら資格を取ったり、スキルを身につけたりすることで、将来にわたって安定した働き方を築けるチャンスがあります。初めての仕事でも応募しやすく、成長と安定を両立しやすいのが魅力です。

5-3.焦って仕事を決めない

早く就職したいからといって焦るのは禁物です。焦って適当に仕事を決めると、本当はやりたい仕事ではなかったり、自分に合わない職場環境だったりして、結果的にすぐ退職する恐れがあります。

なかなか仕事が決まらないと、「働けるならどこでもいい」と考えてしまうこともありますが、転職を繰り返すことにならないために、自己分析や業界研究に時間をかけて自分に合う仕事を探しましょう。

5-4.自分の得意・不得意や好き・嫌いを書き出す

「どのような仕事が向いているのかわからない……」というのは、多くの中卒女性が感じている悩みです。難しく考える必要はなく、まずは自分の好き・嫌いや得意・不得意を簡単に書き出してみましょう。

例えば、次のようなポイントを考えてみてください。

  • 人と話すのは好き?それとも苦手?
  • チームで進める仕事と、一人でコツコツ進める仕事、どちらが楽?
  • 立ち仕事とデスクワーク、どちらが続けやすい?
  • 細かい作業は得意?疲れやすい?
  • パソコン作業が苦じゃない?抵抗がある?
  • 体力には自信がある?無理はできない?

こうした整理をしておくと、自分に合わない仕事を避けやすくなり、すぐに辞めてしまうリスクを減らせます。また、書き出した内容はそのまま面接での自己PRの材料にもなるので、就職活動がスムーズに進みます。

「向き・不向き」を見える化することが、後悔しない仕事選びに必要なポイントです。

5-5.キャリアプランを立てる

自分の理想の姿を考え、将来のキャリアプランを立てることも大切です。「3年後は〇〇の資格を取る」「将来は事務の正社員として安定したい」など、小さな目標でも構いません。

働いてみたい業界、身につけたい知識やスキルなど、何歳までにどのような自分になっていたいかを、一度考えてみましょう

自分の理想に近づける仕事を探すことで、結果としてミスマッチが減り、長く働ける環境に就職することができます。

6.中卒女性が効率よく仕事を探す方法

中卒女性が働きたいと考えたとき、以下の方法で効率よく仕事を探せます。それぞれの方法をご紹介します。

  • 求人サイトで仕事を探す
  • ハローワークで仕事を探す
  • アルバイトから正社員登用を目指す
  • 派遣社員から正社員登用を目指す

6-1.求人サイトで仕事を探す

求人サイトには、学歴不問・未経験歓迎など、数多くの求人が掲載されており、自分の希望する条件で検索し、求人情報をチェックできます。

また、求人サイトによっては仕事探しの不安や悩みを相談できるサービスを用意している場合もあります。自分だけで探すよりも、プロのサポートを受けると、ミスマッチを防げるのもポイントです。

JOBPALでは製造業や倉庫作業など、中卒の女性が働きやすい仕事を多数掲載しています。求人検索はもちろん、面談で希望に合う仕事をご紹介いたしますので、初めての就職でも安心してご利用いただけます。

6-2.ハローワークで仕事を探す

ハローワークは、地元の中小企業の求人情報を数多く取り扱っています。求人情報をチェックできるだけではなく、職業訓練を受けることも可能です。

地元で就職したい方や職業訓練を受けたい方は、ハローワークへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

6-3.アルバイトから正社員登用を目指す

中卒女性の場合、いきなり正社員だけに絞ると選択肢が狭くなることがあります。アルバイトなら、正社員よりも採用のハードルが低いため、とりあえず仕事を見つけやすいです

実際の仕事を通して経験を積み、上司から評価されることで、正社員登用につながりやすくなります。

会社のことや仕事内容を知った状態で正社員になれるため、入社後に「想像と違った……」という問題を防げます。

6-4.派遣社員から正社員登用を目指す

アルバイトではなく、派遣社員から正社員を目指すのもおすすめです。アルバイト同様、派遣社員も正社員より採用のハードルが低いため、仕事を見つけやすい傾向にあります。

紹介予定派遣制度を利用すれば、後々の直接雇用を前提とした働き方ができるので、正社員登用を希望するのであればぜひ利用しましょう

7.仕事を探している中卒女性からよくある質問

最後に、仕事を探している中卒女性からよくある質問と回答をご紹介します。

7-1.中卒女性でも正社員になれる?

中卒であっても正社員になるチャンスは十分あります。学歴不問や未経験歓迎の求人に応募すれば、学歴を問われないので正社員への道が開けます。

7-2.中卒女性が面接を通過するコツはある?

企業が学歴より見ているのは、「仕事にどれだけ前向きに向き合えるか」という姿勢です。「なぜその仕事がよいのか」「どのような力を活かせるのか」をはっきり伝えられると、面接の印象は大きく違ってきます。

働きたい理由を前向きに話し、自分の長所や強み、仕事に活かせる特技などもアピールできるように準備することが面接を通過するためのコツです。準備を重ねて、自信をもって面接に臨みましょう。

7-3.中卒女性でも一人で仕事を見つけられる?

求人サイトで検索したり、知人に仕事を紹介してもらったりすれば、一人で仕事を見つけることは可能です。

とはいえ、職場の雰囲気が合わなかったり、条件をよく確認できなかったりして、就職後に「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうリスクもあります。

少しでも不安があるなら、経験豊富なアドバイザーと一緒に仕事を探すのが安心です

JOBPALの面談では、転職に関する相談ができます。一人で悩まずお気軽にご相談ください。

7-4.結婚・出産後も長く続けやすい仕事はありますか?

あります。大切なのは、家庭の変化に合わせて働き方を調整しやすいかどうかです。働きやすい仕事の例としては、次のようなものがあります。

  • 事務・Web系:在宅勤務や時短勤務に切り替えやすい
  • 介護・工場・清掃:人手不足で再就職しやすく、シフトの融通がききやすい
  • コールセンター:残業が少ない職場も多く、家庭と両立しやすい
  • 販売・接客業:短時間勤務や土日休みのシフトが選べる職場も増えている

まずは正社員として経験を積んでおくと、産休・育休などの制度を使えるため、結婚や出産があっても安心して働き続けられます。将来を見据えて続けやすさをメインに仕事を選ぶことが大切です。

8.まとめ

中卒であることは、不利ではあっても「壁」ではありません。学歴不問・未経験歓迎の求人を選べば、正社員として活躍できるチャンスはたくさんあります

さらに、資格取得や得意・不得意の整理をしておくことで、自分に向いている仕事が見つけやすくなり、採用率も上がります。結婚・出産といったライフイベントを迎えても、働き続けられる仕事を選べば、将来の不安も少なくなるでしょう。

ただ、一人で仕事を探すのは迷いやすいものです。そのようなときは、ぜひJOBPALを頼ってください。あなたの希望に合った仕事を一緒に見つけましょう。

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